スポーツメーカーへの就職を実現する方法|志望動機例文も紹介

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  • キャリアコンサルタント/なべけんブログ運営者

    Ken Tanabe〇新卒で大手人材会社へ入社し、人材コーディネーターや採用、育成などを担当。その後独立し、現在はカウンセリングや個人メディアによる情報発信など幅広くキャリア支援に携わる

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  • キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

    Syuya Nagata〇自動車部品、アパレル、福祉企業勤務を経て、キャリアコンサルタントとして開業。YouTubeやブログでのカウンセリングや、自殺防止パトロール、元受刑者の就労支援活動をおこなう

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    Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている

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スポーツをやってきた人やスポーツ用品にこだわりがある場合、スポーツメーカーへの就職を考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

ただ、スポーツメーカーへの就職を目指すにあたって「具体的にどんな仕事があるの?」 「自分に向いているかな?」「対策方法がわからない」など、疑問や不安を持つ人もいると思います。

この記事では、キャリアアドバイザーの田邉さん、永田さん、杉原さんと一緒に、スポーツメーカーの仕事内容や向いている人の特徴、就職する方法などを詳しく解説します。少しでもスポーツメーカーへの就職に興味がある人は参考にしてください。

目次

熱意だけでは不十分! スポーツメーカーへの就職は徹底的な対策が重要

「スポーツが好きだから」や「〇〇というスポーツメーカーの製品を愛用しているから」という理由でスポーツメーカーへの就職を目指す人もいると思います。就職するにあたってこのような熱意はとても大切です。

しかし、実際に就職するとなると熱意をアピールするだけでは不十分で、選考に落とされる可能性があります。そこで、この記事では前半でスポーツメーカー業界の基本情報や仕事内容などを解説します。

まずはスポーツ業界の基本を押さえましょう。そして、記事後半ではスポーツメーカーに就職するメリット・デメリットや向いている人の特徴、志望動機の作り方などの就活に役立つ情報を解説します。

最後まで読むことで、スポーツメーカーの基本を押さえたうえで、どのようなことをアピールするべきか、どう対策すべきかを把握できる内容となっているので、ぜひ参考にしてください。

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就職活動の前に確認! スポーツメーカー業界の基本情報

スポーツメーカー業界の基本情報

  • スポーツメーカーのビジネスの流れ
  • 平均年収
  • 国内外のおもな企業

そもそもスポーツメーカーがどのような業界で、どのような流れでビジネスが動いているか知っていますか。就職を目指すにあたって、イメージと実情のすれ違いを少なくするためにもスポーツメーカーに関する基本情報を押さえて、全体像を把握しておくことが大切です。

ここからは、スポーツメーカー業界の基本情報を解説します。すでに把握している人もおさらいの意味を込めて確認しましょう。

スポーツメーカーのビジネスの流れ

スポーツメーカーのビジネスの流れ

スポーツメーカー業界は、大きく分けて以下の4つの業種から構成されています。

スポーツメーカー業界を構成する4つの業種

  1. 工場
  2. メーカー
  3. 卸売業
  4. 小売業

スポーツメーカー業界のビジネスは、スポーツメーカーが企画した製品を工場が制作し、メーカーが価格決定した後に卸売業、小売業を経て消費者の手元に届くという流れで動いています

スポーツメーカーが直営所を構えたり、ECサイトを運営したりして、卸売業や小売業を介さずに消費者に直接販売することもあります。

このようなビジネスの流れから、スポーツメーカーはスポーツ用品の企画や開発、製造までを担当する企業であることがわかります。

学生によっては「卸売業者を使わずにメーカーと小売業者が直接やりとりすれば良いのでは」と思ったかもしれません。

しかし、メーカーは多数の商品を扱っているため、管理に手間がかかります。そのため、卸売業者が必要となるのです。

平均年収

スポーツメーカー業界の2022年時点の上場企業売上ランキングトップ10の平均年間給与の平均額から算出すると、スポーツメーカー業界の平均年収は約700万円です。

また、dodaの平均年収ランキング(年齢・年代別の年収情報)【最新版】によると、2022年9月~2023年8月の1年間にdodaに登録した約63万人のビジネスパーソンの平均年収は414万円となっています。このことから、スポーツメーカーの平均年収は高い水準にあることがわかります。

企業規模にもよりますが、スポーツメーカーに限らず、メーカーは平均年収が高い傾向にあります。ブランド力によって大きな売り上げを上げられるからと予想されます。

とはいえ、上記の数値はあくまでも平均であるため、就職する前に志望企業の有価証券報告書や口コミ・評判などで年収をチェックしておくのがおすすめです。

国内外のおもな企業

スポーツメーカー本拠地売上高(2022年時点)
アシックス日本484,601,000,000円
ミズノ日本212,044,000,000円
グローブライド日本134,583,000,000円
デサント日本120,614,000,000円
ゴールドウイン日本115,052,000,000円
ナイキアメリカ5,460,250,400,000円
アディダスドイツ3,451,931,832,640円
プーマドイツ1,332,978,289,002円
ザ・ノース・フェイスアメリカ1,250,000,000,000円
アンダーアーマーアメリカ829,723,683,000円
国内外のおもなスポーツメーカー

世の中には数多くのスポーツメーカーがあります。その中で、国内外のおもなスポーツメーカーは上記が挙げられます。上記のスポーツメーカーはシェア率が高いため、多くの人が一度は見たことがあるでしょう。

志望企業とこれらのおもなスポーツメーカーの売上高を比較することは、成長しているか、規模はどのくらいかなど企業選びの参考にもなりますよ。

将来性はある? スポーツメーカーの現状と今後の展望

実際に就職する前に、その業界の現状や今後の展望を把握しておくことは非常に重要です。今後衰退する業界である場合、理想のキャリアパスが描けなかったり、最悪の場合、途中で仕事を辞めなければいけなかったりするからです。

ここからはスポーツメーカー業界の現状と今後の展望を解説します。スポーツメーカー業界の動向を知り、就活や今後のキャリアパスに活かせられるようにしましょう。

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現状:新型コロナウイルス感染症からの復帰で右肩上がり

スポーツメーカー業界は、ほかの多くの業界と同様に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2020年度は売上高が下降しました。しかし、徐々に回復し、現在では市場が右肩上がりという状況です。

特に、フィットネスやランニングなど非接触型のスポーツが盛り上がりを見せ、スポーツシューズの売上高が拡大しています

そして、スポーツメーカー業界はオリンピックの影響を受けやすいのも特徴的です。2021年の東京オリンピックの影響も含めて、近年は市場規模を拡大することができています。

今後の展望:アウトドア文化の浸透によってさらなる盛り上がりが予想

永田 修也

プロフィール

文部科学省が定める第3期スポーツ基本計画によると、市場規模を2025年には15兆円程度まで拡大することを目指しています。これに伴いメーカー各社も新卒採用の枠を広げていくことが予想されているのです。

近年、アウトドアが盛り上がりを見せていますが、これらの文化がさらに浸透することで、スポーツメーカー業界の市場規模が拡大すると予想されています。

また、大手スポーツメーカーをはじめ、ITとスポーツを組み合わせる事業を展開するメーカーが増加中です。この風潮に乗って、スポーツとITを組み合わせた新しい事業を手がけるスポーツメーカーが増えることも予想できます

今後もスポーツは盛り上がりを見せると考えられますが、新しい文化が浸透することで、スポーツメーカーの事業内容に変化が見られる可能性があります。

杉原 美佐子

プロフィール

スポーツメーカーの今後を考えるにあたって、デザインに着目すると面白いと思います。

ナイキのエアマックスは、機能性だけでなくデザイン性により爆発的に売れました。スポーツメーカーの商品は、競技に関係なく良いデザインだと世界的に売れる可能性があるのです。

スポーツメーカーに就職した際の仕事内容

スポーツメーカーに就職後、実際にどのような仕事ができるかが曖昧な人もいるのではないでしょうか。スポーツメーカーの仕事内容はさまざまあり、配属が異なるとまったく別の仕事をしなければいけない可能性があります。

そこで、スポーツメーカーに就職した際の仕事内容を詳しく解説します。また、文系・理系に向いている仕事内容をそれぞれ解説しているので、自身の状況に合わせて確認していきましょう。

文系に向いている仕事内容

文系に向いているスポーツメーカーの仕事内容

  1. 営業
  2. マーケティング
  3. 広報
  4. デザイナー
  5. 海外向け事業

文系に向いている仕事内容として、営業やマーケティング、広報などが挙げられます。決して理系が向いていないわけではありませんが、文系学生はこれまでの学習や経験を活かしやすい仕事内容となっています。

文系に向いている仕事内容に共通することは、入社時点で特別なスキルが不要であったり、ほかの業界にも横展開できたりすることです。では、具体的にどんな仕事をするのかを詳しく解説していきます。

文系の就職先は多くあります。以下の記事では業界別人気ランキングと選び方について詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
文系の就職先は多様! 業界別人気企業ランキングと後悔しない選び方

営業

スポーツメーカーは直営所を構えて直接消費者に販売することもありますが、多くはスポーツ用品店をはじめとするショップや業者に卸しています。このようなショップや業者に自社商品を置いてもらうように活動するのが営業の仕事です。

そして、ただ自社商品を置いてもらうことが営業の仕事ではありません。より消費者の目につき、手に取ってもらいやすい位置に置いてもらうことも仕事の一つです

ショップや業者に自社商品を置いてもらうことがゴールではなく、あくまでも消費者に届けることを最終目的とし、自社商品をより多くの人に広めることが求められます。

「自分が営業に向いているかどうかわからない」と悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてください。不向きな場合でも自分に合った仕事を見つけられますよ。
営業に向いてない人の16の特徴|不向きな人におすすめの道も解説

文系がスポーツメーカーに就職する場合、営業の仕事が多いのでしょうか?

営業として商品知識を深めた後に異動するケースが多い

文系だけど企画やマーケティングの仕事に興味があり、営業職を避けたい学生もいますよね。しかし結論として、文系の学生が就職すると営業職へ配属になるケースが多いです。

企画職やマーケティング職で活躍するためには、自社製品の特徴や顧客について詳しく知らなければなりません。そのため、いきなり企画職やマーケティング職へ配属になるのではなく、商品知識を深められる営業職へ配属になることが多いのです。

ただし、企業によっては職種別採用もおこなっているため、企業の募集要項をチェックしましょう。

メーカーの営業の仕事がきついのではないかと思っている人は、以下のQ&Aでメーカーの営業の実態をキャリアコンサルタントが解説しているので、併せてチェックしてくださいね。

マーケティング

マーケティングのおもな仕事は、トレンドや売れ筋の傾向などを見て新商品を企画したり、生産量や価格を設定したり、プロモーション方法を考えて実行したりすることです。いわば、自社商品が売れる仕組みを作ることがおもな仕事内容になります。

スポーツメーカー特有のマーケティング手法として、スポーツマーケティングがあります。これは、プロのチームや選手に自社商品を使用してもらったり、サポートをしたりして、大会やイベント、テレビを通じて多くの人に自社商品を認知してもらう手法です

なお、大会やイベントは休日に開催されることが多いため、メーカーによっては休日出勤が求められる場合があります。

マーケティング職の具体的な仕事内容を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。仕事内容から対策までを一通り知ることができます。
新卒でマーケティング職に就くには? 仕事内容から対策まで徹底解説

広報

広報には大きく分けて「社外広報」と「社内広報」の2つがあります。それぞれ目的と業務内容、広報の対象が以下のように異なります。

広報の種類目的対象業務内容
社外広報自社商品、所属チームの認知拡大消費者やマスコミ所属チーム・選手の情報共有
社内広報社内のコミュニケーション活性化、情報共有自社の社員所属チーム・選手の情報共有
社外広報と社内広報の違い

どちらもメイン業務は自社に所属するチームや選手の大会やイベントの告知、結果の報告などです。一方で、目的や広報の対象が異なるため、広報のやり方が違ってくるのです。

どちらを担当するかは入社するまでわからないことが多いですが、企業のブランドイメージを向上させられるやりがいのある仕事です。

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デザイナー

デザイナーは、マーケティング職が企画した商品のデザインを考え、形にするのがおもな仕事内容です。多くの場合、商品を企画する時点でコンセプトやカラーの方向性が決められます。その方向性に沿ってデザイナーが実際のデザインを作っていきます。

なお、デザイナーがどれだけ自由にデザインを決められるかはメーカーによって異なりるので注意しましょう。メーカーとしてデザインの方針が決まっている場合は、あまり自由にデザインできない可能性があります。

自分の考えが直接商品に反映されるため、デザインが好きな人は大きなやりがいを感じられるでしょう。

スポーツメーカーのデザイナーになるのは難しいのでしょうか?

永田 修也

プロフィール

大学院や研究室で専門知識を身に付けるのがおすすめ

デザイナーといってもさまざまです。大まかな商品のデザインから始まり、機能性や使い心地などの細部を設計したり、コストパフォーマンスを計算したりと、ユーザーと会社の視点から考えて思考する必要があります。

また、現在の流行も取り入れてみたりと、世間の動向にも機敏に対応していくことが求められます。決して簡単な仕事ではないですが、やりがいは十分にあるといえるのです。

デザインに関連する研究室に所属したり、大学院へ進んでさらに知識を深めたりすることで専門知識を身に付け、デザイナーへの道へ進むことができるでしょう。

海外向け事業

メーカーによっては海外進出して、海外の企業やショップ、消費者向けに事業を展開していることがあります。スポーツメーカーが海外進出するおもな理由は市場の拡大です。海外向けに販売することで見込み顧客の母数が増えるため、その分売上拡大も見込めます

仕事内容は前述の営業、マーケティング、広報などを海外向けにすることです。海外向け事業を担当した場合、海外出張が多かったり、駐在したりすることがあります。

英語を話せるなどの条件が設けられている場合がありますが、貴重な経験ができて、今後のキャリアパスに良い影響を与えられます。

とにかく海外で仕事がしたいという人はこちらの記事を参考にしてください。海外に行ける仕事の視野を広げられますよ。
海外に行ける仕事29選! 就職の可能性を高める秘訣も公開

事務職も文系学生にはおすすめです。資料作成をしたり営業のアシスタントをしたりするため、人のサポートをしたい人に向いています。

ただし、新卒で事務職の募集をしている企業が少ないので高倍率になることを覚えておきましょう。

理系に向いている仕事内容

理系学生に向いている仕事内容として、研究開発やIT関連の仕事が挙げられます。特に研究開発は大学や大学院で研究したことがそのまま活かせる可能性があります

理系学生として研究してきたことをスポーツ分野で活かしたい人は、これから解説する2つの仕事がおすすめです。

理系の人におすすめの就職先は以下の記事にまとめています。スポーツメーカー以外にも視野を広げたいという人はぜひ参考にしてください。
理系のおすすめ就職先11選|進路選びから就活対策まで完全網羅

スポーツメーカーに就職する理系は少ないのでしょうか?

杉原 美佐子

プロフィール

理系・文系を問わずスポーツメーカーに就職している

スポーツメーカーの仕事を考えるうえで、文系・理系とわけて考える必要はないと思います。

たとえば商品開発という仕事をとっても、技術者やデザイナーだけではなく営業職もかかわることがあり、文系も理系もあまり関係がないのです。

スポーツメーカーの市場は世界規模です。理系だから○○メーカー、文系だから△△職といった固定概念を持っているとグローバルな活躍は望めませんよ。

「自分の得意分野を活かせるのがスポーツメーカーの仕事」と考え、あなたがその企業でどんな仕事をしたいのかということを大切にしてください。

研究開発

スポーツメーカーの研究開発職のおもな仕事内容は、新商品の開発や既存商品の改良です。具体的にはスポーツウェアやシューズ、スポーツ特有のアイテムなどの素材を開発したり、機能性を高めたりします。

自分の研究によって、スポーツのあり方を大きく変えられる可能性があります。応募条件に学部や研究内容が指定されている場合がありますが、スポーツの分野で研究をしたい人にとっては楽しく仕事を進められるでしょう。

研究職の具体的な仕事内容を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。研究職で内定を勝ち取るための志望動機の作り方も解説しています。
研究職ってどんな仕事? 狭き門を勝ち抜くための志望動機例も紹介!

IT関連

前述のとおり、近年はスポーツとITを組み合わせて新しい事業を展開するメーカーが増えています。アプリを開発したり、製品をIT化したりするなどITの活用方法はさまざまですが、スポーツの文化を変える瞬間に立ち会える可能性がある仕事です

また、人事管理や教育システムなど、社内のシステムのIT化を手がけるのも仕事内容の一つです。社内のDX化を図り、よりスムーズに仕事ができるように整備します。

永田 修也

プロフィール

業界問わず、どの企業でもDX化が課題とされています。経済産業省が発表したDXレポートによると、2025年までにDX化が進んでいなければ最大12兆円もの経済損失が発生するという見方もあります。

今後、業務効率化を図るうえでIT技術・知識を持つ人材は必要不可欠となってくることでしょう。

ほかにもIT関連の仕事を見てみたい人はこちらの記事を参考にしてください。IT関連のさまざまな仕事を知って、視野を広げられますよ。
ITの仕事って何があるの? 仕事の種類や働く魅力を詳しく解説!

未経験だけどIT業界に就職したいという人はこちらの記事を参考にしてください。就職するために必要な準備や対策方法などを解説しています。
未経験からIT業界に就職する秘訣とは? 必要なスキルまで徹底解説

杉原 美佐子

プロフィール

ほかにはデータ分析の仕事も理系の学生に向いた仕事になります。これはAI(人工知能)にも関連する仕事です。

データ分析とは蓄積したビッグデータを分類・整理・成形し、そこから客観的事実を突き止めるものです。商品開発やマーケティング部門だけでなくさまざまな問題解決に用いられています。

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 実際にツールで作成した志望動機例文 
 (IT業界の場合) 
私は貴社が掲げる顧客維持率向上に貢献し、日本企業のIT化の一助になりたいと考えています。私は飲食店でアルバイトをしているのですが、感染症の増加により新しい施策に取り組むことを余儀なくされていました。このとき、新しいシステムを導入してオンライン販売を開始すると、常連客の注文率が60%以上になりました。この経験から、リピーターをつくることとシステム導入の大切さを実感しています。貴社は、先端技術を活用したSaaSを提供しているだけではなく、顧客維持率の向上を事業戦略に掲げており魅力に感じております。入社した際には、営業職として企業へのSaaSの提案・リピート顧客獲得で貢献したいと思っています。

やりがいは? スポーツメーカーに就職するメリット

スポーツメーカーに就職するメリット

  • スポーツという好きな分野を仕事にできる
  • 同じ趣味を持った人が多い環境で仕事ができる
  • 自社の商品を有名アスリートに使ってもらえることがある

スポーツメーカーへの就職を志望する理由に「スポーツが好きだから」や「好きなことを仕事にできるから」と考える人が多くいると思います。それらも大きなメリットですが、ほかにもメリットややりがいを感じられることはあるのです。

ここからは、スポーツメーカーに就職することのメリットを解説します。就職する前に「どんなやりがいがあるか」を知っておくことで、実際に仕事をしている姿をイメージしやすくなりますよ。

スポーツという好きな分野を仕事にできる

スポーツメーカーへの就職を目指す多くの人が「スポーツが好き」という思いを持っているでしょう。スポーツメーカーに就職することで、スポーツという好きな分野で仕事ができるようになります。

仕事をする中でつらいと感じることもあると思います。しかし、好きな分野で仕事ができているため、落ち込んだときでもさらに成長しようと立ち直りやすいです

また、スポーツだけでなく就職したメーカーの製品が好きという人も、好きなメーカーの商品をより多くの人に届けるための活動ができるため、やりがいを感じられると考えられます。

反対にスポーツが好きでない人は少ないのでしょうか?

スポーツがあまり好きではない人も働いている

スポーツが好きでないと内定を獲得できないのではと不安になりますよね。しかし、必ずしもスポーツが好きである必要はないので安心してください。

企業選びの軸は業種だけでなく、企業理念や働いている人、福利厚生などの制度という場合もあります。

すべての学生が業種を軸に就職活動をしている訳ではないため、自分の軸に合う企業とマッチングすれば採用される可能性は十分にありますよ。

同じ趣味を持った人が多い環境で仕事ができる

前述でスポーツメーカーでは「好きなスポーツを仕事にできる」や「好きなメーカーを広める活動ができる」と解説しましたが、このような思いを持っているのは一人だけではありません。スポーツメーカーに就職する多くの人が同じような思いを持っています。

同じ趣味や志を持っている人は価値観が似ている可能性が高く、互いに良い影響を与えやすくなります。価値観が似ていれば互いの気持ちも理解できるため、それぞれの目標達成に向けて助け合う機会も増えるでしょう。

このように、スポーツメーカーには同じ趣味や志、似た価値観を持った人が集まるため、充実した環境で仕事ができると考えられます。

自社の商品を有名アスリートに使ってもらえることがある

特に大手スポーツメーカーの場合は、自社商品を国内外の有名なアスリートに提供して使ってもらっていることがあります。自分たちが企画・製造した製品をアスリートに使ってもらい、結果を出したときには大きなやりがいを感じられるでしょう。

そして、サポートしているチームや選手が自社商品で活躍している姿は、仕事に取り組むうえでの大きなやりがいにつながります。このように、アスリートの活躍が自分のやりがいにつながるのもスポーツメーカーの大きなやりがいといえます。

永田 修也

プロフィール

好きなブランドや商品であれば、会社へ入ることでその商品の知らなかった開発の過程を知れたり、常に商品やロゴに囲まれて過ごすことができたりするので、ブランドへの愛着が強い人は満足感を十分に感じながら働くことができるのもメリットですね。

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厳しい一面もある? スポーツメーカーに就職するデメリット

ここまでスポーツメーカーに就職することのメリットややりがいを解説しましたが、デメリットや厳しい一面もあります。就職前にデメリットを把握しておかないと入社後に「思っていたのと違った」と後悔する可能性があります。

スポーツメーカーに就職した際のデメリットと考えられる面は大きく分けて2つあります。それぞれのデメリットを把握し、本当に就職するべきかを考える材料にしましょう。

土日出勤の可能性がある

特に所属チーム・選手と一緒に動いたり、イベントの運営に携わったりしている人は休日出勤の可能性があります。大会やイベントは休日に開催されることが多いからです

大会やイベントは日本全国、または海外で開催されるため、長距離移動が必要になることもあります。

このように、スポーツメーカーで所属チーム・選手の担当を持ったり、イベントの運営に携わったりすると休日が不規則になる可能性があります。「土日は必ず休みたい」「まとまった休みがほしい」と考える人にとっては、ストレスを感じることが多いといえます。

土日出勤がないスポーツメーカーはほとんどないのでしょうか?

杉原 美佐子

プロフィール

職種によるが基本的に土日は何らかの仕事やイベントがある

職種によります。ですが、業務は休みでも、サポートしているチームが試合なら応援しないといけないということもあります。

スポーツメーカー以外の人でも興味のある試合だと、深夜や早朝でもテレビで応援しますよね。サポートチームとなればなおさら愛着が湧きやすく、社員一丸となって応援するのもスポーツメーカーに勤める醍醐味の一つともいえます。

休みたい気持ちもわかりますが、土日出勤を気にするならスポーツメーカー勤務はあまり向いていないかもしれません。無理して入社しても、職場で孤立感を感じてしまうと考えられます。

体調不良や年齢で働き続けられない可能性がある

メーカーや職種によっては、実際に体を動かす機会があります。たとえば、自社製品にかかわるイベントで実演したり、アスリートの現場に出てサポートしたりするなどのケースがあるのです。

若くて健康な状態であれば問題なく活動できますが、体調不良になったり、加齢で激しい動きができなくなったりすると働き続けられない可能性があります。

スポーツメーカーで実際に体を動かし続けなければいけない人は、常に健康管理と体力の維持が求められます。日々の忙しさで疎かにしてしまいがちですが、長く働き続けるためにも、健康と体力の維持にも気を遣わなければいけないことは把握しておきましょう。

ほかに考えられるスポーツメーカーのデメリットは、希望しない職種へ配属されるリスクがあることです。

新卒は総合職採用をおこなっている企業が多く、内定後に配属先が決定します。そのため、自分が希望しない配属になる可能性があることも覚えておきましょう。

スポーツメーカーへの就職に向いている人の特徴

スポーツメーカーへの就職に向いている人の特徴

  • スポーツに対して情熱を持っている人
  • 海外のカルチャーも踏まえてニーズをキャッチできる人
  • 現状に満足せず新しいチャレンジをし続けられる人
  • スポーツ製品を通じて達成させたい未来を考えられる人

「スポーツが好き」と「スポーツメーカーに向いている」は別物です。スポーツメーカーには向き不向きがあり、不向きな人が就職した場合、やりがいを感じられない可能性があります。

ここからは、スポーツメーカーへの就職はどんな人が向いているのかを解説します。スポーツメーカーへの就職を検討している人は、自分が当てはまるかどうかをチェックしてみましょう。

スポーツに対して情熱を持っている人

大前提として、スポーツメーカーに就職するにあたって、スポーツに対して情熱を持っていることは非常に重要です。好きなことや情熱を持っていることを仕事にするのは、働くうえでのモチベーションにつながります。

ただ、就活をする際はスポーツに対して情熱があることだけでなく、その情熱を活かしてどんな行動をしてきたか、どんな実績を残してきたかをアピールすることが大切です

たとえば、「未経験から練習して大会に出場した」や「〇〇メーカーのショップでアルバイトした」などが実績としてアピールできます。

このように、スポーツに対する情熱を持ち、行動にまで移せる人はスポーツメーカーへの就職が向いています。

スポーツで大きな成果を出した人でないとスポーツメーカーへの就職は厳しいでしょうか?

永田 修也

プロフィール

スポーツに真摯に向き合っている姿勢があれば十分

大きな成果を残したことがなくても就職は可能です。

たしかに、全国大会に出場した経験があったり個人として優秀な成績を残したりといった第三者から見ても評価しやすい実績があった方が、就職には優位に働くと思います。

しかし、大きな成果を残していなかったとしても、これまでの経験やこれからのスポーツに対する熱意などを伝えることで評価につながる可能性も十分にあります。

大事なこととしてはその情熱に嘘偽りなく、スポーツに真摯に向き合っている姿勢がきちんとあるということでしょう。

海外のカルチャーも踏まえてニーズをキャッチできる人

前述のとおり、近年は海外進出をするスポーツメーカーが増加し、海外でも活躍できる人材を求めています。英語力ももちろん必要ですが、特に必要とされているのが海外のカルチャーやニーズをキャッチできる人材です。

スポーツメーカーに限らず、海外で流行ったものが数年後に日本で流行るケースもあり、日本で先駆者として競争を優位にするためには、海外の流行やニーズを素早くキャッチする必要があるのです

海外の文化や流行を調べるのが好きな人や、小規模でも日本で流行らせた経験がある人はスポーツメーカーへの就職が向いているといえます。

杉原 美佐子

プロフィール

競技と発祥地の文化は密接にかかわっています。相撲を考えればピンとくる人が多いと思いますが、ほかの競技でも本場の国への留学もよく聞きますよね。

ルールを知っていればそれでOKではないです。それぞれに歴史があり、競技に対する考え方が違うから、スポーツは楽しいのだと思います。

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現状に満足せず新しいチャレンジをし続けられる人

スポーツの流行は日々変化します。スポーツメーカーはスポーツの流行の変化に合わせて新商品を企画したり、プロモーション方法を変えたりしなければいけません。つまり、毎日同じような仕事をしていれば良いというわけではないのです。

そこで求められるのが、新しいチャレンジをし続けることです。チャレンジすることに慣れている人は、何か変化が訪れた際でもすぐに対応できます。一方で、チャレンジをためらった場合、その間に流行が過ぎ去ってチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。

このように、スポーツメーカーは新しいチャレンジをし続けられる人に向いている仕事です。

スポーツ製品を通じて達成させたい未来を考えられる人

就活をしている時点でスポーツに対する情熱を持っていることもとても大切です。しかし、入社後に「自社の製品を通じてこんなことを達成させたい」という未来を考えることはさらに重要視されます。

理想の未来やビジョンが描けている人は、それを達成するためにさまざまなチャレンジをしたり、困難を乗り越えたりすることが可能です。また、「すでに自社の製品を普及するための具体的な策を考えているのか」と面接官から好印象を得ることにもつながります。

このように、すでにスポーツ製品を通じて達成させたい未来を考えられる人は、スポーツメーカーへの就職に向いているといえます。

アドバイザーコメント

ものづくりが好きな人もスポーツメーカーは向いている

スポーツに関する仕事はメーカー以外にも、トレーナーやジム、メディアなど多数あります。その中でスポーツメーカーの大きな特徴は、スポーツ用品の企画から販売までを担当することです。そのため、ものづくりが好きな人にもスポーツメーカーが向いています。

たとえば、スポーツの経験を活かして商品を企画したい人や、アスリートを支えたい人にもぴったりの仕事です。スポーツ経験がなかったとしても、身近な人やアスリートをスポーツ用品を通じてサポートしたい人にもおすすめです。

商品を通してサポートしたい理由を伝えられるようにしよう

選手と直接はかかわれないものの、アマチュアからプロまで多くの選手を支える業界であることに間違いありません。そのため、「選手が使うものの企画や開発を通じてサポートしたい理由」を明確にするのが重要です。

明確にできると、面接で評価されるだけでなく、入社後にもミスマッチなくやりがいを感じて働くことができます。

スポーツメーカーの選考の特徴

スポーツメーカーの選考の特徴

  • スポーツ関連の大学・学部が優遇されるわけではない
  • インターンシップが選考に含まれることが多い
  • 文系・理系で活躍の場が分かれやすい

選考の流れ自体はスポーツメーカーとほかの業界で大きな差がありません。しかし、スポーツメーカーならではの選考の特徴が存在します。特徴を把握していないと、選考が不利になってしまう可能性もあります。

ここからは、スポーツメーカーの選考の特徴を詳しく解説します。万全な状態で選考に臨むためにも、事前に特徴を把握しておきましょう。

スポーツ関連の大学・学部が優遇されるわけではない

「スポーツメーカーだからスポーツに関連する大学や学部が優遇されそう」と思っている人もいるでしょう。実はスポーツ関連の大学・学部出身だから優遇されるわけではないのです。

スポーツメーカーとほかのメーカーの大まかな仕組みはほぼ変わりません。企画・開発、製造、販売という流れで消費者の手元に届きます。

就活時点でのスポーツ関連の大学・学部出身の人とそうでない人の違いは、製品に対する知識量が挙げられます。しかし、製品に対する知識は就職すればほとんどの人が身に付けられます。

このように、スポーツ関連の大学・学部だから優遇されるわけではなく、あくまでもそのメーカーに必要な人材であることをアピールすることが大切です

スポーツメーカーの就職で、スポーツ専攻で学んでいた経験が有利になるケースはありますか?

永田 修也

プロフィール

商品の研究・開発に関する職種を目指す場合に有利になる

大学でスポーツに関する研究室に入っていたり、大学院に進んでいたりする場合は、商品の研究・開発の職種を目指す場合に有利になると考えられます。

ただ、スポーツ専攻が有利といっても、大手メーカーへ入社を希望する学生は多数いるので、その中で特に抜きん出ている必要があります。

知識や経歴だけでなく人間力もかなり重要なので、各メーカーがどんな人材を求めているかをチェックしておく必要がありますね。

インターンシップが選考に含まれることが多い

スポーツメーカーはインターンが選考に含まれる傾向があります。

スポーツメーカーはCMやイベントなどのイメージと実際の仕事内容や社風に乖離が生まれやすく、ミスマッチが起こる可能性があります。それを防ぐため、仕事の実態を把握できるインターンをおこなう会社が多く、それが選考になっているケースもあります

スポーツの印象から、スポーツメーカーに対して爽やかなイメージを持つ人は多くいるかもしれません。

しかし、実際に働くとなると厳しい一面があったり、泥臭さが求められたりすることがあります。就職後に「思っていたのと違う」というミスマッチを防ぐためにも、インターンを通じて、仕事や社風を体験してもらうのです。

なお、過去にアシックスアディダスナイキミズノなどがインターンを実施しています。スポーツメーカーのインターンに参加するには、ほかの業界と同様、書類や面接などの対策が必須です。

杉原 美佐子

プロフィール

インターンはできる限り参加しましょう。たとえば営業職は車とスポーツ用品で仕事内容がまったく異なり、それらの違いを知っておくことが選考に活きるからです。

その商品が好きか、スポーツメーカーの方針に納得できるかなど、体験しないとわからないことがたくさんあるので、インターンを通して確認することが重要です。

インターンについて具体的に理解できていない人はこちらの記事を参考にしてください。インターンに関して網羅的に解説していて、この記事を読むだけで全体像をつかめますよ。
インターンは就活に不可欠? 8のメリットと選び方を詳細解説

文系・理系で活躍の場が分かれやすい

前述のとおり、スポーツメーカーはさまざまな仕事内容がありますが、文系・理系によって活躍の場が分かれやすいという特徴があります。

文系が活躍しやすい仕事はこちらです。

文系が活躍しやすいスポーツメーカーの仕事

  1. 営業
  2. マーケティング
  3. 広報
  4. デザイナー
  5. 海外向け事業

一方で、理系が活躍しやすい仕事はこちらです。

理系が活躍しやすいスポーツメーカーの仕事

  1. 研究開発
  2. IT関連

必ずしも文系がIT関連の仕事ができなかったり、理系が営業ができなかったりするわけではありません。しかし、特に理系職種の場合は専門的な知識や経験が必要なため、文系がその職種に就くことが難しいのです

アドバイザーコメント

スポーツメーカーの選考ではグローバルな視点も重要

どのスポーツメーカーの選考でも最近重視されているのが、グローバルな視点の有無です。スポーツは国境を越えて共通のルールで競技がおこなわれ、国に関係なく商品が売れることから、グローバル視点が必要となっています。

スポーツメーカーの業界には、2大メーカーとしてナイキ(アメリカ)とアディダス(ドイツ)がありますが、負けじと国内メーカーも世界で人気を誇っています。

よりグローバルな視点で見ることができる広い視野・柔軟な発想が求められているのです。

海外との接点を整理したりスポーツ市場の調査に力を入れよう

学生がグローバルな視点をアピールする際、「世界中を旅をしてきた」「スポーツで海外の選手と深く交流した」などの経験があれば、選考で有利になると考えられます。それらの経験は企業の視野を広げることにもつながるためです。

もし、そのような経験がなかったとしても、海外スポーツの市場を調査するなど興味を持って触れることはできると思います。そのような意識を持つことが大切ですね。

選考を受ける企業がどんな人材を求めているのか、しっかりと研究しましょう。

好きだけでは不十分! スポーツメーカー就職の前に必要な準備

スポーツメーカー就職の前に必要な準備

  • そもそもなぜスポーツに興味を持ったのかを考える
  • スポーツメーカーへの就職を目指すきっかけとなった出来事を思い出す
  • スポーツメーカーで成し遂げたいビジョンを明確にする

前述のとおり、「好きだから」という理由だけでスポーツメーカーへの就職を目指すのは準備として不十分です。なぜ好きになったのか、どんな未来を作りたいのかなど、さらに思いを深掘りすることで選考を通過する確率を上げられます。

ここからは、スポーツメーカーの選考を受けるにあたって、具体的にどんな準備が必要かを解説します。これから対策を始める人は、まずはここで解説する準備から始めましょう。

そもそもなぜスポーツに興味を持ったのかを考える

最初に「そもそもなぜスポーツに興味を持ったのか」を考えましょう。その目的は、「仕事でもスポーツにかかわりたいのか」、または「自分がプレイするからスポーツが好きなのか」など、今後どのようにスポーツとかかわるかを深掘りして考えるためです

たとえば、実際にスポーツをやっている人はプレイすることが好きなのかもしれません。プレイするのが好きな人はスポーツ関連の仕事が好きとは限りません。

一方で、スポーツの魅力を広めることが好きという人は、スポーツメーカーでいきいきと働ける可能性があると考えられます。

このように、スポーツの魅力を広めることが好きであればスポーツメーカーで意欲的に仕事ができる一方で、単純にプレイするのが好きなだけであればスポーツメーカーでの仕事が向いていない可能性があります。

自分に向いているかどうかを判断するためにも、スポーツに興味を持った背景を深掘りするのが大切です。

小さい頃から流れでスポーツをやっていたことは、志望理由として不十分ですか?

志望動機ではスポーツの経験を仕事に活かす方法を伝えよう

小さい頃からのスポーツ経験は志望する理由になっていますが、そのままのことを伝えても企業は採用するメリットを感じられないと予想されます。

熱意を伝えるためには、小さい頃からスポーツをやっている経験を活かして、どのように貢献したいのかを伝えましょう。

すると、スポーツをしてきた経験が強みになり、志望する熱意が伝わりますよ。

スポーツメーカーへの就職を目指すきっかけとなった出来事を思い出す

次に、前述の「スポーツに興味を持ったそもそもの理由」も掛け合わせながら、スポーツメーカーへの就職を目指すきっかけとなった出来事を思い出しましょう。ここで思い出す出来事は志望動機に直結するため、重要な部分です。

また、目指すきっかけとなった出来事が明確になれば、つらいときや壁に当たったときでも、原点に返ってスポーツメーカーで活動する目的を思い出すことができるようになります

スポーツメーカーを目指すきっかけは誰にでもあるはずです。たとえば、「スポーツが好きだからなんとなくスポーツメーカーが良いのではないか」と考える人も、「なぜスポーツが好きなのか」「スポーツを通してどんなことがしたいか」など、さらに深掘りしてきっかけを思い出しましょう。

スポーツメーカーで成し遂げたいビジョンを明確にする

最後に「そのスポーツメーカーでどんなことを成し遂げたいのか」というビジョンを考えましょう。スポーツメーカーは人気業界の一つで、就職倍率は高い傾向にあります。その中で採用される可能性が高いのは、将来のビジョンが明確な人です。

将来のビジョンが明確な人は、それを達成するために積極的に行動でき、結果的にそのメーカーへの貢献度が高くなるからです

入社前は具体的な業務内容がわからない状態ですが、できる限り研究して具体的にビジョンを考えられるようにしましょう。「海外に進出」や「有名アスリートに使ってもらう」などでも構わないので、理由や背景と一緒に成し遂げたいビジョンを考えることが大切です。

杉原 美佐子

プロフィール

私自身は運動音痴です。でもスポーツは楽しいと感じます。うまくできたら嬉しいし、失敗したら悔しい。そして、勝っても負けても楽しいと思えるからです。

このように、選考を受けるときはスポーツの楽しさを自分なりに表現できるようにしておきましょう。

内定率を上げよう! スポーツメーカーに就職するための対策方法

スポーツメーカーに就職するための対策方法

  • 好きなメーカー以外にも複数のインターンシップに参加する
  • 志望メーカーが求める人物像と自分が重なる部分を分析する
  • そのメーカーにしかない価値とさらにユーザーが増える方法を分析する
  • 志望メーカーを盛り上げる意思が伝わる志望動機を作成する

スポーツメーカーの選考に向けた準備が整ったところで、就職するための対策をしていきます。スポーツメーカーは人気業界の一つであるため、対策なしでは希望のメーカーに就職するのが難しいと考えておきましょう。

そこで、ここからは、スポーツメーカーに就職するための対策方法を詳しく解説します。まだ対策を進められていない人は参考にしてください。

好きなメーカー以外にも複数のインターンに参加する

前述で「スポーツメーカーはインターンが選考に含まれることが多い」と解説しました。選考を有利に進める、または選考を突破するためにもインターンに参加することをおすすめします。

さらにおすすめなのが複数のインターンに参加することです。一社のインターンだけ参加した場合、そのメーカーの社風や仕事内容しか把握できず、他社と比べることができません。より自分に合ったメーカーを選ぶためにも、複数のインターンに参加して比較することが重要なのです。

なお、複数のインターンに参加する場合は、その分時間がかかります。時間を確保して、余裕を持ってインターンに応募するようにしましょう

どのような基準でスポーツメーカーのインターン先を選べば良いですか?

参加する目的からインターン先を選ぼう

インターンに参加する目的を整理し、その目的が達成できるかどうかでインターン先の企業を選びましょう。

たとえば、業務理解が足りないのであれば、業務理解が深められるプログラムを提供しているスポーツメーカーのインターンに参加すべきです。

このように、どのような基準でインターン先を選ぶのかを考えることから始めましょう。

インターンの目的が整理できていない人は、以下の記事でインターンに参加する際の目的を解説しているので、参考にしたうえでどのインターンに参加すべきか決めましょう。
インターンシップの目的とは? 応募書類の作成4ステップと例文も解説

志望メーカーが求める人物像と自分が重なる部分を分析する

志望メーカーが求める人物像と自分が重なる部分を分析する

各メーカーの採用ページには求める人物像が記載されています。まずは求める人物像から、そのメーカーがどんな人材を採用したいと考えているかを把握しましょう。

ただ、求める人物像を把握しただけでは意味がありません。求める人物像と自分の重なる部分を分析することが重要です。具体的には、自分の興味や得意なこと・性格を自己分析し、その結果が志望メーカーの求める人物像とマッチする部分があるかを分析しましょう。

書類を作成したり、面接を受けたりする際、志望メーカーの求める人物像に寄せてアピールすることも可能です。しかし、偽りの自分をアピールすると、実際に入社した後に「会社と合わない」となり、後悔してしまう可能性があります。

選考を突破するだけでなく、理想のキャリアパスを描くためにも、志望メーカーの求める人物像と自分が重なる部分があるかどうかを分析しましょう。

自己分析の方法がわからない人はこちらの記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析のやり方を理解できますよ。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説

そのメーカーにしかない価値とさらにユーザーが増える方法を分析する

一つのグッズを見ても、あらゆるメーカーが参入しています。しかし、各メーカーが異なったコンセプトを持ち、それぞれこだわりポイントを持っています。選考においてそのメーカーに強い熱意があることをアピールするためにも、そのメーカーにしかない価値を分析することが重要です。

たとえば、ランニングシューズや野球のグローブなど、一つのグッズを見てもたくさんのスポーツメーカーが参入しています。このような状況で「ランニングシューズをたくさんの人に履いてもらいたい」と伝えても、面接官に「ほかのメーカーでもできるのでは?」と思われてしまいます。

一方で、「御社の〇〇というランニングシューズは休息にも使えるため、より多くの競技のアスリートに履いてもらいたい」と伝えると、「私のやりたいことはこのメーカーでしかできない」とアピール可能です。

そして、さらにユーザーが増える方法・施策を提案すると、積極性や提案力、アイデア力など、社会人に必要なさまざまな能力を同時にアピールできます。難易度は高いですが、チャレンジしてみる価値は大いにありますよ。

志望メーカーを盛り上げる意思が伝わる志望動機を作成する

志望動機は、面接官に伝わりやすい文章を作成しましょう。ただ伝えたいことを羅列しても面接官に伝えきれず、「何が言いたいのかわからない」と評価されてしまう可能性があります。

わかりやすい志望動機を作成するのにおすすめなのがPREP法です。

PREP法とは

結論(Point)理由(Reason)具体例(Example)結論(Point)の頭文字をとったもので、話を展開するフレームワーク

上記の順番で構成すると、面接官は志願者が伝えたい結論を把握したうえで内容を聞けるため、よりスムーズに聞き入れられるようになります

そして、「志望するメーカーに貢献したい」という意思を伝えることも重要です。企業は自社で活躍する人材を求めているため、貢献意欲のある人には好印象を抱くケースが多いためです。

このように、志望動機を作成する際は、PREP法を用いたわかりやすい文章にし、貢献したいという意思を強調する内容にするのがおすすめです。

永田 修也

プロフィール

スポーツメーカーの選考で重要なのは、やはり「商品愛のアピール」がポイントだと思います。

ほかの業界ではこのような熱意を伝えにくいですが、メーカーは手に取ったことがある商品が存在するため、伝えやすいのです。商品愛を重視して対策を練ってみるのも良いでしょう。

7選! スポーツメーカー就職に向けた志望動機の例文

スポーツメーカー就職に向けた志望動機の例文

「具体的にどう志望動機を作成すれば良いかわからない」と疑問や不安を持つ人もいるのではないでしょうか。

ここからは、スポーツメーカー就職に向けた志望動機の例文を職種別で7選紹介します。「志望動機をどう書けば良いかまったく見当がつかない」という人は、例文を参考にして、自分なりの内容に書き換えてみましょう。

例文①営業

営業の志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社の製品を必要としている人に届けたいという強い思いがあるからです。このような思いを持った背景には、私自身が御社の製品に助けられた経験があるからです。

私は中学校から高校まで陸上に取り組んでいました。短距離の選手として取り組んでいたのですが、陸上を始めた頃からシューズがしっくりこず、「なんとなく走りづらい」という気持ちを持ちながら走っていました。

しかし、あるとき先輩から御社のシューズを紹介してもらい、実際に履いたところとてもしっくりきて、初めて走りやすさを感じました。そして、タイムは0.5秒縮めることができました。

私のように道具によって実力を発揮できていない人がいると思います。御社に入社後は営業職を志望しており、同じような悩みを持つ人に御社の製品を届けられるよう積極的に行動したいと考えています。

自分自身の経験を詳しく書いてるだけでなく、タイムなども書かれているため説得力がある志望動機です。

ただし、入社後に貢献したいこととして書かれている「積極的に行動」は抽象度が高いため、企業に合わせて具体化して志望の熱意をアピールしましょう。

例文②マーケティング

マーケティングの志望動機の例文

私が御社を志望した理由は新商品の企画・開発に携わりたいと考えているからです。このように考えた理由は、幼少期からスポーツをやってきたことに加え、ものづくりが好きという2つがあります。

私は幼少期から高校卒業まで野球に取り組んでいました。そのため、アスリートがどのようなことに悩みを持ち、メーカーに何を要望しているかがわかります。

また、ものづくりが好きで、これまで自分でグローブやバットを自作した経験があります。決して練習や試合で使えるものではありませんが、「ここをこうしたら良くなるのではないか」という想像力を働かせるのが得意です。

御社に入社後はマーケティング職を志望しています。自身の経験と得意なことを活かして、アスリートの要望に応えられるような製品作りに努めたいと思います。

杉原 美佐子

プロフィール

理路整然とした例文ですが、もう少し具体的な内容が欲しいですね。

グローブやバットを自作したなら、苦労した点や工夫した点を書きましょう。作り出す苦労が本当にわかっていると理解してもらえます。

例文③広報

広報の志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社の所属チームである〇〇の活躍をより多くの人に知ってもらいたいと思っているからです。

私は幼少期からバレーボールに取り組んでおり、御社の所属チームである〇〇への入団を目標に取り組んでいました。しかし、高校3年生のときに全治1年の怪我をしてしまい、目標を諦めることにしました。

しかし、〇〇はずっと応援しており、試合も観戦していました。そして、大学2年生のときに御社の所属チームであることを知り、御社に入社して〇〇をサポートしたいと考えるようになりました。

御社に入社後は広報を志望しています。〇〇が今以上に応援されるようなチームになるよう、魅力を存分に伝えられるよう努力します。

永田 修也

プロフィール

これまでずっと応援してきたという思いが伝わる例文ですね。冒頭の「〇〇の活躍をより多くの人に知ってもらいたい」との部分は、現状のどういったことに課題を感じているかも述べられると説得力が増すと思います。

例文④IT関連

IT関連の志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社が取り組むアスリートとITを掛け合わせた取り組みに非常に共感しているからです。

私自身、幼少期から現在まで水泳に取り組んでいます。練習の中で、IT技術を活用して自身のデータを集め、それを分析してフォームを改善するという取り組みをしたことがあります。

その結果、200m自由形で1秒縮めることに成功しました。この経験から、今後、競技力を向上するためにITが必要と感じました。

御社も同様の事業に取り組んでいると思います。そして、御社に入社後はIT関連の部署への配属を志望しています。ITの力を活用して、アスリートの競技力向上の手助けをしたいと考えています。

企業が取り組んでいることもリサーチできていて、志望する熱意が伝わる例文です。さらに、自分の経験が語られているため、説得力のある内容にまとめられています。

この例文のように、経験と企業の取り組みを交えてアピールしましょう。

例文⑤デザイナー

デザイナーの志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社の製品をかっこよくデザインして、アスリートのモチベーションをさらに上げられる手伝いをしたいと思ったからです。

私は幼少期から絵を描くことが好きで、高校からはデザインを専攻して学んできました。そして、私にはスポーツに取り組む友人がいるのですが、その友人から「ユニフォームをデザインしてほしい」と頼まれたことがあります。

その依頼を引き受け、競技のルールを確認のうえユニフォームをデザインしました。このとき、友人は「本当にうれしい。頑張れる」といってくれたことを今でも覚えています。

このような経験から、御社に入社後はデザイナー職をしたいと考えています。御社製品をデザインして、さらにモチベーションを上げられるアスリートを増やしたいと思っています。

永田 修也

プロフィール

例文はデザインにまつわる良いエピソードですね。デザイナー職志望であれば、このとき「具体的にどのようなデザインを施したのか」を簡潔でも良いので付け加えることができると、より相手にイメージが伝わりやすくなるかと思います。

例文⑥海外向け事業

海外向け事業の志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社の製品を海外に届けてより多くの人に利用してもらいたいと思ったからです。

私はレスリングに取り組んでおり、これまで何度か海外に遠征したり、海外の大会に出場したりしたことがあります。シューズは御社のものを使用させていただいていたのですが、海外に行くたびに「そのシューズはどこで買える?」と聞かれます。

このような経験から、御社製品は世界でもトップクラスの品質である一方で、海外向けには展開できていないことを実感しました。

御社に入社後は海外向けの事業部に所属することを志望しています。このような経験を活かして、海外向けに事業を展開し、より多くの人に利用してもらえるように努力します。

杉原 美佐子

プロフィール

例文ではエピソードが具体的に書けていますね。しかし、「海外向けには展開できていない」なら、自分なりの代替案を盛り込めるとさらに良かったです。

そうすると「海外向けに事業を展開」を真剣に考えていることが伝わります。

例文⑦研究開発

研究開発の志望動機の例文

私が御社を志望した理由は、御社の製品をさらに改良して、より多くの人が満足する製品を提供したいと考えているからです。

私はランニングが趣味で、御社のシューズを愛用しています。しかし、シューズを変えるたびに、履き始めてから3カ月ほど経つと反発力がなくなり走りづらさを感じることがあります。このような悩みから、「もっと反発力が長続きするランニングシューズが欲しい」と考えるようになりました。

私は大学でゴムに関する研究に取り組んでいます。御社に入社後は研究職を志望しているのですが、私の知識と研究の経験を活かせるのではないかと思っています。

研究を重ねて、長くかつ気持ちよく走り続けられるランニングシューズの開発に貢献したいと考えています。

商品を実際に使用していることが書かれ、志望する熱意が伝わる例文です。より熱意をアピールするためには、研究していることの「何がどのように活かせるのか」を具体化しましょう。

この例文のままだと活かせるかどうか採用担当者が判断できません。企業に合わせて具体化をしてアピールしましょう。

イメージに惑わされないよう実態を把握しスポーツメーカーの内定をつかもう

新型コロナウイルス感染症が収束し、今後もスポーツ業界は回復していくことが見込まれています。そして、スポーツ業界の回復と同時にスポーツメーカーも盛り上がっていくことが予想されているのです。

しかし、スポーツメーカーへの就職は簡単なものではありません。人目に触れる機会が多いこともあり、人気業界の一つで、たくさんの学生がエントリーします。

そこで重要なのがスポーツメーカー選考の特徴をつかんだうえで徹底的に対策することです。ぜひこの記事を参考にして、スポーツメーカーの特徴や対策方法を知り、しっかり対策して憧れのスポーツメーカーへの就職を実現させましょう。

アドバイザーコメント

スポーツメーカーは世界中の人に大きな影響力がある

スポーツは万人のものです。私のような運動音痴からトップアスリート、そして障害のある人まで、すべての人が楽しめます。

また、言葉が通じなくても、スポーツで世界中の人とつながることができます。それを考えたら、スポーツの可能性はとてつもなく大きく、スポーツメーカーの役割は重要ですね。

そして競技なのでどうしても勝ち負けがあり、そこにさまざまなドラマが生まれます。泣いたり、笑ったり、悔しがったり、選手だけでなく応援している人も一緒になってドラマに参加します。

スポーツメーカーで達成したいことを定めて就活に取り組もう

スポーツメーカーを目指すあなたは、スポーツのどのような可能性を実現させたいですか。重要な役割には何があって、どれを担いたいですか。どのようなドラマを描きたいですか。

どのスポーツ企業も、自分たちが目指す可能性に挑戦し、責務を果たそうとしています。その思いとあなたの思いが一致したとき、その企業の立派な社員になれるのではないでしょうか。

スポーツの結果は努力の積み重ねの結果です。一つひとつ努力し続けることが、就活でも大切なことだと思います。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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