Q
その他
回答しない
面接って適当でも受かるものですか?
就活の準備を何日もして、面接を受けて、落ちる、というサイクルに疲れました。
自分の友人が特に対策もせず、面接中は口から出まかせをペラペラ話して大手企業から内定をもらっていて、ひょっとして、面接って適当くらいで良いのかな? と思い始めたのですが、どうなんでしょうか?
自分の場合、入念に準備しているからこそ逆にそれを全部伝えたいという思いがあり、会話が不自然になることがあります。
逆に適当くらいが会話が自然になり、素の自分も出せて評価されやすくなるのではと思ったのですが、どうでしょうか?
タイプにもよりますかね?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
適当では受からない! 過去の経験を話す準備は必要
友人の話を聞くと不安になりますよね。
「特に対策もせず」と友人が言っている話が真実かはわかりませんが、話が自然に弾む友人は即興力+自己一致感で評価を得ている可能性が高いです。
おそらく準備ゼロで受かったのではなく、過去の経験が会話形式で引き出されやすかったという可能性が高いでしょう。
面接は対話が基本! 引き算型準備で自然体かつ論理的に話そう
確かに、入念な準備は必要ですが、情報を詰め込みすぎると、一方的に話すばかりで不自然な印象を与えかねません。そこでお勧めしたいのが「引き算型」の準備方法です。
まず、想定される質問一つひとつに対して、伝えたい「結論」だけを50字程度の短い文章で覚えておきます。そして、面接の場では、まずその結論を端的に述べ、その後の具体的なエピソードは、面接官の反応や会話の流れに合わせて柔軟に選択するのです。
この「準備」と「即興」のバランスを取ることで、自然体でありながらも、論理と熱意を兼ね備えた受け答えが可能になります。
誠実さが評価の対象となる! 準備不足はマイナスな印象につながる場合も
面接官のタイプ、相性にもよると思いますが、私は話していて口から出まかせをいっている人はあまり良い印象を持ちません。物事に取り組む姿勢、誠実さに欠けるという判断をしてしまいます。
一方で、入念な準備している人は、質問に対して深掘りしたときにしっかりと自分の言葉で、自分の経験や意見、思いを語ることができるでしょう。
それは強みになるので自信を持ってください。少々不器用でも意思を感じられるので好印象を抱きます。
コアメッセージをそれぞれの回答として準備しておくのがおすすめ
今まで面接を通過できていないことの要因を、「全部伝えたいがあまり、会話が不自然になる」と分析されていますね。とても素晴らしい振り返りだと思います。
おそらく、質問に対していくつものメッセージを入れてしまって結局何を伝えたいのかわからない、伝えたいことが伝わらない状況になっているのでしょう。
この場合は、自己PR、強み弱み、志望動機などそれぞれの質問で伝えたいコアなメッセージを一つに絞ってみてください。
そして、肩の力を抜いて面接官と会話をするというスタンスで臨んでもらうと良い結果がついてくるようになります。頑張ってください。
以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接に臨みましょう。
関連記事
面接対策の基本を就活のプロが徹底解説! 質問実例集やマナーなど
就職活動において避けては通れない面接。この記事では面接で採用担当者を惹き付ける方法をキャリアコンサルタントとともに解説します。採用側の視点を捉えた対策をマスターして、あらゆる面接で高評価を目指しましょう。
記事を読む

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人