この記事のまとめ
- リモートワークが多い職種18選を紹介
- キャリアのプロが本音でリモートワークの良し悪しを紹介
- 未経験からリモートワークに転職する3ステップを解説
感染症対策として急速に拡大したリモートワークですが、自宅や好きな場所で働くスタイルに憧れ、リモートワークができる職に就きたいと考える人も多いのではないでしょうか。
さまざまなメリットがあるリモートワークですが、どの職種でもできるわけではなく、デメリットや注意点も存在します。また、人によっては向いていない働き方になってしまうこともあるのです。
この記事では、キャリアアドバイザーの高尾さん、小松さん、有馬さんのアドバイスを交えつつ、リモートワークが多い職種の紹介から、メリット・デメリット、向いている・向いていない人の特徴、注意点について解説します。
未経験からでもリモートワークができる仕事に転職する方法についても解説しているので、リモートワークの仕事に就きたいと考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
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リモートワークができる職種の特徴と自分が向いているかを理解しよう!
リモートワークができる仕事にはおもに4つの特徴があります。これらの特徴を押さえて、リモートワークができる仕事を効率的に探せるようになりましょう。
また、リモートワークは自由度が高い働き方である一方、仕事で成果をあげるためには徹底した自己管理などが必要になり、人によって向き不向きは分かれます。
この記事では、リモートワークが多いおもな職業やリモートワークのメリット・デメリット、向いている・向いていない人の特徴を解説するので、仕事を選ぶ際の参考にしてください。
後半では、リモートワークを経験したキャリアのプロのリアルな声を紹介し、最後に、未経験からでもリモートワークの仕事に就く方法、入社後のミスマッチを防ぐための注意点について解説します。この記事を参考に、自分に合ったリモートワークの仕事、必要なスキルを理解し、リモートワークができる仕事への就職・転職を実現させましょう。
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テレワークとは違う? リモートワークの定義を正しく理解しよう
自宅や好きな場所で働くことはリモートワーク以外にもテレワークといわれることがあります。リモートワークとテレワークは何が違うのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、どちらもほぼ同じ意味で使われるため違いはありません。
リモートワークとは英語で「remote(遠隔・遠い) work」と表記され、会社のオフィスとは別の場所で働くということを意味しています。
一方、テレワークは英語で「tele(遠い)work」と表記され、総務省はテレワークを「情報通信技術を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」と定義しています。
どちらも会社から離れた別の場所で働くという意味で使われているので、同じ意味の言葉であると認識しておきましょう。
前提から確認! リモートワークの日本での導入状況
前提から確認! リモートワークの日本での導入状況
- 感染症拡大をきっかけに大幅に増えたがその後は微減
- 情報・金融系で導入率が高くサービス・運輸系では低め
リモートワークについての理解を深めるために、前提として日本国内の導入状況はどうなっているのかを押さえておきましょう。
感染症が拡大する前から感染症が落ち着いた現在の導入率の推移と、職種別の導入率の2点について解説します。
感染症拡大をきっかけに大幅に増えたがその後は微減
総務省の令和4年通信利用動向調査報告書(企業編)によると、リモートワークの導入状況は下記グラフのようになっています。
新型コロナウイルス感染症拡大前の令和元年から感染症が拡大した令和2年ではリモートワークを導入した企業が倍以上に増えていることがわかります。このことからも、リモートワークが感染症対策として普及したことは明らかですね。
一方で、感染症が落ち着ついてきた令和4年では、リモートワークを導入している企業・導入を検討している企業が前年の令和3年よりも微減しています。
このように導入率が推移していることから、今後もリモートワークを廃止する企業が増えてくることが予想されます。
情報・金融系で導入率が高くサービス・運輸系では低め
続いて、リモートワークの導入率の推移を業種別で見ていきましょう。こちらも、参照したのは総務省の令和4年通信利用動向調査報告書(企業編)のデータです。
上記のデータからまず、金融・保険、情報通信業ではほかの業種に比べリモートワークの導入率が高いことがわかります。さらに、金融・保険系は令和3年から令和4年の導入率が高くなっていることから、リモートワークが定着し現在でも積極的に取り入れている傾向にあると予想されます。
一方、運輸・郵便業、サービス業はリモートワークの導入率が低いです。しかし、導入率が伸びてきているので、今後リモートワークを取り入れる企業が増えてくる可能性もあるといえます。
リモートワークに興味がある人は、自分が就職を検討している業種の導入率だけではなく、推移にも注目し、今後どのような展開になっていくのかについてもイメージしてみましょう。
リモートワークの導入率は、同じ業界であっても職種によって大きな違いがあります。
たとえば、運輸業やサービス業全体では30~40%の導入率です。ドライバーや販売スタッフなどの現場職はリモートワークが難しい一方、同業界でもバックオフィス業務やカスタマーサポートなどは導入が進んでいるため、このような数字になります。
業界単位で判断するのではなく、自分が希望する職種の具体的なリモートワーク導入状況を確認しましょう。
情報通信・金融系に興味がある人は以下の記事も併せて参考にしてください。志望動機の書き方や業界のトレンドを解説しています。
通信系
例文6選|通信業界の志望動機を書くコツと業界理解を深める方法
金融系
金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
金融の志望動機の書き方! 難関企業も狙える構成4パターンを解説
職種選びの参考に! リモートワークが多いおもな18の職種を紹介
リモートワークが多い職種の5分類
実際に、リモートワークが多いおもな職種18選を上記の5つの分類に分けて紹介します。
紹介する職種の中には一般的にあまり知られていないようなものもあるので、職種の選択肢拡大にぜひ、役立ててください。
やりたい仕事はどの職種なのかはもちろんですが、自分の適性やスキルが活かせそうかにも意識しながら見ていってくださいね。
上記以外では、教育関連の企業でリモートワークの普及が見られます。たとえば、CourseraやUdemyなどオンラインで授業を配信するケースも、今では珍しくありません。
また、業種を問わず営業職はリモートワークがかなり普及していて、初回面談から成約までをオンラインで完結するケースも増えています。
インターネットを使った在宅の仕事をこちらの記事で紹介しています。探し方のコツなども解説しているので、併せて参考にしてください。
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IT系のリモートワーク職種2選
IT系はほかの職種に比べリモートワークが多い職種であるといえます。その中でも特にリモートワークしやすい職種として挙げられるのが、SEといわれるシステムエンジニアとプログラマーです。
企業によってはシステムエンジニアとプログラマーを兼任する場合もあるため、どちらかの職種だけではなく、両職種の業務内容を押さえておきましょう。
IT人材の不足への課題感からIT未経験者も受け入れる企業が増えています。
また、IT未経験者向けにリスキリングプログラムを提供している就職支援の事業者もあるので、そういったサービスを使ってスキルを身に付け転職をする方法もあります。
IT業界を検討している人は以下の記事も併せて参考にしてください。業界についてや、選考対策、転職のコツなどを解説しています。
将来性やトレンド
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動向や選考対策
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志望動機の書き方
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①システムエンジニア
システムエンジニアは、情報システムやソフトウェアの設計・開発をおもにおこなう職種です。
具体的には顧客がどのようなシステムを要求しているのかをヒアリングし、ニーズを分析したうえでシステムの全体像を設計していきます。
そこからプログラマーがプログラミングできるよう細かな設計書を作成していきます。開発の上流工程を担当し、システムだけではなく、予算や進捗などプロジェクト全体を管理するのがシステムエンジニアの業務です。
ほとんどの作業がインターネット環境とパソコン(PC)があればできるため、リモートワークがしやすく、顧客との打ち合わせなども必要ですが、オンラインでできるため基本的にどこにいても業務が完結します。
しかし、企業によってはセキュリティ上の問題からPCの持ち出しを禁止している場合や、プロジェクトによっては顧客の企業に常駐したりと、リモートワークができない場合もあるので志望する企業についてはしっかりと調べるようにしましょう。
エンジニアの職種や未経験からの転職方法などを以下の記事で解説しています。併せて参考にしてください。
エンジニアの12の職種
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未経験からの転職方法
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資格の勉強方法
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②プログラマー
プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書をもとにプログラミングをおこなう職種です。システム開発の工程の一つであるプログラミングを専門におこないます。システムエンジニアが開発の上流工程を担当するのに対して、プログラマーは下流工程を担当しているのです。
ただ、場合によってはプログラマーがシステムエンジニアと一緒にシステム設計から携わったりすることもあるため、一概にプログラミングだけをおこなう職種とはいえません。
顧客との打ち合わせの機会が少ない分、システムエンジニアよりもリモートワークがしやすい職種ですが、セキュリティ上の問題などで出社が義務付けられる場合もあるので注意しましょう。
プログラマーのキャリアアップにはいくつかの道があります。
プロジェクト全体を設計・管理するスキルを身に付けることで、システムエンジニアにステップアップし、上流工程に進む道や、技術力を向上させ技術分野の専門家としてエキスパートを目指す道、プロジェクトマネージャーとしてマネジメントに進む道などがあります。
さらに、プログラマーでフリーランスとして独立し、自由な働き方を選ぶことも一つの選択肢です。
プログラマーに興味がある人はこちらの記事も併せて参考にしてください。仕事内容の詳細や適性について解説しています。
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クリエイティブ系のリモートワーク職種5選
クリエイティブ系のリモートワーク職種5選
クリエイティブ系もPCなどの端末があれば業務が完結し、一人でおこなう業務も多いことからリモートワークができる職種が多くあります。
また、専門知識や資格がなくてもできる業務が多く、未経験からでも挑戦しやすい職種が多いといった特徴があり、実際に副業で挑戦する人が多い職種が、このクリエイティブ系に入っています。
資格や特別なスキルを持っておらず、リモートワークは無理だろうと諦めている人も十分チャンスはあるので、やってみたい職種を見つけてチャレンジしてみましょう。
もともと才能やセンスがあるわけでも、専門学校を経たわけでもない人が、クリエイティブの仕事に就いているケースは散見されます。文系出身のWebデザイナーや動画編集者などは決して珍しくありません。
近年ではITツールを使用して作業をするため、むしろソフトウェアの操作スキルの方が成果に結びつきますし、この領域も人工知能(AI)が急速に普及しているため、スタートラインがリセットされている時期だともいえます。
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①ライター・ディレクター
ライターは、紙媒体やWeb上の記事、コンテンツ、広告のコピーなど、さまざまな文章を執筆する職種です。対面での取材が必要な場合を除いては、基本的にリモートワークで業務を完結できます。
ディレクターは、コンテンツの企画から構成、編集、チームの管理などをおこなう職種です。顧客との打ち合わせや、ライターとのコミュニケーションをとることも多いですが、メールやチャット、オンライン会議などでおこなえるため、リモートワークがしやすい職種といえます。
ただ、同じライター・ディレクターといえど、扱う媒体によってリモートワークの導入率が異なる点に注意が必要です。紙媒体に比べWeb媒体向けの方がリモートワークを導入しやすくなっています。
ライター、特にWeb媒体向けの文章を執筆するWebライターは、資格などが必要なく未経験からでもチャレンジしやすいといった特徴があります。未経験からライターとして経験を積み、ディレクターにキャリアアップするケースも多いです。
②Webデザイナー
Webデザイナーは、簡単に言うとWebサイトのデザインや制作をおこなう職種です。基本的にWeb制作に必要な業務はインターネット環境とPCがあれば完結するため、多くのWeb制作会社でリモートワークが導入されています。
Webデザイナーとして働くために必要な資格はありませんが、デザインに関する知識や、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトを扱うスキルが最低限必要です。書籍やインターネット上である程度独学で習得可能なため、未経験からでもはじめやすい職種の一つといえます。
デザイナー志望の人で志望動機に悩んでいる人は、こちらの記事も併せて参考にしてください。選考を突破する志望動機の書き方を解説しています。
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③Webプロデューサー・ディレクター
Webプロデューサー・ディレクターは、Web制作のプロデューサー・ディレクション業務を担い、顧客との折衝、予算やチームの管理などプロジェクト全体の指揮をおこなう職種です。
顧客との折衝から納品まで、すべての業務は基本的にPCでおこなえるためリモートワークが導入されることが多い職種になっています。
未経験からWebプロデューサー・ディレクター職に就くことは難しく、Webデザイナーなどで経験・実績を積んだ後にステップアップする流れが一般的になっています。
Webディレクターに転職したい人は、こちらの記事で選考を有利に進める方法を理解しましょう。
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あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
④動画編集者
動画編集者は、撮影された映像のトリミングやカット、音声編集、テロップの追加など映像のクオリティを上げる業務をおこないます。
YouTubeの普及にともない、動画編集の需要が急速に高まったことや、未経験からでも動画編集に必要なソフトやツールを扱えるスキルを習得すれば、ある程度の業務がおこなえるようになることからフリーランスや副業で人気の職種になっているのです。
動画編集はYouTubeに限らず、広告、SNS、テレビなどさまざまな媒体で需要があり幅広い分野での活躍が期待されます。
⑤イラストレーター
イラストレーターは顧客の依頼に合わせたイラストを制作する職業です。制作したイラストはポスターや書籍の表紙や挿絵、広告、商品パッケージ、Webサイトのグラフィック、キャラクターデザインなどさまざまなものに使用されます。
一般的にはデザインソフトを使用して制作するため、PCがあれば場所を問わずイラストが作成可能です。納品もWeb上でできるため、リモートワークで業務をおこなうことが多い職種になっています。
コンサル・マーケティング系のリモートワーク職種4選
コンサル・マーケティング系のリモートワーク職種4選
コンサル・マーケティング系でもリモートワークが多くの職種で導入されています。顧客の課題解決に向けて、ヒアリングからアドバイスまで顧客との対話が必要な職種ですが、オンラインで完結するためリモートワークができる企業が多いのです。
かなり専門的な知識や経験が必要になる職種のため、未経験からリモートワークができるケースはほとんどありませんが、経験や実績を積んだり、高度な資格を取得することでリモートワークができるようになっていきます。
未経験からコンサル・マーケティング職でリモートワークをすることは難易度は高いと思いますが、不可能ではありません。
マーケティング職では、Webマーケティングやデータ解析の知識があれば、未経験でもスムーズに業務に取り組めます。
コンサルタント職も、論理的思考力や問題解決能力を磨けば、未経験者を採用する企業も多いのは事実です。
とはいえ活躍のためには、適切なスキル習得と準備は欠かせません。たとえば、指示されたことを理解するテキストコミュニケーション能力や、業界用語や概念の理解、ロジカルシンキングの研鑽は不可欠です。
①コンサルタント
コンサルタントとは、おもに顧客企業の経営課題の解決をおこなう職種です。業務内容は、経営戦略の策定から業務フローの見直し、組織・人事戦略の策定など多岐に渡ります。
業務を進めていくうえで顧客へのヒアリング、アドバイスが欠かせませんが、これらはオンラインでおこなえるためリモートワークでも問題なく業務できるケースがほとんどです。
また、中心的な業務であるデータ分析や戦略の立案、提案資料の作成などはPC1台あれば完結するため出社の必要性は低いといえます。実際に、リモートワークを導入しているコンサル会社は多くあります。
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②マーケティングリサーチャー
マーケティングリサーチャーは顧客から調査の依頼を受け、消費者の動向や業界の動き、販売戦略・広告の効果など市場のデータ・情報を収集・分析する職種です。
基本的にWeb上で必要なデータの収集から分析までおこなえるため、リモートワークとの適合性が高い職種であるといえます。
調査対象や項目などによっては、グループインタビューなど人からの情報収集が必要なケースも発生しますが、オンラインでおこなえるためリモートワークで完結できる場合がほとんどです。
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受けない方がいい職業を診断しよう
就活で大切なのは、自分の職務適性を知ることです。「適職診断」では、あなたの性格や価値観を踏まえて、適性が高い職業・低い職業を診断します。
就職後のミスマッチを避けたい人は、適職診断で自分に合う職種・合わない職業を見つけましょう。
- 自分に合う職業がわからない人
- 入社後のミスマッチを避けたい人
- 自分の強みを活かせる職業を知りたい人
③Webマーケター
WebマーケターとはWeb上のサービスを駆使して商品・サービスが売れる仕組みや導線を設計する職種です。
業務の中心がリサーチや戦略の立案などで、ほとんどの場合PC1台あれば対応できるので、リモートワークとの相性は非常に良い職種であるといえます。
資格がないと就けない職種ではありませんが、高いレベルのWeb上のマーケティング知識、データ解析の知識が求められる職種です。
④データサイエンティスト
データサイエンティストとはおもに大量のデータ(ビッグデータ)を解析し、法則性や関連性など意味のある情報を抽出する技術者のことを言います。データサイエンティストが抽出した情報を使用し、企業は新しい商品やサービスの創出、業務改善などをおこないます。
解析するデータや解析ツールはすべてWeb上にあるため、リモートワークで十分対応が可能です。
データサイエンティストは未経験からの挑戦は難しい職種で、統計やAI・機械学習、データベース関連の知識などさまざまな分野の知識・スキルが必要になります。
対人系のリモートワーク職種3選
対人系の職種となるとオフィスや現場での業務が必要というイメージがありますが、オンライでの会議やミーティングが一般的になってきたこともあり、リモートワークがおこなえる職種は増えてきているのです。
実際に、対人系でリモートワークができる職種を3つ紹介していきます。職種によっては未経験からでも十分挑戦できるものもあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
①営業職
営業職でリモートワークと聞くと違和感を持つ人が大半ではないでしょうか。法人・個人に対して商品やサービスを紹介し、購入を促す業務が中心なので、リモートワークに向いていない職種であると思うのが普通ですよね。
しかし、オンラインや電話・メールなど直接訪問をせずに営業をおこなう形が増えてきていて、実際にリモートワークで営業活動をおこなっている企業も少なくないのです。
営業職は販売する商品やサービスに関する知識があれば業務をおこなえます。未経験からでも挑戦しやすく、比較的成果をあげやすい職種であるといえます。コミュニケーション力に自信がある人は特に向いていると考えられます。
営業職が向いているか不安な人は以下の記事を参考にしましょう。
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向いてる人の特徴
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②カウンセラー
カウンセラーは、心理カウンセラーやキャリアカウンセラーなどさまざまな分野に分けられますが、相談者の悩みや課題を解決するための支援をおこなうという点で共通しています。
相談や悩みを聞くことから、解決に向けたアドバイスまですべての業務を電話やオンラインで基本的におこなえます。
カウンセリングをおこなう分野によって、必要な資格、知識は異なるため、自分が志望するカウンセラーの情報を押さえておきましょう。
私は独立してからのカウンセリングはすべてリモートです。育児中の女性や遠方の方も場所を気にせず相談できるメリットがあります。
場合によっては、その場で画面共有をしながら一緒に転職サイトを見たり、ワークに取り組んだりもします。
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簡単な入力でプロが使うような回答例が出せるため、悩まずに就活準備を進められます。生成AIを活用して効率良く就活準備を進めたい人におすすめです。
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③秘書
秘書は、経営者や役員などのスケジュール管理から庶務業務までをサポートするのがおもな仕事です。
対象者に同行して秘書の業務をおこなうのが一般的なイメージですが、リモートワークの普及にともない、電話やメールなどのみで秘書業務をおこなうオンライン秘書といわれる職種が広がりを見せています。
オンライン秘書は資格や専門知識がなくても始めやすい職種ですが、最低限のビジネスマナーや基本的なPC操作スキルは身に付けておく必要があります。
秘書の職種を検討している人は以下の記事も併せて参考にしてください。秘書に向いている人の特徴や資格について詳しく解説しています。
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バックオフィス系のリモートワーク職種4選
バックオフィス系のリモートワーク職種4選
バックオフィス系の職種も感染症拡大前は、出社するスタイルが当たり前でしたが、感染症拡大をきっかけにリモートワークが取り入れられ、そのまま定着している職種が多くあります。
バックオフィス系のリモートワークは、資格や専門知識がなくても始められる職種が多いといった特徴があり、家庭の事情などにより働き方を変えなければならない人などから人気を集める職種が含まれています。
①事務職
事務職は、書類の作成・処理やデータ入力、電話対応など多様な業務を担当します。オフィスにいる必要性がありそうですが、自分のPCで必要なデータの閲覧・編集、書類の作成ができる場合はリモートワークが可能です。
デジタル化が進んでいる企業では特に、書類のやり取りなどがオンラインでできるためリモートワークの導入率は高いといえます。
逆に、紙ベースでの書類のやり取りが多い企業ではリモートワークで事務職の業務をおこなうことが難しくなってしまいます。
事務職は未経験からでも就職できますが、実務経験や簿記などの資格があると採用されやすくなるかもしれません。
事務職のリモートワークを検討している人は、以下の記事も併せて参考にしてください。仕事内容や向いている人、選考対策について解説しています。
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②翻訳
翻訳は外国語を日本語に、日本語を外国語に訳す仕事です。具体的な業務内容は映像の言語を翻訳するものや書籍を翻訳するものなどさまざまです。
映像や書籍などの内容はPCで閲覧でき、作業も基本的には一人でおこなうためリモートワークに適した職種となっています。
翻訳家としての資格はありませんが、TOEICなどの外国語の能力を測定するテストで獲得した点数や実務経験をもとに採否を判断されるケースが多くあります。
③カスタマーサポート
カスタマーサポートは、顧客からの商品やサービスに対する問い合わせや相談、クレームなどに対応する職種です。
カスタマーサポートは基本的に電話、メール、チャットなどを使用して顧客とやり取りをおこなうため、リモートワークができ、実際に許可している企業もあります。
入社後に商品やサービスに関する知識、対応マニュアルなどを学習するので、未経験からでも採用される可能性は大いにあります。
ただ、コンタクトセンター検定試験や接客サービスマナー検定、コミュニケーション能力認定講座などの資格を保有している方が、選考を優位に進められる可能性があります。
④テレフォンアポインター
テレフォンアポインターとは、電話で顧客に商品やサービスの提案をおこなったり、訪問や営業のアポイントをとったりする業務をおこなう職種です。
コールセンターで業務をおこなうことが一般的でしたが、感染症拡大をきっかけに在宅勤務にシフトする企業が増えた結果、リモートワークしやすい職種になりました。
インターネット環境とPCがあれば自宅でもでき、資格なしで始められる業務なので、未経験からでも就職しやすい職種いえます。
同じ職種でも企業によって違う! 企業別の実施率からも探してみよう
リモートワークがしやすい職種があるのは事実ですが、そのような職種がある企業すべてがリモートワークを導入しているわけではありません。逆に、リモートワークが難しいとされている職種でも、リモートワークを導入する企業も存在します。
つまり、リモートワークができるかどうかは最終的に企業の方針や制度によっても左右されるのです。また、同じ企業内でも部署や携わるプロジェクトなどによって出社の必要があるかないかは異なる点も頭に入れておく必要があります。
そのため、確実にリモートワークができる企業を見つけるなら、企業別の実施率から探していく方法が有効的です。たとえば、Yahoo!しごとカタログの【2024年版】従業員のテレワーク・在宅ワークの実施率が高い企業167社ランキングでは以下のように企業ごとのリモートワーク・在宅ワークの実施率をランキング形式で見ることができます。
順位 | 企業名 | 在宅・リモートワーク実施率 |
---|---|---|
1 | ゴルフダイジェスト・オンライン | 100% |
2 | 日本オラクル | 100% |
3 | テラスカイ | 100% |
4 | 横河電機 | 100% |
5 | 都築電気 | 100% |
リモートワークが多い職種から探す方法と、企業別の実施率から探す方法をうまく組合せ、リモートワークができる企業への入社を成功させましょう。
- 企業はどういった観点からリモートワークの可否を判断するのでしょうか。
業務特性だけでなくの企業の風土や方針なども判断材料になる
企業がリモートワークの可否を判断する際、おもに以下の5点が判断基準になります。
①業務内容や職種の特性
たとえばITやマーケティングなど、PC1台あれば完結する業務が中心の職種は、リモートワークが導入されやすいです。一方、製造業や接客業など現場での対応が必要な職種は難しいです。
②企業のリソースやインフラの整備状況
ITインフラの整備やセキュリティ対策など、特に顧客データを扱う企業ではセキュリティ強化が不可欠なので、リモートワークをおこなわない傾向にあります。
③企業文化や経営方針
自己管理を重視する企業ではリモートワークが進みやすいですが、従業員の進捗やパフォーマンスを直接管理する文化が根強い企業では、出社を求める傾向があります。
④業務プロセスのデジタル化の進行状況
紙ベースの書類や対面でのやり取りが多い企業は、リモートワークへの移行が進みにくいです。反対に電子化された業務プロセスを導入している企業は、環境的にはリモートワークがしやすいです。
⑤企業のリモートワークに対する柔軟性
全社への適用が難しい場合、特定の部署やプロジェクトごとにリモートワークを適用する企業もあります。
これらの複数の要素が絡み合ってリモートワーク導入の可否が決定されます。
リモートワークができる職種のおもな4つの特徴を押さえておこう!
リモートワークができる職種のおもな4つの特徴を押さえておこう!
- 場所を問わず業務がおこなえる
- 人と直接会う必要がない
- PCなどの端末で業務が完結する
- 基本的に一人で業務を進められる
リモートワークができる仕事には上記のおもな4つの特徴があります。この4つの特徴を持つ職種であればリモートワークができる可能性は高いと考えられます。
自分が就きたい職種が決まっている人は、その職種が4つの特徴を持っているのかを考えながら読んでください。職種がまだ決まっていない人は、これらの特徴を持つ職種に絞って、志望する職種を決めていきましょう。
①場所を問わず業務がおこなえる
職場や現場に行く必要がなく、どこでも業務がおこなえる職種はリモートワークに適しています。リモートワークの場合は、インターネットやWebクラウドを利用して必要な情報にアクセスし、コミュニケーションは電話やメール、チャットなどでおこなうため、自宅やコワーキングスペース、カフェや図書館など、どこにいても基本的に業務がおこなえます。
逆に、医師や看護師、工場の作業員、ドライバー、販売スタッフ、土木作業員などの物理的にその場にいなければ業務がおこなえない職種は、リモートワークができない・しにくい職種であるといえます。
商談や打ち合わせなど、音声でのコミュニケーションをともなう仕事をする場合は、自宅やシェアオフィス(個室ブース)など外部に音が漏れない場所を選ぶ必要があります。情報漏洩のリスクがありますし、何より周囲の人に迷惑がかかるからです。
音声を発しない場合でも、画面をのぞき見されることが情報漏洩にもつながるため、カフェなどの公共の場で作業をする場合は、保護シートを貼るなどセキュリティ対策を講じておくことが求められます。
企業によっては、自宅やサテライトオフィスなど機密性の高い場所に就業を制限している場合もあることを頭に入れておきましょう。
②人と直接会う必要がない
人と直接会う必要がない、オンライン上でのコミュニケーションで業務が進められる点もリモートワークができる職種の特徴です。
しかし、社内での打ち合わせや顧客との折衝などのコミュニケーションは物理的にはオンライン上でおこなえますが、企業によっては対面でのコミュニケーションを求められる場合があります。
基本的には人と直接会う必要がないという絶対条件プラス、会わなくても良いという条件もリモートワークには必要だということは押さえておきましょう。
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③PCなどの端末で業務が完結する
リモートワークができる職種では、PCなどの端末があれば業務をおこなえる点も重要な特徴です。
PCなどの端末があれば、システム開発やプログラミングなどの専門的な領域から、データ分析や資料の作成、顧客との連絡など多くの職種に共通する業務まで、すべて完結できるのです。
しかし、オンラインのサービスを利用することが多いため、インターネット環境が整っている必要がある点には注意しましょう。
④基本的に一人で業務を進められる
リモートワークできる職種のほとんどは、一人で業務を進められるといった特徴があります。
業務が完結するまでの工程に人の手が入ったり、チームワークが必要な職種はリモートワークには向いていません。
また、頻繁に相談や確認が必要な場合もリモートワークがしにくいといえます。リモートワークの場合、コミュニケーションは電話やメールでおこないますが、頻繁なやり取りが必要だと作業が中断してしまい作業効率が大幅に低下するからです。
一人で業務を進めるには、業務フロー以外にも裁量や業務の熟練度も重要になってきます。一人で業務が進められるのがリモートワークの特徴ですが、その特徴は、未経験だとリモートワークが難しいといわれる理由にもなっています。
出社時には作業の進捗を何かのついでに確認でき、声をかけることもできますが、リモートではできないため、作業の滞りやミスに気づくのが遅くなります。
逐一状況を報告し共有することでお互いの安心感につながり、トラブルも未然に防げます。
希望する働き方と照らし合わせよう! リモートワークのメリット4選
希望する働き方と照らし合わせよう! リモートワークのメリット4選
- 通勤にかかる時間・ストレスがない
- 好きな場所で仕事ができる
- 人間関係によるストレスを軽減できる
- 私生活との両立がしやすい
リモートワークは自由度の高い働き方と認識されているとおり、柔軟な働き方ができたり、ストレスが軽減できたりと多くのメリットがあります。
ここでは4つのメリットについて解説するので、リモートワークに興味がある人は想像しているようなメリットが得られるのかを考えながら参考にしてください。
①通勤にかかる時間・ストレスがない
リモートワークの場合、まず通勤にかかる時間がなくなるメリットがあります。
起きてから会社へ着くまで、業務が終了してから自宅に帰るまでにかかる時間をまるまるなくすことができるのです。
浮いた時間を有効的に活用し仕事やプライベートに活かすことができるようになるのは大きなメリットといえます。
また、出社が必要な場合と比較して、満員電車や渋滞のストレスを感じることがないのも大きなメリットの一つです。余計なストレスや疲労を感じることなく業務を始めることができるので、仕事のパフォーマンス向上につながることも期待できます。
②好きな場所で仕事ができる
会社や現場など限られた場所ではなく、好きな場所で仕事ができる点もリモートワークの大きなメリットです。
カフェや図書館など好きな場所で仕事ができることによりモチベーションが上がることも期待できます。
また、日によって仕事をする場所を変えるなど気分転換も図れます。自分のお気に入りの場所や、集中できる場所がある人には特に大きなメリットとなるはずです。
ただし、企業によっては情報漏洩のリスクなどから自宅以外での業務を禁止するなど制限を設けている場合もあることは頭に入れておいてくださいね。
③人間関係によるストレスを軽減できる
リモートワークは出社が必要な場合と違い、人と会ったり会話をしたりすることが少なくなるため、人間関係によるストレスを軽減できます。
人の顔色を伺い気をつかう、業務中に声をかけられ集中力が低下する、作業が中断するなどのストレスを感じることなく業務に集中できるのです。
また、電話やチャット、ビデオ通話などでコミュニケーションをとるため、仕事以外の無駄な話をしなくて済みます。仕事とプライベートをきっちりと分けたい人には、これも大きなメリットです。
キャリアコンサルタントに寄せられる相談として「職場の人間関係」は多くを占めています。特に上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩む人が昨今増えています。
出社でのコミュニケーションストレスだけでなく、リモートワークが一般化し、コミュニケーションの機会が減少したことなども新たな悩みにつながっているようです。
職場の人間関係に悩まされた経験がある人は、こちらの記事も併せて参考にしてください。対処法などを解説しています。
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④私生活との両立がしやすい
リモートワークは、業務をおこなう時間帯を柔軟に設定できたり、空き時間を有効活用できたりするため、私生活との両立がしやすくなるといったメリットがあります。
特に介護や育児をおこなっている人は、業務時間をずらしたり、少しの空き時間を利用したりすることで必要な作業がおこなえます。また、子どもが熱を出した、怪我をしたなどの突発的なアクシデントにも、仕事を中断し、すぐに対応することもできるのです。
仕事と私生活や家庭との両立で悩む人も多いなか、このようなメリットは非常に大きなものといえますね。
働く前に把握しておきたい! リモートワークのデメリットとは
働く前に把握しておきたい! リモートワークのデメリットとは
- 成果主義の側面が強い傾向にある
- 上司や同僚とコミュニケーションをとりづらい
- 仕事とプライベートのメリハリがつきにくい
メリットが多いリモートワークですが、デメリットも存在します。メリットだけを見てリモートワークで働く選択をすると、後悔してしまうことにもなりかねません。
ここではおもな3つのデメリットについて解説します。デメリットを理解し、許容できるかを考えたうえでリモートワークで働くかどうかを判断してくださいね。
成果主義の側面が強い傾向にある
リモートワークは、仕事ぶりや仕事のプロセスが見えにくく評価しづらいため、どうしても成果のみで評価されることが多くなってしまいます。
どんなに努力や工夫をしていても、成果に表れなければ評価されることがないため、やる気やモチベーションが下がってしまう人も少なくありません。
何としてでも成果を出すという心構えや、成果が出ず評価されなくても、気持ちを切り替えモチベーションを維持できる精神力がリモートワークには必要なのです。
成果主義のメリットはなんといっても労働成果に見合う報酬が得られることです。より高い成果を出そうとモチベーションが上がりますし、成果に対する責任感も増します。
年功主義はもちろん、職能主義や職務主義の場合、たとえ大きな成果をあげても短期的には報酬への反映は小さいため、貢献が認められななかったという気持ちになり、モチベーションが低下することもあります。
上司や同僚とコミュニケーションをとりづらい
リモートワークは一人で業務をおこなうため、上司や同僚とのコミュニケーションがとりづらくなってしまいます。
出社型の職種であれば、業務をおこなううえでわからない点や相談したいことがあった場合、近くに上司や同僚がいるため気軽にコミュニケーションをとり、問題を解決することができます。
しかし、リモートワークの場合は、メールやチャットなどでのコミュニケーションになるので、すぐに返事がもらえず業務が進まなくなってしまうこともあるのです。
仕事とプライベートのメリハリがつきにくい
リモートワークは自宅での作業が中心になります。オフィスや現場のような緊張感がなくプライベートとのメリハリがつきにくい点がデメリットとして挙げられます。
緊張感なくダラダラと仕事をしてしまうと、作業に時間がかかりすぎてプライベートの時間を削って業務に充てたり、成果物のクオリティが下がったりと、仕事にもプライベートにも良くない影響が出てしまうことがあるのです。
リモートワークをするときは、仕事をする時間とプライベートに充てる時間をしっかりと分ける意識が必要です。
適性をチェック! リモートワークに合う人・合わない人の特徴
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
自己管理ができる | 集中力に自信がない |
一人で仕事することを苦に感じない | 社内の人とのコミュニケーションを大切にしたい |
自由な働き方を望み、リモートワークで働きたいと思う人も多いと思われます。リモートワークはメリットが多い働き方ですが、人によって合う・合わないがあることを理解しておく必要があります。
リモートワークが向いている人・向いていない人の特徴を解説するので、自分はどちらに当てはまるかを考えながら参考にしてください。
リモートワークに向いている人の特徴
- 自己管理ができる
- 一人で仕事することを苦に感じない
リモートワークに向いている人の特徴
まず、リモートワークが向いている人の特徴について解説します。向いている特徴が当てはまる人は、リモートワークの働き方や環境にストレスを感じにくいと考えられます。
また、納期内にしっかりと仕事を終わらせる、質の高い仕事ができるなど業務においても高いパフォーマンスを発揮することが期待できるのです。
自己管理ができる
リモートワークは業務時間など自由度が高い分、自己管理力が必要になります。
自分でタスク・スケジュールの管理をおこない、納期までに業務を完結させなければなりません。
上司など管理者からの目が届きにくく、管理されにくい環境下で業務をおこなうため、高いレベルの自己管理が求められるのです。
自己管理能力の有無を判断する際は、誰かからの指示を受けずに自分主体で進めた経験を振り返りましょう。
自分で目標を立てて、それに向けての行動と振り返りをおこなって改善できたかどうか、自分の意思と行動をセットでおこなったことがあるかどうかがポイントです。
一人で仕事することを苦に感じない
リモートワークは基本的に一人で仕事をすることがほとんどです。そのため一人で仕事をすることが苦ではない、孤独を感じることもないという人は、リモートワークに向いているといえます。
仕事をするなかで近くに誰かがいると、気軽に相談できたり仕事以外の話をしてリフレッシュできますが、リモートワークでは、そうはいきません。
仕事で困難に直面しても、一人で乗り越え業務を進めていける人はリモートワークに向いているといえます。
リモートワークに向いていない人の特徴
リモートワークに向いていない人の特徴
- 集中力に自信がない
- 社内の人とのコミュニケーションを大切にしたい
リモートワークは自由度が高い分、自分を律することができない人には難しい働き方です。
また、一人で仕事をすることになるため、人によっては合わない点もでてきてしまいます。
具体的にリモートワークが向いていない人の特徴を解説していきます。
集中力に自信がない
リモートワークは自宅やカフェなど好きな場所で仕事ができますが、オフィスに比べると緊張感がないため、集中力がないと業務を円滑に進めることは難しいと考えられます。
上司や同僚の目がないなか、スマートフォンやテレビ、本などの誘惑に耐え、仕事に集中しなければなりません。
集中力がない人は業務中に仕事以外のことに手を付けてしまい、仕事がはかどらない可能性が高くなると考えられます。
社内の人とのコミュニケーションを大切にしたい
リモートワークは一人で仕事をおこなうため、社内の人とのコミュニケーションを大切にしたい人には向いていないといえます。
リモートワークの場合、社内の人とのコミュニケーションはメールやチャットを通しておこなうため、必要最低限のやり取りになってしまいがちです。
そのため、社内の人と頻繁にコミュニケーションをとりたい、関係性を深めたいという人にはリモートワークは向いてない働き方といえます。
実際に経験したプロに聞いた! リモートワークの良し悪しの本音
ここまでの解説で、リモートワークのメリットやデメリットなどある程度イメージできていると思います。
さらにリモートワークの理解度を上げるために、実際にリモートワークを経験したキャリアのプロの小松さんにリモートワークの良し悪しを本音で紹介してもらいます。
アドバイザーコメント
小松 茂樹
プロフィールを見るリモートワークのメリットは私生活との両立のしやすさにある
私はコンサルティング会社に勤務している頃から、顧客先に行くとき以外はリモートワークで作業をすることが多かったです。独立した現在では、出張や外出以外はほぼ自宅で仕事をしています。
リモートワークのメリットは、なんといっても働く時間や場所を自分の意思で自由に選べることです。通勤がなく、仕事を開始する時間を調整できるため、私生活との両立がしやすいです。私も朝食や夕食を家族と一緒にとることができ、勤務時代に比べて家族と過ごせる時間がかなり増えました。
また、平日の日中に医療機関や美容院などに行けるため、混雑を避けることができます。その分の仕事は早朝や日曜日などにおこない、全体で調整しながら進めることが可能です。
高いセルフマネジメント能力や必要設備が求められる点に注意しよう
一方、デメリットは自分自身で規律を保たなければならないことです。オフィスで仕事をする場合、周囲に働いている人がいるため、環境が自分を律してくれます。
リモートワークの場合は周囲の目がないため、ほかの誘惑に打ち勝って仕事に向かう姿勢を自分で保ち続けなければならず、高いセルフマネジメント能力が必要です。
加えて、自宅で仕事をする場合、部屋や設備を整える必要があります。ある程度、余裕のある住宅環境でなければならず、コストがかかるのも難点です。
未経験からリモートワークの仕事に転職するには? 3ステップで実行しよう
未経験からリモートワークの仕事に転職するには? 3ステップで実行しよう
- 自分に合う職種を考える
- 業務に必要なスキルや資格を身に付けておく
- リモートワークができる求人を探す
リモートワークは一人で業務を完結させなければならないことから、一般的に未経験からリモートワークの仕事への転職は難しいといわれています。
しかし、職種によっては未経験からでも目指せるものがあり、必要なスキルを身に付けたり、実績を積んだりすると採用にぐっと近づけるケースもあるのです。
実際に、未経験からリモートワークの仕事に転職するためのステップを解説するので、未経験からの転職を目指す人は、ぜひ参考にしてくださいね。
①自分に合う職種を考える
仕事を続けられるか、成果を出しやすいかはその職種が自分に合っているかどうかが大きく影響します。
リモートワークに固執しすぎて、リモートワークできるかどうかを最優先事項にしないように注意しましょう。働き方はあくまで方法にすぎず、働く目的・ミッションは成果をあげキャリアを積み上げていくこと、ということを忘れないようにしてください。
自分にあった職種の中から、リモートワークを導入している企業を選びましょう。前半で解説した、リモートワークが多い職種や企業別の導入率から企業を探す方法を参考にしてくださいね。
リモートワークはあくまで働き方の手段の一つにすぎず、本来職業選択は「やりたいことか」「自分に合っているか」など複合的な観点で選ぶのが望ましいです。
リモートワークができるかどうかで仕事を選ぶと、後に自分に合っていない仕事だったと気付くリスクや、仕事そのもののやりがいを感じられない、自分のスキルに合っていないなどのリスクもあります。
また、リモートワークには自己管理能力や孤立感などの課題もあるため、働き方だけにこだわるとキャリアアップの機会を逃す可能性があります。
まずは自分に合った職種を選び、そのうえでリモート環境を確認するという順番が大切です。
職種や企業を選ぶ際に何を軸にするかは重要なポイントです。こちらの記事で就活の軸90選と企業選びのポイントを解説しているので、併せて参考にしてください。
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マインドマップでおこなう自己分析は新しい自分を見つけるための有効的な手段です。記事では、マインドマップを用いた自己分析方法や注意点などを解説します。キャリアアドバイザーの意見を参考に、精度の高い自己分析を実施しましょう。
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②業務に必要なスキルや資格を身に付けておく
職種が決まったら、業務に必要なスキルや資格はどのようなものがあるのかを調べましょう。
その職種の具体的な業務内容や必要なスキル、資格はインターネットで簡単に調べることができます。
未経験からの転職は実績でのアピールが難しいため、転職成功にはスキルや資格を身に付けることが最も有効です。
また、Webライターや動画編集などは未経験からでもクラウドソーシングなどで仕事を受注することができるので、いくつか案件をこなしてスキルを身に付け、実績としてアピールすることもできます。
③リモートワークができる求人を探す
職種が決まりスキルや資格を身に付けたら後は求人を探し応募するだけです。求人を探すときには以下の点に注意が必要です。
リモートワーク求人を探すときの注意点
- 応募条件を確認する
- リモートの導入率を確認する
- リモートできる条件を確認する
まずは応募条件の確認です。一定のスキル、資格を保有していないとそもそも選考に進めない場合もあります。時間の無駄にならないよう応募資格があるかどうかをまず確認するようにしましょう。
次に、リモートワークを導入している企業でも一部の社員しかリモートワークを取り入れておらず、大半の社員が出社しているケースもあります。リモートワークの導入率を確認し内情を把握しましょう。
最後はリモートワークをするための条件が設定されているかいないかの確認です。スキルレベルや保有資格、実績、自宅の環境などの基準で条件が設定される場合があるため、自分が入社した場合、リモートワークができるかを事前に確認しておく必要があります。
自分で求人を探す自信がない人や効率的に企業を探したい人は、転職のプロである転職エージェントを利用するのも一つの手段です。うまく活用し条件に合う仕事を紹介してもらいましょう。
最近はリモートワークに特化した求人サイトも多いです。一般的なサイトから探すより、元々リモートワークを取り扱っているサイトから探す方が効率的です。
ワーママ向けのサイトもリモートワークの求人数が多い傾向にあります。
ミスマッチを防ごう! リモートワークで働く際の注意点を解説
ミスマッチを防ごう! リモートワークで働く際の注意点を解説
- 出社頻度は企業やポジションによって異なる
- 人とのかかわりがまったくないわけではない
- 継続的にリモートワークができるとは限らない
- 業務に必要な環境を整えておく必要がある
リモートワークで働くときには、いくつかの注意点があります。リモートワークの特徴やメリットがそのままどの職種・企業にも当てはまるわけではありません。
職種や企業によって、リモートワークでも働き方などはさまざまです。思っていたような働き方ではない場合も十分に考えられます。
入社後のミスマッチを防ぐための注意点を4点解説するので、頭に入れておいてくださいね。
出社頻度は企業やポジションによって異なる
リモートワークで働きたいと思う人にとって、どの程度出社しなければならないかは重要なポイントです。
原則出社の必要がまったくないフルリモートを除くと、一定の頻度で出社しなければならないことが多く、その頻度は企業やポジション、携わるプロジェクトによって異なります。
入社してから、こんなに出社する必要があるとは思わなかったなど後悔することがないよう、確認できる範囲で出社の頻度を把握しておくことをおすすめします。
人とのかかわりがまったくないわけではない
人とかかわることが嫌でリモートワークを選ぶ人もいると思いますが、人とのかかわりをゼロにすることは不可能です。
基本的に一人で業務をおこないますが、業務をおこなううえで上司や顧客といった人とのコミュニケーションは必ずといっていいほど必要になってきます。
直接人と会うことは少ないですが、メールやチャット、ビデオ通話などで社内・社外の人とやり取りをおこなわなければならない点は理解しておきましょう。
継続的にリモートワークができるとは限らない
前述したように、リモートワークは感染症の拡大にともない急速に普及し、感染症が落ち着いてきた現在、リモートワークの導入率は若干ながら下がってきています。
感染症対策のためやむおえずリモートワークを導入したが、業績が悪化した、社員の生産性が低下した、必要以上のコストがかかってしまうなどのさまざまな理由から、感染症対策の必要性が低下したことをきっかけに従来の出社型に戻す企業が増えていると考えられます。
このように、企業は常に業績や効率などを見たうえで制度を変えていくため、現在リモートワークが導入されていても、将来的にはどうなるかわかりません。
現在、大手を中心にリモートワークから出社勤務に戻す企業が増えています。
これは監視が目的ではなく、従業員同士のコミュニケーション機会が減ることにより、士気が下がったり、連帯感が失われたり、相互啓発によるアイデア出しやイノベーションが失われてしまっているためです。
仕事は人の作用でおこなわれるものです。今後も、方針としてリモートワークに強いこだわりを打ち出す企業でない限り、出社勤務が主流になっていくものと考えられます。
ただし、人材獲得に苦戦している企業では、応募者層を広げるためにあえてリモートワークを継続したり、拡大するケースが出てきたりすることも考えられます。
業務に必要な環境を整えておく必要がある
リモートワークで働くにはさまざまな面で環境を整えておくことが必要です。
PCは会社から貸与されることがほとんどですが、そうでない場合は自分で準備する必要があります。ほかにも、作業をするためのデスク環境はもちろん、インターネット環境、集中できる環境など必要な環境は多岐に渡ります。
仕事をする環境は生産性などにもかかわってくるため、しっかりと整えておく必要があるのです。
自分に合った職種のリモートワークで理想の働き方を実現しよう
リモートワークは自由度が高く、さまざまメリットを享受できる働き方です。リモートワークで働きたい人は特徴やメリット・デメリットを理解し、今の働き方と比較することから始めてみてください。
リモートワークのメリットだけに注目せずに、デメリットや注意点、人によって向き不向きがある点もしっかりと頭に入れておきましょう。
この記事を参考に、自分はリモートワークが向いているのかを正しく判断し、自分に合った職種でリモートワークという理想の働き方を実現しましょう。
アドバイザーコメント
有馬 恵里子
プロフィールを見るリモートワークは働き方の一つであると認識し優先度を冷静に考えよう
リモートワークはあくまで働き方の一形態です。働き方にばかりとらわれて仕事を探すと、その環境が変化したときにモチベーションが保ちづらくなるので注意が必要です。
まずはリモートワークのメリット・デメリットを理解したうえで、なぜリモートワークで働きたいのかを冷静に考えてください。理由によってはもしかするとリモートワークでなくても良いかもしれませんし、必ずしもリモートワークの優先順位が高いわけではないかもしれません。
リモートワークで安定して働くには成果をあげ信頼を得ることが重要
考えたうえで、やはりリモートワークで働く意思が強いのであれば、リモートワークでの働き方に自分をアップデートする必要があります。リモートワークで求められるスキルを身に付けるとともに、周りに認められるよう自分の実力も上げていきましょう。
リモートワークは人と直接のやり取りが少ない分、信頼関係が非常に重要です。基本的な報・連・相の徹底はもちろん、円滑なコミュニケーションや安定した実績を出すことで信頼につながります。
実力を上げて成果を出すことで、周りからの信頼も得られ、リモートワークでスムーズに働くことができます。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細中小企業診断士/キャリアコンサルタント
Shigeki Komatsu○営業企画・マーケティング・情報システム・総務・人事・経営企画室など幅広いキャリア経験を持つ。現在はキャリア形成や能力開発に向けた企業研修や個人面談などを提供している
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/NC Harmony代表
Eriko Arima〇大手人材紹介会社で約5年、転職者や若者、女性のキャリア支援を担当した。その後はIT企業の採用責任者を務め、現在は幅広い世代を対象にキャリアや就職活動の支援もおこなっている
プロフィール詳細