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オンライン留学はガクチカになりますか?

オンライン留学の経験があり、これをガクチカとしてアピールできるか悩んでいます。

大学3年生になり、いよいよ本格的に就職活動が始まりました。友人の多くがインターンシップやゼミ活動、アルバイトなどで目立った経験をしていると聞き、焦りを感じています。

私はコロナ禍の期間にオンラインで海外の大学の授業を履修したのですが、これは企業に評価されるガクチカとして通用するのでしょうか?

対面での留学経験とは異なり、実際に現地に行ったわけではないので、「留学」と胸を張って言って良いのかも不安です。

オンラインという環境下で、どのような点をガクチカとしてアピールすれば、採用担当者に興味を持ってもらえるでしょうか?

また、具体的なエピソードをどのように伝えれば良いか、何かアドバイスがあれば教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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オンライン留学は武器になる! 自己管理能力を証明しよう

オンラインでの海外大学の授業履修経験は、その「自己設計能力の高さ」を前面に出すことで、非常に強力なガクチカになります。

まず、自己管理能力のアピールになります。決まった時間割などの制約がないオンライン講座は、自己管理能力を証明する絶好の機会です。学習計画や実績の記録(学習時間、提出物の数、英作文の語数など)は、努力の跡を示す有効な証拠となります。

また、国際的な協働経験も強みです。たとえば、ZoomSlackMiroといったツールを使い、チームでの役割分担や議事録作成、合意形成などを仕組み化した経験を語りましょう。

そして、具体的な成果物も大切です。英語で作成したレポート、5~10分の動画、共同で執筆した論文の草稿など、自身の成果として提示できるものがあれば、ぜひアピールに活用しましょう。

受け身の姿勢はNG! 主体性をしっかりと伝えよう

大切なのは、ただ授業を受けたという受け身の姿勢で終わらせず、自ら課題を管理し、チームをまとめて成果を出した「一つのプロジェクト」として語ることです。

たとえば、「8週間のオンライン講座で最終課題のプロジェクトを主導し、各メンバーの役割を明確化することで、期限遵守率100%を達成しました」というように語れば、あなたの計画性と実行力を効果的に示すことができるでしょう。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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気後れは不要! オンラインならではの強みをアピールしよう

オンライン留学という経験がガクチカになるか、不安に思う気持ちはよくわかります。

しかし、まず最も大切なのは、「何をしたか」という活動の種類でガクチカの価値が決まるわけではない、ということです。

あなたがそのオンライン留学に真剣に力を注いだのであれば、それは間違いなく素晴らしいガクチカになります。

企業がガクチカを通して知りたいのは、あなたの能力の高さよりも、物事にどのように向き合うかという姿勢や価値観、あなた自身の個性や人柄なのです。そのため、自信を持ってアピールしてください。

現代の働き方にマッチ! むしろ高く評価される可能性も

その際は、なぜオンライン留学に挑戦しようと思ったのかという「目的」、そしてその経験から何を学び、どう成長できたのかという「学び」をあなた自身の言葉で語ることができれば、十分に素晴らしいガクチカになります。

むしろ、オンラインという環境は、現代の働き方に直結する強みをアピールできる絶好の機会です。

たとえば、「時差のある海外の学生とオンラインツールを駆使して英語でディスカッションした」というような経験があれば、あなたの高い自己管理能力や、場所にとらわれずに成果を出せる柔軟性を示す、今まさに企業が求めている能力の証明になりますよ。

以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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