Q
大学3年生
女性
テレビ局のエントリーシート(ES)を作るコツを教えてください。
大学3年生になり、そろそろ就職活動を意識し始めています。特にテレビ局で働くことに憧れがあり、いくつかインターンシップにも参加しました。
しかし、毎年多くの就活生がテレビ局を目指すと聞き、ESの段階で埋もれてしまうのではないかと不安を感じています。
ESで採用担当者の目に留まるには、どのような点に気をつけて書けば良いのでしょうか?
また、テレビ局への志望動機はどのように書けば説得力が増すのかわかりません。現時点では漠然とした憧れしか思いつかないので、具体的な志望動機を見つける方法などについても教えていただきたいです。
テレビ局のESで書類選考を通過するためのコツや、効果的な志望動機の書き方について、具体的なアドバイスをいただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
情報・感情・独自性! 3層構造のESで突破しよう
倍率が非常に高いテレビ業界のESを突破するには、「情報・感情・独自性」という3つの層を意識した構成が必要です。
まず志望動機では、具体的な番組名や新規の配信サービスなどを挙げ、その事業が持つ社会的意義と自身の価値観がどう結びつくのかを示します。
次にガクチカでは、その志望動機と関連性の高い、ユニークな取り組みを具体例として挙げましょう。その成果を具体的な数値で示しつつ、自身の熱意を言語化することで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
自己PRでは企画アイデアを書くのもおすすめ! 自身の価値を示そう
自己PRの欄があれば、視聴者分析や映像制作といった、テレビ局の業務に直結するようなシーンを描写します。なぜその行動をとったのか、その結果どうなったのかを具体的に述べることが重要です。
最後に、入社後に実現したい企画のアイデアを一行で提案するのも、強い印象を残すうえで効果的です。あなたならではの視点で、企業に新しい価値をもたらせることをアピールしましょう。
どんなポジションでどんな番組を作りたいかを伝えよう
テレビ局のESは、記念受験も含めて数多くの応募者のいる激戦です。ありきたりなものでは、埋まってしまうので独自性をアピールする必要があります。
書類選考を突破するためには、伝えたい事柄を一つに絞り、自分の伝えたいことに関して、伝え方や構成力なども踏まえ、自分の人生を1本の番組として編集するつもりでわかりやすく伝えることを意識してください。
盛り込むべき内容としては、テレビ局の中でも、アナウンサーやディレクターなど、どのポジションを目指すのかということと、どのような番組に携わりたいのかという2点です。
経験と志望職種を結び付けて一貫性を持たせることが大切
面接では、昔から好きな番組とその理由などを尋ねられることもあります。
たとえば、「東日本大震災で被災した経験があり、そのなかで報道の大切さを知ったため、報道部門のアナウンサーになりたい」など、一貫性のある回答ができるよう、面接も意識して志望動機を作成しましょう。
Webページの各テレビ局のアナウンサーを参考にしたり、自分はテレビを通して誰に何を伝えたいかについて考えることも志望動機を書くために役立つかもしれません。
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