Q
大学3年生
男性
ゼミなしの場合、学業で取り組んだ内容はどう書く?
現在就職活動中で、履歴書の「学業で取り組んだ内容」の書き方で悩んでいます。
 
 私の大学ではゼミが必修ではなく、私もゼミに所属していません。そのため、一般的にゼミで取り組んだ内容を書く人が多いと聞く中で、何をどのように書けば良いのかわからず困っています。ゼミがないとアピールできることが少ないのではないかと不安です。
 
 ゼミに所属していない場合、履歴書の「学業で取り組んだ内容」欄には、どのような内容を、どのように書けば良いのでしょうか? 具体的な例やポイントがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学業で工夫した点や苦労を乗り越えた経験を話そう
ゼミに所属していなくても、学業への取り組みをアピールすることは十分に可能です。
「ゼミに入っていないから学業をおろそかにした」というわけでは決してありません。大切なのは、学業に対してどのような思いで向き合ってきたかです。
むしろ、ゼミという組織に頼らず、独力で卒業要件を満たしたという事実は、あなたの計画性や自己管理能力の証明になります。
単位取得のためにどのような工夫をしたか、レポート作成や試験勉強で苦労した点をどう乗り越えてきたかを伝えましょう。
取り組みから強みを発見! 学習の中身でアピールしよう
たとえば、自分なりに勉強方法を確立した経験や、効率的に情報収集するために試行錯誤した過程は、主体性や課題解決能力を示す格好のエピソードになります。
また、わからないことを教授に質問しに行ったり、友人と勉強会を開いたりした経験も、積極的に他者とかかわりながら学ぶ姿勢としてアピールできます。
ゼミの有無という形式ではなく、学びの中身で勝負しましょう。
ゼミを選ばなかった理由とそこで得た経験も伝えよう
ゼミに所属していない場合でも、その選択をあなた自身が決めたのであれば、その選択には必ず理由があるはずです。
志望動機や自己PRでは、その理由を明確に伝えることが重要です。
単に「ゼミに入らなかった」と述べるのではなく、なぜその選択をしたのか、そしてその結果として何を得たのかを語りましょう。
学びで得たメリットを話して意欲を評価してもらおう
たとえば特定のテーマを深く探求したかった、自分で研究計画を立てたかったなどの理由を挙げ、その代わりにどのような分野で何を学び、研究し、そこから何を得たのかを記述しましょう。
ゼミに所属しないことで得られた自由な研究テーマや独立性、あるいは特定の分野への深い探求といった点は、一見デメリットに見えるかもしれませんが、これらをメリットとしてとらえ直す視点も非常に有効です。
「ピンチをチャンスに」ではありませんが、自主的な学びの姿勢や、既成の枠にとらわれない探求心を示すことで、意欲的な人だと評価される可能性があります。
ゼミに所属していても漫然と過ごしていては書くことはありませんから、あなた自身がどのような学びを深め、何を吸収したのか、その具体的な内容を自信を持って語ることが大切です。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
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