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IT関連の資格は、どの順番で取るのがおすすめですか?
IT業界への就職を目指している大学生です。IT系の資格取得を考えていますが、種類が非常に多く、どの資格から始めてどのような順番で取得すれば良いのかわからず悩んでいます。
周りの友人もそれぞれ異なる資格を目指しており、焦りを感じることもあります。できるだけ効率的に、将来のキャリアに役立つ形で資格を取得していきたいと考えています。
IT未経験の自分が最初に目指すべき資格はどれでしょうか?
また、その後どのようにステップアップしていくのが就職やキャリア形成に有利なのか、IT資格の取得順について具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
IT知識を広く学べる資格から取ることが効果的
IT関連の資格は、キャリアプランに合わせて段階的に取得するのが効果的だといえます。
IT未経験から初めに取る資格としては、国家資格のITパスポートが最もおすすめです。ITの知識を広く学べるため、業界で働くうえでの基礎スキルを身に付けるのに最適です。
その次には、より専門的な基本情報技術者試験がおすすめです。
プログラミングやアルゴリズムの基礎が問われるため、特に技術職を目指すなら定番の資格であり、取得していると熱意やポテンシャルを高く評価されやすくなります。
目指すキャリアから逆算して資格を取得していこう
さらにステップアップをしたいと考えている場合は、目指す職種に合わせて資格を選ぶのが効率的です。
たとえば、SEやPMを目指すなら応用情報技術者試験、ネットワークエンジニアならCCNA、インフラやクラウドに興味があればAWS認定資格、事務系の業務効率化ならMOSやVBAエキスパートが適しています。
資格は単なる知識の証明にとどまらず、自身のキャリアプランを具体化する指標となります。何のために取得したいのかを考えながら、計画的に進めることが大切です。
基礎からスタート! 計画的な資格取得が市場価値を高める
未経験からIT業界を目指すなら、まず国家試験のITパスポートで基礎概念を体系化しておくことが必要です。2〜3週間での合格を目指しましょう。
次に、基本情報技術者試験を通じてアルゴリズムやネットワークの基礎を固めることで、多くの開発職への応募において選考対象として見なされやすくなります。
この土台をしっかりと作ることが、その後のキャリアの伸びしろを左右することもあるのです。
実践的なアウトプットと資格で差別化していこう!
基礎を固めた後は、自身の希望分野に応じて専門資格へと進みましょう。
たとえば、インフラ志望ならLinuCやCCNA、開発志望ならAWS認定資格、データ領域なら統計検定2級やG検定などが、汎用的に評価される選択肢です。
資格学習と並行して、簡単な自動化スクリプトなどをGitHubで公開し、実践的なスキルを提示できると、あなたの市場価値は飛躍的に高まります。
たくさんIT系資格を取ればよいというものではありません。こちらの記事では、本当に取るべき資格について解説していきます。
こちらの記事でも、目指すべきIT資格について解説しています。どの資格を取るか悩んでいる人は参考にしてみてください。
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