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地方テレビ局の就職難易度はどのくらいですか?
大学3年生です。将来は地方テレビ局で働きたいと考えているのですが、就職難易度がどれくらいなのかわからず、就職を目指すことに漠然とした不安を抱えています。
キー局に比べれば少しは入りやすいと聞く一方で、地方だと採用人数が少ないという話も耳にするのですが、実際どのくらいの就職難易度なのでしょうか?
地方テレビ局の就職をかなえるにはどうすれば良いのか、就活のコツなどについてもアドバイスしていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
地方テレビ局は100倍の壁を超える対策が鍵
地方局すべてを確認したわけではありませんが、概ね100倍といわれています。相談者さんがどの職種に応募するかによりますが……。
倍率の高さを突破するには志望職種ごとの準備が不可欠
アナウンサー職
アナウンサー志望の多くの学生が、アナウンススクールに通っています。
また、一部の大学ではアナウンサー志望の学生のための講義があり、実地指導などもあり大学生のうちから経験を積んでいる人もいます。
クリエイター、技術職
この場合、マスコミ系に強い就活塾に通う学生もいますが、インターンや企業研究、OB訪問などをおこない内定につながったという声も聞かれます。
実際にどのぐらい採用するのか、採用人数を事前に公開している局もありますが、公開情報がない局もあるため、倍率は正直受けてみないとわからないところもあります。
また、人気企業ではエントリーシート(ES)で落とされる確率も高いため、ES添削やアドバイスをキャリアコンサルタントから受ける学生も増えています。
テレビ局への就職は、運の部分もありますが、自分のポテンシャル(アナウンサーとしての資質や、クリエイティブな部分)をはかる課題が出されることも多い業界です。
各局ごとに傾向がありますので、テレビ局に入社したいのであれば、各局の傾向と対策を就活塾などで指導してもらう方法が効率的かもしれません。
このような塾は多数あるため、就職実績や費用面を比較したうえで、自分に合ったところを選ぶと良いでしょう。
地方テレビ局は狭き門だからこそ戦略的に挑むべき
キー局に比べると知名度や倍率は低く感じられるかもしれませんが、地方局はそもそも採用人数が極めて少ないです。
しかもその狭き門に、地元志望の学生、マスコミ経験のある転職者、アナウンサー志望者など、全国から多様な応募者が集まります。つまり、倍率は高く、簡単に入れる業界ではないというのが現実です。
地域への共感や自主性が採用のカギになる
地方局では少人数で幅広い業務をこなす力、地域への深い理解と共感、自主的に企画し動く姿勢が重視されます。
ですから、志望理由は「テレビが好きだから」「有名だから」では弱く、その地域で働きたい理由や、伝えたい思いがどれだけあるかが鍵になります。以下のような行動もアピールとして有効です。
・地元のニュースや番組を定期的に視聴・分析し、自分なりの意見を持つ
・その局ならではの番組や報道姿勢を調べ、独自の強みを志望動機に取り入れる
・地域イベントや課題を自分なりに取材・発信してみる(SNSやYouTubeも有効)
・局のインターンや説明会に参加し、社員の声に耳を傾ける
難しいからあきらめるのではなく、難しいからこそ、工夫して挑むようにしましょう。
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