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面接で聞かれる将来展望とはどういうことなのでしょうか?
新卒就活中のものです。ネットなどで面接対策について調べていると、聞かれる質問のテーマのなかに「将来展望」などという言葉をよく見かけます。
これって具体的にどういうことを意味する言葉なのでしょうか? 将来の目標やキャリアプランなどとの違いや、どのように考えるべきものなのかわかりません。
就活で言うところのこの言葉の意味や、考え方のヒントなどについてわかりやすく教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
将来展望とはあなたの社会人としての理想を意味する
学生に将来の展望をたずねる場合、「どんな社会人になりたいか」という視点で聞かれていることが多いです。企業側は、就職に対する意欲や、会社の方向性と本人の志向が合っているかを確認したいと考えています。
壮大なビジョンや完璧な計画を求めているわけではありません。現時点で、仕事に対してどのような思いを持っているかを知りたいのです。
強み活かしながら活躍するビジョンを伝えよう
自身の強みを活かしてどのように専門性を高めていきたいか、あるいはどのような社会人になりたいかといった、少し広めの視点での方向性や姿勢を伝えることが大切です。
入社後にどのように成長し、どのような価値を提供していきたいかを、企業の方向性とずれないように話すことで、より良い評価につなげていきましょう。
面接の将来展望ではあなたの未来に向けた成長志向を聞いている
「将来の展望」「キャリアプラン」など、似たような言葉で将来について問われることがあり、混乱するかもしれません。
しかし、採用の現場ではこれらの言葉を厳密に使い分けていないことが多く、どちらも「今後どのように自分を変化、成長させていきたいか」という、あなたの未来への意志を知るための質問だと考えて問題ありません。
「目標」は具体的なゴール地点を指すため少し意味合いが異なりますが、基本的にはあなたの成長意欲を問われているととらえましょう。
言葉の定義を正確に理解しておくことが、質問の意図を正しく汲み取るために大切です。
企業と自身の成長意欲を関連させて期待感のある話をしよう
企業がこの質問をするのは、入社後のミスマッチを防ぎたいという意図があります。「現状維持でいい」という人より、「こうなりたい」という成長意欲のある人のほうが、前向きに仕事に取り組み、長く貢献してくれると期待できるためです。
企業はあなたに投資をするわけですから、その投資に見合う成長をしてくれるかを見極めたいのです。
ただ「成長したい」と伝えるだけでなく、その企業の事業内容や理念と、自分の成長の方向性がどうリンクしているかを示せることが、より説得力を増すための鍵となります。
似たような質問として「どんな社会人になりたいか」と聞かれることもあります。次の記事では、企業がこの質問をする意図に触れながら、回答に詰まってしまう原因や対策を解説しているので確認してみてください。
以下の記事ではキャリアプランを聞かれたときの効果的な答え方を解説しています。キャリアプランについてどのように話そうか悩んでいる人はぜひチェックしておきましょう。
次のQ&Aでも「どんな社会人になりたいですか?」という質問への答え方をキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみてください。
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