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エントリーシートに資格の取得見込みを書いても良いのですか?
来年3月までに取得予定の資格があり、アピール材料になると思うのですが、まだ取得できていない資格をESに書いても良いのか悩んでいます。
落ちてしまう可能性も考えて、書くのはやめたほうが良いでしょうか。
また、もし記載できるのであれば、どのように書けば良いのかも知りたいです。企業側は取得見込みの資格について、どのように評価するのか、何か注意点があれば教えていただけますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
勉強中の資格も記載OK! 書き方の工夫で意欲を伝えよう
ESESに、現在勉強中の資格を「取得見込み」として記載することは、あなたの学習意欲や自己管理能力、応募職種との関連性を示すうえで有効なアピールになります。大切なのは、その書き方と伝え方です。
誤解を避けるため、取得済みの資格を記入する「資格欄」ではなく、「自己PR欄」などに書くのが良いでしょう。
その際、「日商簿記3級(2026年3月取得予定/現在模試で平均72点)」のように、具体的な取得予定時期や現在の進捗状況を数字で示すと、目標に向けた計画性が伝わり、より説得力が増します。
注意点を理解してルールを守った記載が大切!
ただし、注意点もあるため確認しておきましょう。
まず、関連性が薄い資格の「取得予定」を大量に並べるのは逆効果です。そして、選考中に試験に落ちた場合は、速やかに正直に報告しましょう。その際、「学習計画の見直し」についても添えられると誠実さが伝わります。
また、「なぜ今、その資格なのか」という目的意識や、「入社後にどう活かしたいか」という活用イメージまで書けると理想的です。「予定は信用を生み、結果で信頼に変わる」という前提を持ち、ルールを守って記載しましょう。
「取得予定」ではなく「学習中」という表現を使うのがおすすめ
ESに、まだ取得していない資格について記載する場合、その書き方には少し注意が必要です。私は「〇〇取得予定」という表現はあまりお勧めしていません。
なぜなら、この言葉は「すでに試験には合格し、後は証明書が交付されるのを待つだけ」という状態を指すことが多く、まだ勉強中の段階で使うと、面接官に「本当に取得できるのだろうか」と疑問を抱かせる可能性があるからです。
資格は1~2個に絞ろう! 意欲を示す書き方が重要
もし勉強している意欲をアピールしたいのであれば、「〇〇の取得に向けて学習中です」と、ありのままの事実を記載するほうが、誠実な印象を与えられます。
ただし、この「学習中」というアピールも、あまりに多くの資格を並べてしまうと、かえって熱意が薄れて見えてしまうため、応募する職種に特に関連性の高いものに絞り、1つか2つ程度に留めておくのが良いでしょう。
エントリーシート(ES)はAI(人工知能)を活用して添削することも可能です。以下の記事ではESを添削する際にAIを活用する方法を解説しているので、ESの精度を高めたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
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