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保育士の業務内容はきついですか?

大学2年生です。私は保育士の仕事に興味があるのですが、具体的な業務内容があまりイメージできていません。

保育士の仕事といっても、自分が保育園に通っていた当時の先生たちへのおぼろげな記憶くらいしかなく、ネットでもざっくりとした保育業務しか見つかりませんでした。

細かい部分も含めた保育士の業務内容や1日のスケジュール感などについて、教えていただけないでしょうか?

また、SNSなどでは「保育士の仕事はきつい」「安月給」といった声を目にすることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

就職を目指すうえでの判断基準にしたいので、保育士の仕事の大変さややりがいなどについても、ぜひ皆さんのご意見をお伺いしたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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一日のスケジュールを確認してみよう

保育士の大まかなスケジュールは以下の通りです。

・出勤
・朝礼(園全体での連絡事項を共有)
・子どもたちの登園を迎える(保護者から気になる点を聞く、未登園の家庭へ連絡)
・朝会の実施
・クラス活動(遊び、工作、運動など)
・給食の準備(子どもたちと昼食)
・歯磨きの指導・仕上げ磨き
・午睡・寝かしつけ(この間に休憩や連絡帳の記入)
・午後の活動
・おやつの提供
・帰りの会
・保護者のお迎え対応(1日の様子や気になる点を共有)
・降園後の教室掃除
・翌日の活動準備
・退勤

幼児教育のやりがいでつらさを乗り越えられるかがカギ

最近はDXも進んできているため、保護者とのやりとりも以前より時間がかからなくなっています。しかし、保育士の仕事は一日をとおしてゆっくり休憩を取れないことが多く、常に忙しく時間が流れていきます。

一方で、保育士の待遇は少しずつ改善されてきています。自治体によっては保育士不足の対策として給料を上げているところもあるため、比較をしてみてください。

休憩の少なさや、子ども同士のトラブル対応、保護者対応などは大変な点として挙げられます。しかし、子どもが好きで成長に寄り添うのが楽しいと思える人であれば、やりがいを持って仕事に取り組めるでしょう。

キャリアコンサルタント/NC Harmony代表

有馬 恵里子

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不規則性や責任の重さからしんどさを感じることはある

保育士の業務内容は、子どもたちの保育、親との対応のほか、保育の様子の記録や連絡事項の整理などの事務仕事、年間行事の準備など、多岐にわたります。

働き方としては、早番であれば朝7時前から子どもたちの受け入れ準備を始め、日中には退勤する形が一般的です。遅番の場合は、お昼頃から勤務が始まり、園によっては20時頃まで働くことになる場合もあります。

子どもたちが起きている時間には一緒に遊んだり、乳児の場合にはオムツ替えやミルクなどの対応も必要です。昼寝をしている間に事務仕事や年間行事の準備などをおこないます。

保育士業務には、大変さとやりがいがあります。子どもたちを日中預かるという責任感の重さ、親からの要望にどう対処するかという難しさ、働く時間帯の不規則さなどを大変と感じる人もいるでしょう。

やりがいは大きい! 待遇改善にも注目しよう

一方で、子どもたちの成長を身近で見られたり、直接子どもたちや親から感謝を伝えてもらえたりとやりがいも大きいです。

保育士の仕事が「きつい」「安月給」と言われるのは大変さに見合った給料ではないと感じる人がいたり、全業界の水準よりは低いからではないかと言えます。

ただ、働き方の改善や保育士不足解消の動きから、着実に給与は上がっている現実があり、自治体によっては手当が手厚い場合もあるため一概には言えません。

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