傾聴力の自己PRの作り方! 業界・職種別の例文11選

30秒で読める!AI要点まとめ

評価される傾聴力のアピールポイントと種類

  • 聞き上手で終わらせず聴いた情報をどう活かしたかを伝える。
  • 会話から潜在課題を見つけて解決策を提案する能力を示す。
  • 相手に寄り添い長期的な信頼関係を構築する力をアピールする。
POINT:聴く・考える・行動する・変化を生むプロセスを語る。

高評価を獲得する自己PRの4ステップ基本構成

  • 冒頭で自分ならではの具体的な傾聴スタイルを結論として述べる。
  • どのようなアプローチや工夫で本音を引き出したか背景を示す。
  • 得られた情報からどう考え具体的に行動したか成果と語る。
POINT:志望職種の具体業務と引き出した課題を結びつけて結ぶ。

評価を下げる注意点と相性の良い強みの掛け合わせ

  • 受動的な聞き上手や誰にでも言える抽象的描写は避ける。
  • 志望先の職種で求められる傾聴スタイルから逸脱しない。
  • 課題解決力や行動力を組み合わせて主主体的な姿勢を示す。
例:アンケートの声を聴き挨拶徹底を提案して店舗の活気を改善。

記事の該当箇所を見る

    ※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。

    傾聴力の自己PRを作るなかで、「ただの聞き上手になりそう」「友人の相談に乗る話程度しかない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

    顧客や社内との信頼構築と課題解決のため、会話から潜在課題を引き出し行動につなげる主体的な傾聴力が求められます。

    つまり、自己PRで「傾聴力がある」と伝えるだけでは不十分で、「聞いた情報をもとにどう動いたか」という行動と成果をセットで語る必要があります。

    この記事では、6人のキャリアコンサルタントとともに傾聴力の自己PRの作り方を解説します。

    「聞き上手」という印象を超える、志望企業で活かせる傾聴力の自己PRを作りましょう。

    【完全無料】
    大学3年生(28卒)におすすめ!

    選考前に必ず使ってほしい厳選ツール

    1位:自己PR作成ツール
    自己PRが思いつかない人は、ツールを活用して自己PRを完成させよう

    2位:志望動機作成ツール
    5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します

    3位:WEBテスト対策模試
    模試で実力チェック!WEBテストの頻出問題をこれ1つで効率的に対策できます

    4位:面接回答集60選
    見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

    5位:逆質問例100選
    面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています

    【併せて活用したい!】
    スキマ時間3分でできる就活診断ツール

    ①適職診断
    たった30秒であなたが受けない方がいい仕事がわかります

    ②面接力診断
    39点以下は要注意!面接を受ける前にあなたの面接力を診断しましょう

    プロに聞く! 傾聴力の自己PRで企業が評価するポイント

    企業人事の馬場さんによると、傾聴力を自己PRする際は「聞いた情報をもとにどう考え、どう動いたか」を企業側は見ているといいます。

    そのため、「多くの人にヒアリングをした」という量や姿勢だけを語るのではなく、その内容が状況をどう動かしたのかを伝える必要があります。

    「ただ話を聞くだけでは弱いのでは」「自分の傾聴力が企業に評価されるレベルなのかわからない」という疑問は、一般論だけでは解消しにくいものです。

    そこで、実際の採用現場で学生の自己PRを見てきたキャリアコンサルタントの馬場さんに、企業がリアルに評価しているポイントを聞きました。

    プロのアドバイザーはこう分析!傾聴力を活かして聞いた情報をどう活かしたかまで語ろう!

    国家資格キャリアコンサルタント

    馬場 岳

    プロフィールを見る

    採用担当者が知りたいのは「聞き上手か」より、「聞いた情報をどう活かしたか」です。

    実際の内定者事例として、「ゼミで意見が対立した際一人ひとりに話を聞き対立の背景にある不安を特定し、双方の意見を踏まえた案を提案することでチームを前進させた経験」を語ったことで見事内定を勝ち取った方がいます。

    「友人によく相談されます」で終わると、仕事での再現性は見えにくいですしかえって逆効果なこともあります。

    「聞いた後に自分は何をしたか」まで振り返ることが大切

    一方で「聞く→本音や課題をとらえる→自分なりに考える→行動する→変化を生む」まで語れると、ビジネスでの活躍を非常にイメージしやすくなります。また、「もっと聞きたい」と面接官が興味を示してくれるはずです。

    派手な成果ではなく、「聞いた後、自分は何をした?」まで振り返ってみてください。

    「傾聴力」をアピールするなら、自己PR作成ツールを活用しよう

    自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

    そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

    編集部より

    「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!

    傾聴力とは? 企業が求める傾聴力の種類

    傾聴力とは、単に相手の話を静かに聞く力ではありません。

    ビジネスの現場では、顧客や社内メンバーとの対話を通じて課題を発見し、信頼関係を築きながら成果につなげることが求められるためです。

    つまり、企業が傾聴力に期待しているのは「聴く行為」ではなく、「聴いた情報をビジネスの成果に変換できるかどうか」という点です。

    自分の傾聴力が以下の2つのうち、どのタイプに近いかを把握したうえで、自己PRの方向性を定めましょう。

    ①相手の話から課題や改善点を見つけていく能力

    傾聴力とは、顧客や同僚との対話のなかで相手が気付いていない課題を察知し、解決策の提案や行動に落とし込む力のことです。

    営業職やコンサルティング職・エンジニア職など、相手の要望を正確に把握したうえで最適な提案をおこなう職種で特に重視されます。

    なぜなら、これらの職種では顧客や現場の声を正確に理解できているかどうかが、提案の質や成果に直結するからです。

    この傾聴力が自分に当てはまるかを確認するには、「話を聞いたあとに、相手が言葉にしていなかった課題を自分から指摘したり、改善策を提案したりした経験があるか」を振り返ってみてください。

    実際にアピールする際は「話を聞いた結果、どんな課題を発見し、どう行動したか」を具体的に語りましょう。

    渡部 俊和

    プロフィール

    大学で就職支援の経験あり・渡部さんのアドバイス

    顧客と接点の多いサービス業や人材系の企業にとって、傾聴力は適合性の高いスキルになります。

    また、公務員やエンジニアも相手の要望を的確に受け止めなければならない点で該当します。

    こちらのQ&Aでは、自己PRで傾聴力をアピールしても良いのかについて、キャリアコンサルタントが解説しています。

    自己PRの内容を悩んでいる人は、参考にしましょう。

    コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

    作成スタート【無料】

    自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。

    「自己PR作成ツール」 を使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私の長所は、コミュニケーション力です。大学の学園祭で運営スタッフとして活動しました。私たちのチームは、例年とは違う新しい企画を提案することになりました。最初は不安もありましたが、みんなでアイデアを出し合い、最終的には「地域の特産品を使った料理フェア」を開催することに決まりました。準備段階では、地元の農家や飲食店との連携を図り、様々な方々に協力をお願いしました。おかげで、地域の魅力を伝える素晴らしいイベントを実現することができました。この経験を通じて、私は企画を実行するためには、チームワークとコミュニケーションが非常に大切だと学びました。特に、関係者との連携がスムーズに進むことで、イベントがより成功することを実感しました。また、参加者の反応を見て、自分たちの努力が形になったことに大きな喜びを感じました。イベント当日は、多くの来場者に楽しんでもらえたことが何よりの成果でした。御社に入社後も、柔軟な発想と丁寧なコミュニケーションを大切にしながら、新しいアイデアを提案し、実現に向けて貢献できるよう努めます。

    ②相手に寄り添って信頼を構築していく能力

    相手の感情や状況に共感しながら対話を重ね、長期的な信頼関係を築いていく力も傾聴力の一種です。

    これは、サービス職や営業職、人事職など、顧客や社内メンバーとの継続的な関係構築が成果に直結する職種で高く評価されます。

    これらの職種では継続的なコミュニケーションを通じて相手からの信頼を積み重ねることが、長期の契約維持や組織の安定につながるからです。

    この傾聴力が自分に当てはまるかを確認するには、「相手の話を聞き続けることで本音や悩みを引き出せた経験があるか」を振り返ってみましょう。

    ただし、寄り添うだけで終わってしまうと「受け身な人」という印象を与えてしまいます。

    信頼関係を築いた結果、相手がどう変化したのか、その関係がどんな成果につながったかまで語ることで、ビジネスに活きる傾聴力としてアピールしましょう。

    まだ志望先に迷っている人は、以下の記事を参考にしてみてください。傾聴力を活かせる人の話を聞く仕事について、キャリアコンサルタントが解説しています。

    プロのアドバイザーはこう分析!あらゆる企業で「人の話に耳を傾ける」スキルは必要とされている

    人材開発・育成コンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

    渡部 俊和

    プロフィールを見る

    人はどちらかと言えば自分のことを話したがるものであり、その根底には「承認欲求」というものがあります。

    つまり、誰もが自分の話に耳を傾けて聴いてもらえるということに飢えていると言えます。

    相手の話にしっかりと耳を傾けることができるスキルは稀少なうえに、お金や物を使わなくとも相手を喜ばせることができます。

    社内の同僚や先輩、社外の顧客とリスクなしに良い関係性を築ける可能性が高いということです。

    「聞く」と「聴く」の違いを意識して傾聴力をアピールしよう

    傾聴に使われている「聴く」という文字の意味が、単に「音や声が耳に入ってくる」という意味の「聞く」と違い、「相手の言葉を理解しようと意識的に耳を傾ける」という意味であることを理解しましょう。

    この区別が感じられないような浅い内容だと「傾聴力」とは見なされないことがあります。

    テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます

    自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

    そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私の長所は継続力です。大学のアカデミックカンファレンスで発表を行ったことがあります。この発表では、学生の意見を代弁し、改善を実現することを目指しました。準備には多くの時間をかけ、何度も練習を重ねました。発表当日、緊張しながらも自分の意見をしっかりと伝えることができました。参加者からのフィードバックを受けて、さらに改善点を見つけることができたのも大きな収穫でした。この経験を通じて、私は多くのことを学びました。まず、準備の大切さを実感しました。しっかりとした準備があったからこそ、自信を持って発表できたと思います。また、他の学生の意見をしっかりと聞くことで、より良い改善策を提案できたことも大きな成果でした。発表後、参加者から「あなたの意見が参考になった」と言っていただけたことが、とても嬉しかったです。この経験を通じて、コミュニケーションの重要性も再認識しました。御社に入社後も、継続力を活かしてチームの一員として貢献できるよう努めます。改善点を見つけるために、常に周囲の意見を大切にしながら、より良い成果を目指していきたいです。

    自己PRで使える! 傾聴力の言い換え例一覧

    「私の強みは傾聴力です」という表現だけでは、相手の話を聴くスタイルが伝わらず、自分ならではの強みとして面接官の印象に残りにくくなります。

    自己PRの冒頭で「私の強みは相手の本音を引き出す質問力です」と自分ならではの傾聴力を伝えるために、自身の傾聴力に合う言葉に言い換えましょう。

    先述した傾聴力の2つの種類ごとに、言い換え表現をまとめたので、自分のエピソードに最も近い表現を見つけてみてください。

    ①相手の課題を引き出すタイプ②信頼関係を構築するタイプ
    相手の本音を引き出す質問力相手の立場に立って考える共感力
    潜在的なニーズを察知する力対話を通じて信頼関係を築く力
    課題を掘り起こすヒアリング力相手の感情を読み取る観察力
    対話から改善点を見つける力 安心感を与えるコミュニケーション力
    相手が言語化できていない問題を整理する力相手が話しやすい雰囲気をつくる力
    情報を引き出しながら課題を構造化する力相手の言葉の裏にある感情を汲み取る力
    対話を通じて本質的な問題を見極める力継続的な対話で関係性を深めていく力
    言い換え例

    「傾聴力」の自己PRの構成

    傾聴力の自己PRで「聴いた情報をもとにどう考え、どう動いたか」というプロセスをアピールするためには、要素を順番に組み立てることが重要です。

    なぜなら、傾聴力は「聴く→引き出す→行動する」という一連のプロセスがつながって初めてビジネスで活きる力として評価されるからです。

    ここでは「傾聴力」の自己PRの構成を解説します。それぞれのポイントを押さえながら、自分のエピソードを当てはめていきましょう。

    結論:どんな傾聴スタイルか

    まず、自分ならではの傾聴力を一言で表現しましょう。

    例文:結論

    私の強みは、相手が言葉にできていない本音を引き出す質問力です。

    「課題を引き出すタイプ」なのか「信頼関係を築くタイプ」なのかによって、アピールすべき強みの方向性が異なります。

    そのため、「傾聴力があります」という表現のままでは、自分がどのような場面でどう傾聴力を発揮できるのかが面接官に伝わりません。

    「本音を引き出す質問力」など傾聴スタイルが一言で伝わると、面接官もその後のエピソードをイメージしやすくなります。

    自己PRの書き出しに迷った人は、こちらの記事を参考にしてみてください。強み別の例文とともキャリアコンサルタントが解説しています。

    自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう

    ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?

    簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。

    作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。

    編集部より

    背景:どう相手の本音を引き出したか

    結論を述べたあとは、どのような場面でその傾聴力を発揮したのかという背景を語りましょう。

    ここで重要なのは、「ただ話を聞いた」という受け身の描写ではなく、「どんな工夫で本音を引き出したのか」という自身のアプローチを語ることです。

    相手がどのような状況にあり、どんな言葉かけや質問によって本音を引き出せたのかを具体的に描写することで、傾聴力の深さが伝わります。

    例文:背景

    アルバイト先の飲食店で、売上が伸び悩んでいた時期に、常連のお客様が最近来店頻度が落ちていることに気付きました。

    「最近どうですか?」と気軽に話しかけるところから始め、「何か気になっていることはありますか」と少しずつ踏み込んだ質問を重ねた結果、「メニューが変わってから自分の好きな料理がなくなった」という本音を引き出すことができました。

    傾聴力を発揮したエピソードは、日常的な話題でも問題はないでしょうか?

    人材開発・育成コンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

    渡部 俊和

    プロフィールを見る

    派手なエピソードがなくても入社後に活かせることがあれば良い

    傾聴力での自己PRのエピソードは「相手の話に深く耳を傾けられるかどうか」が伝わる内容であるかがカギなので、日常的かつ個人的な内容でも問題ありません。

    誰か1人との関係性が大きく変わったなど、実際に変化が起きていることがあればそれを伝えましょう。そして、相手や環境が変わっても再現できる傾聴力が伝えましょう。

    行動:聴いた情報からどう動いたか

    「聴いた」という事実だけで終わらせず、得られた情報をもとに自分がどう考え、どう行動したかを具体的に語りましょう。

    「客の声から原因を特定し改善提案した」のように、引き出した情報と自身の行動を結びつけて語るのがコツです。

    これは、企業が傾聴力に期待しているのは「聴いた情報をビジネスの成果につなげられるかどうか」という点だからです。

    さらに、数字や具体的な変化を交えると、傾聴から生まれた行動がどれほどの成果をもたらしたかが可視化され、再現性のある強みとして伝わります。

    例文:行動

    その情報をもとに、店長に「以前人気だったメニューを復活させてはどうか」と提案しました。

    提案が採用され、復活メニューをSNSで告知した結果、翌月の来店客数が前月比で15%増加し、常連のお客様からも「また来やすくなった」という声をいただくことができました。

    自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

    「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。

    AIがあなたの経験やスキルに基づいて魅力的な自己PRを自動で生成し、短時間で書き上げるサポートをします。

    短時間で、分かりやすく自分をアピールできる自己PRを完成させましょう。

    編集部より

    展望:入社後にどう活かせるか

    最後に、傾聴力を入社後の業務にどう活かせるかを語って締めくくりましょう。

    傾聴力は「誰の話を聴くのか」「何を引き出すのか」によって、職種ごとに発揮される場面が変わります。

    そのため、「顧客との商談で潜在的な課題を引き出し、最適な提案につなげる」のように、具体的な業務と自分の傾聴スタイルを結びつけましょう。

    これにより、面接官に「この人の傾聴力はうちの現場でこう機能する」という入社後の活躍イメージを持たせることができます。

    例文:展望

    御社の営業職では、顧客が言葉にしていない潜在的な課題を引き出し、最適な提案をおこなうことが求められると理解しています。

    相手の本音を引き出す質問力を活かして、顧客との対話から課題を発見し、信頼関係を築きながら長期的な契約獲得に貢献したいと考えています。

    プロのアドバイザーはこう分析!エピソードを語る際には行動+結果を盛り込むことがアピールになる

    キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

    野村 芳克

    プロフィールを見る

    自己PRにおける「傾聴力」は、多くの学生がアピールしやすい反面、抽象的な内容にしてしまうとほかの受験者との差別化や個性の表現や納得性が難しい傾向があります。

    面接官として私が注視するのは、「傾聴力を発揮したエピソードを盛り込む」ことです。ここに、傾聴によって何が変わったか(成果・影響)を具体的に盛り込むことが重要となります。

    たとえば「相手の話を丁寧に聞いた」だけでは不十分で、「チームのミスを防げた」などの行動と結果の因果関係を明確に伝えると、納得感と信頼感が生まれ印象が強く残ります。

    自分の傾聴力が将来どのような場面で活かせるかをリアルにイメージしてみよう

    また、「入社後にどう活かせるか」について具体的なイメージが湧かない場合は、職種の業務を調べたうえで「顧客のニーズ把握」「社内調整」「後輩育成」など、傾聴力が活きる場面を想像し、語ってみてください。

    傾聴力とは、相手の言葉を“受け取る”力だけではなく、受け取ったうえで“意味づけし行動につなげる”力でもあると伝えることができれば、面接官に深い印象を残せます。

    傾聴力を入社後に活かす方法を考えるには、企業研究をしましょう。詳しい方法はこちらの記事で解説しているので、併せて参考にしてみてください。

    【関連記事】応募書類・面接における自己PRの作り方(タップで開閉)

    エントリーシートの自己PR
    例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説

    履歴書の自己PR
    新卒用履歴書の自己PRを書く極意|例文28選を強み・職種別で紹介

    面接の自己PR
    面接の自己PRの作り方|大手内定者の例文と面接官の評価基準も公開

    インターンシップの自己PR
    例文18選|インターンシップ選考を勝ち抜く自己PRは5ステップで完成!

    自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

    「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール」が強い味方になってくれます。

    表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。

    ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。

    編集部より

    業界・職種別! 傾聴力をアピールする自己PR例文11選

    ここからは、傾聴力をアピールする自己PRの例文を業界・職種別に11選紹介します。

    傾聴力は志望業界や職種によって求められるスタイルが異なるため、それぞれ例文を分けています。

    自分の志望先に近い例文を見つけたら、自分ならではのエピソードをどのように組み込むか考えてみてください。

    そして、自身の傾聴力をどう活かせるかを考えるうえで参考にしましょう。

    例文①IT業界

    例文

    私の強みは、相手の潜在的なニーズをくみ取り、最適な解決策を提案する傾聴力です。

    私は大学でWebサイト制作を学んでいます。そこで先日、親戚が経営している飲食店から「お店のメニューや雰囲気が伝わるWebサイトを作りたい」という相談を受けました。

    最初は「おしゃれでかっこいいデザインにしてほしい」という漠然とした要望でしたが、私はまず「どのような層の顧客に来てほしいか」「お店のどのような点を一番アピールしたいか」など、具体的な質問を重ねていきました。

    すると、親戚自身も気付いていなかった「写真よりも文字で料理へのこだわりを伝えたい」「スマホで見たときに予約がしやすいようにしたい」という本質的なニーズが見えてきたのです。

    そこで、料理へのこだわりを詳細に記載できるデザインや、スマートフォンでの操作性を高めるUIを提案したところ、「想像以上の仕上がりだ」と非常に喜んでもらえました。

    この経験から、相手の真のニーズを引き出すことの重要性を学びました。この傾聴力を活かし、御社では顧客の潜在的な課題を深く理解することで、顧客の期待を超えるソリューションを提供し、貴社のサービス拡大に貢献します。

    平野 裕一

    プロフィール

    1万人以上の面談実績あり・平野さんのアドバイス

    上記の例文は、漠然とした要望から具体的な質問を重ねることで、潜在的なニーズを引き出し、成果につなげたプロセスが明確です。

    具体的なエピソードで傾聴力と問題解決能力が示されており、入社後の活躍がイメージできます。

    【関連記事】IT業界の就活対策(タップで開閉)

    IT業界の職種や働き方、企業ランキングをはじめ、システムエンジニア(SE)や社内SEの志望動機の書き方について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    ITの仕事の種類
    ITの仕事って何があるの? 仕事の種類や働く魅力を詳しく解説!

    IT業界の企業ランキング
    IT業界の企業ランキングを徹底解剖! 内定を勝ち取るコツも紹介

    システムエンジニアの志望動機
    例文8選|システムエンジニアの志望動機を新卒でも魅力的に作る方法

    社内SEの志望動機
    社内SEの志望動機の作り方! 業界・アピールポイント別の例文付き

    例文②金融業界

    例文

    私の強みは、相手の言葉の裏にある「本音」を汲み取り、深い信頼関係を築ける力です。

    私は個別指導塾のチューターとしてアルバイトをしています。生徒はそれぞれ異なる学習目標や進路の悩みを抱えていますが、多くの生徒は表面的な質問しかしてきません。

    しかし、私は「この生徒は本当に何に悩んでいるのだろう」という関心を持って、日々の雑談から積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。

    すると、ある生徒が「親には言えないけど、将来やりたいことがあって、今の成績では無理かもしれない」という本音を打ち明けてくれたことがありました。私はその思いに共感し、一緒に具体的な学習計画を立てたことで、生徒は目標に向けて意欲的に取り組むようになり、成績も大幅に向上しました。

    この経験から、相手の本音に耳を傾け、心に寄り添うことの重要性を学びました。貴社では、顧客の将来に対する漠然とした不安や悩みを丁寧に引き出し、信頼関係を築くことで顧客一人ひとりに最適な金融商品を提案し、安心した未来の実現に貢献したいです。

    野村 芳克

    プロフィール

    人事部で採用経験あり・野村さんのアドバイス

    この自己PRの良い点は、「相手の本音を汲み取る力」を行動と成果で示しているところです。

    金融業界で重視される「信頼関係の構築力」を自然に伝えており、顧客対応に直結する強みとして説得力があります。

    【関連記事】金融業界の就活対策(タップで開閉)

    金融業界の特徴や動向をはじめ、銀行・証券・信用金庫それぞれの働き方や志望動機の書き方について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    金融業界の特徴・就活対策
    金融業界の特徴・動向・就活対策を解説! 向いている人の特徴も

    金融業界の志望動機
    金融の志望動機の書き方! 難関企業も狙える構成4パターンを解説

    銀行への就職・将来性
    銀行に就職したら勝ち組って本当? 将来性や向いている人の特徴

    銀行の志望動機
    例文14選|銀行の志望動機がスラスラ書ける簡単6ステップ

    信用金庫の志望動機
    【例文9選】信用金庫の志望動機の書き方|深い業界理解で差を付け

    証券会社大手の比較
    証券会社の大手5社を徹底比較! メリットや選び方をプロが解説

    例文③食品業界

    例文

    私の強みは、顧客の声を深く汲み取り、期待を超える商品やサービスを提案できることです。

    私は大学時代、カフェでアルバイトをしていました。顧客から「アレルギー対応のメニューはないか」「甘さ控えめのドリンクがほしい」といったご要望をいただくことが多かったため、私は単にご要望を聞くだけではなく、「なぜそのメニューを求めているのか」といった背景まで丁寧に伺うように心がけました。

    ある日、乳製品アレルギーをお持ちの顧客から「家族みんなで楽しめるケーキがほしい」と相談されたことがあります。その言葉の裏には、「みんなと一緒においしいものを食べたい」という切実な願いがあると感じました。

    そこで、社内でアレルギー対応のレシピを提案し、見た目や味にもこだわった特別ケーキの企画を立てたところ、顧客に喜んでいただけたのです。

    この経験から、表面的なニーズだけではなく、その裏にある思いを理解することの重要性を学びました。この傾聴力を活かし、貴社では顧客の声を商品開発やマーケティングに反映させ、より多くの食卓に笑顔を届けたいです。

    平野 裕一

    プロフィール

    1万人以上の面談実績あり・平野さんのアドバイス

    顧客の「切実な願い」という潜在的な思いを深く汲み取り、アレルギーに対応できるケーキという具体的な解決策を企画・実行した点が秀逸です。

    単なる要望対応ではなく、商品開発への意欲と食卓に笑顔を届けたいという想いが伝わります。

    【関連記事】食品業界の就活対策(タップで開閉)

    食品業界の志望動機の書き方や、食品商社の仕事内容について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    食品業界の志望動機
    例文9選|食品業界の志望動機でやりがちなNG例と高評価のコツ

    食品商社の仕事内容
    食品商社の仕事内容と向いてる人|リアルな働き方も詳しく解説

    例文④広告・出版業界

    例文

    私の強みは、日常会話から社会の潜在的なニーズやトレンドを読み解く傾聴力です。

    私は大学で社会学を専攻していて、ゼミの課題で「若者の消費行動」について研究していました。一般的なアンケート調査に加えて、友人や知人との何気ない会話に耳を傾け、彼らが「何に面白さを感じているのか」「なぜそれを買うのか」といった背景を深く掘り下げていきました。

    すると、多くの人が「有名人やインフルエンサーが使っているから」という表面的な理由だけではなく、「限定品であることの希少性」や「その商品を通じて得られる他者との共感」といった潜在的な価値を重視していることがわかったのです。

    この発見を論文にまとめたところ、教授から「データだけでは見えない、人の感情に迫る分析ができている」と高い評価をいただきました。この経験から、人の声の裏に隠された本質的なニーズをくみ取る重要性を学びました。

    貴社ではこの傾聴力を活かし、世の中のニーズやトレンドを的確にとらえることで、人の心を動かすような企画やコンテンツを生み出し、社会に新しい価値を届けることに貢献したいです。

    野村 芳克

    プロフィール

    企業の人事部で採用経験あり・野村さんのアドバイス

    この自己PRの良い点は、社会学的な視点を活かして「データでは見えない人の感情」を読み取っているところです。

    広告・出版業界に求められる「共感を生む洞察力」を、実体験と成果を交えて具体的に表現しており、説得力があります。

    【関連記事】広告・出版業界の就活対策(タップで開閉)

    広告業界や出版業界の仕事内容、企業比較、志望動機の書き方などについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    広告業界の志望動機
    例文7選|広告業界で勝ち抜く志望動機の書き方と差別化のコツ

    大手広告代理店の比較
    大手広告代理店5社比較|特徴・社風・選考対策を解説

    出版社への就職対策
    出版社への就職を叶える5つの必須準備|トレンドや選考対策も解説

    大手出版社の比較
    大手出版社4社比較|特徴・社風・選考対策を解説

    本に関わる仕事・出版業界
    本に関わる仕事25選! 出版業界の就職難易度も就活のプロと解説

    例文⑤商社業界

    例文

    私の強みは、さまざまな人の声に耳を傾け、異なる意見を調整して最適な解決策を導き出す力です。

    私は大学時代、国際交流サークルでイベントリーダーを務めていたのですが、異なる国籍や文化を持つ人が参加するため、1つの意見だけで企画を進めると、不満を持つ参加者が出てしまうことがありました。

    そこで、私は企画会議の前に各国の代表者と個別に話す時間を設け、それぞれの意見や文化背景、イベントに期待することを丁寧にヒアリングするようにしたのです。

    たとえば、ある国の参加者が「伝統的なダンスを披露したい」と言った場合、ただ演目として加えるだけではなく、その背景にある「自国の文化を深く知ってほしい」という要望を汲み取り、演目の前にその文化の歴史や意味を解説する時間を設けることを提案しました。

    これにより、参加者全員がイベントに一体感を持って楽しむことができ、結果として例年以上に多くの参加者から「心に残るイベントだった」という感想をいただいたのです。

    この経験から、異なる立場や文化を持つ人の声に深く耳を傾け、全員が納得できる解決策を探ることの重要性を学びました。貴社に入社後は、この傾聴力を活かして多様なステークホルダーと強固な信頼関係を築き、グローバルなビジネスの成功に貢献したいと考えています。

    平野 裕一

    プロフィール

    1万人以上の面談実績あり・平野さんのアドバイス

    上記の例文は、国際交流サークルという多様な環境で、ヒアリングを通じて、全員が納得できる調整力を発揮した点が素晴らしいです。

    商社で求められる多様なステークホルダーとの信頼構築力が伝わる説得力のある内容です。

    【関連記事】商社業界の就活対策(タップで開閉)

    商社業界の仕事内容や企業比較、志望動機の書き方などについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    商社の志望動機
    商社の志望動機の書き方|就活のプロによる例文添削付き!

    総合商社の仕事と就活術
    総合商社の仕事が丸わかり! 7大商社の違いと就活術もプロが解説

    大手総合商社の比較
    大手総合商社6社比較|特徴・社風・選考対策を解説

    7大商社への就職対策
    7大商社への就職を成功させる3つの対策|各社の特徴や魅力も解説

    商社の一般職の実情
    商社の一般職の実情が丸わかり! 働く魅力や厳しさまで徹底解説

    例文⑥サービス職

    例文

    私の強みは、顧客の潜在的なニーズを深く引き出し、最適な解決策を提案できる力です。

    私はメガネショップでアルバイトをしていて、多くの顧客が「何を基準にメガネを選べば良いかわからない」という悩みを抱えていることに気付きました。

    そこで、私は単にデザインの好みを聞くだけではなく、「どんなシーンで使いたいか」「どんな自分に見られたいか」 といった質問を重ねました。その結果、顧客自身も気付いていなかった「本当に必要なメガネ」を見つけることができたのです。

    この経験から、顧客の話を傾聴したうえで、一歩踏み込んで本質的なニーズを引き出すことが、顧客満足につながることを学びました。

    この傾聴力を活かし、御社では顧客一人ひとりに心から寄り添い、期待を超える体験を提供できる店舗スタッフを目指したいです。

    渡部 俊和

    プロフィール

    大学で就職支援の経験あり・渡部さんのアドバイス

    この例は店舗スタッフ志望ですが、顧客が何に困っているのかを考えて選択を整理し、少しずつ提示していた点は「ソリューション営業」の考え方に近いです。あらゆる職種で応用できる行動です。

    【関連記事】サービス業・接客業の仕事内容とアピール方法(タップで開閉)

    サービス業の分類や接客業の適性をはじめ、飲食店や販売職の志望動機の書き方、接客経験を活かした自己PRの作成方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    サービス業の種類と適性
    サービス業の9分類一覧表! 適性・職種を見極めるコツも解説

    接客業の適性
    接客業に向いていない人の特徴4選|ベストな道の選び方もプロと解説

    接客業経験の自己PR
    接客業経験で自己PRを作成する5ステップ|強み別10例文付き

    飲食店の志望動機
    飲食店の志望動機はどう書く? 例文や企業が求めるスキルを解説

    販売職の志望動機
    販売職の志望動機例11選|差別化できる書き方とよくあるミスを解説

    旅行会社の志望動機
    旅行会社に刺さる志望動機の書き方|大手志望者も必見の秘策を解説

    ホテルフロントの志望動機
    例文8選|ホテルフロントの志望動機は原体験で深みを持たせよう

    例文⑦営業職

    例文

    私の強みは、相手が話しやすい環境を作り、心を開いて悩みを打ち明けてもらう傾聴力です。

    私は大学の取り組みの一環で、悩みを抱える新入生の話を聞いて不安を解消したり、サポートをする活動に参加しています。

    毎年多くの新入生が話をしに来てくれるのですが、悩みを聞いていくうちに学んだことが、「相手の目を見て話を聞くこと、話を遮らないこと、あいづちは少し大袈裟にすること、まず肯定すること」の重要性です。

    そうすると、話し手は「ちゃんと聞いてもらえている」「共感してくれている」という安心感を持って話してくれるので、より深い悩みを打ち明けてくれるようになるということを体験を通じて理解することができました。

    また、この学びを普段の何気ない会話でも意識してみると、周りの人からは「聞き上手だね」「相談しやすい」と言ってもらえることがとても多くなり、それから自身の強みは傾聴力であると自覚するようになりました。

    この活動を通して培った傾聴力を活かし、御社に入社後はクライアントの悩みを引き出して的確な解決方法を提案し、営業職として売り上げに貢献いたします。

    平井 厚子

    プロフィール

    ITメーカーで25年間の人材育成・平井さんのアドバイス

    傾聴力をどのように習得したか、どのように実践しているか、そしてどんな変化が起きたかがわかる良い自己PRですね。

    営業職での活かし方も成果につなげられることがイメージできます。

    【関連記事】営業職の仕事内容とアピール方法(タップで開閉)

    営業職の適性や向いていない人の特徴をはじめ、法人営業や個人営業の仕事内容、種類や業界別の志望動機の書き方、強み・経験別の自己PRの作成方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    営業職の適性
    営業に向いてない人の16の特徴|不向きな人におすすめの道も解説

    法人営業(BtoB)の仕事内容
    BtoB営業ってどんな仕事? 魅力から大変な部分までまるごと解説

    個人営業(リテール)の仕事内容
    リテール営業とは? 仕事内容や5つの必須スキルを専門家と解説

    営業職の志望動機の作り方
    営業の志望動機の作り方4ステップ! 営業の種類・業界別の例文付き

    営業職の自己PRの作り方
    営業職の自己PR作り方を営業経験者が解説|強み・経験別例文15選

    例文⑧事務職

    例文

    私の強みは、常に現状をアップデートしていく力です。

    私は大学の図書館でアルバイトをしており、利用者のサポートや事務作業を担っています。基本的には同じような作業が多く、単調な仕事をミスなく確実におこなうことがもとめられるのですが、それと同時に何かもっと改善できる部分はないかを観察するようにしています。

    私の大学の図書館は学生の他に地域の方の利用者も多く、年配の方との世間話の延長で「この図書館は園芸書のコーナーが遠い」という声を聞きました。学生のためにある図書館なので、年配の方向けの本は入り口付近にあまり置いていなかったのです。

    この言葉を受け、管理者に地域の方向けの本をもう少し入り口付近に置きたいと提案をしたところ、試験的に提案が採用されることになりました。それからは地域の方がより利用しやすい配置になり、「本が探しやすくなった」という声をいただく機会も増えました。

    この経験を活かし、事務職として現場の声に耳を傾けながら、従業員がより働きやすくなるようにサポートをしてまいります。

    企業で採用や人材育成を経験あり・田邉さんのアドバイス

    傾聴力がアピールしづらい事務職ですが、「ほかの職種と協働する」という特徴をきちんと押さえられています。

    仕事内容だけではなく仕事の仕方をリサーチすることの重要性がわかる良い例ですね。

    【関連記事】事務職の仕事内容・職種別志望動機(タップで開閉)

    事務職の仕事内容や必要なスキルをはじめ、さまざまな業界の事務職の志望動機の書き方について詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしておきましょう。

    営業事務の魅力と選考対策
    学校事務の志望動機でマッチ度を伝える方法|学校種別の例文付き

    医療事務の志望動機の書き方
    例文10選|医療事務の志望動機は2つのポイントを整理して書こう!

    総務事務の志望動機の書き方
    例文付き|総務事務の志望動機に大事な4要素と注意点を解説

    貿易事務の志望動機の書き方
    例文6選|貿易事務の志望動機でスキルを活かして熱意を伝える方法

    税理士事務所の志望動機の書き方
    例文6選! 税理士事務所の志望動機の書き方を事前準備から解説

    受付事務の志望動機の書き方
    【テンプレ付】受付事務に受かる志望動機5つのポイント徹底解説!

    例文⑨企画職

    例文

    私の強みは、寄せられる悩みの共通項を見つけ、多くの人の課題を解決する力です。

    私は大学の学生課で学生をサポートする活動をおこなっています。

    地方から上京した新入生の大半が口にするのが「家具への出費が痛い」という悩みでした。一方で、就職に際して引越しをする4年生は「捨てるのはもったいないけど、引越し費用がかさむから手放したい」「お金を出してゴミを捨てるのはばかばかしい」という悩みを口にしていました。

    そこで、双方の悩みを解決するために学生課のサイト内に学生同士が不要なものを譲り合うことができる窓口を立ち上げました。

    サイトを利用してくれる学生は徐々に増え、今では活発にやり取りがおこなわれています。「無駄な出費をしなくて済んだ」「無料で使いやすい家具が手に入って嬉しい」などの声も寄せられ、サイトを作って良かったと感じています。

    御社に入社後はこの能力を活かし、より多くの人の意見を自分の中に落とし込んで解決に導くような商品企画をしてまいります。

    渡部 俊和

    プロフィール

    大学で就職支援の経験あり・渡部さんのアドバイス

    それぞれの悩みに当事者感覚で向き合い、実社会にもあるサービスを学内向けに提供する過程で、サイトを立ち上げる労力とリスクも払っています。

    行動につながっている実践的なエピソードなので説得力があります。

    【関連記事】企画職の仕事内容とアピール方法(タップで開閉)

    企画職や企画営業の仕事内容や、マーケティング・商品企画における志望動機の書き方などについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    企画営業の仕事内容
    企画営業とはどんな仕事? 就活のプロが解説する働き方のリアル

    マーケティング・企画職の志望動機
    マーケティング職の志望動機で差をつける! アピール別の例文や

    例文⑩エンジニア

    例文

    私の強みは、相手の変化を見逃さず本音を引き出し、先回りして対処する力です。

    大学の軽音楽サークルで活動するなかで、あるときからバンドメンバーの1人の演奏に一体感がなくなってきていることに気付きました。顔色も優れず、何かあったのだろうと感じた私は2人で話す機会を設け、「最近どう?」という何気ない問いかけから少しずつ話を引き出しました。

    すると「金銭的に余裕がなくアルバイトを増やしたため、睡眠時間を削って練習に参加している」という本音を聞くことができました。

    このままでは体調を崩してしまうと判断し、月に3回は全員で集まる日を設け、それ以外の日は参加可能なメンバーだけが集まるか個人練習にあてる形に変更することを提案しました。メンバー全員が快く受け入れてくれた結果、それぞれのスキルアップにつながり、チームの雰囲気も改善されました。

    この経験から、言葉の裏にある本音を引き出すためには、相手が話しやすい雰囲気をつくることと、適切なタイミングで踏み込んだ質問をすることが重要だと学びました。

    御社のエンジニア職では、プログラムの課題を見逃さないことはもちろん、クライアントや社内メンバーへのヒアリングでも相手の言葉にならないニーズや懸念を引き出しながら、的確な提案と円滑なプロジェクト進行に貢献したいと考えています。

    平井 厚子

    プロフィール

    ITメーカーで25年間の人材育成・平井さんのアドバイス

    マンツーマンで話をして、本当の悩みが聞き出せた経験ですね。何かあったのかと気付く観察力も、素晴らしいです。

    【関連記事】エンジニア職の仕事内容と志望動機の作り方(タップで開閉)

    エンジニアの種類や仕事内容・志望動機の作成方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    IT業界・エンジニア職の種類
    ITの仕事って何があるの? 仕事の種類や働く魅力を詳しく解説!

    システムエンジニアの適性・実態
    システムエンジニアはきつい? SEはやめとけと言われる理由をプロが解説

    システムエンジニアの志望動機
    例文8選|システムエンジニアの志望動機を新卒でも魅力的に作る方法

    社内SEの志望動機
    社内SEの志望動機の作り方! 業界・アピールポイント別の例文付き

    インフラエンジニアの志望動機
    未経験でも安心! インフラエンジニアの志望動機の作り方を徹底解説

    例文⑪クリエイティブ職

    例文

    私の強みは、1つの要望を深掘りして考え、顧客の潜在的なニーズを察する能力です。

    私は現在花屋でアルバイトをしており、少し前からフラワーアレンジメントについて教えてもらえるようになりました。ギフト用ブーケの作成依頼がきた時、私もその要望を教えてもらい先輩と一緒に試作としてブーケを作っています。

    お客様の要望は抽象的な表現が多く、「可愛い感じに」「男の子でも喜んでもらえるように」「黄色いお花を使ってお誕生日用に」などの大まかな注文が大半です。

    そこから自分なりのフラワーアレンジを考えお客様に喜んでもらうには、端的な要望をいかに深掘りして考えられるかが重要です。お花を贈る相手の好きな色もわからないときがあるので、ご本人の写真を見せていただいたり、どんな人かを聞いたり、ご来店いただいた送り主様の雰囲気から考えることもあります。

    始めは深掘りの方法がわからずうまくいかなかったのですが、コツを掴むと要望を聞いた時点でぼんやりとお花のイメージができるようになりました。まだお客様の手に渡るブーケは作ったことがありませんが、先輩には「個性が出ていて素敵なブーケを作れるようになってきている」と褒めていただきました。

    この経験を活かし、御社に入社後はクライアントの要望を自分の中に落とし込み、要望以上のデザインを提案できるデザイナーとして活躍いたします。

    企業で採用や人材育成を経験あり・田邉さんのアドバイス

    デザイナーの仕事とアルバイトの共通点をきちんと理解し、強みとしてアピールできている好印象な自己PRです。

    傾聴力だけではなく、仕事に前向きに取り組む姿勢も伝わるため、入社後の活躍が期待できることも好印象ですね。

    【関連記事】クリエイティブ職の仕事内容と志望動機の作り方(タップで開閉)

    クリエイティブ職の種類をはじめ、デザイナーの志望動機の書き方、ポートフォリオの自己紹介・自己PRの作成方法について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

    デザイン系の仕事の種類
    未経験可も含むデザイン系の仕事41選! 就職に必須な5ステップも

    デザイナーの志望動機
    職種別例文5選!|デザイナーの選考を突破する志望動機の書き方

    Webデザイナーの志望動機
    例文6選|Webデザイナーの志望動機で適性アリと思わせる書き方

    ポートフォリオの自己紹介
    企業に刺さるポートフォリオの自己紹介|職種別例文6選

    自由形式の自己PR
    10の作成例付き|自己PRを自由形式で作るなら企業目線が鍵になる

    【NG例文付き】傾聴力の自己PRを作る際の注意点

    傾聴力は「話を聴く力」という性質上、受け身な印象を与えやすく、伝え方を誤ると「優しいだけ」「主体性がない」という印象になってしまいます。

    また、誰もが日常的に人の話を聴いているからこそ、エピソードが平凡になりやすく、強みとして差別化することが難しい強みでもあるのです。

    そこで、ここからは傾聴力の自己PRを作る際の注意点をNG例文とともに解説します。

    志望企業が求める傾聴力から逸脱しない

    傾聴力が発揮される場面は職種ごとに異なるため、志望先と関連性のないアピールは「仕事を理解していない」と判断されてしまうリスクがあります。

    営業職なら「顧客の潜在ニーズを引き出す力」、エンジニア職なら「要件を正確に把握する力」のように、志望先が求めるスタイルに合うエピソードを選びましょう。

    NG例文

    私の強みは、相手の視点に立ち密なコミュニケーションを取ることで課題を解決する力です。

    大学のボランティアサークルで月に2回ほど保育園を訪れるなかで、なかなか輪に入れない子どもがいました。

    その子が好きな虫の話題から少しずつ距離を縮め、無理に誘うことをやめて静かに過ごせる環境を整えたところ、自分から話しかけてくれるようになりました。

    この経験から相手の視点に立つ力が強みだと感じています。先日の説明会でシステムエンジニア職は他者とのコミュニケーションが少ないとお聞きしましたが、自分の良さを活かして頑張りたいと思います。

    ✔例文のNGポイント
    ①「コミュニケーションが少ない職種と聞いた」と自ら述べてしまっており、志望職種への理解不足を露呈している点。

    ②傾聴力と志望職種の接点が何も語られていない点。

    1人で黙々と作業することが多い職種では、傾聴力をどのようにアピールすれば良いですか?

    キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者

    田邉 健

    プロフィールを見る

    個人的な作業が多い仕事は「信頼関係を構築する能力」をアピールしよう

    就職するということは、少なからず人とのかかわりが生まれますよね。仕事自体は1人であっても、上司や同僚とのコミュニケーションも発生します。

    このときに、良い関係性が築けていると雰囲気が良くなり、チーム全体の士気向上につながります。

    そのため、「傾聴力を活かして社内での信頼関係構築に役立てる」というアピールは企業にとって魅力的な強みになります。必ずしも直接的な仕事だけではなく、仕事のプロセスや組織風土に貢献できないかどうかも考えてみましょう。

    こちらのQ&Aでは、傾聴力が短所になる可能性についてキャリアコンサルタントが解説しています。

    自身の傾聴力をネガティブにとらえられないようにするためにも、目を通しておきましょう。

    受動的な聞き上手のアピールにしない

    傾聴力の自己PRを作成する際は、ただ聞き上手なだけのアピールになっていないか確認しましょう。

    なぜなら、ビジネスの現場における傾聴力とは、課題を発見したり信頼関係を築いたりするための手段です。

    聴くだけで終わってしまう人材は「受け身で成果を出せない人材」と判断されてしまう可能性があるのです。

    傾聴力を活かして何ができるのかまでセットで伝えることで、受け身な印象を払拭しましょう。

    NG例文

    私の強みは傾聴力です。大学のゼミで同じ班になった友人と仲良くなりたいと思い、ランチに誘いました。友人は話すことが大好きで、ランチの間ずっと楽しそうに話してくれました。

    私はその話に合わせて相手と同じ気持ちで相槌を打ち、「わかる」「そうなんだね」と共感を示すことを心がけました。すると「すごく話しやすくて楽しかった」と言ってもらえ、それからはよく一緒にランチをしたり遊びに行く仲になりました。

    もともと派手な見た目で近寄りにくいと感じていた相手とも、傾聴することで距離を縮められたことから、傾聴力が自分の強みだと確信しました。御社に入社後も、社内外の多くの人の声に耳を傾けながら、信頼関係を築いて貢献してまいります。

    ✔例文のNGポイント
    ①相槌を打って共感したという受け身の描写だけで終わっており、「聴いた情報をもとにどう行動したか」というアクションが語られていない点。

    ②友人と仲良くなれたという個人的な出来事にとどまっており、ビジネスへの再現性がまったく示せていない点。

    平井 厚子

    プロフィール

    ITメーカーで25年間の人材育成・平井さんのアドバイス

    「話す」と比べると「聞く」は受け身の行動と思われがちです。

    「傾聴力=自主性がない」と思われないためには、「なんのために傾聴力を発揮したのか」「傾聴力を発揮して何が変わったか」を盛り込みましょう。

    誰にでも当てはまる抽象的なエピソードにしない

    傾聴力の自己PRは「人の話を聴く」という日常的な行為を土台にしているため、エピソードが平凡になりやすいです。

    自分なりの工夫が見えないと採用担当者の印象に残りにくくなります。

    具体性のないエピソードは面接官が繰り返し聞いている内容と重なりやすく、印象に残らない可能性があるからです。

    そのため、傾聴力を活かした経験を具体的な行動のプロセスとともに語ることで、面接官の記憶に残る自己PRを作りましょう。

    NG例文

    私の強みは傾聴力です。私はいつも相手の話を最後まで聞き、否定せずに受け止めることを大切にしています。

    友人や家族からよく相談を受けることが多く、「話しやすい」「あなたに話すとすっきりする」と言われることが多いです。サークル活動でもメンバーの意見をしっかりと聞くよう心がけており、意見が対立した場面でも双方の話を丁寧に聞いて場を和ませることができました。

    このような場面でも相手を否定せず、まず受け止めることを徹底したことで、メンバーから「話しやすい雰囲気をつくってくれてありがとう」と感謝の言葉をいただきました。

    この傾聴力を活かして、御社でもメンバーや顧客の声に耳を傾けながら、信頼関係を築き貢献したいと考えています。

    ✔例文のNGポイント
    ①「話を最後まで聞く」「否定せずに受け止める」という姿勢の説明にとどまっており、「どんな工夫で本音を引き出したのか」「その結果何が変わったのか」という具体的なプロセスが語られていない点。

    ②場を和ませた経験が語られているものの、そこから自分がどう行動してどんな成果につなげたかが見えず、誰にでも言えるような内容にとどまっている点。

    プロのアドバイザーならこうアドバイス!目に見えづらい長所だからこそエピソードの掘り下げが大切

    人材開発・育成コンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

    渡部 俊和

    プロフィールを見る

    そもそも傾聴力を説明するのは難しいです。

    きちんと聴けているかどうかは定量化もできませんし、話し手がどう感じているのかも明確には検証ができないからです。

    「傾聴力を発揮した経験が変化や行動にどうつながったか」という個人的体験をエピソードで書き出すことで自己PRを差別化できます。

    誰かのためにリスクを負った経験があるかどうかを考えてみよう

    また、傾聴力がある人は相手が感じていることを自分のことのように感じ、当事者感覚で対処しようとする傾向があります。

    具体的な行動がなかなか思いつかなければ、相手のために行動した経験がないか、その際にどのような犠牲を払ったかと、自問自答してみてください。

    例文付き! 傾聴力と相性の良い強み

    傾聴力と相性の良い強み

    1. 課題解決能力
    2. 行動力
    3. 決断力
    4. 企画力

    傾聴力は単独でアピールするよりも、もう一つの強みと組み合わせることで「聴くだけで終わらない人材」としての説得力が増します。

    なぜなら、傾聴力をアピールするだけでは、「聴いた情報をどう活かせるか」というビジネスへの貢献イメージが面接官に伝わりにくいからです。

    聞くだけで終わらない人材として自身をアピールできれば、入社後の活躍イメージを面接官に持たせやすくなります。

    ここでは、傾聴力と特に相性の良い4つの強みと例文を紹介します。

    課題解決能力

    課題解決能力とは、現状の問題を正確に把握し、原因を分析したうえで最適な解決策を実行する力です。

    この課題解決の第一歩となるのが傾聴力です。

    なぜなら、問題の本質を見つけるためには、関係者の声に耳を傾け、表面的な不満や意見の裏にある真の原因をくみ取る必要があるからです。

    課題解決能力を組み合わせて自己PRを作る際は、傾聴で得た情報がどのように課題解決につながったのかを明確に伝えることで、説得力が高まります。

    以下の例文を参考にしながら、自己PRを作成してみてください。

    例文

    私の強みは、周囲の声を丁寧に集めながら問題の本質を見極め、解決につなげる力です。

    アパレルショップのアルバイトで、顧客アンケートに「スタッフの雰囲気が暗い」「店に入りづらい」という声が届いていることに気付きました。原因を特定するために、私から率先してスタッフ全員に「最近お客様への接し方で気になっていることはある?」と個別に声をかけ、一人ひとりの本音を引き出すことにしました。

    話を聞くなかで「作業に没頭して下を向いてしまう」「お客様と接しているとき以外は真顔になってしまう」という共通の課題が見えてきました。集めた意見を整理してミーティングで共有し、「ポジショニングを確認する声出しと笑顔の徹底」という施策を提案しました。

    「ホール入ります」「お会計入ります」などの声出しに対して全員が「お願いします」「ありがとうございます」と返答するルールを設けたことで、自然とお互いが顔を上げてコミュニケーションを取るようになり、笑顔を意識する習慣が定着しました。

    その結果、店舗に活気が生まれ、アンケートでスタッフの雰囲気を指摘される声がなくなりました。御社に入社後も、周囲の声を積極的に集めながら課題の本質を見極め、実効性のある解決策を提案することで貢献したいと考えています。

    平井 厚子

    プロフィール

    ITメーカーで25年間の人材育成・平井さんのアドバイス

    課題を解決したエピソードとして良い構成です。

    補足として、自分が行動を起こして意見を聞き、集約して解決した過程がわかるような書き方ができています。

    行動力

    行動力とは、目的を達成するために自ら積極的に動き、計画を実行に移す能力のことです。

    行動力と傾聴力を組み合わせることで、傾聴によって得た相手の本音やニーズをもとに行動する、根拠のある主体的なアクションとして評価されやすくなります。

    傾聴力と行動力を掛け合わせた自己PRを作成する際は、傾聴がどのように行動のきっかけとなり、どんな成果につながったかを明確に伝えることが重要です。

    以下の例文を参考に、オリジナリティのある自己PRを作りましょう。

    例文

    私の強みは、話し手の気持ちに寄り添い共感することで、本音を引き出すことのできる傾聴力です。

    私はゼミの研究テーマとして県民性に着目しており、あらゆる地域の特性とそこで生活する人々の性格的特徴の関連を研究していました。

    しかし座学で情報を集めるだけでは不十分だと実感し、現地の人とコミュニケーションを取るため、大学3年生のときの4カ月間、日本各地へ赴いてさまざまな人と交流をしてきました。

    もっとも苦戦したのは、初対面の人から話を聞く時、ざっくばらんに話してくれるような環境づくりをするためにはどうしたら良いかということでした。

    始めは距離感を掴むのは難しかったですが、一つひとつのリアクションを大きくしたり、話し手と同じ温度感であいづちを打つことを心掛けると、自然とお互いの気持ちがほぐれてより深い話を聞くことができました。

    この経験を活かし、御社に入社後は顧客の気持ちに寄り添ってニーズを引き出し、最高の提案ができる接客スタッフを目指します。

    渡部 俊和

    プロフィール

    大学で就職支援の経験あり・渡部さんのアドバイス

    相手に合わせてリアクションを変えることは、簡単なようでなかなかできないことです。基本的なことながら傾聴力がよく伝わる行動です。

    面接官に対しても同じように行動することでより説得力を高められます。

    決断力

    決断力とは、さまざまな意見や情報をもとに最善の選択肢を判断し、責任を持って結論を出す力です。

    傾聴力と決断力は一見相反するように見えますが、実は相性の良い組み合わせです。

    これは多くの人の意見を傾聴して多角的な情報を集めることで、質の高い決断を下しやすくなるからです。

    また、周囲からの納得感も得られ実行力も高まります。

    傾聴力と決断力を掛け合わせた自己PRは、どのように傾聴し、その情報をもとにどんな決断を下したかを具体的に示しましょう。

    これにより、自身の傾聴力をきっかけにおこなった主体的な行動が伝わる自己PRが作成できます。

    例文

    私の強みは、異なる意見を丁寧に聞き取り、融合させてより良い環境を作る力です。

    吹奏楽部の部長として、長年の慣習となっていた土曜日朝のパートリーダーミーティングに対して「共有することが少なく時間を持て余している」という声が上がっていることに気付きました。

    伝統を変えることへのプレッシャーを感じながらも、まず変化を求める声と慣習を大切にする声の両方をしっかり聞き取ることが先決だと考え、パートリーダー全員と個別に話す機会を設けました。

    話を聞くなかで「ミーティングの必要性は感じているが、内容が形骸化している」という共通の課題が見えてきました。一方で「長く続いてきた取り組みをなくすことへの不安」を感じているメンバーもいたため、ミーティングを廃止するだけではなく、その時間を全員で集まる基礎練習の時間に置き換えるという代替案を提案しました。

    全員が納得したうえで変更を実施した結果、朝から顔を合わせることで一体感が増し、練習後に自然とコミュニケーションが生まれるようになり、部全体に活気が出るようになりました。

    御社に入社後も、変化を求める声と既存の価値観の両方を丁寧に聞き取りながら、全員が納得できる形で環境改善を提案できる人材として貢献したいと考えています。

    平井 厚子

    プロフィール

    ITメーカーで25年間の人材育成・平井さんのアドバイス

    決断力を発揮したエピソードとして良いですね。

    パートリーダーミーティングを廃止するにあたって、みんなの意見を聞いたプロセスや進め方がわかるように工夫できています。

    企画力

    企画力とは、現状の課題やニーズを正確にとらえ、それを解決するための新しいアイデアや計画を生み出す能力のことです。

    人々の心に響く企画は、当事者の声に耳を傾け、その不満や願望をくみ取るところから生まれるため、傾聴力は企画力と特に相性の良い強みといえます。

    傾聴を通じて得られたリアルな声は企画の核となり、「なぜその企画が必要なのか」という背景がわかりやすくなるため、説得力が増します。

    自己PRを作成する際は、どのような声に耳を傾け、そこからどのように企画のアイデアを発見したかを具体的に伝えましょう。

    例文

    私の強みは、周囲の声に耳を傾け新たな企画を立てる力です。

    私は1年生のときからウィンタースポーツサークルに所属しています。当時は新しくできたサークルだったためサークルメンバーは8人しかおらず、まったくの未経験という人はいませんでした。

    しかし進級していくうちに部員が増え、3年生の時点で42人が所属するサークルになりました。

    ただ、もともと主な活動時期が冬のみということもあり、人数が増えるとなかなか同じサークルのメンバーの顔と名前が覚えられないという声をよく聞くようになりました。

    そこで、6月と10月に合宿を企画しました。多くのメンバーが参加してくれ、学年の垣根を超えた交流ができ、上級者が未経験者のゲレンデデビューをしっかりとサポートをする体制ができました。

    それからは合宿以外にもオフシーズンを利用した活動が増え、みんなでトレーニングをしたり、季節に合わせた行事をおこなったり、よりサークル活動に活気が出ました。

    御社に入社後も、積極的に顧客の声を吸い上げて多くの方のニーズに応えられる企画をし、売り上げに貢献いたします。

    自分に当てはまるような傾聴力以外の強みがいくつかあるのですが、どれか1つを選ぶ場合は何を基準に選べば良いですか?

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    平井 厚子

    プロフィールを見る

    +αの強みはエピソードを基準に選ぼう

    強みを伝えるエピソードを基準に選ぶのが良いでしょう。インパクトのあるエピソードである必要はありません。企業が自己PRで見たいのは、プロセスや熱意、考え方です。

    どの強みを発揮したときのエピソードが、自分としてもっとも手ごたえがあったかを考えて選んでみてください。

    失敗事例でも構いません。その場合は、一度は失敗したが反省から傾聴力の必要性を学び、再トライすることで目標を達成した、というストーリーとしてまとめると効果的です。

    企業に合わせた傾聴力の自己PRで志望度の高さをアピールしよう!

    傾聴力の自己PRは、「話をよく聞く人」という印象で終わらせず、「聴いた情報をもとにどう考え動いたか」という行動と成果をセットで語れるかにかかっています。

    さらに、志望企業や職種が求める傾聴のスタイルに合わせてエピソードを選ぶことで、「自社の仕事をよく理解している」という志望度の高さもアピールできます。

    この記事で紹介した言い換え表現や例文を参考に、聴くだけで終わらない主体的な傾聴力の自己PRを仕上げて選考突破を目指しましょう。

    アドバイザーからあなたにエール傾聴力を発揮したあとの「結果」を伝えることが大切

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    平井 厚子

    プロフィールを見る

    ビジネスにおいて、傾聴力は手段であって、目的ではないことを押さえましょう。ビジネスでは、人の話を聞いて終わり、ということはありません。必ず聞く目的があります。

    たとえば、以下のようなものです。

     ・顧客の悩みや要望を把握して、新製品開発に反映するために聞く
     ・問題解決のために今起きていることや困っていることを聞く
     ・チームのコミュニケーションを円滑に活性化するために相互に聞き合う

    「傾聴力」の自己PRは目的意識を明確にして作成しよう

    傾聴には目的があるということを押さえて自己PRを作る、つまり傾聴力を発揮したプロセスややり方だけではなく、その結果達成した目的を伝えるのがおすすめです。

    そうすれば、入社後も傾聴力を発揮してどんな風に貢献できるのかを採用担当者にわかりやすく伝えられるので、好印象を残すことができます。

    「傾聴力」の自己PRは目的を意識したうえで作成し、その能力を入社後に活かせることをアピールして選考を通過しましょう。応援しています!

    執筆・編集 PORTキャリア編集部

    明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

    > コンテンツポリシー

    記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

    高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

    > メッセージを読む

    関連Q&A

    記事カテゴリー

    Q&Aカテゴリーはこちら

    関連Q&A

    おすすめ対策ツール・資料

    TOP

    PORTキャリア
    会社情報 プライバシーポリシー グループ会員利用規約 コンプライアンスポリシー 反社会的勢力排除ポリシー 外部サービスの利用について 情報セキュリティ基本方針 行動ターゲティング広告について カスタマーハラスメントポリシー