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セールスエンジニアと営業職の違いは何ですか?
就職活動を始めたての大学生です。仕事をいろいろ調べているなかで「セールスエンジニア」という職種を見かけたのですが、これは一般的な営業職とどんな違いがあるのでしょうか?
どちらも顧客とかかわりが多い仕事のようですが、具体的にどのような業務内容で、求められるスキルや知識、やりがいなどがどう違うのかアドバイスしていただけると嬉しいです。
また、自分との適性も確認したいので、仕事の違いだけでなく、どういった人に向いているのかもアドバイスしていただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
役割がまったく異なる! それぞれの最終的な目標を理解して決めよう
セールスエンジニアと営業職は、どちらも顧客と接点を持つ点は共通していますが、その担うべきミッションには明確な違いがあります。
営業職が契約を成立させることを最終目標とするのに対し、セールスエンジニアは顧客が抱える技術的な課題を理解し、解決策を提示する「技術的な翻訳者」としての役割を担うのです。
そのため、セールスエンジニアの業務は要件定義から仕様の提案、導入後のサポートまで多岐にわたり、その評価も受注金額だけでなく技術的な貢献度によって測られます。
自分に合った職種選びでミスマッチを防ごう!
この職種は、理科系の知識がある、または学習意欲が高く、かつ高いコミュニケーション能力を持つ人に最適です。
一方で、セールスエンジニアは案件のリードタイムが長く粘り強さが求められるため、数字目標の達成に強くこだわる人は営業職のほうが向いているといえるでしょう。
最終的に、自身の興味が「人と技術的な課題解決」にあるのか、それとも「人と売上の最大化」にあるのかを考えることが、ミスマッチの少ないキャリア選択につながります。
知識の深さと活用方法に違いがある! 自分が担いたい役割で決めよう
セールスエンジニアと営業職の大きな違いは、技術的な知識の有無とその知識をどのように活用するかにあります。
営業職は、商品を売ることがおもなミッションであり、目標達成が仕事の中心です。顧客との最前線に立ち、ヒアリングを通じて関係を構築し、交渉をおこないます。
具体的なエンジニアリングの専門知識よりも、顧客の課題を引き出し、自社の製品やサービスで解決できることを提案する能力が求められるでしょう。
顧客とのコミュニケーションが好きで、目標達成意欲が高い人に向いています。
あなたの得意分野で貢献を目指そう! 専門家を目指すならセールスエンジニア
一方、セールスエンジニアは、営業に同行し、技術的な知識を持って顧客をサポートします。
製品やサービスの技術的な価値を顧客にわかりやすく伝えたり、複雑な質問に答えたりする専門家というイメージです。
技術的な橋渡し役を担うことが多いでしょう。製品や技術が好きで、深く理解することに喜びを感じる人、そして複雑な内容をわかりやすく説明できる人に向いています。
売上目標のプレッシャーよりも、技術的な貢献に重きを置きたいと考える場合は、セールスエンジニアのほうが適しているかもしれません。
以下の記事ではセールスエンジニアの具体的な仕事内容や選考対策の方法などを解説しています。セールスエンジニアへの就職に興味がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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