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新卒で外資系企業はやめとけと言われるのはなぜですか?

外資系企業への就職に興味を持っている大学3年生です。インターンシップにもいくつか参加し、外資系のスピード感や実力主義の環境に魅力を感じています。

しかし、ネットの掲示板やSNSを見ていると、「新卒で外資系はやめとけ」といった意見をよく目にします。これらの意見を見ると、具体的に何が問題なのかわからず、漠然とした不安を感じてしまいます。

新卒で外資系企業に入社することの具体的なメリット・デメリットや、特に「やめとけ」と言われる理由について、キャリアコンサルタントの視点から詳しく教えていただけますでしょうか?

また、そういった意見を踏まえたうえで、私が今からどのような点に注意して就職活動を進めるべきか、アドバイスをいただけると幸いです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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外資系企業は覚悟が必要! 主体性の高さも求められる

外資系企業は日本企業と比較して、育成やフォロー体制が弱い、または画一的ではないため、新卒学生には向かないといわれることがあります。

外資系企業は実力主義・成果主義であり、裁量が大きい反面、成長は自ら主体的におこなう姿勢が求められます。

そのため、手厚い育成を望む人には合わない可能性があるのです。もし自分が外資系企業に向いているかどうかを確かめるとすれば、自律的に学び成長する意欲があるかどうかが判断基準となるでしょう。

自分に合うかの見極めが重要! 企業文化をしっかり調査しよう

また外資系企業は、年功序列ではなく実力で評価されるため、若いうちから大きなチャンスをつかめる可能性がありますが、その分自ら学び、成果を出すための強い意志と行動力が不可欠です。

入社後のミスマッチを避けるためには、企業の文化や働き方を事前にしっかり調査し、自分のキャリア志向と合うかを慎重に見極めていきましょう。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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新卒での外資系就職はハイリスクだがハイリターンでもある!

新卒で外資系企業を避けるべきだと言われるおもな理由は、その成果主義と個人主義の文化にあります。

日本の企業のように手厚い新人研修でじっくり育てるというよりは、入社直後から即戦力として結果を求められることが多いため、サポート体制が不十分な環境で苦労するという意味合いでマイナスな意見も一定数あります。

ほかにも外資系企業は成果を上げられなければリストラもあり得るようなシビアな世界なのです。

早く成長したいなら最高の環境! 覚悟を持って飛び込もう

しかし、新卒で外資系企業に就職することはデメリットばかりではありません。

年齢や社歴に関係なく、成果を上げれば正当に評価され、若いうちから大きな裁量権を持って働くことができます。成長スピードは日系企業に比べて格段に速いです。

実力で評価されたい人にとっては、むしろ最適な環境だといえます。あなたのキャリアプランと、外資系企業の働き方が合うかどうかを慎重に見極めて判断してくださいね。

以下の記事では外資系企業で働くことが向いている人の特徴を解説しています。外資系企業への就職に興味がある人はぜひ参考にしてください。

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