「会社に貢献できること」の職種別例文! 元人事が企業の評価基準も解説

30秒で読める!AI要点まとめ

強み×職種別で伝える会社への貢献例

  • 強みと職種の役割を結びつけ現場で活躍する姿をイメージさせる。
  • データや数値を用いた客観的な成果で強みの再現性を示す。
  • 過去の失敗や壁をどう乗り越えたかも追加で準備しておく。
例:接客経験からクレーム対応や信頼構築のプロセスを語る。

面接官が貢献できることを質問する4つの意図

  • 自社の事業内容や抱える課題を正しく理解しているかを見る。
  • 過去の実績から導き出された行動が現場で再現できるか確かめる。
  • 指示待ちにならず自ら考えて行動できる主体性を確認する。
POINT:部署や求める役割とのミマッチがないかを判断する。

説得力を高める回答作成の3つのポイントと構成

  • 複数場面で繰り返し発揮された再現性の高い強みを選ぶ。
  • 企業研究に基づき志望職種で求められる役割や人物像を把握する。
  • 結論から述べてエピソードで裏付け具体的業務への貢献で結ぶ。
POINT:新卒として現実的に取り組める範囲の貢献を誠実に語る。

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    ※AIの特性上、間違いが含まれている場合があります。記事本文と併せてご確認ください。

    面接で「会社に貢献できること」を聞かれて、「アピールできるような経験がない」「何を伝えれば良いかわからない」と悩む人もいるのではないでしょうか。

    前提として、企業が求めているのは莫大な利益を生む即戦力ではなく、自分の強みを現場でどう活かせるかについて現実的に語れる人材です。

    そのため、回答では過去の経験で培った強みと入社後の業務を結びつけ、面接官に自社で活躍する姿をイメージしてもらうことを目指しましょう。

    この記事では、5人のキャリアコンサルタントとともに「会社に貢献できること」の職種別の回答例文や回答の作り方を解説します。

    自分の強みと志望職種を結びつけた、説得力のある回答を一緒に作り上げていきましょう。

    「就活プロの回答まとめ」を見る(タップで開閉)

    アドバイザーの回答要約まとめ

    5人のアドバイザーは「大きな実績を示す必要はなく、自分の強みが入社後にどう活きるか・どう再現できるかを企業理解と結びつけて伝えることが重要である」という点で一致しています。主なポイントは以下の通りです。

    新卒に「即戦力」の確約は求めていない(秋田さん):新卒での貢献度は未知数です。「この業務で貢献できます」と言い切る必要はなく、強みの根拠となるエピソードを示したうえで、入社後のどのような場面で活かせるかを語ることが決め手になります。日常の思考整理にはマンダラート、職業理解にはjobtagの活用も有効です。

    日常の些細な行動や習慣に強みがある(吉田さん):「日報を丁寧に書く」「遅刻せず提出物を即時出す」といった些細な習慣も、仕事での再現性まで考え抜くことで強力なアピールになります。情報収集力などを伝える際も、単なる量ではなく「どう集め、分析し、施策につなげたか」まで示す必要があります。

    企業・職種への深い理解とエピソードの簡潔さが鍵(大場さん):企業研究が不足していると独りよがりなアピールになります。インターンやOB・OG訪問、同業他社比較などで仕事理解を深めましょう。また、強みを裏付けるエピソードは枝葉末節まで話さず、簡潔に伝えることが大切です。

    想定される質問への深掘り対策をする(古田さん):接客経験でのクレーム対応など、「どう乗り越えたか」は深掘りされやすいポイントです。直接的に貢献を聞かれなくても、自己PRや志望動機ですでに伝わっている場合があるほか、逆質問を活用して貢献できる点をアピールすることもできます。

    データに基づいた再現性と具体性(畠山さん):「感覚ではなくデータから本質的な課題を特定し、実装までやり切る力」のように、データに基づく改善実績などの具体例を入れることで、仕事における再現性を強く印象付けられます。

    ※アドバイザーの回答に基づきAIで生成されたものです

    目次

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    1位:自己PR作成ツール
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    2位:志望動機作成ツール
    5つの質問に答えるだけで、受かる志望動機を自動で作成します

    3位:WEBテスト対策模試
    模試で実力チェック!WEBテストの頻出問題をこれ1つで効率的に対策できます

    4位:面接回答集60選
    見るだけでOK!面接でよく聞かれる質問と模範解答をまとめました

    5位:逆質問例100選
    面接官から「志望度が高い」と思われる逆質問例を厳選しています

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    強み×職種別|会社に貢献できることの回答例文6選

    「貢献できること」の回答では、事業内容や求める人物像を踏まえた具体的な貢献例を示すことで、志望度と企業とのマッチ度をアピールできます。

    具体的な貢献方法を示すためには、自分の強みと志望職種が求める役割を明確に結びつけておくことが重要です。

    これは強みだけを語っても「どの会社でも使い回せる回答」になってしまい、職種だけを語っても「なぜあなたが適任なのか」が伝わらないからです。

    ここでは強み×仕事内容で例文を紹介します。自分の強みや志望職種に近い組み合わせを見つけて、回答作成のヒントにしてみてください。

    「会社に貢献できること」をアピールするなら、自己PR作成ツールを活用しよう

    自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

    そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

    編集部より

    「どういう自己PRが好印象なのか分からない」という人は、内定者の実際の回答を厳選した「自己PR例文集」をお手本にしましょう!

    例文①接客スキル×営業職

    接客スキル×営業職

    私はアルバイトで培った接客スキルを活かしてお客様と良好な関係を築き、御社の売り上げに貢献できると考えています。

    私は2年前から化粧品メーカーのコールセンターでアルバイトをしています。電話のマナーや丁寧な言葉遣いはもちろん、お客様の不安を取り除く声かけや電話でもわかりやすく商品の概要を伝える説明力を身に付けてきました。

    御社に入社後は、見込み顧客にわかりやすく商品の魅力やメリットを説明し、細やかで丁寧なコミュニケーションで信頼関係を築き、最終的に御社の利益拡大に貢献したいです。

    古田 文子

    プロフィール

    企業や学校でのセミナー講師経験あり・古田さんのアドバイス

    電話でも対面でも、接客業はクレームを受ける可能性があります。そんなとき、「どう乗り越えてきたか」は評価につながりやすくなります。

    追加で質問される可能性があるので、接客経験を話す人は掘り下げて回答を用意しておきましょう。

    営業職を志望している人は、以下の記事も参考にしましょう。営業職の自己PRの作り方について、強み・経験別の例文とともに解説しています。

    例文②計画性×事務職

    計画性×事務職

    私の強みは計画性です。この強みを活かして、御社の事務職として業務のスケジュール管理を徹底し、会社全体が期日を守って動ける環境づくりに貢献したいと考えています。

    現在ゼミ長として、約1年間にわたる卒業研究のまとめ役を担っています。長期プロジェクトでは、逆算したスケジュール管理を怠ると取り返しのつかない遅れにつながるため、研究開始時点で中間目標を設定し、進捗を全体に共有する仕組みを作りました。

    やむを得ず遅れが生じた際にも即座に計画を修正し、常に提出日から逆算して行動することを徹底しました。その結果、ゼミ全員が期日通りに研究を提出でき、教授からも「進行管理が的確だった」と評価をいただきました。

    事務職は会社全体を支えるサポート的な役割ですが、経理業務をはじめ期日を厳守しなければならない業務が多くあります。自分が計画的に業務を進めることで、周囲が期日を意識して動きやすくなる環境を整え、会社全体の業務効率向上に貢献したいと考えています。

    秋田 拓也

    プロフィール

    人事・採用責任者としての経験あり・秋田さんのアドバイス

    「物事を計画的に実行することで、同時進行で複数の業務をおこなうことが可能になる」「時間管理の徹底により、業務の遅れ防止や突発的な業務への対応ができる」など、実務的な例でアピールしましょう。

    計画性を自己PRでアピールする人は、こちらの記事をぜひチェックしてください。内定者の例文付きで自己PRのコツを解説しています。

    事務員の採用は募集が少なく学生からの人気も高いため、選考を突破するには、周囲と差別化された自己PRが必要です。事務員を志望している人は、以下の記事を参考にして選考対策をしてください。

    コピペで使える自己PR文がかんたんに作れます

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    自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?ツールで実際に文章を作成してみてからブラッシュアップする方が効率的に受かりやすい自己PRを作成することができます。

    「自己PR作成ツール」 を使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私の長所は、コミュニケーション力です。大学の学園祭で運営スタッフとして活動しました。私たちのチームは、例年とは違う新しい企画を提案することになりました。最初は不安もありましたが、みんなでアイデアを出し合い、最終的には「地域の特産品を使った料理フェア」を開催することに決まりました。準備段階では、地元の農家や飲食店との連携を図り、様々な方々に協力をお願いしました。おかげで、地域の魅力を伝える素晴らしいイベントを実現することができました。この経験を通じて、私は企画を実行するためには、チームワークとコミュニケーションが非常に大切だと学びました。特に、関係者との連携がスムーズに進むことで、イベントがより成功することを実感しました。また、参加者の反応を見て、自分たちの努力が形になったことに大きな喜びを感じました。イベント当日は、多くの来場者に楽しんでもらえたことが何よりの成果でした。御社に入社後も、柔軟な発想と丁寧なコミュニケーションを大切にしながら、新しいアイデアを提案し、実現に向けて貢献できるよう努めます。

    例文③課題解決力×エンジニア

    課題解決力×エンジニア

    私の強みは、課題の本質を見極めて解決策を導き出す課題解決力です。この強みを活かして、御社のエンジニアとして、ユーザーが抱える課題をシステムやプロダクトの改善という形で解決することに貢献したいと考えています。

    大学のプログラミングサークルで、メンバーが制作したWebアプリのユーザー離脱率が高いという課題に直面しました。原因を特定するため、まずユーザーの行動データを分析し、特定のページでの操作が複雑すぎることが離脱のおもな原因だと突き止めました。

    そこで、UIの改善案を複数作成し、メンバーと議論しながら最も操作性の高い設計に絞り込んだうえで実装しました。その結果、改善後の離脱率が改善前と比較して約30%低下し、ユーザーの継続利用率が向上しました。

    この経験から、課題解決において重要なのは感覚ではなくデータをもとに原因を特定し、最適な解決策を導き出すプロセスだと学びました。御社のエンジニアとして、ユーザーの使いやすさを常に意識しながら、データドリブンな改善提案をおこなうことで、プロダクトの価値向上に貢献したいと考えています。

    畠山 千春

    プロフィール

    700名以上のキャリア支援実績あり・畠山さんのアドバイス

    再現性があることを強調するために、データに基づく改善実績を具体例として、「感覚ではなくデータから本質的な課題を特定し、UI改善と実装までやり切る力」を伝えるのがコツです。

    システムエンジニアを志望している人は、以下の記事もチェックしておきましょう。システムエンジニアの志望動機を作る方法について、働き方・アピールポイント別で例文8選を解説しています。

    例文④情報収集力×マーケティング職

    情報収集力×マーケティング職

    私は大学の研究で培った情報収集力を活かして、御社のマーケティング力のさらなる強化に貢献できればと考えています。

    大学の研究では、都市と農村のコミュニティ変容をテーマに調査をおこないました。現代の問題だけではなく歴史的な経緯まで網羅する必要があったため、200名以上へのアンケート調査、地域住民への聞き込み、国立図書館での文献調査など、6ヵ月にわたってさまざまな角度から情報を収集しました。

    必要な情報とそれを得るための手段を柔軟に判断しながら根気強く調べきることを徹底した結果、ゼミ生20名のなかで最も高い評価をいただきました。

    御社に入社後も、競合他社の動向や消費者インサイトをあらゆる角度から収集・分析する力を活かし、市場の変化をいち早く把握したうえで、御社の商品がより幅広い顧客に届くマーケティング戦略の立案に貢献したいと考えています。

    吉田 隼人

    プロフィール

    就活塾で副館長として活躍・吉田さんのアドバイス

    情報収集力と言っても、抽象的でなかなかイメージが付きづらく、単に多くの情報を集められるだけではAIに代替されてしまうためアピールになりません。

    「どのように収集し、得た情報をどう分析し、どのような施策につなげたか」まで伝えしょう。そこから業務でどう再現できるかまで示すと、説得力や納得感が高まります。

    マーケティング職を志望している人は、こちらの記事で仕事内容や選考突破の秘訣を確認しましょう。

    テンプレを活用すれば受かる自己PR文が作れます

    自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます。

    そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。自己PR作成ツールなら、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、分かりやすいテンプレであなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

    ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

    ツールで作成した自己PR例文 
     (リーダーシップが強みの場合)
    私の長所は継続力です。大学のアカデミックカンファレンスで発表を行ったことがあります。この発表では、学生の意見を代弁し、改善を実現することを目指しました。準備には多くの時間をかけ、何度も練習を重ねました。発表当日、緊張しながらも自分の意見をしっかりと伝えることができました。参加者からのフィードバックを受けて、さらに改善点を見つけることができたのも大きな収穫でした。この経験を通じて、私は多くのことを学びました。まず、準備の大切さを実感しました。しっかりとした準備があったからこそ、自信を持って発表できたと思います。また、他の学生の意見をしっかりと聞くことで、より良い改善策を提案できたことも大きな成果でした。発表後、参加者から「あなたの意見が参考になった」と言っていただけたことが、とても嬉しかったです。この経験を通じて、コミュニケーションの重要性も再認識しました。御社に入社後も、継続力を活かしてチームの一員として貢献できるよう努めます。改善点を見つけるために、常に周囲の意見を大切にしながら、より良い成果を目指していきたいです。

    例文⑤リーダーシップ×企画職

    リーダーシップ×企画職

    私はリーダーシップに自信があり、御社で新規事業のリーダーを任された際は必ず成果を出して貢献できると考えています。

    大学時代、学園祭の実行委員長をしていました。私の大学の学園祭は規模が大きいことで有名で、実行委員は約100名いました。全体の動きを細かい部分まで把握するのは不可能なため、各チームのリーダーと最初に入念に計画をすり合わせ、進捗を随時共有してもらいました。

    細かめに相談してくれるリーダーもいれば、最小限の連絡しかしないリーダーもいて、ときには苦言を呈しながらも、進捗が大幅に遅れることがないよう連携しながら進めていきました。その結果、例年よりも余裕を持って準備を終わらせることができ、学園祭も成功させられました。

    御社は近年企業規模が急速に拡大しており、新規事業も多数始められています。いずれは私も自ら新しいプロジェクトや事業を提案し、自分がリーダーとなってメンバーと一緒に事業を成功させたいです。

    秋田 拓也

    プロフィール

    人事・採用責任者としての経験あり・秋田さんのアドバイス

    面接官は「あなたにとってのリーダーシップとは何か」を確認します。

    リーダーシップを発揮した経験から学んだこと、なぜ新規事業で活躍したいのかをアピールしてください。将来マネジメントができる人は、企業にとって貴重な人材です。

    自己PRでもリーダーシップをアピールする予定の人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。リーダーシップの強みを効果的に伝える方法を解説しています。

    例文⑥語学力×海外営業職

    語学力×海外営業職

    私は、留学を通して磨いた語学力で御社の海外営業職として、事業に貢献できると考えています。

    大学では中国語を専攻し、1年間中国への留学も経験しました。留学前から読み書きはできたものの、最初は会話についていけずに苦戦しました。

    しかし、現地の学生とのディスカッションに積極的に参加したり、プライベートでも交流を図ったりするうちに、中国語を詰まることなく話せるようになりました。

    御社は昨年中国に進出し、これから地盤を固めていく段階にあると思います。その過程で、ぜひ自分の中国語スキルを活かして現地と会社の架け橋のような役割を担い、海外事業に貢献します。

    秋田 拓也

    プロフィール

    人事・採用責任者としての経験あり・秋田さんのアドバイス

    語学力を強みとしてアピールする場合は、語学を学ぼうとしたきっかけ、どのような学び方をしてきたか、エピソードを交えた経緯をアピールしてください。

    海外事業で語学を必要としない場合でも、目標に対する取り組み姿勢や継続力は面接官に刺さるポイントです。

    英語力を活かして働きたい人は、以下の記事をチェックしましょう。求められる英語力のレベルや就活で英語力をアピールするコツを解説しています。

    特別な動機がなくても大丈夫!
    ツールを使えば魅力的な志望動機が作れます

    「第一志望以外の志望動機が思い浮かばない……」と感じたことはありませんか?そんな時にぜひ活用してほしいのが「志望動機作成ツール」です。

    簡単な質問に答えるだけで、特別な動機がなくても採用したいと思われる志望動機が簡単に作成できます。

    志望動機で困ったら、まずはツールを活用してみましょう。

    実際にツールで作成した志望動機例文 
     (人材業界の場合)
    私はキャリア支援を通じて社会に貢献したいと考えています。学生時代、キャリア支援団体のインターンに参加し、50人以上の学生に対してESの添削や模擬面接を実施しました。自分に自信が持てなかった学生が自分の強みを発見し、自信を持って面接に臨む姿を見たときに大きなやりがいを感じました。貴社では個々の求職者に寄り添いながら最適なキャリアを模索し、一人ひとりの可能性を最大限に引き出せるようなキャリアアドバイザーになりたいと考えます。

    「アピールできる実績がない」と悩む人へ! 就活のプロが教えるリアルな評価基準

    「アピールできる実績がない」「どこまで具体的に話せば良いかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

    この質問で企業が評価しているのは、「自社の業務や課題を正しく理解しているか」と「自分の強みが志望職種で再現できるか」の2つです。

    しかし、この基準を一般論として知るだけでは不十分で、実際の採用現場でどのレベルの回答が評価されるのかは、現場を知る人事経験者の視点が参考になります。

    ここでは、元採用担当でキャリアコンサルタントの秋田さんに、企業がリアルに評価している基準について聞きました。

    アドバイザーのリアル・アドバイス!自分の強みが入社後にどう活かせるかを語ろう

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    秋田 拓也

    プロフィールを見る

    多くの学生さんは、事業に直接貢献できることをイメージする場合が多いのではないでしょうか。専門職や技術職を採用する場合は、具体的に何ができるかを問われ、特に「キャリア採用」で重要視されます。

    新卒採用の場合、実際の業務で貢献できるかは「未知数」だと解釈しています。したがって、「この業務で貢献できます」という回答にこだわる必要はありません。「自分の強み」が入社後にどのような場面で活かされるかを伝えましょう。

    強みの根拠となるエピソードが評価の決め手になる

    たとえば、チームワーク力が強みで「どの部署、どの場面で発揮されるのか」などです。

    面接官には、自分の強みをちゃんと理解していることと、その根拠となるエピソードを持っていることを伝えるのが最も重要なポイントです。

    面接官が「会社に貢献できること」を聞く理由

    自己PRや強みの質問との違いは、あなたの強みが自社の業務で具体的にどう機発揮されるかを面接官が見極めたい点にあります。

    また、「入社後の具体的な働き方をどこまでリアルにイメージできているか」を確かめているとも言えます。

    そのため、「頑張ります」「御社の役に立ちたいです」という抽象的な回答では、面接官が聞きたい強みの活かし方や貢献イメージが伝わりません。

    ここでは、企業がこの質問をする4つの理由を解説します。

    自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

    「自己PRがうまく書けない」「どんな強みをアピールすればいいかわからない」…そんな悩みを抱えている方には「AI自己PR作成ツール」がおすすめです。

    AIがあなたの経験やスキルに基づいて魅力的な自己PRを自動で生成し、短時間で書き上げるサポートをします。

    短時間で、分かりやすく自分をアピールできる自己PRを完成させましょう。

    編集部より

    会社の課題や目指す方向を理解しているかを確認するため

    企業は「会社に貢献できること」という質問を通じて、あなたが自社の事業内容や課題、目指す方向性をどれだけ深く理解しているかを確認しています。

    企業は入社後のミスマッチを避けるため、学生が自社の業務や方向性を正しく理解したうえで志望しているかどうかを見極めようとしているからです。

    そのため、企業の事業内容や課題と結びついていない抽象的な貢献方法を語ってしまうと、「自社について理解していない」と判断されてしまいます。

    逆に、企業の具体的な課題や事業と自分の強みを結びつけて語ることができれば、「入社後に活躍してくれそうだ」という期待感を与えることができます。

    「会社に貢献できること」を質問する企業は多くない気がしますが、回答を用意しておくべきですか。

    キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー

    古田 文子

    プロフィールを見る

    回答は用意しておこう! あまり聞かれないのはすでに伝えているからかも

    会社に貢献してくれそうな人材かという点は、採用担当者が重視しているポイントです。「会社に貢献できることはありますか」と直接的に質問される機会は少ないかもしれませんが、回答を用意しておいて損はありません。

    ただ、一度でも自己PRや志望動機を書いたことがある人なら気付いているかもしれませんが、「◯◯という長所を活かして御社に貢献したいと思います」という伝え方をしたことがないでしょうか。

    すでに自己PRや志望動機で貢献できることを答えている場合もあるため、改めて「貢献できること」を質問される機会が少ないのかもしれませんね。

    自分の強みを仕事で再現できるかを見るため

    面接官が「会社に貢献できること」という質問を通して知りたいのは、学生時代に培った強みが入社後の業務でも再現できるかどうかです。

    なぜなら、企業は過去の実績ではなく「その実績から導き出された行動が現場でも同じように発揮されるか」を重視しているからです。

    強みを語るだけで「自社のどの業務でどう役立つのか」まで落とし込めていない回答は、再現性のない独りよがりなアピールと判断されてしまいます。

    過去の経験と入社後の業務を結びつけて語ることができれば、「入社後も同じように働いてれそう」と、具体的な活躍イメージを描きやすくなります。

    指示待ちにならず成果を出せるかを確かめるため

    企業は、入社後に指示を待つだけではなく、自ら考えて行動し成果を出せる人材を求めています。

    なぜなら、ビジネスの現場では上司やチームメンバーが常にそばにいるわけではなく、自分で状況を判断して動ける主体性が成果に直結するからです。

    そのため、「会社に貢献できること」という質問は、あなたが入社後の自分の役割を主体的にイメージできているかどうかを確かめる意図もあります。

    自分がどの場面でどう動けるかを具体的に語ることで、主体性と業務理解の高さをアピールし、入社後も積極的に行動できることを面接官に伝えましょう。

    自己PRで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!

    「自己PRで伝えたいことはあるのに、言葉にできない」そんな悩みがある方には「自己PR作成ツール」が強い味方になってくれます。

    表現に悩んでいても、AIがあなたの考えを汲み取り、わかりやすく効果的なPR文にまとめてくれます。

    ぜひ効率的に自己PRを仕上げ、選考の準備を整えましょう。

    編集部より

    部署や業務に対するミスマッチがないか確認するため

    企業はこの質問を通じて、あなたの強みが志望する部署や業務において発揮されるかどうかを確認しています。

    自己PRや強みを聞く質問と異なり「貢献」を聞くのは、強みを持っているかどうかではなく、その強みが現場の業務で具体的に機能するかを見たいからです。

    いくら優秀な学生でも、求められる役割と強みがずれていれば、採用のミスマッチが起きてしまうからです。

    企業が求めるスキルや役割を理解したうえで、自分の強みがその職種にどう活きるかを語ることで、現場で働くイメージができていることをアピールできます。

    会社に貢献できることを聞く面接官の意図は何ですか?

    キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー

    古田 文子

    プロフィールを見る

    会社が求める人材かどうかを見極めるため

    面接官がこの質問をする意図は、会社が求める人材かどうかを見極めるためです。以下の4点が重要になってきます。

    ①会社のことをどの程度調べているか
    ②会社の仕事に対する意欲や熱意がどの程度あるか
    ③この会社でなくてはならない理由は何か
    ④自分のことをどの程度理解しているか

    ①の企業研究が不足していると、②の意欲や③の志望理由はわかりません。また、④の自己理解が不足していても「会社に貢献できること」は答えられません。

    つまり、この質問に答えられないと、会社が求める人材と合っているか見極められないため、採用の判断もできなくなるというわけです。

    「会社に貢献できること」の回答を作成する3つのポイント

    企業が「会社に貢献できること」を聞く理由を理解できたら、次は実際に回答を作成するための準備を進めましょう。

    「会社に貢献できること」はスケールが大きいテーマであるため、非現実的な貢献や抽象的な回答に陥りやすい点に注意が必要です。

    自分の過去の実体験と志望先の業務実態に基づいたことに絞ることで、面接官が入社後の活躍をイメージできる回答を作りましょう。

    ここでは、「会社に貢献できること」の回答を作成する3つのポイントを解説します。

    ①過去の経験から「再現性のある強み」を見つける

    まず、自分がこれまでの経験のなかで自然と発揮してきた強みを言語化しましょう。

    ここで重要なのは、「一度だけうまくいったこと」ではなく、「異なる場面でも繰り返し発揮できた強み」を見つけることです。

    なぜなら、「会社に貢献できること」という質問は入社後の業務での活躍を問うもので、一度きりの成功体験では再現性の担保にならないからです。

    企業が聞きたいのは「その強みが自社の現場でも活かせるか」であるため、複数の場面で繰り返し発揮できた強みほど、入社後の活躍イメージを面接官に持たせやすくなります。

    アルバイト・ゼミ・部活・サークルなど、複数の経験を振り返りながら「どんな場面でも共通して発揮できていた力は何か」を探してみましょう。

    複数の経験に共通して登場する強みほど、再現性が高い強みといえます。

    「自分の強みがわからない……」という人は、以下の記事をチェックしておきましょう。自己分析で強みを見つける方法や、強みの例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    【関連記事】自己分析の種類・やり方(タップで開閉)

    自己分析のやり方を知りたい人は、以下の記事をチェックしておきましょう。さまざまな自己分析の方法を解説しています。

    自己分析のやり方・基本
    自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説

    自己分析シート テンプレ
    自己分析シートのテンプレ6選! 作成手順から活用法まで徹底解説

    自分史の書き方
    自分史とは? 作り方と完成イメージを3つのテンプレートで解説

    モチベーショングラフ
    テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ

    ノートを活用した自己分析
    ノートを使った自己分析のやり方! 就活での活用法も解説

    ②志望先の「仕事内容と求める人物像」を把握する

    自分の強みを理解できたら、次に志望先の企業が「どんな業務をおこなっているのか」「どんな人材を求めているのか」を徹底的にリサーチしましょう。

    「会社に貢献できること」という質問は、自己PRや志望動機以上に「現場での具体的な活躍イメージ」を問われる質問です。

    そのため、「その職種がどんな課題を抱えていて、自分の強みがどこで機能するか」まで把握する必要があります。

    企業の採用ページや中期経営計画、OB・OG訪問などを活用しながら、志望職種がどんな役割を担っているのかを把握しましょう。

    たとえば「営業職に求められるのは新規開拓力なのか、既存顧客との関係構築力なのか」など、同じ職種でも企業によって求められる役割が異なります。

    志望先ならではの特徴を理解して、説得力のある貢献方法を語りましょう。

    企業研究をおこなう際は、以下の記事を参考に始めてみてください。ノートを使った企業研究のやり方を解説しています。

    企業の仕事内容について、詳細まで理解するにはどうすれば良いのでしょうか。

    キャリアコンサルタント/フィナンシャルプランナー

    大場 美由紀

    プロフィールを見る

    インターンや会社説明会、OB・OG訪問を活用しよう

    インターンシップへの参加は、企業の仕事内容の理解に有効です。長期のインターンであればなおさらです。また、会社説明会やOB・OG訪問でも、話を聞く機会を有効に使いましょう。

    受け身で向かうのではなく、あらかじめ会社のホームページ(HP)で企業研究をしてから参加し、興味のある仕事の内容についてより詳しく知るための質問を用意しておきましょう。

    さらに、同業他社のHPも参考になります。また、サービス業は実際に店舗に行って、情報を得るのも一つの方法です。

    サービス業などを志望していて、実際に店舗に行ってみようと考えている人は、こちらのQ&Aを参考にしましょう。

    キャリアコンサルタントが訪問時のマナーや注意点を解説しているので、事前に確認してくださいね。

    ③強み×業務で「入社後の活躍イメージ」を言語化する

    自分の強みと志望先の業務内容が把握できたら、両者を掛け合わせて「入社後にどう活躍できるか」を具体的に言語化しましょう。

    「会社に貢献できること」の質問において、面接官が知りたいのは「あなたの強みがこの業務のこの場面で機能する」という具体的な貢献方法です。

    これを言語化できていない回答は、どれだけ優れた強みを持っていても「うちで活躍できるかイメージできない」と判断されてしまいます。

    そのため、自身の強みと志望先の業務を結びつけて、より鮮明な活躍イメージを語りましょう。

    アドバイザーからワンポイントアドバイス「自分」と「仕事」を理解すると会社への貢献の仕方が見えてくる

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    秋田 拓也

    プロフィールを見る

    「自己理解」と「仕事理解」の2つが深まれば深まるほど、自分にマッチした企業を選択しやすくなります。同時に、ブレない就活軸が形成され、自信を持って面接に望めますよ。

    「自己理解」を深めるイチ推しのツールはマンダラート

    マンダラートとは、曼荼羅模様のようなマス目を作り、そのマス目一つひとつに自分の性格や経験を書き込みながら、過去の出来事を整理し、思考を深めるものです。

    このツールは、自己理解を深めると同時に目標設定もできる優れものです。社会人になってからのワークライフバランスを考慮するうえでも役に立つので、ぜひ入社後も活用してみてください。

    なお、業務内容について理解を深めるには、厚生労働省の職業情報提供サイト、jobtagがおすすめです。職業理解や仕事理解が深まり、適職検査なども無料で活用できます。

    貢献できることがないを解決! 就活のプロに聞く「貢献できること」の探し方

    「会社に貢献できることが思いつかない」「自分には語れるような強みや経験がない」と感じている人もいるのではないでしょうか。

    しかし、貢献できることは特別な実績や才能だけから生まれるのではなく、日常の経験や習慣のなかに隠れていることがほとんどです。

    ここでは、キャリアコンサルタントの吉田さんに、貢献できることの探し方を聞きました。

    アドバイザーのリアル・アドバイス!特別な実績やスキルがなくても貢献方法は見つかる

    就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

    吉田 隼人

    プロフィールを見る

    会社に貢献できることは、特別な実績や専門スキルがないと見つけられないものではありません。

    私が支援した学生のなかには、アルバイトの日報を毎回誰よりも詳しく丁寧に書いていた経験から、「情報を整理し伝える力」を言語化し、大手広告代理店へ内定した学生がいました。

    また、授業には毎回早く到着し、提出物も即時提出していた学生は「当たり前のことを高い水準で継続できる力」を強みとして整理し、メガバンクに内定したケースがあります。

    日常の些細な行動や習慣から強みを探そう

    大切なのは、些細な行動を「仕事でどう再現できるか」まで考えることです。
    一方で、些細な行動や習慣は本人にとって当たり前の行動であるため、自己分析で気付くことが難しいことも多いです。

    そのような場合、キャリアコンサルタントなど第三者のフィードバックを受けることで、自分の些細な強みに気付くことができます。

    「会社に貢献できること」の回答の構成

    「会社に貢献できること」の回答は、内容だけではなく伝える順序も重要です。

    この質問は自己PRや志望動機と異なり、「強み」「エピソード」「業務との接点」「貢献の具体的な方法」という4つの要素を含めることで、面接官に入社後の活躍イメージを持たせることができるからです。

    ここでは、説得力のある回答を組み立てるための4つの構成を解説します。

    ①自分の強みと貢献の仕方を端的に述べる

    まず以下のように、結論として自分の強みと貢献の仕方を端的に述べましょう。

    例文

    私の強みは課題解決力であり、御社の法人営業職において顧客の潜在的な課題を引き出し、最適な提案をおこなうことで貢献できると考えています。

    「会社に貢献できること」の回答として、強みだけを冒頭で述べても「自己PRと何が違うのか」と面接官を混乱させてしまいます。

    強みと貢献の方法をセットで述べることで、面接官はその後のエピソードを「入社後に活躍する根拠」として理解しながら聞くことができるのです。

    ②エピソードで強みの再現性を裏付ける

    結論を述べたあとは、その強みが実際に発揮されたエピソードを語りましょう。

    面接官は「過去にその強みを発揮した場面」と「入社後の業務」を重ね合わせながら、あなたの活躍イメージを具体的に描こうとしています。

    そのため、エピソードを選ぶ際は志望職種の業務と近い場面を意識することが重要です。

    営業職なら「相手のニーズを引き出した経験」
    エンジニア職なら「課題を論理的に解決した経験」など、業務に関連する経験から業務で活躍できる可能性をアピールできます。

    また、数字や具体的な成果を交えることで、強みの説得力がさらに高まります。

    例文

    大学のゼミでは、グループ研究の発表スコアが低迷しているという課題に直面しました。原因を分析したところ、メンバーが個別に作業を進めており、研究全体の方向性が統一されていないことが問題だと特定しました。

    そこで週1回の進捗共有ミーティングを設け、課題を可視化しながら改善策をチームで議論する仕組みを作りました。その結果、発表スコアがゼミ内で最下位から1位に上がり、教授から「論理構成が明確だった」と評価をいただきました。

    大場 美由紀

    プロフィール

    企業や行政で新人研修やセミナーを実施・大場さんのアドバイス

    強みの裏付けとなるエピソードは、簡潔に述べましょう。エピソードの詳細を伝えることが目的ではありません。枝葉末節まで伝えようとすると、本来の目的から逸れてしまうことがあるので気を付けましょう。

    ③貢献できる職務や事業を具体的に挙げる

    エピソードで強みが裏付けられたら、具体的にどのような職務や事業で自分は活躍できるのかを伝えましょう。

    なぜなら、強みを語るだけで終わってしまうと「それが自社のどの業務で役立つのか」が面接官に伝わらないからです。

    以下のように、企業研究にもとづいた具体的な職務や事業と結びつけることで、「この人は自社のことをよく理解している」という印象を与えられます。

    例文

    御社が注力されているBtoB向けのソリューション営業において、顧客企業が抱える経営課題をヒアリングで丁寧に引き出し、最適なサービスを提案する業務でこの力を発揮できると考えています。

    ④強みを活かした貢献方法を伝える

    最後にもう一度結論として、自分の強みが仕事内容の中でどのように活かせるのかを述べましょう。

    最後の言葉は聞き手の印象に強く残ります。「御社に貢献したい」という前向きな結論を最後に述べることで、熱意が感じられる回答になるのです。

    「会社に貢献できること」という質問は、自己PRや志望動機と比べて、より入社後の業務に関する意欲を問われる質問です。

    最後に具体的な貢献方法を語ることは、「本気でこの会社で活躍したい」というアピールにもつながります。

    例文

    商談の場では、顧客の課題を表面的にとらえるのではなく、「なぜその課題が生じているのか」という本質まで掘り下げる質問を意識しながら提案をおこなうことで、顧客との長期的な信頼関係の構築と契約率の向上に貢献したいと考えています。

    「会社に貢献できること」の回答を用意していたのに面接で聞かれなかった場合、伝える機会はあるのでしょうか。

    キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

    秋田 拓也

    プロフィールを見る

    逆質問は「会社に貢献できること」のアピールにつなげられる

    用意した回答を伝える機会がないことはよくあります。

    その場合は、逆質問をする際に「御社でご活躍されている方は、どういった方ですか」と聞いてください。回答を聞いた後に、自分が貢献できることをアピールできます。

    たとえ質問される可能性が低いとしても、面接に臨む前に「回答の引き出し」はできるだけ多く用意してください。

    想定外の質問をされても焦らずに、最も質問に近い回答を「回答の引き出し」の中からアレンジすることで対応しましょう。

    面接で、「質問はありますか?」と企業側から質問を求められることは少なくありません。活躍している人の特徴以外にもさまざまな質問のテーマがあるので、こちらの記事の例を参考にしながら考えておきましょう。

    「会社に貢献できること」を伝える際の注意点

    この質問への回答では、スケールが大きすぎる貢献を語ってしまうことに注意が必要です。

    志望職種の役割とズレた強みをアピールしてしまったりすると、「自社の業務を理解していない」という印象につながってしまいます。

    この質問は自己PRや志望動機よりも業務との接点が問われるため、回答内容は慎重に考える必要があるのです。

    ここでは、回答を作成する際に特に注意すべき3つのポイントを解説します。

    職種に合わない強みをアピールしない

    自分の強みをアピールすることは重要ですが、志望職種で活かせない強みを語ってしまうと「自社の仕事を理解していない」と判断されてしまいます。

    たとえば、正確性やサポート力が求められる事務職に対して「自分の意見を押し通す突破力」をアピールしても、職種との親和性が低く評価につながりません。

    志望する職種がどんな役割を担い、どんな力を求めているのかを企業研究で把握したうえで、自分の強みのなかから最もマッチするものを選んで語りましょう。

    非現実的な貢献方法を伝えない

    「御社の売上を倍増させます」「業界トップシェアの獲得に貢献します」といった、新卒には現実的でないスケールの貢献を語ることは避けましょう。

    これは面接官からの深掘り質問で「入社後に実現できるか」見抜かれてしまい、かえって信用を失うリスクがあるためです。

    企業は新卒入社する社員に対して最初から莫大な成果を期待しているわけではありません。

    「顧客との信頼関係を丁寧に築きながら、既存顧客のリピート率向上に貢献したい」のように、現実的に取り組める範囲の貢献を誠実に語りましょう。

    今後の事業展開にプラスになる内容を語る

    「会社に貢献できること」を語る際は、企業の現状だけではなく今後の事業展開も踏まえた内容にすることで、より深い企業理解を示すことができます。

    なぜなら、企業は自社の成長を見すえて採用活動をおこなうからです。

    たとえば、「御社が注力しているDX推進事業で、大学で培ったプログラミングスキルを活かして、顧客企業のシステム導入に貢献できる」と語ることで、事業の未来まで考えていることをアピールできます。

    自分だからこそできる会社への貢献の仕方をアピールして内定をつかみ取ろう

    志望企業の選考を突破するためには、多数のライバルよりも「自分の方が企業に合っている」「企業にとって貢献できる人物である」ことを示せていなければなりません。

    「会社に貢献できること」は、そのことをダイレクトにアピールできるチャンスです。入社後の自分の姿を具体的にイメージできるまで企業研究をしたうえで、自分の強みを発揮する方法を伝えましょう。

    また、「会社に貢献できることは何ですか?」とは聞かれなかったとしても、貢献の仕方を押さえておくことで、志望動機を魅力的にすることにもつながります。

    選考を控えている人はぜひ、自分だからこそできる会社への貢献の仕方を見つけてください。

    アドバイザーからあなたにエール

    キャリアコンサルタント/フィナンシャルプランナー

    大場 美由紀

    プロフィールを見る
    「会社に貢献できること」を考えるのは就活の中で重要な意味を持つ

    「会社に貢献できること」を考えるのは簡単ではありませんが、きちんと考えておくことは面接対策だけではなく、会社と自分のミスマッチを防ぐうえでも大切です。

    組織のなかでの自分の活かし方を自分なりに考えて言語化するためには、まず自分の強みを把握する必要があります。それだけではなく、他者にその強みを説得力を持って伝えるには、その根拠も必要です。

    そのうえで、組織の中でどのように活かせるのかを考えなければなりません。

    企業理解ができていないと独りよがりなアピールになりかねない

    選考でのアピールは、独りよがりでは通用しません。企業に利益をもたらすものである必要があります。したがって、企業研究は必須です。

    同じ業界内であっても、企業の特徴や力を入れている事業内容は一社一社異なります。企業に利益をもたらす貢献度の高い人材であることをアピールできれば、ほかの学生より抜き出ることができるでしょう。

    伝えるべきことが決まったら、それを簡潔にわかりやすく伝えるための構成を整えることも大切です。

    まさに企業の将来にメリットをもたらすことが採用担当者に伝われば、企業にとって必要な人材となると評価を受けることができるでしょう。

    執筆・編集 PORTキャリア編集部

    明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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    記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

    高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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