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繊維業界はやめとけと言われている理由は何ですか?
就職活動を控えている大学3年生です。ファッションやものづくりに興味があり、繊維業界を志望しています。
しかし、インターネットで「繊維業界」と検索すると「やめとけ」というキーワードもよく一緒に出てきます。
なぜそう言われているのか、具体的な理由を知りたいです。給料が低い、労働環境が厳しいとか、ネガティブな意見も見かけますが、これは実際のところどうなのでしょうか?
繊維業界の仕事のやりがいや魅力も知りたいので、リアルな現状とあわせて教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
表面的な情報に流されないことが重要!
やめとけといわれるのは、アパレル業界におけるグローバルな競争激化や、国内の人口減少といったネガティブな側面があるからだと考えられます。
しかし、これも業界の一面を切り取った見方です。繊維業界では、新しい機能をもつ原材料の開発や、サブスクリプションのような新しい販売チャネルの多様化など、常に進化を続けています。
業界ではなく「業種」に絞って深掘りしよう
重要なのは、「繊維業界」とひとくくりにせず、業界のなかにある多様な「業種」に目を向けることです。繊維業界には、原材料を扱う商社、新しい生地を開発する素材メーカーなどさまざま業種があります。
どの分野に興味があるのかを考えて、選択肢を2~3つに絞り、深く掘り下げて調べてみてください。
ネガティブなイメージだけで判断は早い
「やめとけ」といわれる背景には、旧態依然とした体質、市場の縮小と海外移転、労働条件の問題といったネガティブなイメージがあると考えられます。しかし、これらのイメージだけで判断するのは早計です。
新しい技術と社会貢献に目を向けよう!
繊維業界には、アパレル以外にも大きな可能性があります。
たとえば、新素材・新技術の開発として水の浄化フィルターや医療分野で使われる特殊な繊維などがあり、SDGsへの貢献として省エネや防災にかかわる製品も期待される分野です。
古いイメージにとらわれず、新しい技術や社会貢献といった視点で業界を調べてみると、やりがいを見つけられるはずです。
以下の記事は理系女子の就職におすすめの業界を紹介しています。その中で繊維業界についても解説しているので、繊維業界について知りたい人は参考にしてみてください。
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