Q

大学3年生
男性

向上心が強いことを自己PRとしてアピールする際のコツが知りたいです。

大学3年生になり、そろそろ自己PRを考え始める時期だと感じています。

私は「向上心が強い」という点が自分の良さだと思っているのですが、これを自己PRとしてアピールするにはどうすれば良いのでしょうか?

これまでの学生生活では、いろいろなことにおいて自分のなかで目標を立て、向上心を持って取り組んできたと思っています。

しかし、いざ自己PRで向上心の強さを伝える内容を考えようとすると、どんな風にアピールを展開して良いのかわからず、締めくくりなども自分ではあまりしっくりきていません。

この強みを自己PRとして落とし込む場合の具体的な組み立て方や、採用担当者の方に響きやすいエピソードのタイプなど、作成についてのアドバイスや具体例をいただけないでしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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企業が求める向上心と合致する話でアピールしよう

自己PRで向上心の強さを伝える際は、ただ「向上心がある」と述べるのではなく、応募先の企業が求める人材像を意識することが重要です。

チャレンジ精神や成長意欲、上昇志向といった具体的な要素に分解し、それに合致する自分自身のエピソードを深掘りしていくと良いでしょう。企業が求める「向上心」と、自分の経験をすり合わせる視点を持ってください。

向上心が伝わる具体的な取り組みで自己PRしよう

たとえば、どのような目標や目的に向かって向上心を発揮し、どのように取り組んだのかを具体的に表現することで、説得力のある自己PRを作成できます。

目標達成までのプロセスを詳細に語ることで、あなたの人柄や仕事への姿勢も伝わります。漠然とした言葉ではなく、事実に基づいたエピソードでアピールしましょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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向上心は圧倒的結果によって他社と差別化しよう

「向上心」という言葉で他者と差をつけるポイントは二つあります。一つは「結果の圧倒的な大きさ」です。

たとえば「テストの点が30点だったのを100点まで上げた」というように、誰の目にも明らかな成長を、具体的なプロセスと共に語ることで説得力が増します。

関心のない分野での実績は武器! 高く評価してもらおう

もう一つは特に重要な「自分が本来興味のない領域でも向上心を発揮できるか」という点です。

たとえば「もともと統計学に興味はありませんでしたが、ゼミの研究で必要になったため、持ち前の向上心を発揮して難関資格を取得しました」というエピソードは、主体的に課題解決できる人材として高く評価されます。

自分が好きな領域で努力するのは当たり前なので、外発的な動機でも結果を出せる姿勢は、企業が求めるプロフェッショナルな人材像と合致します。

向上心が強いことをアピールしようとしている人は次の記事も要チェックです。好印象を残す向上心の伝え方について就活のプロが解説しています。

次のQ&Aでも転職の自己PRで向上心を伝えようとしている相談者に向けてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。向上心を伝えたい人はぜひ参考にしてみてください。

以下のQ&Aでは、向上心がある人はどんな人なのかをキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみましょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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