人材業界に向いてる人の特徴を一言で表現すると、「コミュニケーション能力がある人」です。ただ、仕事内容によって少しずつ適性が変わり、それを把握しないまま人材業界に飛び込んでしまうと思わぬところでつまづいたり、後悔をしてしまうことがあります。
人材業界を目指すなら、人材業界の特徴を押さえ、おもな4つの仕事を把握しましょう。そしてその仕事内容に沿って、人材業界に向いてる人の特徴をつかんでいけば、自分の適性や強みが活かせる仕事を見つけることができます。
この記事ではキャリアコンサルタントの加藤さん、古田さん、谷所さんと一緒に、人材業界の仕事内容や仕事内容別に向いてる人の特徴を解説していきます。人材業界への理解を深め、自分に合った仕事を見つけてくださいね。
人材業界に向いてる人の特徴は仕事の内容によって大きく異なる
人材業界にはおもに4つの仕事があり、仕事内容によって向いてる人の特徴は変わります。それを理解しないまま働き始めてしまうと、仕事内容がしっくりこなかったり、自分には合っていないと感じたりして、早期退職へとつながってしまう可能性もあるのです。
この記事でははじめに、人材業界にある4つの仕事内容を詳しく解説していきます。興味の湧く仕事内容を確認して、働くイメージを膨らませていきましょう。
そして次に、その仕事の分類に沿って人材業界に向いてる人の特徴を取り上げていきます。惹かれている仕事で自分の強みが活かせそうかを考え、じっくりと向き合ってくださいね。
また、人材会社出身のキャリアコンサルタントから、人材業界に向いてる人の中で特に活躍できる人の特徴を解説してもらいます。自分らしいキャリアビジョンを描くためにも、その解説を活かして志望動機や面接対策に役立ててください。
ひとえに人材業界といっても、仕事内容がまったく違います。何の業務に携わるかは、仕事をするやりがいに直結します。しっかりと仕事の4分類を認識したうえで、就職活動をしましょう。
せっかくご縁のあった会社を仕事内容の不一致で退職することは避けたいところです。早期の退職は自身の今後のキャリアにも悪影響を残す可能性もありますよ。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
人材業界とは? おもな仕事4分類を把握しよう
人材業界とは、働きたいと考える求職者と、人材が欲しい企業を仲介する業界のことを指します。たとえば、大手企業としてリクルートホールディングスやパーソルホールディングス、アウトソーシングなどが挙げられます。
企業によって仕事内容は異なるものの、人材業界のおもな仕事内容はこれから解説する4つです。あとで向いてる人の特徴を仕事内容の4分類ごとに紹介するので、まずは仕事内容を詳しく把握しておきましょう。
①人材紹介:人材と企業をマッチング
人材紹介は、学生や転職者などの求職者と人材を求めている企業をマッチングすることがおもな仕事内容となります。人材業界と聞いて多くの人がイメージする仕事といえるでしょう。
仕事内容は企業にもよりますが、求職者側を担当するキャリアアドバイザー(CA)と、企業側を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)に分かれます。そして各アドバイザーが連携しながら、求職者と企業側のそれぞれの要望をすり合わせていくのです。
以下では、CAとRAの仕事をそれぞれ解説していきます。
キャリアアドバイザー(CA)
CAは求職者の就活の始まりから終わりまでをサポートする仕事です。求職者へのヒアリングで仕事選びの条件を確認し、その人に合った仕事を紹介するのがメインで、選考対策としてエントリーシート(ES)の添削や模擬面接での指導なども担当します。
時には、求職者の希望だけではなく、強みや適性を見極めて希望とは違う求人情報を紹介することもあります。また、RAから共有された企業が求めている人材の情報をもとに、合いそうな人材に求人情報を提案することもあるのです。
求職者に寄り添いながら、その人のキャリアプランを一緒に考え、実現のサポートができる仕事といえます。
求職者のほとんどが自己理解ができておらず、さまざまな悩みや課題を持っています。CAは、そういった求職者の中にある答えを引き出す手伝いをするのです。
最終的に求職者が納得いく答えを見つけて笑顔を見せてくれたときが最高に幸せですよ。
リクルーティングアドバイザー(RA)・法人営業
RAは、企業の人事や採用担当者と打ち合わせをしながら、求めている人物像を精査し、企業の希望に応じた人材を紹介するという仕事です。企業によってはRAではなく、法人営業と呼ばれることもあります。
RAは企業の要望を聞くだけではなく、企業が求めている人物像が集まりづらいと判断したら方向転換を提案するなど、企業の採用の方針を一緒に作り上げるという仕事もあります。そのため、後ほど紹介する人事コンサルティングにも近い仕事内容にもなるのです。
RAは何社もの企業の採用活動にかかわるので、その分多くの求職者に影響を及ぼす仕事といえるでしょう。
RAは、企業の要望を満たす人材を紹介できなければビジネスが成立しない難しさがあります。
該当する人材を紹介できない場合、求める人材の転換を提案することもありますが、他社で人材紹介が成立してしまうこともあるので苦労することも多いのです。
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
②人材派遣:人材を企業に紹介
人材派遣は、自社に登録しているスタッフを、人材を求めている企業に紹介する仕事です。
人材派遣の中でも、内勤の仕事はコーディネーターと呼ばれています。自社に登録しているスタッフに求める収入や働き方をヒアリングしたり、持っているスキルを確認したりして、仕事を紹介する仕事です。また、派遣後の悩み相談などにも対応しています。
また、外勤の仕事は法人営業と呼ばれ、派遣社員を活用する企業を新規開拓したり、取り引きのある企業がどのような人材を何人ほど必要としているのかなどを調整したりします。
人材派遣はその人に最適な仕事をあっせんし、企業にとっては有効な人員補充ができるようなサポートをする仕事といえるのです。
③求人広告:企業の採用情報を宣伝
求人広告とは、企業の採用活動を広告でサポートする仕事です。企業の求める人物像だけではなく、企業の特徴や強みを広告で打ち出し、広く人材を集めるための手助けをします。
業務内容としては、掲載する企業の開拓や掲載内容の打ち合わせ、反響の分析や内容の修正などです。企業と何度も打ち合わせを重ねながら、その企業のニーズに合った広告を作ることが求められます。
広告の掲載は自社の就活サイトだけでなく、テレビや街頭ポスター、Webページなど、さまざまな手法があります。内容も千差万別なため、創作性の高い仕事でもあるのです。
- 求人広告の仕事をやるには、人材会社と広告会社のどちらに入社した方が良いですか?
人材会社の方が企業に喜んでもらえているという実感を得やすい
人材会社と広告会社の仕事はどちらも人の役に立つ仕事ですが、人材を求めている企業を喜ばせることを重視するなら、人材会社の方が実現しやすいかもしれません。
広告会社はおもな業務内容が、人材会社からの要望に沿って広告を作ることになり、実際に人材を求めている企業との接点は少ない傾向にあります。
そのため、広告によって人材が集まったかが検証しづらく、人材を求めている企業のためになったという実感も得づらい場合が多いのです。
ただ、社会的な人脈を広げるという点においては、BtoCよりもBtoBの方が実現しやすいです。そのため、人脈を広げることを考えるなら、広告会社でBtoBの営業をするのが良いのではないでしょうか。
求人広告の仕事の何に重きを置くかで選択肢が変わってきます。まずは自己理解、自己分析、企業研究などをしっかりおこないましょう。
求人広告だけではなく、広く広告業界を目指している人もいるのではないでしょうか。広告業界は倍率も高いため、こちらの記事を参考に広告業界で勝ち抜くための志望動機の作り方を確認してみてくださいね。
例文7選|広告業界で勝ち抜く志望動機の書き方と差別化のコツ
④人事コンサルティング:企業の人事戦略をサポート
人事コンサルティングは、顧客となる企業の人事戦略についてアドバイスをする仕事になります。その企業が組織として発展していくサポートをするのです。
たとえば、社内の人事評価制度を見直すことによって社員のやりがいを創出したり、新卒採用の計画やどんな人材を集めるのかを検討してより適切な人材が確保できるようにアドバイスをしたりする仕事になります。
自分のサポートによって、顧客となる企業の成長が感じられる仕事といえるでしょう。
- 人事コンサルティングは経験が求められる仕事に感じます……。新卒でもやれる仕事でしょうか?
新卒を募集する会社なら教育体制が充実していることが多い
企業の要である「人」に関するコンサルティングをおこなう仕事なので、新卒でもやれる仕事なのかどうか不安に感じる部分もありますよね。
新卒採用をしている会社であれば、はじめは先輩から指示を受けたり、サポートをしてもらったりすることができます。
そしてプロジェクトでの経験を重ね、将来的にプロフェッショナルとして独り立ちできるよう、成長の機会を作ってくれるケースが多いです。
新卒採用をしている人事コンサルティング会社の先輩達は、あなたと同じように新卒から入り経験を積み、現在はプロフェッショナルとして活躍している人でもありますよ。
人材業界のコンサルティング以外にも、広くコンサルティング業務に興味がある人もいるのではないでしょうか。こちらの記事ではコンサルの志望動機や必須のアピール内容を解説しているので、確認しておきましょう。
例文12選|コンサルの志望動機で必須のアピール内容とNG例を解説
かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
人材業界に向いてる人の特徴8選を仕事内容別に解説!
人材業界に向いてる人の特徴は大きく8つ挙げられます。仕事内容によって特に当てはまる特徴が異なるため、ここからは仕事内容ごとに向いてる人の特徴を解説していきます。自分が希望する仕事から見ていきましょう。
また、人材業界に向いてる人の特徴を読みながら、自分の強みと近い部分がないかを確認してください。後半で説明しますが、自分の強みと似た特徴の仕事があなたの適職となる可能性が高いので、自分に合う仕事を見つけてみましょう。
人材紹介:コミュニケーション能力
人材紹介は学生や転職者などの求職者と、人材を求める企業をつなぐ仕事だと説明しました。そのため、求職者と企業の要望を細かくヒアリングしながら、社内でも情報共有をしっかりとおこなう能力が求められています。
これらを加味すると、人材紹介の仕事に向いてる人の特徴としては、コミュニケーション能力の高さが挙げられるのです。ただ、コミュニケーション能力といっても広い意味を持つので、この章では人材紹介の仕事内容に沿った具体的な特徴を説明していきます。
人材紹介の仕事を志望する場合、自己PRでコミュニケーション能力がアピールできると内定に近づきます。こちらの記事を参考に、コミュニケーション能力をアピールする自己PR術をマスターしましょう。
例文12選|コミュニケーション能力の自己PRを3ステップで解説
人材紹介の仕事をするうえで大切なコミュニケーション能力は、12個の言葉に言い換えることができます。志望動機でコミュニケーション能力をアピールする際は、自分に合った表現でアピールしてみましょう。
コミュニケーション能力は12個の言い換えで勝負しよう! 例文つき
特徴①さまざまな人とコミュニケーションがとれる
人材紹介では、さまざまな属性や個性を持った求職者と関係を築きながら、人柄やスキルなどを見極め、マッチングしそうな仕事を紹介するという仕事になります。そのため、どんな人とでもコミュニケーションをとれる力が求められているのです。
たとえば、接客業のアルバイトで顧客対応を楽しいと感じた人や、ボランティア活動で初対面の人ともすぐに仲良くなれた経験のある人などは、いろいろな人とコミュニケーションをとるのが得意な傾向にあるといえます。
初対面の人とでも固い雰囲気にならず、ほど良いコミュニケーションを取ることができる人は、求職者からも本心が引き出せると考えられるので、人材紹介の仕事に向いているのです。
- 年上の人と話すのが苦手です。それでもCAになれますか?
CAになってから苦手意識を克服することもできる
年上の人と話すのが苦手なことを克服できればCAになれます。まずは年上の人と話すのが苦手な理由を考えてみましょう。
私の予想ですが、苦手というよりは、これまで年上の人と話す機会があまりなかっただけではないでしょうか。
CAに限らずビジネスでは、年齢に関係なくコミュニケーションを取ることが必要になります。年上だからといって意識をせず、年上の人に積極的に話しかけるようにしてみてください。
CAとして年上の人とかかわりマッチングする企業を紹介していくことで、苦手意識はなくなっていくでしょう。
特徴②リーダーシップがある
人材紹介の仕事では、求職者の要望に沿った仕事を紹介するだけでは不十分な場面があります。それは求職者が希望している仕事と、その人の強みが合っていないような場面です。
そのようなときは、求職者の要望を汲みつつ方向性を徐々に修正することや、求職者が現時点では希望しない企業についても良さを伝えて選考を受けてもらうように促す必要があります。
このように、ときには求職者をマッチングする仕事へと導く必要があるため、人材紹介の仕事に向いてる人の特徴としてリーダーシップがある人が挙げられるのです。バイトリーダーや部活動の主将などが自分に合っていると感じた人は適性があるといえますね。
リーダーシップがあることを自己PRで伝える方法を知りたい人は、こちらの記事を参考にしていきましょう。
例文17選|自己PRでリーダーシップを最強の強みとして伝える方法
リーダーシップがあることを伝える際、リーダーシップを発揮した経験を盛り込むことで、より納得感のある回答にすることができます。こちらの記事を参考にしてみましょう。
リーダーシップを発揮した経験が伝わる回答例12選! 作り方も伝授
まずはあなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
人材派遣:傾聴力
人材派遣は、企業の要望に応じて適切に派遣スタッフを派遣する仕事になります。ただ、企業の要望に応じてさえいれば良いわけではなく、スタッフが理想とする働き方や収入も尊重しないと、継続的に働いてもらうことはできないのです。
そのため、人材派遣の仕事は企業に対しても、スタッフに対しても要望をしっかりと聞くことが大切になります。また、要望をすべて叶えられるとも限らないため、双方の話をじっくりと聞いたうえで、解決策を見出したり、妥協策を提案できるような傾聴力が求められているのです。
ここからは人材派遣に向いてる人の特徴である傾聴力について、仕事内容に沿ってより詳しく解説していきます。
傾聴力を自己PRで伝える方法を知りたい人は、こちらの記事を参考に作ってみましょう。
14例文|傾聴力の自己PR作成に欠かせない必勝3ステップ
特徴③人の話を聞くのが得意
人材派遣の特徴として、スタッフの働く企業が決まった後も、そのスタッフのフォローが続くことが挙げられます。人材紹介は求職者の就職先が決まれば対応終了となる場合が多い一方、人材派遣の場合は働き出しても自社のスタッフであることは変わらないからです。
そのため、人材派遣の仕事では継続的にスタッフにヒアリングをおこない、その状況に合った派遣先の決定や悩みごとの解決をする必要があります。
話をしっかりと聞くことができると、スタッフも派遣された企業で納得して働くことができます。また人材派遣会社としても派遣先の企業に安定的に人材を派遣できるようになるので、業務を円滑に進めるためにも人の話を聞くことが得意である必要があるのです。
話をしっかりと聞いてもらえることは、相手にとっては嬉しいことです。人の話をしっかりと聞くことができる人は、人材派遣の仕事で接する人たちに信頼感や安心感を与えます。
何かしらあったらすぐに相談をしてくれるという人間関係も構築しやすいでしょう。
特徴④精神的にタフで粘り強い
スタッフから寄せられる相談は、ネガティブな要素を含んでいることも少なくありません。そのため、精神的にタフで、スタッフに対して粘り強く対応していける人が、人材派遣の仕事に向いてるといえます。
人材派遣は自社に登録するスタッフや企業の担当者などからさまざまな意見が寄せられることがあり、それらに粛々と対応していける人が向いてる仕事になります。
たとえば、派遣スタッフ同士でいじめがあったり、聞いていた時給と異なるといった労働条件に関する相談がくることもあります。ケースによっては解決困難な相談となることもあるので、そのような状況にもくじけず対応していける力が必要なのです。
- 精神的にタフで粘り強いという自覚はありますが、人材派遣で苦労することを教えてください。
学生の頃とは違うトラブルを抱えた人に対応することもある
社会人はさまざまな社会経験があるため、そつなく仕事をこなす人もいます。一方で、金銭や家庭内トラブルといった、学生時代に接することがなかったようなトラブルを抱える人がいたり、ほかのスタッフに迷惑をかけてしまう人がいたりもするのです。
また、学生から派遣社員として社会に出ようとしている人の中には、マナーや知識、経験値が乏しく、考え方に幼い部分がある人もいたりします。
人材派遣の仕事では、複雑なトラブルを抱えた人にも社会人の準備ができていない人にも、励ますだけではなく叱ることも時には必要です。
精神的にタフで粘り強いところを活かし、人を育てるという気持ちが大切になります。
粘り強さを企業にアピールするときは、3つのコツを押さえるとより好印象につながります。こちらの記事を参考に粘り強さをアピールする自己PRを作ってみましょう。
例文11選|粘り強い性格の自己PRで知らないと損する注意点
求人広告:冷静さ
求人広告は広告で企業の採用活動を支援する仕事のため、企業の要望だけではなく就活市場や広告の効果など、さまざまな側面を冷静に考える必要があります。つまり、冷静に状況を把握できる力が必須といえるのです。
しかし、求人広告のどんな仕事をするときに冷静さが必要とされているかわからない人も多いのではないでしょうか。これから求人広告の仕事内容に沿って冷静さが必要とされる場面を詳しく解説していくので、向いてる人の特徴を確認していきましょう。
特徴⑤分析力がある
求人広告は結果が数値で現れるため、それらの数値を分析する力が求められます。
制作した広告の効果により何人の応募があったのか、どういう年齢層や目的を持った人に刺さる内容だったのか、企業の要望に沿えたのかなどを正確に分析することによって、広告の効果を向上させ、依頼する企業からの信頼を得られるのです。
また、分析力があることで、会社全体のレベルアップにも寄与することができます。たとえばA社で新卒者向けにおこなったWeb広告で成功した要因を分析し、その要因をB社にも取り入れることで、高い成果を展開することができるのです。
このように、分析力があることで顧客だけではなく自社にも貢献ができるので、必要なスキルといえます。
特徴⑥人と長期的な関係を築ける
求人広告の仕事は、企業からの要望に沿って進められるケースが多くなります。しかし、企業の要望とは違った角度で広告を出した方が成功すると考えられるときには、企業の方針と逆行した意見を出さなくてはならず、難しい決断を迫られることもあるのです。
そのため、企業とは何度も折衝し、相手へ配慮しながらも伝えるべきことを伝えていくことが大切になります。
求人広告の仕事は難しい調整をしなくてはいけない場面もあるため、いろいろな人と長期的に安定した関係を築くことができる人が求められています。
求人広告の仕事は、同じ企業から10年以上にわたって仕事の依頼をもらうことも珍しくなく、創業以来付き合いが続くこともあります。そのため、長期的な関係を築ける力が必要です。
人事コンサルティング:几帳面さ
人事コンサルティングは企業の根幹である人事の部分についてサポートをするため、高い見識が必要とされます。さらに企業にとっては大きな変革となるため、密なコミュニケーションを通して、安心感を持ってもらうことも大切になるのです。
そのため、人事コンサルティングに向いてる人は、仕事に対して真面目に取り組み、かつすべて丁寧にこなしていける人と言うことができます。ここからは人事コンサルティングに向いてる人の特徴を仕事内容に沿って解説していきます。
特徴⑦情報収集能力が高い
人事コンサルティングの仕事は、企業がどんな人材を採用するかといった計画や社内の評価制度についてサポートすることになります。それが変わると人材の構成が変わり、社風にも変化が出たり、社員の働き方も大きく変わるのです。
このように企業に大きな影響をもたらす仕事を遂行するためには、情報収集能力の高さが求められます。他社の成功例を熟知していたり、計画や制度を変更したときに苦労する点などを押さえておくことで、企業への効果を最大化することができるのです。
情報収集能力が高い社会人は、本やインターネット、SNSやTVニュース・新聞などで配信されている情報を収集するだけではなく、集めたい情報を持っているクライアントや人から直接話を聞くなど、自ら調査して収集もしています。
特徴⑧連絡をまめに取ることができる
人事コンサルティングではさまざまな企業とやりとりをすることになるため、その企業に合ったペースで連絡をやり取りする必要があります。また、連絡するツールが企業によっても異なるため、それらをチェックし、まめに連絡を取る力が求められるのです。
たとえば、A社ではメール、B社ではLINE、C社ではteamsなど、ツールを使い分けなければいけない場面もあるでしょう。また担当者によってメールより電話が良い、休日でも関係なく連絡が欲しいなど、要望がそれぞれ違うこともあります。
人事コンサルティングの仕事では、企業の管理職の人とも接する機会が多くなります。そのため、年齢や立場が上の人も失礼のない内容で、細かく連絡をとっていくことができると、顧客からの信頼も厚くなるのです。
人材コンサルティングは、悩みや不安を抱える顧客と並走することで安心感を与え、信頼関係を築きます。連絡をまめに取らないと、その信頼関係が崩れてしまうのです。連絡がまめに取れないと、契約打ち切りになる可能性もゼロではありません。
人材会社出身の専門家に聞く! 人材業界で活躍できる人の特徴
人材業界に向いてる人の特徴を把握した後は、活躍するために大切なポイントもつかんでいきましょう。ここでは、人材派遣会社で15年間にわたりキャリア相談を受けた実績のある加藤さんに、人材業界で活躍できる人の特徴を聞いていきます。
加藤さんは人材派遣会社にて人材紹介事業部を立ち上げ、これまで1万8,000人以上のキャリアに携わっています。ご自身でも会社を立ち上げ、今なお多くの人や企業のキャリア支援に携わっているので、人材業界で活躍する人の特徴を教えてもらいましょう。
アドバイザーコメント
加藤 賀子
プロフィールを見る活躍できる人の最大の特徴は「人とかかわることが好き」であること
人材業界で活躍する人の特徴は、ずばり「人とかかわることが好き」ということです。人材紹介と人材派遣では、クライアントが人であることはもちろん、クライアントに提供するサービスも人になります。
ただし、人それぞれ価値観や考え方も違うので、関係構築に時間がかかったり、情報共有も片方だけではなく両方への共有が必要となったりします。情報共有が遅れることで、クレームになることもあるので、常にタイムリーに人とかかわり続けなければなりません。
そのため、人と関わることが苦にならず、楽しい、好きと感じる人が良いでしょう。
4分類のうちどの仕事でキャリアを築きたいかを決めることが大切
人材業界で働くための準備に入る前に、人材業界の4分類のどの仕事をしたいかを決めることが何より大切です。
そのうえで、なぜその仕事を選んだのか、仕事を通してどういうキャリアを描いていきたいと考えているかなど、自分のキャリアの価値感を把握していきましょう。
また、仕事で活かせる自分の強みなども明確にするのが大切です。ただ、自分自身のことを自分だけで把握していくことは難しい部分もあるので、学内のキャリアセンターのキャリアコンサルタントと一緒に明確化していくと良いですよ。
イメージしている仕事内容や働き方などが合っているかについては、インターンやOB・OG訪問などを通して確認していきましょう。
人材業界に向いてる人でも注意した方が良い4つのパターン
人材業界に向いてる人でも注意した方が良い4つのパターン
- 相手の性格やテンションに流されやすい
- 自分のペースで仕事をしたい
- トラブルや状況変化をなるべく避けたい
- 決断する機会を少なくしたい
人材業界に向いてる人の特徴を知って、自分が当てはまっていると感じた人もいるのではないでしょうか。ただし、もしもその特徴にあてはまっていても、これから解説する4つのパターンにも当てはまる人は、少し慎重に進路を検討した方が良いかもしれません。
この4パターンはいずれも働き方に関することです。人材業界に向いている人の特徴に当てはまっていたとしても、自分が理想とする働き方ができないと徐々につらく感じてしまうかもしれません。この4つのパターンを必ず確認しておいてくださいね。
選考通過率がグッと上がる!
就活対策で悩んだらプロンプト集がおすすめ!
✓チャットでできる!模擬面接プロンプト
✓自己PRで使える強み診断プロンプト
①相手の性格やテンションに流されやすい
人材業界の仕事は一人で進める仕事よりも、求職者や企業の話を聞き、それらに対応するという仕事が多くなります。そのため、相手に合わせる場面が多いため、相手の性格やテンションに流されやすいとつらく感じてしまうことも予想されるのです。
たとえば、選考に落ちた学生の話を聞いたり、派遣スタッフの愚痴に耳を傾けたりすることも多くなります。同じようにつらい気持ちになってしまったり、休みの日にもそのことを考えてしまったりする人は、人材業界に進むのを考え直した方が良いかもしれません。
人材業界の仕事は、企業の理不尽な要望や選考で落ちた人の不満や不安を聞くことがあります。
相手の性格やテンションに流されやすい人が人材業界に就職すると、相手の言動をすべて受け入れてしまい、気持ちが切り替えられなくなり、業務に支障をきたすことがあるのです。
②自分のペースで仕事をしたい
人材業界の仕事は顧客の方針やペースに合わせて仕事をすることになるため、自分のペースで仕事を進めたいと考えている人にはあまり向いている仕事とはいえません。
たとえば、人材紹介であれば面談の時間が求職者の都合によって土日や平日の夜になったり、顧客の企業が希望する締切日などに合わせて仕事をしなくてはいけなくなったりすることがあるのです。
そのため、人材業界で働くと働く時間や曜日が不規則になったり、相手の都合に合わせて働いたりすることが多くなると考えられます。
自分のペースで仕事をしたいと考える人だと、早期退職の原因などになってしまうこともあるので、どこまで許容できるのかは事前に考えておくと良いでしょう。
自分のペースで仕事をしたいと考えている人の中には、激務な仕事は避けたいと考えている人もいるはずです。こちらの記事を参考に自分らしく働ける仕事を選んでみましょう。
激務といわれる業界12選|無理せず自分らしく働ける環境の見つけ方
③トラブルや状況変化をなるべく避けたい
人材業界の仕事は予期せぬトラブルや変化がつきものです。特に人材紹介や人材派遣の仕事はその傾向があります。
たとえば人材紹介の仕事では、仕事を探している学生が受けたい企業を急に変えることもあります。また、人材派遣の仕事では派遣スタッフが人間関係のトラブルに巻き込まれた際に対応することもあるでしょう。
そのため、仕事でトラブルや急激な状況変化への対応をしたくないと考えている人は、人材業界の仕事を避けた方が良いといえます。
- 人材業界はどの仕事でも予期せぬトラブルや状況変化は起こるのでしょうか?
人材業界は誰にも予想できないことが起こり得る仕事
人材業界の仕事に予期せぬトラブルが多い原因は、まさに「人間だから」といえるでしょう。人間ですから、何が起こるか誰にもわかりません。
私の経験ですが、人材派遣会社でスタッフフォローを担当していたときに、悩みや愚痴を聞いて信頼関係を築けていると思っていたスタッフが、ある日突然派遣先に出勤せずに逃亡していたことがありました。
私はショックで動揺しながらも、派遣先企業に謝罪に行かなければならないつらい現実がそこにはありました。それも一度や二度の話ではありません。
予期せぬトラブルとは常に背中合わせです。そこに大きなストレスを感じるタイプは、人材業界の仕事を選ぶ際は慎重になった方が良いでしょう2
④決断する機会を少なくしたい
人材業界の仕事では、顧客へのヒアリングや顧客からの相談を受ける場面も多く、自分一人で意思決定をしないといけない場合もあります。そのため、決断力に自信がなく、あまり仕事で決断する機会を多くしたくないと考えている人は避けた方が無難です。
たとえば、人材紹介の仕事では求職者と一対一で面談をする機会が多くなります。そのため、一人ひとりに対してどのようなアドバイスや求人情報を提供するか、その都度決断していかないといけません。
求人広告や人事コンサルティングでも、顧客との打ち合わせでその場で代替案を出さなければいけない場面などもあるので、どの仕事でも決断力が一定程度求められます。
そのため、決断する機会を少なくしたいと考えている人は、人材業界にはあまり向いてないといえるでしょう。
決断する機会を少なくしたいと考えている人の中には、自分の優柔不断な部分をどのように企業に伝えるべきか悩んでいる人もいるはずです。短所として優柔不断を伝える際に好印象を残すコツをこの記事で確認してみましょう。
例文5選|短所「優柔不断」で好印象を残す伝え方と差別化のコツ
選考前に確認! 人材業界に向いてる人にこそやってほしい3ステップ
人材業界に向いてる人にこそやってほしい3ステップ
- 人材業界に向いてる人の特徴と自分の強みを照らし合わせる
- OB・OG訪問で仕事内容を精査する
- 強みが活かせそうな仕事をピックアップする
人材業界に向いてる人の特徴をつかめた人は、これから解説する3ステップを選考前に実践してください。なぜなら、人材業界に向いてる人の特徴を把握しただけでは、選考を受ける企業の理解が深まっておらず、まだマッチングした状態とは言い切れないからです。
この3ステップを通して選考を受ける企業の理解を深め、あなたが持っている人材業界向きの強みをどのような仕事に活かしていくかということを考えていきましょう。
人材業界の企業の選考に向けて志望動機の作り方を知りたい人も多いのではないでしょうか。こちらの記事を参考に人材業界に合った志望動機の作り方を実践してみてください。
例文6選|人材業界の志望動機を作る3ステップとやりがちなNG例
ステップ①人材業界に向いてる人の特徴と自分の強みを照らし合わせる
人材業界に向いてる人の8つの特徴
- さまざまな人とコミュニケーションがとれる
- リーダーシップがある
- 人の話を聞くのが得意
- 精神的にタフで粘り強い
- 分析力がある
- 人と長期的な関係を築ける
- 情報収集能力が高い
- 連絡をまめに取ることができる
人材業界で後悔なく働くためには、自分の強みを活かしながら働けることが重要になります。なぜなら、強みが活かせると仕事で活躍しやすくなり、仕事にやりがいを感じられるからです。
そこで、先ほど説明した人材業界に向いてる人の8つの特徴と自分の強みを照らし合わせ、人材業界で働くうえで活かせそうな強みを探してみましょう。
強みを見つけるためには自己分析がおすすめです。マインドマップや自分史を使って自分の強みを明確にしてから、人材業界に向いてる人の特徴と照らし合わせてみてくださいね。
- 人材業界に向いてる人の特徴と自分の強みが合っているとどんなメリットがありますか?
働くことがストレスではなく楽しさに変わりやすい
自分の強みを働くうえで存分に活かせるというメリットがあります。
また、強みは、自身の得意分野や楽しんで取り組めることと同じである場合が多いので、ストレスをあまり感じずに働けるということも考えられるのです。
自分の得意分野を活かして仕事ができるのは、とてもありがたいことです。楽しく働きながら「強み」をさらに伸ばしていきましょう。
自分の強みがわからないと人材業界に向いてる人の特徴と照らし合わせることができませんよね。こちらの記事にある強み一覧を読んで、自分の強みを見つけましょう。
強み一覧付き|自分の強みが必ず見つかる方法9選とアピール方法
強みを見つけるためには自己分析が欠かせません。こちらの記事を参考に内定につながる自己分析を実践しましょう。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自己分析の方法として代表的な自分史やマインドマップをやるときは、効果を最大限にできるやり方があります。こちらの記事を参考に実践してみてくださいね。
自己分析
自分史を最大限就活に活かす方法とは? 記入例付きで作り方から解説
マインドマップ
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
ステップ②OB・OG訪問で仕事内容を精査する
人材業界で活かせそうな強みがわかってきたら、OB・OG訪問も欠かさずやるようにしましょう。OB・OG訪問では仕事内容を詳しく聞き、自分が取り組んでみたいと考える仕事の内容を細かい部分まで把握することを心掛けてください。
たとえば、強みであるコミュニケーション能力を人材紹介の仕事で活かせると考えたとします。その場合は、OB・OG訪問で顧客の年代や属性、コミュニケーションを取るうえでの苦労、仕事のやりがいなどを聞けると、自分の適性が見えてくるでしょう。
OB・OG訪問をすることによって、仕事内容がより具体的にわかり、選考対策に活かすこともできます。こちらの記事を参考に就活が有利になるOB・OG訪問の手順を習得しましょう。
OB訪問・OG訪問は必要? 就活を有利に進める手順を完全網羅
OB・OG訪問は質問を適切にできるとより高い効果が得られます。こちらの記事では質問例100選を紹介しているので、自身に活きる質問を取り入れてみましょう。
OB・OG訪問は質問選びが鍵! おすすめ質問100選を紹介
ステップ③強みが活かせそうな仕事をピックアップする
OB・OG訪問で自分に合った仕事が明確になってきたら、その仕事の具体的な業務を書き出してみましょう。仕事内容と合わせて、実際にどのような強みが活かせそうなのかも書いておくと、志望動機や自己PRにも落とし込みやすくなります。
強みが活かせそうな仕事のピックアップ
- 求職者へのヒアリング
→アルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かせそう - 派遣スタッフの相談を受けること
→フィールドワークで培った傾聴力を活かせそう - 求人広告のデータ分析
→学園祭実行委員で前年度の来場者アンケートを分析したことで得た力が活かせそう - 人事コンサルティングの人事評価制度の提案
→ゼミ活動で研究した組織マネジメントの知識が活かせそう
強みが活かせそうな仕事を選ぶときは、選考を受ける企業の業務内容に合ったものにしましょう。その企業の社員にOB・OG訪問で聞いたことや、企業研究でわかったことをもとに強みが活かせる仕事を考えてみることで、企業の特徴に合わせたアピールができるようになります。
強みが活かせる仕事に迷っている人もいると思います。しかし、あなたにもしていると時間を忘れるほど楽しいことはありませんか? 「楽しいと思うこと」を書けるだけ書き出しましょう。
次に、企業研究を深めて、それらができる仕事をピックアップしましょう。そうすると強みが活かせる仕事を見つけやすいですよ。
人材業界に向いてる人にあてはまったら強みを活かせる仕事を目指そう!
人材業界に向いてる人の特徴に当てはまっているかどうかは、人材業界のおもな仕事4分類を理解し、その仕事内容ごとに考えていくことが最適です。自分に合った仕事を見つけるためにも、仕事ごとの違いをしっかりと知っておきましょう。
また、仕事ごとに向いてる人の特徴がわかったら、注意した方が良い4つのパターンを押さえたうえで、選考を受ける前にやっておくべき3ステップを実践してください。これらを実践せずに進路を絞ってしまうと、なかなか内定が決まらなかったり、働き始めてもギャップを感じやすくなってしまう可能性もありますよ。
自分の強みが活かせる仕事を見つけられれば、充実した社会人生活にぐっと近づきます。あなたが働き始めて活躍し、自己実現にもつながるようにするために、この記事を活かしてみてくださいね。
アドバイザーコメント
谷所 健一郎
プロフィールを見る人材業界に向いてる人の特徴は仕事の分類に合わせて8つある
人材業界は、①人材紹介、②人材派遣、③求人広告、④人事コンサルティングといった4つの仕事に分類され、それぞれ向いている人の特徴があります。
人材紹介はコミュニケーション能力やリーダーシップがある人、人材派遣は人の話を聞くのが得意で、精神的にタフで粘り強い人です。
また、求人広告は分析力があり人と長期的な関係を築ける人、人事コンサルティングは情報収集力が高く、連絡をまめにとることができる人になります。それぞれの業務に向いている8つの特徴があるのです。
一方、人材業界に入るべきか慎重に考えた方が良い人は、相手の性格に流されやすい、自分のペースで仕事がしたい、トラブルや状況変化をなるべく避けたい、決断する機会を少なくしたいといった4つのパターンに該当する人です。
人材業界に向いてる人の特徴と自分の強みを照らし合わせよう
仕事に向いている人の特徴を理解したうえで、自分の強みを活かせる仕事について考えてみましょう。さらにOB・OG訪問をして仕事内容や大変なことなどを確認して、強みを活かせる仕事をピックアップします。
人材業界に向いている人の特徴と自分の強みを照らし合わせて、強みを活かせる仕事に就くことで、入社後活躍が期待できますし、やりがいを持って仕事に取り組めるといったメリットがありますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Yoshiko Kato〇人材会社で約15年間、18,000人以上のキャリア相談を受けてきた。独立後は企業や大学、個人と契約し、キャリア構築の支援をおこなう。キャリアコンサルタント歴は20年以上
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
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