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アナウンサーになるためにはどうすればいいですか?

アナウンサーになるためには具体的に何をすれば良いでしょうか?

幼い頃からテレビで見るアナウンサーに憧れており、漠然と「アナウンサーになりたい」と思ってきました。大学に入学し、周りの友人がインターンや就職活動の話をする中で、私もそろそろアナウンサーになるために具体的に何をすべきか考え始めるようになりました。

アナウンススクールに通うべきか、大学のサークル活動で経験を積むべきかなど、情報がたくさんあって何から手をつければ良いかわからず焦っています。

アナウンサーになるための具体的なステップや、今からできる準備、心がけるべきことなど、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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アナウンサーになるには伝える力と準備力の両立がカギ

アナウンサーを目指すなら、まず声と伝える力を鍛えることが大切です。日常の会話でも、一つひとつの言葉を丁寧に発音し、抑揚や間の取り方を意識しましょう。

大学のアナウンス研究会や放送局のインターンシップに参加し、マイクの前で原稿を読んで録音・再生を繰り返すことで、自分の声のトーンや滑舌、話のリズムを客観的に把握できます。

原稿読みだけでなく、即興で伝える力も重要です。友人とニュースや天気予報を即興で作り合う練習をしたり、大学のサークル活動で司会を経験したりして、打ち合わせなしに聞き手を引き込む技術を磨きましょう。

アナウンススクールを利用する場合は、指導方法や講師の実績、少人数制かどうかなどを比較し、自分の弱点を的確にフォローしてくれる環境を選ぶことが大切です。

また、放送局ごとに異なる採用スケジュールや選考フローに合わせて行動しましょう。局説明会や早期選考に参加し、デモリールやエントリー動画、自己PR動画の準備も欠かせません。

ここで言うデモリールとは、自分のアナウンス技術や表現力を伝えるための短い映像資料のことです。

たとえば、ニュース原稿の読み上げ、バラエティ番組のナレーション、ドキュメンタリー風の語りなど、さまざまなジャンルの話し方を録画し、自分の強みや幅広い対応力をアピールします。

映像業界では、デモリールは自分のスキルや経験を企業に示すための大切な資料とされており、選考の際に合否を左右することもあります。

なお、提出方法やエントリー動画、自己PR動画などの名称は局によって異なるため、必ず応募先の指示を確認してください。

日々の練習と情報収集で声のチャンスをつかみにいこう

志望動機はなぜアナウンサーなのかを、伝えたい相手や届けたいメッセージと結びつけて具体的に表現することが大切です。

たとえば、地域情報番組を通じて地元企業を応援したい、スポーツ実況で選手と視聴者をつなぎたいなど、自分なりの使命感を込めて語ると、面接で印象に残ります。

なお、採用情報や提出書類の要件は年や局によって変更されることがあるため、必ず最新の募集要項や応募先の指示を確認し、日々の練習と情報収集を欠かさず、多くの声のチャンスをつかみにいきましょう。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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アナウンサーを目指すなら言葉と自分を育てよう

私は話す仕事をするなかで、「言葉は人なり」という言葉を大切にしてきました。

どんなに上手に話すかだけでなく、自分の言葉に、自分自身の思いや気持ちがこもっているか。それが、人の心に届く力になると実感しています。

技術を磨くことも一つの手段ですが、「これだけは自分の強み」と言えるものを育てることも必要です。それが、伝える力のベースになるからです。

「アナウンサーになりたい」という夢を、憧れで終わらせず、現実に近づけていくに、まず自分をつくることを意識してみましょう。

日々の小さな発信が、伝える力と自信を育む第一歩

たとえば、今すぐにでもできることとして、日常で感じたことを言葉にする習慣を持つこと。

自分の好きなことを「なぜ好きなのか」「どう感じたのか」を自分の視点で人に話してみること。どのような場面でも、人前で話す経験を少しずつ増やしてみてください。

このような経験をコツコツ積み重ねることで、あなたの中に伝える力と自信が育っていくはずです。

夢を追うということは、自分と向き合うことでもあります。それが、アナウンサーという目標にも、あなた自身の人生にも、力になってくれるでしょう。

以下の記事ではアナウンサーになるための対策方法を解説しています。アナウンサーは倍率の高い職業の一つで、選考の難易度が高い傾向にあります。ぜひ以下の記事を参考にして、少しでも有利に選考を進められるよう準備をしておきましょう。

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