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消費者金融への就職は「やめとけ」と言われるのはなぜですか?

現在就職活動中の大学3年生です。金融業界に興味があり、消費者金融を運営している会社も選択肢の1つとして検討しています。

しかし、ネットで「消費者金融はやめとけ」という意見が多数あり、ブラックなイメージやノルマが厳しいといった書き込みもあるため、不安を感じています。

実際のところ、消費者金融への就職は、なぜネガティブな意見が多いのでしょうか? また、もし就職した場合、どのような点で苦労する可能性があるのか知りたいです。

消費者金融への就職について、メリット・デメリットを含めて、客観的な意見をお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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タフな仕事内容や厳しいノルマの存在が原因

消費者金融への就職がやめとけといわれる背景には、過去の強引な取り立てやグレーゾーン金利といった問題によるネガティブなイメージや、厳しいノルマの存在があります。

融資件数や回収率といった数字で成果が管理されるためプレッシャーを感じやすいことや、返済に困っている顧客への対応など、精神的な負担が大きい場面があることは事実です。

金銭の返済も求めなければならない仕事なので、ときには厳しいやり取りも発生します。

厳しい分、得られるスキルもあると知ろう!

一方で、そうした厳しい環境だからこそ、金融知識や高い営業力が身に付くという大きなメリットもあります。顧客の課題を解決するための提案力や交渉力は、ほかの業界でも通用する強力なスキルです。

実際に就職を考える際は、こうした側面を理解したうえで、それでも得られるスキルや経験に魅力を感じるかどうかを慎重に判断する必要があります。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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ネガティブなイメージが根強く残ることが原因

「消費者金融」と聞くと、かつてのサラ金や高利貸しのイメージから、厳しい取り立てや法外な金利を連想し、ネガティブに感じる人も少なくありません。

この根強いイメージが、やめとけといわれるおもな理由と考えられます。しかし、現在は貸金業法をはじめとする法律やコンプライアンスが非常に厳しくなっていて、その実態は大きく変化しています。

世間のイメージと実態が異なることは、どの業界でもよくあることなので、自分の目で確かめる姿勢が大切です。

自分の目で確かめよう! 説明会参加がおすすめ

現代の消費者金融は、コンプライアンス遵守が徹底され、電話連絡の回数や時間帯も厳しく制限されています。

銀行のローン審査に通らない人々の急な資金需要に応える正規の金融サービスとして、社会的なセーフティネットの役割を担っている側面もあります。

興味があるのであれば、企業のWebサイトで公開されている労働条件を調べたり、説明会に参加したりして、正しい情報を集めることがおすすめです。

一般的に給与水準が高い傾向にある、という現実的なメリットも覚えておきましょう。

こちらの記事では業界ごとの仕事内容から動向までを徹底解説しています。金融業界についても解説しているので、興味のある人はチェックしておきましょう。

金融業界については、以下の記事に詳しくまとめています。金融業界の特徴や対策方法を網羅的に解説しているので、金融業界を志望する人はぜひ読んでみてください。

金融業界ではカード会社もやめとけと言われることがあります。次のQ&Aでは、カード会社がブラックというのは本当か? の疑問にキャリアコンサルタントが回答しているので、併せてチェックしてみてください。

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