Q
大学3年生
女性
最終面接で緊張しないためには、どのような対策をすれば良いでしょうか?
いよいよ最終面接を控えているのですが、今からとても緊張しています。これまでの面接以上に「ここで決めなければ」というプレッシャーが大きく、当日、緊張で頭が真っ白になったり、言いたいことが飛んでしまったりしないか不安でたまりません。
 
 最終面接のような重要な場面で、緊張しすぎずに、落ち着いて自分の力を発揮するためには、どのような対策をすれば良いのでしょうか? 
 
 もし、緊張してうまく話せなかった場合でも、挽回できる方法はあるのか教えていただきたいです。
 
 最終面接ならではの緊張の乗り越え方や、面接官に良い印象を与えるための心構えなど、プロのキャリアコンサルタントの方に具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
最終面接の緊張はある程度開き直ることも重要
面接では誰でも緊張します。ましてや最終面接となるとどうしても力が入ってしまいますね。
ですが、自分で自分にプレッシャーを掛けていては頭が真っ白になったり、固まったりと良いことはありません。「面接では誰でも緊張する」とある意味開き直ってぶつかっていきましょう。
最終面接でも一次面接でもその考え方は同様です。
自己分析・企業研究・職種研究といった事前準備が不安を自信に変える
一方で、これ以上ないくらい準備をしておくと自信を持って臨めると思います。
多くの場合、準備に不安を抱えており、自分で「何を聞かれるのかな?答えられるかな?」と不安を刷り込んでしまいます。であれば、逆にこれで答えられなければ仕方ないと思えるくらいの準備をしましょう。
その内容は自分自身の考えをまとめる自己分析、応募先の企業研究、実務を知る意味で職種研究、この3つです。
万が一、面接本番で緊張してうまく話せない場合、緊張していることを言い訳に聞こえないようにした方が印象は良いと思います。
仮にたどたどしい話し方でも頑張って最後まで自分の考えを話しきりましょう。
あまりに緊張している場合、面接官の方からほぐしてくれることもあります。
その場合は心遣いに感謝を述べて、一息ついてしっかりと伝えましょう。緊張だけが理由で不採用にはなりません。自信を持って臨みましょう。
最終面接は対話の場であると考えて肩の力を抜こう
最終面接は、あなたを落とすための関門ではありません。企業とあなたが一緒に働いていけるかどうかをお互いに確認し合う、最終的な対話の場です。
面接官は役員や経営層であることが多く、スキル以上に人柄や価値観のフィット感が重視されます。
ここまで選考を通過しているということは、すでに能力や経験は十分に評価されている証拠。まずはその事実に、自信を持ちましょう。
緊張は真剣な証拠! 無理に抑えなくていい
「うまくやりたい」「失敗したくない」そう思うからこそ、緊張してしまうのは自然なことです。
大切なのは、「緊張しないようにする」ことではなく、緊張しながらも力を出せる準備をしておくこと。本番で自分らしさを出すには、事前の積み重ねが大きな安心感になります。
緊張を味方につけるために、次のような対策がおすすめです。
①志望動機やキャリアビジョンを、自分の言葉で整理しておく
 ②キャリアセンターや信頼できる社会人に依頼し、模擬面接で実戦練習をする
 ③深呼吸・軽いストレッチなど、自分なりのリラックス法を準備する
 ④面接当日の持ち物やルートは、前日までにチェックしておく
どれもシンプルですが、積み重ねることで不安から準備できたという自信に変わります。
本番では、言葉の正確さよりも、表情や態度の方が印象に残ることも多いです。たとえ途中で詰まってしまっても、笑顔や誠実なまなざしが相手に与える安心感は大きなもの。
最後に「補足はありますか?」と聞かれたら、遠慮せずに自分の想いを素直に伝えてみましょう。
最終面接は、これまでの歩みとこれからの未来を、あなた自身の言葉で語る場です。
完璧な答えを目指すよりも、「この会社で、どんなふうに成長していきたいか」を自分の言葉で伝えようとする姿勢が、何よりの強みになります。
どうか、あなたらしく、自分を信じて臨んでください。
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