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航空業界に就職したいです! コツを教えてください。
大学2年生で、航空業界に興味があります。しかし、かなり人気の業界で倍率も高いと思うので、今からしっかり対策したいです。
具体的に航空業界に就職するには、どのような対策をしていくべきでしょうか?
CAにはあこがれますが、グランドスタッフなど幅広く航空業界の職種を見たいと思っていて、できればさまざまな職種への就職方法について教えていただきたいです!
またJALやANAなどの大手やLCCなど、会社によっても対策方法は変わってきそうなので、そのあたりの就職方法の違いもご存じであれば教えてください!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
航空業界への就職には安全と時間を守る価値観を持とう
航空業界への就職は、志望する職種によって対策が大きく異なります。客室乗務員であれば英語面接やグルーミング、グランドスタッフであれば空港現場でのケーススタディ、航空整備士であれば数学や物理といった理数系の筆記試験が重視されます。
しかし、これらの職種に共通して求められるのは、「安全の確保」と「時間の厳守」に対する極めて高い価値観です。この業界では、これらがサービス品質の根幹をなすからです。
航空職員にヒヤリハット事例を聞いて考えをまとめよう
選考対策として非常に有効なのが、OB・OG訪問などを通じて、現場で実際に起きた「ヒヤリハット事例(事故には至らなかったものの、危険であった事例)」について詳細に話を聞くことです。
そして、「もし自分がその状況に置かれたら、どのように考え、行動するか」を論理的に語れるように準備しておくと、プロとしての覚悟と問題解決能力を示すことができます。
また、大手とLCCでは運航スケジュールやサービスモデルが異なるため、その違いを比較研究して志望理由に盛り込むと説得力が増すでしょう。
航空業界に就職するには職種を理解して情報収集をしよう
大学2年生の時点で航空業界を目指して準備を始めるのは、本当に素晴らしい姿勢です。航空業界は非常に倍率が高く、人気の職種が多い分、早期の情報収集と準備が内定への一番の近道となります。
航空業界の職種は、客室乗務員(CA)だけではありません。空港カウンターや搭乗ゲートでのチェックイン業務、案内、アナウンスなどをするグランドスタッフ(GS)、荷物の積み下ろし、航空機の誘導、貨物管理などをするグランドハンドリング(GH)、そして航空会社の総合職など多岐にわたります。
それぞれの役割や業務内容を理解し、あなたに合う職種を見つけましょう。
企業ごとの違いを調べて必要な英語力や振る舞いを身に付けよう
大学2年生からやっておきたい航空業界対策は以下の通りです。
まず、航空業界全体の構造を把握し、各職種の役割や航空会社ごとの違いを調べ、興味を深めましょう。インターンや業界研究セミナーへの参加、さらには空港内の売店やグランドスタッフ補助といった航空系のアルバイトを経験することも非常に有効です。
次に、英語力を徹底的に伸ばしましょう。TOEICスコアの準備を早めにおこない、各航空会社が求める基準をリサーチし、オンライン英会話や留学などで実践的な語学力をつけることも大切です。
さらに、自己分析を深め、「なぜ航空業界なのか」「なぜその職種なのか」という志望動機を明確にしましょう。「人を笑顔にしたい」「非日常の空間に憧れた」といった一般的な理由から一歩掘り下げ、「自分だからこそできること」を具体的に言語化するのです。
そして、CAやグランドスタッフに求められる振る舞いやマナーを習得することも忘れずにおこないましょう。スマートな敬語、美しい姿勢、明るい表情、清潔感は日常的に身に付けているように意識することが、面接での良い印象につながります。
航空業界は「多くの人に夢を届ける」業界であり、華やかさだけでなく、体力、精神力、語学力、そして最高のおもてなし力が求められます。今のうちからじっくり準備すれば、大手、LCC、空港会社を含め、きっと自分に合った道が見つかるはずです。
航空業界は難易度の高い業界なため、志望動機は非常に重要です。こちらの記事では厚遇業界の志望動機の書き方やコツを例文付きで解説しているので、航空業界を目指している人はぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では空港で働ける仕事を25選を紹介しています。空港で働くことに憧れを抱いている人はぜひ読んでみてください。
次のQ&Aでは、「航空業界への転職は難しいか? 」という質問にキャリアコンサルタントが回答しています。航空業界で働きたい人はチェックしてみましょう。
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