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職務経歴書で仕事に対する姿勢をアピールするにはどうしたら良いですか?
職務経歴書を作成しています。職務内容や実績に加え、仕事に対する姿勢もアピールするのが良いとネットの記事でみたのですが、あまりに抽象的なことなので、考え方や書き方がわかりません。
たとえば、私自身真面目にコツコツ取り組むことが強みだと思っているのですが、そういった姿勢はどのように伝えれば良いのでしょうか?
全然イメージがつかず、教えていただきたいです。
単なる意欲だけでなく、これまでの経験から裏打ちされた、説得力のある「仕事に対する姿勢」を記載できると良いなと思っています。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
職務経歴書では姿勢×成果で信頼感を伝えよう!
職務経歴書において、仕事に対する姿勢を具体的にアピールすることは、あなたの魅力を最大限に引き出し、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせるために重要です。
企業は単にスキルや実績だけでなく、入社後の活躍を具体的にイメージできるポータブルスキル(汎用的な能力)や、あなたの人柄・価値観を重視しています。
真面目にコツコツ取り組む姿勢は、データ入力から企画書作成まで、あらゆる業務で活かされる普遍的な強みであり、あなたの責任感や地道な努力を惜しまない人柄を示すことができるでしょう。
抽象表現では伝わり切らない! エピソードと数字で説得力を持たせることが重要
私の過去の支援でも真面目にコツコツ取り組む姿勢をアピールしたいという求職者がいました。
その際には、単に「真面目です」と述べるのではなく、「経理事務として、データ入力ミスを約30%削減し、月次決算処理の残業時間を平均5時間短縮した」といった具体的なエピソードと成果を添えることで、あなたの姿勢が会社にどのように貢献できるかを明確に伝えられると案内しました。
抽象的な言葉で終わらせず、姿勢の表明、具体的なエピソード、その姿勢がもたらした成果、応募企業での貢献可能性という構成で記述することで、あなたの仕事に対する姿勢は説得力のある強みとして採用担当者に伝わり、書類選考の通過率向上につながります。
あなたの姿勢を明確に言語化し、職務経歴書で存分にアピールしましょう。
「真面目にコツコツな性格」はエピソードと数字で伝える!
職務経歴書で仕事への熱心さや、誠実さはいくらでもアピールすることができます。
ただし、真面目にコツコツという言葉は、抽象的であるため、その言葉だけでは面接官と仕事ぶりを共有するのは難しいです。強みもイメージしてもらえません。
業務のなかで発揮してきたのであれば、その事実を知ってもらうために具体的な行動、場面を記載していきましょう。
行動・工夫・成果の3点セットで仕事への姿勢に説得力を持たせよう
たとえば営業の仕事をしていた場合は、「毎日必ず30件以上顧客を訪問し、困っていることをヒアリングした。そして顧客ごとに記録をとり、次の訪問で提案資料を用意した。顧客からは感謝の言葉をもらうことが増え、3年目には年間の契約数が◯件になり、社内でもトップの成績で表彰された経験がある」などと数字を使って表現してみてください。
「毎日」「30件」「顧客ごとの記録を起こす」「次回訪問時にはニーズに合わせた資料を作成して持参」という事実を伝えることで、真面目さ、コツコツに対する共通理解が生まれます。
思いだけを語ってしまうと意欲だけのアピールになりますが、その結果が数字や第三者からの評価で説明できると説得力を持たせることができるでしょう。
以下の記事では第二新卒の職務経歴書の書き方を解説しています。現在第二新卒として転職活動を考えている人は、少しでも選考を有利に進めるためにもチェックしておきましょう。
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