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飲食業界はやめとけと言われるのは、なぜですか?

飲食業界に興味があり、就職先として検討しています。食べることが好きで、人と接する仕事に魅力を感じているからです。

しかし、ネットの掲示板やSNSを見ると「飲食業界はやめとけ」という意見をよく目にします。

長時間労働や休日が少ないといった書き込みを見て、本当に自分が働き続けられるのか不安です。実際のところ、どういう点が大変だと感じる人が多いのでしょうか?

飲食業界で働くことのやりがいや、入社前に知っておくべきことなども含めて、業界に詳しい方の意見を聞かせていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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飲食業界は労働時間や体力面でやめとけと言われる傾向がある

飲食業界は、ランチとディナーの営業時間の前後に仕込みや片付けがあるため、拘束時間が長くなる傾向があります。また、ゴールデンウィークや年末年始など、世間が休みのときが最も忙しい繁忙期となるため、友人や家族と休みを合わせにくいという側面も考えられます。

立ち仕事が中心の体力勝負であることや、給与水準、離職率なども「やめとけ」といわれる理由として挙げられるでしょう。

感謝やスキルの獲得がやりがい! 事前に企業について調べよう

しかし、一方で大きなやりがいもあります。顧客から「美味しかった」「また来ます」と直接感謝の言葉をいただける喜び、厨房とホールのスタッフが連携するチームワーク、食の専門性が身に付くことなど、多くの魅力があります。短期間で接客スキルなどが向上し、自身の成長を実感しやすい環境でもあります。

企業によって労働環境は大きく異なるため、求人票や面接で残業時間や休日数などをしっかり確認しておきましょう。

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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飲食業界特有の厳しさからやめとけと言われることがある

飲食業界ならではの厳しさがあることが理由です。

勤務時間が夜にずれ込むことが多く、生活リズムの維持が難しいといった労働環境の問題や、徒弟制度のような昔ながらの厳しい上下関係が残っている職場も少ないです。

そのため、この業界で働くには、評判を気にするくらいの気持ちではなく、厳しい環境でもやり抜くという覚悟が求められるでしょう。

スキルを身に付けることで目標とするキャリアに近づこう

しかし、技術を身に付ければ、独立開業など会社員以外の道も大きく開ける業界でもあります。

「将来は自分の店を持ちたい」といった強い野望がある人にとっては、挑戦しがいのある魅力的な業界だといえるでしょう。

飲食店の魅力的な志望動機の書き方は次の記事を参考にしてみましょう。仕事内容や求められるスキル、志望動機の例文を解説しています。

飲食店への就職を目指している人は次のQ&Aもチェックしてみてください。面接で好印象を残す志望動機の作り方を解説しています。

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