Q
大学4年生
男性
面接で答えられなかった場合でも、合格の可能性はありますか?
先日、初めての面接を受けてきました。面接官の質問に対して、いくつか言葉に詰まったり、的外れな回答をしてしまった部分があります。特に深掘りされた質問で、うまく自分の考えを伝えられなかったことが心残りです。
面接のあと、もっとこう答えていれば良かったと後悔の気持ちでいっぱいです。このように、面接でうまく答えられなかった場合でも、合格の可能性はあるのでしょうか?
また、今後のために、面接で思うように答えられなかったときに挽回する方法があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
合格の可能性もある! 一生懸命な姿が評価につながることも
まず、質問にうまく答えられなかったからといって、合格の可能性がゼロになるわけではありませんので、安心してください。
採用担当者は、面接で「完璧でまとまった回答」だけを求めているわけではありません。むしろ、直接会って話をするのは、回答の中身以上に、あなたの「人間性」や「熱意」、そして「誠実さ」を知りたいからです。
緊張してうまく答えられない場合でも、一生懸命に伝えようとする姿勢は必ず相手に伝わりますし、それが「頑張ってくれそうな人だ」という評価につながることも十分にあります。
今回の失敗を次回に活かすためには、「もっとこう答えれば良かった」と後悔している点を具体的に振り返り、自身の中で整理しておくことが大切です。そのうえで、「どうすれば同じ失敗を繰り返さないか」という対策まで考えておきましょう。
言葉に詰まったら少し時間をもらえないか聞いてみよう
もし面接本番で緊張して言葉がまとまらなくなってしまったら、焦って的外れなことを話すよりも、「申し訳ありません、少し緊張しておりまして、質問の意図を正確にとらえられませんでした。大変お手数ですが、もう一度ご質問いただけますでしょうか?」というように、正直に聞き返してもまったく問題ありません。
そのように対応することで、あなたの誠実さが伝わるだけでなく、「この人はわからないことをそのままにせず、きちんと確認できる人だ」という、仕事を進めるうえでの信頼感にもつながりますよ。
合格できない場合も! 困ったときは時間を貰うことも大切
質問に答えられなかったり、的外れな回答が多かったりすると、合格は難しくなる可能性があるでしょう。
答えるのに難しい質問をされた場合は、焦って不適切な回答をするよりも、「少し考える時間をください」と正直に伝えることが重要です。
熟考したうえで自信を持って答えるのはもちろん、もし答えが見つからなくても「現時点では私の知識や経験では答えが見つかりません」と誠実に伝える姿勢が評価されます。
不足は認めたうえで成長意欲を示そう
実際の仕事においても、すべての課題に答えられる人はいません。
自分の不足を認め、必要に応じて「調べてから改めてお答えしたい」といった前向きな姿勢を見せることで、より良い印象を与えられます。
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