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就活では業界を絞るべき?
就職活動が本格化してきたのですが、業界を絞るべきかどうか、迷っています。
インターネットや大学のキャリアセンターからは、「早めに業界を絞った方が効率的」という意見も聞きますが、まだ自分の本当にやりたいことが見つかっていないため、無理に絞って後悔しないか不安です。
このような状況でも、業界を絞って就活に臨むべきでしょうか? もし業界を絞らないで就活を進めた場合、どのようなメリットやデメリットがありますか?
業界を絞りきれずにいる場合の就活の進め方など、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
特定の業界以外は絞りすぎないことがおすすめ
業界を絞る軸がまだぼんやりしている場合は、3業界×3社で計9社程度に広げ、説明会やOB・OG訪問を通じて比較してみるのがおすすめです。
この方法のメリットは、視野が広がり、ミスマッチを防ぎやすくなる点です。一方で、企業研究や準備にかかるコストが増えるというデメリットもあります。
業界を絞るタイミングは、志望する業界の難易度によって異なります。コンサル、外資系、総合商社、マスコミなど難易度の高い業界を目指す場合は、できるだけ早めに業界を絞るほうが有利です。
それ以外の一般的な企業であれば、大学3年生の年内(12月頃)までに業界の方向性をある程度固めておくのが一つの目安です。
価値観・強み・成長環境で自分に合った業界を見つけよう!
体力的に余裕があるなら、業界はまだ絞らずに幅広く比較してみましょう。業界を絞るタイミングは、自分の価値観や強み、成長できそうな環境が1つでも見つかった時点で十分です。
また、業界全体を深く理解していなくても、個々の企業ごとに志望理由をアジャストしていくことは可能です。
たとえば、「企業理念に共感した点」「ものづくりへのこだわり」「社員インタビューで感じた社風」など、その企業ならではの良さを自分なりに見つける努力をしてみてください。
そうすることで、たとえ業界をまだ絞れていなくても、その企業に対する志望動機をしっかり語れるようになります。
業界絞り込みは慎重に! 選択肢を狭めすぎないで
まだ明確にやりたいことが見つかっていない場合、就職活動で業界を早期に絞り込みすぎるのはリスクがあります。
大学のキャリアセンターやインターネット上では「早めに絞った方が効率的」という声を見たことがあるかもしれません。しかし、これは専門性の高い学部で、その分野に特化した採用枠がある場合に限って有効なことなのです。
バランスが重要! 多様な可能性を視野に入れよう
業界を絞るメリットは、準備の集中や志望動機の明確化など就活の効率が上がることです。しかし、絞り込みをしすぎると、希望の企業に落ちたときの選択肢が極端に狭まるというデメリットも生じます。
そのため、一定の軸を持ちつつも視野を広く保つことが大切です。バランスを取りながら、さまざまな業界や企業を比較検討し、自分に合う進路を見極めていきましょう。
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