Q
大学3年生
男性
面接で「人生で一番辛かった時期」を聞かれたら、どのように答えれば良いですか?
現在就職活動中の大学生です。面接対策をしているのですが、「人生で一番辛かった時期」という質問への答え方に悩んでいます。
正直、これまでの人生で「これが一番辛かった!」と言えるような経験が思いつかず、何を話せば良いのかわかりません。
ちょっとしたことでも挫折経験を話すべきなのでしょうか? それとも、辛かった出来事からどう乗り越えたかをアピールするべきなのか教えていただきたいです。
どのようなエピソードを選び、どのような構成で話せば、自分の成長や強みをアピールできるか、具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
思いつかないときはほかの表現に言い換えてみよう
大学生で「人生で一番辛かった時期」と聞かれてもピンとこない場合は、苦労したこと、大変だったこと、頑張ったことのように言葉を変えて考えてみましょう。
小さなことでもOK! 得られた経験を詳しく語ろう
これまでのクラブ活動や勉強の経験のなかから、その困難をどう乗り越え、そこから何を得られたのかを具体的に話すことが重要です。
社会人として困難に直面した際にどう乗り越えるか、適切に対処できるかという点を見られているので、どんな些細なことでも、自身が辛いと感じた経験であれば問題ありません。
成長や意志がポイント! 詳細に伝える構成にしよう
面接で人生で一番辛かった時期を聞かれたとき、答えに自信が持てず不安になるのは当然です。でも、どんなエピソードでも成長や意志が伝わる構成にすれば、評価されるでしょう。
企業側がこの質問で見たいのは、あなたが何を大切にしているか、困難にどう向き合うか、学びと成長の力です。
4ステップを意識! 経験を活かすことを示そう
以下のようにステップを追って考えてみましょう。
まずは具体的なエピソードを選んでください。「授業のプレゼンで緊張しすぎて失敗した」「低かった成績を自分で上げていったなど」です。小さなエピソードでも大丈夫です。
むしろ、自分が主体的に乗り越えた経験が面接官には響きます。結論(辛かったこと)、詳細なエピソード、自分がどのように向き合い、そこから何を学んだか、今後の人生でどう活かすかという流れです。
この「結論、経緯、学び、未来」への活かし方の流れが、伝わりやすく説得力があります。
辛い出来事は単なる愚痴にもなることがあります。自分で行動したこと、継続して工夫したこと、成果や気づきを語れば、面接官に学ぶ人、前向きに成長する人として映ります。
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