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既卒になってから就活がうまくいかず、「人生詰んだ」と感じてしまいます……。
大学を卒業してしばらく経つのですが、未だに正社員としての就職が決まっていません。
アルバイトを続けながら就活をしているのですが、既卒というだけで書類すら通らないことも多く、人生詰んだなと思うようになりました。
友人たちは新卒研修も終わって配属先で仕事を頑張っているようで、焦りや劣等感ばかり大きくなります。
既卒になって就職がうまくいかず、完全に落ち込んでしまっている時、どのように気持ちを切り替えれば良いのでしょうか?
具体的なマインドセットの方法や、ここから既卒として就職活動を成功させるための正しい対策などについて、アドバイスいただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
既卒になっても人生は詰まない! 今からの選択で未来は変えられる
就職活動が思うように進まないと、既卒であることに焦りや劣等感を感じることもあるかもしれません。しかし、「人生が詰んだ」と感じるのは、一時的な結果に気持ちが左右されているサインともいえます。
まずは、自分の気持ちを整理するために、これまでの活動を事実として書き出してみましょう。
どの企業に応募し、どんな選考を受け、どのようなフィードバックがあったか。成功体験だけでなく、不採用の経験も含めて冷静に振り返ることで、自分の強みやアピールポイント、今後磨くべきスキルが見えてくるはずです。
次に、既卒という立場を活かすためには、焦らず戦略的な応募を心がけることが重要です。志望業界を絞り込み、自分のバックグラウンドが活かせる中小企業やベンチャー企業も選択肢に入れてみましょう。
求人票の要件と自分の経験を一つずつ照らし合わせ、「なぜ自分がこの企業で貢献できるのか」を具体的なエピソードや実績を交えて整理すると、書類選考でより評価されやすくなります。
また、既卒者向けの合同説明会やハローワークの専用窓口、転職支援サービスなど、利用できるサポートを積極的に活用するのも有効です。専門のキャリアコンサルタントと面談し、自己PRや面接練習を重ねることでも、対策の精度を高めることができます。
こうしたサービスの実施状況は地域や時期によって異なる場合があるため、事前に情報を確認しましょう。
失敗には学びもある! 一時的な不安を戦略的行動へと変化させよう
マインドセットとしては、「行動を重ねることで経験や情報、選択肢が広がる可能性がある」と考えてみてください。たとえ失敗したとしても、次に活かせる学びが必ず得られます。
たとえば、応募先の業界研究が深まったり、自己PRの構成が固まったりといった小さな成功体験を積み重ねることで、自信も少しずつ取り戻せます。
孤独を感じたときは、同じ立場の仲間や先輩に相談し、励まし合うことも大切です。
既卒という状況でも、キャリアのスタートを切ることは十分可能です。冷静な自己分析と戦略的な行動計画を立て、前向きに一歩ずつ進んでいきましょう。
「人生詰んだ」は時期尚早! 行動を継続する大切さを理解しよう
就職活動がうまくいかず、「人生を積んだ」と感じるかもしれませんが、それは時期尚早です。行動を続ければ、必ずいつか形になります。
数年後、10年後には「そんなこともあったな」と思えるエピソードになっているはずなので、就職活動を続けているという事実だけでも素晴らしいことなのです。うまくいかなくても諦めずに着実に積み重ねていってほしいと思います。
就職活動を成功させるための対策としては、まずこれまでの就職活動をしっかり振り返る必要があります。
なぜうまくいかなかったのか、内定が出なかったのか、あるいは内定を辞退したのか、あなたなかで「うまくいかなかった」という実感があるはずです。
その反省点や何がダメだったのかを自覚し、今後に活かしていきましょう。
以下の記事では既卒就活を成功させるための方法やポイントなどを解説しています。現在既卒の立場にあり、就職を目指している人は、ぜひ参考にしてください。
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