Q

大学3年生
男性

面接に落ちた後に一転して採用されることもあるのですか?

先日、第一志望だった会社の最終面接を受けたのですが、あまり手応えがなく、案の定落ちてしまいました。落ち込みながらSNSを見ていたところ、ある企業の選考で落ちた後、「やっぱり採用したい」と連絡をもらったという人の書き込みを見つけました。

その書き込みを見て、自分にもまだチャンスはあるのかもと期待してしまっている反面、絶対そんなこと有り得ないと思ってもいます。

実際のところ、1度面接で落ちたにもかかわらず、あとで採用に結果が変わるようなことってあるのでしょうか? そういうパターンが起きる場合、具体的にはどのような理由が考えられるのかもお聞きしたいです。

また、今回落ちた企業はかなり志望度が高く、「やっぱり採用したい」と言われなかったとしても再挑戦したいくらいなのですが、落ちた企業に再度応募することはありなのでしょうか?

いろいろ聞いてしまって申し訳ないのですが、アドバイスよろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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採用状況によって改めて採用されるケースはある

一度は不採用となった後に、状況が一転して採用されるというケースは実際に存在します。これは決して珍しいことではありません。

たとえば、他の内定者が辞退したため、「次点候補」として声がかかるケースや、企業の事業計画変更に伴いポジションの追加や変更があり、再度検討されるケースがあります。

また、応募した職種では不採用だったものの、あなたのスキルや人柄が別の職種での適性を評価されて声がかかることもあります。

可能性を引き出す! 感謝と意欲で好印象を残そう

採用が覆る可能性を少しでも高めるためには、不採用後でも丁寧な対応を心がけることが重要です。特に、お礼メールを送ることは非常に有効です。

「面接の機会をいただき、ありがとうございました」という丁寧な姿勢は企業への良い印象となり、もし再検討される際にあなたのことを思い出してもらいやすくなります。

さらに、「今回は残念でしたが、貴社で働きたい気持ちは変わりません」といった、再挑戦への意欲を伝えておくのも良いでしょう。

面接に落ちたからといって、それが絶対に終わりというわけではありません。何が起こるか分からないのが就職、転職活動です。

気持ちを切り替えつつ、チャンスがあれば再挑戦する姿勢を持つことが、最終的な成功につながる可能性を秘めています。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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逆転採用は稀にある! 3つのパターンが考えられる

結論からいうと、まれにですが、そういうケースは存在します。近年、その傾向はわずかに増加しているともいわれます。

代表的なパターンとしては、主に三つ考えられます。

一つ目は、内定辞退者が多数発生し、採用枠を埋めるために繰り上げ合格となるケースです。

二つ目は、応募したポジションでは不採用となったものの、別ポジションで本人の適性が再評価されるケースです。

そして三つ目は、新規プロジェクトの急な立ち上がりなどにより、企業の採用計画自体が変更されるケースです。

次に活かす意識を持つ! 再挑戦は別職種で考えよう

ただし、これらの確率は決して高くありません。そのため、不採用の結果をただ待つのではなく、「今回の選考からのフィードバックを冷静に分析し、次の機会に活かす」という姿勢を持つことが現実的です。

もし、どうしてもその企業への再挑戦を希望する場合は、半年から1年くらいの期間を空け、異なる職種で応募するほうが、正規の選考ルートで改めて評価され、ポジティブな印象となりやすいでしょう。

こちらの記事では面接での合否サインを解説しています。落ちたサインを出されたときの対処法も説明しているので、参考にしてみてください。

不採用になった会社が諦めずに改めて熱意を伝えたいと思うこともあるでしょう。以下のQ&Aではそのような思いを持った相談者に向けてキャリアコンサルタントが回答しているので、併せてチェックしてみてください。

「一度落ちた会社に再応募しても良いか」の疑問には、次のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。

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