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グループワークのフレームワークとは何ですか?
グループワークがどうにも苦手なので、何か型がないかと思って調べていたところ、フレームワークを使う方法があると目にしました。
たとえば「3C分析」「4P分析」「SWOT分析」とかが使えるみたいです。
内容が難しくてあまり理解できておらず恐縮なのですが、これらの応用方法がわからず、どういったテーマの時にこれらのフレームワークを使えるのでしょうか?
またこちらはちょっと調べて出てきたような内容なので、もし他にもグループワークにおすすめのフレームワークがあれば教えてほしいです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
フレームワークはグループワークの進行手順として使おう
例に挙げている3つのフレームワークはそれぞれこのようなテーマで使えます。
まず3C分析は、新商品を企画するようなテーマに有効です。アイディアを出す前に、お客様が誰で企業の強みは何で、競合はどこになるのかを整理したうえで議論する際に使えるフレームワークです。
次に4P分析は販売戦略を立てるテーマで使えます。何をいくらでどこで売るか、どのように売るかを議論することで、販売戦略を考えるなかで大切な要素の見落としが少なくなります。
SWOT分析に関しては、事業戦略を議論するテーマで使うとさまざまな戦略を考えることができます。まずテーマとなる事業の強みと弱みを洗い出します。
議論に合ったフレームワークで戦略を立てて進めよう
次に、その事業を取り巻く外部環境を考えて、チャンスとなること、逆に脅威となることを洗い出します。
強み、弱みとそれぞれの外部環境を掛け合わせて、攻めの戦略と守りの戦略を考えることで将来予測を立てることができます。
その他、STP分析も新商品の企画のテーマで使いやすいフレームワークです。3C分析より個人的には使いやすいと思っています。
どの市場で誰向けに、どういったポジションを狙うかという大枠をとらえやすく、いろいろな角度から意見が出しやすいフレームワークとして覚えておきましょう。
グループワークの進め方! 目的に合ったフレームワークを使おう
グループワークで活用できるフレームワークは多岐にわたります。
質問にあった顧客、競合、自社の3Cや、強み、弱み、機会、脅威SWOTなどは、いずれも現状の課題や伸びしろを分析し、そこから具体的な打ち手を導き出す課題解決型の課題に有効です。
ただし、これらは万能ではなく、何を目的にフレームワークを使うのかによって、適用すべきものは異なります。
たとえば、新しいアイデアを広げたいアイデア創出型の課題の場合、先に厳密な枠を作るとかえって発想が制限されることがあります。
その際はKJ法のように、まず自由に意見を出し尽くし、後からそれらを分類、整理するアプローチが適しています。
目的設定から最終決定ままで5ステップで議論が進めよう
もし、事前にテーマがわからず、どのフレームワークを使うべきか判断できない場合でも、心配は要りません。
どのような課題であっても、まず目的を設定し、次に現状把握、そして課題抽出、解決策立案、最後に評価基準設定と最終案の決定という5つのステップを意識することで、論理的に議論を進めることができます。
この大枠の流れは、どのフレームワークを使う場合でも変わりません。
常に何のために、どの思考の道具を選ぶかという視点を持つことが、質の高いアウトプットへの近道です。5つのステップを書き出すだけで、論理的に議論を進めることができます。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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