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システムエンジニア(SE)の給料が安いって本当ですか?
将来的にSEに就職したいと考えている大学生です。SEの給料について、ネット上などでは「安い」という意見を見かけることもあり、将来性やキャリアに不安を感じています。
SEの平均年収は日本の平均より高いというデータもあるようですが、労働時間が長いとも聞きますし、大変さに対する給与のバランスが取れていないのかもと思いました。
実際のところ、SEの給料は本当に安いのでしょうか? 皆さんからの見解をお伺いしたいです。
また、もし私がSEに就職した場合、給与面も含めてしっかりキャリアアップしていくには何が重要になるのでしょうか? ぜひアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
SEの年収はキャリア次第で大きく変わる! 市場価値を高めていこう
SEの給料が安いと感じるかどうかは、働く環境、キャリアの積み方、実務経験によって大きく変わります。
たしかに、下請けの多重構造で働くSEや、未経験で入社したばかりの若手では、給与が低く労働時間も長くなりやすい傾向があるでしょう。
こうした声がネット上で目立つため、SE=給料が安いという印象が強くなるのです。
上流工程や成長分野への挑戦が収入アップの近道!
一方で、上流工程(要件定義や設計)を担うSEや、クラウド、AI(人工知能)、セキュリティといった成長分野で高いスキルを磨いたSEは、30代で年収600~800万円を超えることも珍しくありません。
プロジェクトマネージャーやITコンサルタントへとキャリアアップすれば、年収1000万円以上も現実的です。
重要なのは、自分の市場価値を高める意識です。技術力はもちろん、論理的な説明力、チームでの調整力など、上流工程で通用するスキルを意識的に磨くことが、将来の収入に直結します。
SEは大変な仕事ですが、その分キャリアパスも多彩です。安いと決めつけず、どう成長するかを考えることが、将来の年収と働きやすさを変えるカギになります。
SEの年収はキャリア次第で伸ばせる! 仕事の中身を理解しよう
SEの給料は、平均すると一般的には高いほうだと思います。その後のキャリアも含めるとさらに高い部類になるのではないでしょうか。
SEという仕事は、一般的にはシステムを実現するために顧客の要件からシステム全体をデザインしたり、そのデザインを文書化したりします。
そして、デザイン・文書化したものを、さまざまなリソースを使って形にしていくためにいろいろな調整や交渉をする必要があるのです。そのほか、形になったものの品質を担保するために検証や検査を通したり、不具合があれば原因を調査し、対策を講じることも担います。
また、顧客に引き渡し後もトラブルがあれば、真っ先に対応して復旧するための支援をしなければなりません。
要するに、システムを創り出す中心的な存在であり、なくてはならない重要な役割を担うことになるのです。
当然それだけの対価があって仕事が成り立っていますので、企業や業界によって違いはありますが、ほかの職種と比べれば高いほうではないかと思います。
経験と専門分野の選択が将来の収入を大きく左右する
また、その後のキャリアアップとして、経験を積みながらプロジェクトマネージャーや専門的なエンジニアを目指すとさらに希少性と需要が高まり、大幅な給与アップも可能です。
そのために重要なこととしては、SEとしてさまざまな経験を積みながらスキルアップに努めること、及びそのなかでも特に自分に合った方向性を早く見つけることがその後のキャリアアップに大事になると思います。
以下の記事では未経験からエンジニアへの就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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