Q
大学3年生
男性
SPIの性格検査の結果を知りたいときは、どうすれば良いですか?
先日、選考でSPIの性格検査を受けました。結果がどうだったか気になっているのですが、受検者本人が結果を知る方法はあるのでしょうか?
もし結果を知ることができたとして、どのような項目が評価されていて、どのような基準で企業は見ているのかも知りたいです。
自分に合った企業選びや、今後の就職活動の参考にしたいので、SPI性格検査の結果の開示方法や評価基準について、詳しく教えていただけますでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
結果は見れない! 企業は性格面が重視している
SPIの検査結果は、残念ながら応募者には開示されません。企業側にのみ結果が共有される仕組みになっています。
そのため、結果を知りたいからといって企業や試験運営元に問い合わせをすると、かえって「常識がない」「マナーがなっていない」といったマイナス評価につながる可能性があるので、結果を知ることはできないと認識してください。
どのような項目が評価されるかというと、知的能力を測る能力検査はもちろんですが、特に性格検査が重視されます。
性格検査では、あなたの行動特性や思考パターン、企業文化への適応性などが診断されます。質問に対して正直に答えているか、回答に矛盾がないかが非常に注意深く確認されます。
正直に回答する! 本質的なマッチ度を見てもらおう
見栄を張ったり、企業が求める人物像を意識しすぎて嘘を交えたりすると、回答に矛盾が生じ、すぐにばれてしまいます。これが大きなマイナス評価につながるので注意が必要です。
企業が求める人物像に合わせようとするのではなく、ありのままの自分を偽らずに回答することが最も重要です。
回答に一貫性があるかどうかは特に見られるため、途中で格好をつけたりせず、終始正直な姿勢で臨みましょう。
あなたの本質的な性格や価値観を理解してもらうことが、企業とのミスマッチを防ぎ、結果としてあなたにとって最適な企業を見つけることにもつながります。
結果は開示されない! 稀にフィードバックをもらえる
SPIの性格検査の結果は、原則として受験者本人へ開示される仕組みにはなっていません。
この検査は、企業が自社の社風や求める人物像と応募者の特性が合っているかを確認するための内部資料であり、その評価内容は企業秘密にあたるためです。
ただし、企業によっては面接時のフィードバックとして、グラフを見せながら質疑応答をおこなうケースも稀にあります。
SPIに類似する自己診断ツールを活用して役立てよう
どうしても自己分析に活用したい場合は、SPIを開発する企業が提供する有料の自己診断サービスなど、内容が近い適性検査を個人で受検し、自身の特性を客観的に把握する方法が現実的です。
結果を得た後は、それを自己PRや逆質問に活かすことで、企業側の評価基準とのずれを最小化できます。たとえば「協調性」が強みならそれを裏付けるエピソードを、「慎重さ」が弱みならそれをどう行動で補完しているかを語れるように準備しましょう。
SPIの結果を学生が知ることはできませんが、SPIの結果を予測することは可能です。こちらの記事では、合格基準や結果を予測する方法を紹介しています。
あらかじめSPIボーダーの業界別の動向を確認しておくことも大切です。SPIの結果の予測方法に加えて、合格率を上げる方法を解説しています。
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