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コンサルティングの仕事がきついというのは本当ですか?

コンサルティング業界への就職を考えている大学3年生です。友人から「コンサルは仕事がきつい」という話をよく聞き、不安に感じています。

長時間労働や高い専門性を常に求められるなど、漠然としたイメージはありますが、具体的にどのような点が「きつい」と言われるのでしょうか?

激務なだけではなく、クライアントとの人間関係やプレッシャーなど、精神的な負担も大きいのか知りたいです。

やりがいも大きい仕事だとは思いますが、きつい面も知った上で、自分にコンサルティングの仕事が向いているのか判断したいので、リアルな部分について、ぜひ教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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コンサルティングはきつい! 知力も体力も必要とされる

長時間労働になりやすい点、そして常に成果を求められるプレッシャーが大きい点が理由として挙げられます。クライアントの業界も多岐にわたるため、案件ごとに新しい知識を短期間で吸収し続ける必要もあります。

また、社内には優秀な人材が多いため、常に競争にさらされるという厳しさもあります。知力、体力ともにハードな仕事であることは間違いありません。

圧倒的成長ができる! キャリアの選択肢が広がる魅力がある

厳しい環境ではありますが、その分、短期間で圧倒的に成長でき、ビジネススキルや問題解決能力が鍛えられます。経営層と直接やり取りすることで視座が高くなり、物事を広い視点で考える力が身に付きます。

数年経験を積めば、事業会社の経営企画、スタートアップの幹部、あるいは独立するなど、その後のキャリアの選択肢が大きく広がるのも魅力として押さえましょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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コンサルティングはプレッシャーのかかる要素が多いきつさがある

コンサルは「考える量」と「変化対応の速さ」が常に求められます。
短納期で仮説、検証、改善を回し、根拠を数字とストーリーで同時に示すため、知的疲労は大きめです。

高単価からくる期待値の高さによるプレッシャーもあります。

加えて、顧客の方針転換や社内政治、成果の不確実性などプレッシャーの源泉も多く、タフさが必要です。ときに長時間稼働が求められることもあります。

成長環境が手に入る! 学生のうちから思考力を鍛えよう

とはいえ、経営の意思決定に近い位置で大きな課題に挑める達成感、若手でも裁量が持てる成長環境、優秀な同僚から学べる刺激は非常に大きいです。

向いているのは「曖昧さに耐えて前進できる」「抽象と具体を行き来して言語化できる」「フィードバックを歓迎し行動に落とせる」「時間と体力の自己管理ができる」といった人です。

対策としては、業界研究でファームごとのプロジェクト特性、働き方を比較、ケース面接の練習で思考の筋力を鍛え、学生のときの「企画立案、実行、検証」経験を成果と言葉で整理することが挙げられます。

入社後のセルフケアとして睡眠、運動、栄養の管理や、境界線の引き方も、長く活躍する鍵となるでしょう。

コンサルティングの仕事内容は次の記事でも詳しく解説しています。向いている人の特徴についても説明しているので、コンサルティングの仕事に就きたい人は参考にしてみてください。

コンサル業界を志望している人はこちらの記事もチェックしておきましょう。コンサルの志望動機で採用担当者を惹きつけるコツを解説しています。

コンサル業界の離職率の実態については、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。コンサル業界の離職率が気になる人は確認しておきましょう。

あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう

就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。

そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります

自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。

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