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自己PRで「柔軟性」を転職でアピールするには?

転職活動の自己PRで柔軟性をアピールしたいと考えているのですが、前職での経験をどのように話せば良いか悩んでいます。ただ「臨機応変に対応できます」と言うだけでは、説得力に欠けるのではないかと不安です。

前職で予期せぬ状況や変化に対応した経験はいくつかあるのですが、それをどのように具体的に伝えれば、採用担当の方に「この人は新しい環境や変化にもスムーズに対応できそうだ」と思ってもらえるでしょうか?

とくに、成果だけでなく、その過程でどのような思考や行動をしたのかを明確に伝えたいです。

また、柔軟性をアピールする際に、転職先でどのように貢献できるかを示すにはどうすれば良いのか教えていただきたいです。

自己PRとして、これまでの経験を最大限に活かし「柔軟性」を効果的にアピールするための、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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主体的な対応力として具体的な話でアピールしよう

転職活動において柔軟性を自己PRする際は、単に環境に合わせられるというだけでなく、状況に応じて考え方を変えたり、自ら変化を起こして対応できる能力として示すことが重要です。

特に転職の場合、チームプレイでの柔軟性が問われることが多いため、リーダーシップやチャレンジ精神を示すエピソードを具体的に盛り込むと効果的です。

たとえば、前職で合意形成を図り、組織や業務に変化をもたらした結果、良い方向に進んだ事例や、既存の概念にとらわれず、新しいやり方を取り入れて成功した経験などを具体的に伝えてください。

柔軟性を発揮した実例を伝える! 企業のニーズに合わせよう

自身が新しい考え方や未知の状況を受け入れ、チームとして成功に貢献した実例を具体的に伝えることが、あなたの柔軟性を裏付ける強力な根拠となります。

たとえば、過去の慣習や上司の指示に対し、単に受け入れるだけでなく、現状を改善するための提案をおこない、コンセンサスを得ながら変化を起こした経験があれば、それは本物の柔軟性として高く評価されるでしょう。

応募する企業がどのような柔軟性を求めているかを企業研究で把握し、それに合致する具体的なエピソードを伝えることで、あなたの柔軟性が企業でどのように貢献できるかを効果的にアピールできます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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適応力と主体性が伝わるような経験をアピールしよう

転職活動で柔軟性をアピールするには、環境変化への迅速な適応能力と新しいルールを自ら整備した主体的な行動の二つの側面から、具体的な経験をもとに語ることが不可欠です。

たとえば、「前職で急な仕様変更が発生したプロジェクトを例に取り、わずか3日以内に影響箇所をすべて洗い出し、関係部署と協議して代替手順を新たに作成し、結果として納期遅延をゼロにおさえた」といった事実を力強く語りましょう。

論理的に伝える! 会社に貢献できる意思を示そう

その際、旧手順と新手順の比較や、工数削減率といった具体的な数字を交えて示すと、あなたが柔軟かつ論理的に物事に対処できる姿勢が際立ちます。

締めくくりに、「変化が激しい業界であっても、自ら情報を収集し、必要であれば業務プロセスを再設計できます。この力を活かし、貴社の新規事業立ち上げフェーズでも即戦力として貢献できると確信しています」と、熱意とともに貢献できる未来を語ると効果的です。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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