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30分のグループディスカッションの時間配分のコツを教えてください!

今度、選考でグループディスカッションがあるのですが、持ち時間が30分と短めです。今まで経験したグループディスカッションはもっと長かったので、この短い時間でどのように議論を進めれば良いのか、時間配分に悩んでいます。

30分という限られた時間の中で、自己紹介から結論発表まで、スムーズに進めるための理想的な時間配分があれば教えていただきたいです。それぞれのフェーズで、どれくらいの時間をかけるのが適切なのでしょうか?

特にどこに時間をかけるべき、などだけでも問題ないので、おすすめの時間配分の方法を教えてください!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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30分の議論を成功させるには4フェーズで時間を管理しよう

グループワークの大まかな流れとしては、共有、発散、収束、共有になり、全体的に時間が少ないため、瞬発力、効率性が必要です。配分としては発散、収束に時間をかけられるのが理想的だといえます。

まず最初の「共有」はグループ内での関係構築、テーマの共通理解の時間になります。参加人数にもよるものの、3~5分程度でおこないましょう。ここで認識の相違があると、今後の展開が難しくなるため、短時間ながらも丁寧におこなってください。

発散・収束に重点を置いた構成が最も効果的な時間配分

「発散」はとにかくアイデアを自由に出すことが必要です。10分あればかなりのアイデアを出すことができます。まずは個人で考える時間を作って、一人ずつ意見を出し、そのうえでお互いの話を聞いて浮かんだものを付け足していきましょう。

10分経過し、ある程度意見も出尽くしたところで、今度は散らばった意見を10分間で「収束」させていきます。グルーピングなどをおこなうのもここのフェーズです。テーマに対してどれが有効的か、どうまとめるのが良いか話し合います。

最後の「共有」は5分で今回のテーマに対するまとめをおこない、発表者決める時間です。

グループワークでは時間をかけてじっくり議論を深めるというよりも、どれだけ生産性を上げられるかが見られています。周りの様子を伺っているとどんどんと時間が過ぎてしまうため、積極的にコミュニケーションを取りにいきましょう。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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議論を成功させるには導入・議論・まとめの3段階を意識しよう!

30分という時間は非常に短いため、できる限り議論に時間をかけられるように時間配分を意識しましょう。役割決めや自己紹介の順番は他人任せにせず、自分から手を挙げるとメンバーも続けやすく、会話のテンポが良くなります。

自己紹介も含めて30分である場合、導入で自己紹介・役割決め・テーマの認識合わせを10分以内に終わらせると、その後の議論に時間が割けます。アイデア出しと議論を15分程度で終わらせることを意識しましょう。

10分・15分・5分の配分を共有することで議論がスムーズに進む

ポイントとしては、一人1分程度で最初にアイデア出しを全員でおこなうことが挙げられます。意見を言えていなかったメンバーが途中で発言することで、いきなり想定外の方向へ議論が飛ばないように、アイデア出しの段階で全員の意見を聞いておくことも大事です。

議論のなかでだいたいの方向性が固まったら、残りの5分で結論発表に向けての準備をおこないます。ここでは認識共有をメインに、ファシリテーター役が意見の集約をして発表につなげましょう。

導入10分、議論15分、まとめ5分という時間配分を最初に認識合わせして、議論に集中できる環境を作ってから取り組むとスムーズです。

グループディスカッションの進め方や突破のコツなどは以下の記事で解説しています。突破して次の選考に進めるようにするためにも、コツを確実に押さえておきましょう。

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