Q
大学3年生
男性
探究心と追求心の違いは何ですか?
就職活動の自己PRで、自分の強みとして探究心か追求心のどちらを使うべきか悩んでいます。
どちらも似たような意味に感じてしまい、それぞれの言葉が具体的にどのようなニュアンスを持つのか、また、企業が求める人物像としてどちらの方が評価されやすいのかがわかりません。
面接官に適切にアピールするためには、これらの言葉をどのように使い分ければ良いのでしょうか? 探究心と追求心の具体的な違いや、自己PRで効果的に使うためのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
物事への向き合い方が異なる! 裏付ける話を示そう
強いて言えば、探究心は、好奇心があり、未知の事柄に対して深掘りをしていくニュアンスで、追求心は目的や結果に向かって粘り強く突き進んでいくというニュアンスです。
探究心や追求心という言葉そのものよりも、就職活動の自己PRではその言葉を裏付ける行動や成果の方が重視されます。
志望先が求める人物像に合わせて言葉を選択しよう
自己PRで効果的に使うには、どのような職種を志望するのでしょうか。
探究心は、新しいアイデアや知識を生み出すような研究職やエンジニア、企画やマーケティングなどの職種の企業が求める人物像に近く評価されやすいでしょう。
一方の追求心は、数字にこだわり成果を出すような営業などの職種の企業が求める人物像に近く評価されやすいのではないでしょうか。
これらの言葉の使い分けに関してですが、学び続ける姿勢をアピールするのであれば、探究心を活用し、結果にこだわる姿勢をアピールするのであれば追求心を選択しましょう。
物事に対するとらえ方と取り組む方法が異なる!
「探究心」と「追求心」は似ていますが、そのニュアンスには明確な違いがあります。
探究心は、物事の本質や未知の事柄を「なぜだろう?」と面白がり、知的好奇心から広く深く掘り下げていく初動の強さを示します。
さまざまな可能性を探る、広がりのある情報収集と仮説生成が得意なタイプを印象付けます。
一方、追求心は、一度決めた目標や理想を「必ず達成する」という強い意志を指し、最後まで粘り強く検証を続け、成果を出すことにこだわる姿勢が評価されやすい言葉です。
それぞれの言葉に沿った経験を企業に合わせて伝えよう
自己PRでは、研究テーマを自分で設定して文献を読み漁ったエピソードなら探究心、ゼミ論文で有意な差を導き出すために、何度も条件を調整しながら実験を繰り返した話なら追求心と切り分けると、あなたの強みがより的確に伝わります。
企業の求める人物像を読み取り、上流工程が多い企画職なら探究心、品質改善など結果重視の職種なら追求心を選ぶと、組織課題との親和性を示せます。
時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します
自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。
そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】
(リーダーシップが強みの場合)





