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大学で勉強以外に学べることは、就活でどうアピールすれば良いですか?

大学生活で勉強以外にもたくさんの経験をしてきたのですが、就職活動の自己PRで、これらの経験をどのようにアピールすれば良いか悩んでいます。

サークル活動やアルバイト、ボランティア、留学など、いろいろな活動をしてきました。しかし、ただ「頑張りました」と就活で言うだけでは、企業の方に響かないというのはわかっているものの、具体的なアピール方法がわかりません。

面接官に「この学生は大学で勉強以外にも多くのことを学び、社会で通用する能力を身に付けているな」と思ってもらうためには、どのような視点でこれらの経験を語れば良いでしょうか?

たとえば、コミュニケーション能力や問題解決能力、リーダーシップなど、どのようなスキルに結びつけて話せば良いのでしょう?

大学で得た勉強以外の学びを、就職活動で効果的にアピールするための具体的なアドバイスをお願いします。また、それぞれの経験から何を学んだかを簡潔に、かつ魅力的に伝えるためのコツがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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活動に取り組んだ理由や成長過程を伝えることがポイント!

大学で勉強以外に学んだことを就職活動でアピールするには、単なる活動内容の羅列ではなく、どんな活動を、なぜおこない、その結果としてどう感じ、どのような変化があなたの中に起きたのかという成長ストーリーを具体的に伝えることが重要です。

大学は自由な場所であり、その自由な時期にあなたが主体的に何に取り組み、何を学んだのかが問われます。

たとえば、サークル活動やボランティア活動、アルバイトなどで直面した課題に対し、どのように考え、どのように行動し、その結果どのようなスキルや価値観を身に付けたのかを明確に伝えましょう。

大学の勉強以外で社会で活きる具体的な学びを得られたことを示そう

特に、ボランティア活動やサークル活動といったチームで取り組む経験は、社会に出るうえで不可欠な協調性、問題解決能力、リーダーシップなどを培う貴重な機会となります。

これらの活動を通して、具体的にどのような問題に直面し、チームのなかでどのように貢献し、その結果どのような成果を得られたのか、そしてそこから何を学んだのかを明確にアピールしてください。

学業成績はもちろん重要ですが、企業がより注目するのは、学業以外の経験を通してあなたがどのように成長し、社会人としてどのように貢献できるかという点です。

具体的なエピソードと、そこから得た学びをつなげることで、あなたのポテンシャルを効果的にアピールできます。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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複数の学業以外の学びを共通のスキルで束ねて一貫性を示そう

サークル運営や長期アルバイトなど、大学時代の複数の経験をアピールするときは、それらに共通して伸ばしたスキルを軸に束ねることで、あなたという人間の強みに一貫性と再現性があることを効果的に伝えられます。

多くの活動を羅列するだけでは、かえって印象が薄まってしまうため注意が必要です。複数であっても最大で2〜3個の経験に絞り、それらを1つのストーリーとして深く語りましょう。

学業以外の経験から見えた強みを企業ニーズとつなげることで説得力大!

たとえば、サークルでは新歓施策で参加率を3割向上させ、アルバイトではリピート率を2割伸ばしたという数字を示し、それらの共通点として相手の行動を観察して改善策を実行する力という強みを抽出て自己PRを作成てみてください。

そのうえで、「この力を入社後も活かし、顧客データからサービスを磨き上げ、最終的な売上向上に寄与したい」と企業のニーズと接続することができれば、雑多に見える経験が一貫した強みに変換され面接官の納得感を高めます。

自己PRなどで使えるSTAR法の具体的な内容や活用方法などは以下の記事で解説しています。どのような文章構成にすべきか迷いがある人はぜひ参考にして、わかりやすい文章の作成を目指しましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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