Q
大学3年生
女性
ゼミのグループワークはガクチカとして使えますか?
就活のエントリーシート(ES)を作成中の大学3年生です。ガクチカの項目についてなのですが、自信を持って話せるような実績があまりありません。
隔週であるゼミでのグループワークには真剣に取り組んでいるので、それをガクチカにしようと検討しています。
ただ、毎回グループワークの最後に発表をおこなうだけなので成果というほどのものはなく、これがガクチカとしてアピールになり得るのかどうか不安です。ほかの学生と比べてもインパクトに欠けるのではと感じてしまいます。
ゼミ内のグループワークの経験でも、ガクチカとして評価されることはあるのでしょうか? アピールにつなげるための伝え方や工夫があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ゼミのグループワークも立派なガクチカになる!
ゼミ内のグループワークの経験も十分ガクチカとして評価されます。自分でも真剣に取り組んでいると思っているのであれば、その真剣な取り組みの内容を解像度を上げてアピールしましょう。
真剣に取り組んだ経験をどれだけ解像度高く伝えられるかがカギ
伝え方のコツとしては、具体的に、どういう状況で、自分はどういう立場で、どう考え、どう行動し、何を学んだかという流れでまとめることです。
たとえば、グループワークのなかで意見がまとまらないときに自分がリーダー的な立場で話をまとめた経験があるとしたら、その説明の後、どうすれば拡散した意見や対立した意見をまとめていくかなどを伝えましょう。
気づいたことを今後にも活かせる学びとして伝えるのも良いです。
「毎回同じことをこなしてきた」という伝え方よりは苦労した状況から自ら考えて工夫して乗り越えたエピソードが伝えられるとさらに印象は良くなります。
大切なのは成果や実績の大きさではなく、自分で考えて行動できたかどうか、そしてそれが今後も活かせる経験や学びになっているかどうかです。
真剣に取り組んでいるのであれば、何かしら自分のこだわりや工夫があるはずなので、言葉にしてみてください。
ゼミ経験は立派なガクチカ! 工夫して伝えよう
大学のゼミ経験はとても重要な経験であるため、グループワークも十分にガクチカになります。成果として目立ったものがなくても問題はありません。
グループでの発表なども、汎用性のあるスキルとして伝えることは可能です。
伝える際の工夫としては、まずご自身の役割を具体的に示すことが挙げられます。
「司会として議論を構造化しました」「スライド作成で論点を可視化しました」というように、担当業務を明確にすることで、面接官もあなたの貢献度をイメージしやすくなります。
行動プロセスと学びを具体的に語ることがカギ
発表後に教授から良い評価を得た、ゼミの成績が良かったなど、客観的な成果があればそれも示しましょう。
重要なのは、意見の対立をどのように調整したか、資料をどのように改善していったかといった行動のプロセスを中心に語ることです。
その結果、チームにどう貢献できたかという学びを示すと、説得力が増します。
最後に、「この経験を活かし、貴社の顧客提案でも論点整理と資料設計に貢献できます」というように、入社後の活躍イメージにつなげましょう。
以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。
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