Q
その他
回答しない
ビジネスの場で使える「前向きに検討」の言い換え表現はありますか?
社会人1年目です。
会議などで「前向きに検討します」という言葉をよく聞くのですが、本当に検討しているのかが伝わらない気がしています。また、目上の人に対しても、この言葉を使って良いのかも不安です。
先輩からは「とりあえずそう言っておけば良い」と言われたのですが、ほかの言い換え表現はないのでしょうか?
相手に誠意が伝わる、より具体的な「前向きに検討」の言い換え表現や、状況に応じた使い分け方を教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
曖昧さを減らすことが信頼につながる! 次の行動と期限を示そう
おっしゃる通り、「前向きに検討します」という言葉は、受け手によっては曖昧で誠意が伝わりにくいことがあります。
その曖昧さをなくし、真摯な姿勢を示すためには、具体的な「次の行動」や「期限」を付け加えるのが非常に有効です。
たとえば、ただ「検討します」と答えるのではなく、「一度持ち帰り、社内で確認のうえ、今週の金曜日までにご回答します」や、「可能性を含めて精査し、要件A・Bの可否を確認します」、「前向きに進めたいと考えています。概算見積の提示は◯日で問題ありませんか」、「大変魅力的なお話です。決裁プロセスにそって、来週の会議で協議します」といったように、具体的なアクションを伝えることで、相手は安心して待つことができます。
どうしても要望通りにいかない場合は「理由」と「代替案」をセットで伝えよう
もし相手の要望に応えるのが難しい場合も、ただ断るのではなく、「現行のスケジュールでは難しいのですが、開始日を〇日に変更させていただけるのであれば対応可能です。ご検討いただけますでしょうか」というように伝えましょう。
「できない理由」「代替案」「次の接点」をセットで提示することで、対話の扉を閉ざさず、建設的なコミュニケーションへとつなげることが可能です。
具体的な次のアクションと共に伝えると誠意が伝わる
「前向きに検討します」という言葉が、ときと場合によって不誠実に聞こえてしまうのではないか、というその感覚は非常に鋭いですね。
おっしゃる通り、もし相手に本気度が伝わっていないと感じるなら、それは言葉自体よりも、とりあえず言っておこうという気持ちが相手に見透かされているからかもしれません。
相手に誠意を伝え、かつ自分も正直でいるためには、その言葉をより具体的な次のアクションを示す言葉に置き換えるのが有効です。
「前向きに検討するためにどうするのか」の部分を具体的に示そう
たとえば、一度持ち帰って上司やチームに相談する必要があるなら「一度持ち帰り、社内で共有させていただきます」や「検討事項として上げさせていただきます」と言うのが適切です。
提案内容をしっかり精査してから返事をしたいのであれば、「内容を精査し、改めてご連絡いたします」と伝えるのが良いでしょう。
大切なのは、とりあえずの返事として使うのではなく、その場で自分が「本当に次におこなうこと」を正直に伝えることです。そうすれば、あなたの真摯な姿勢は言葉遣いを通して、きっと相手に伝わりますよ。
面接のときに「前向きに検討します」と言われて混乱してしまったことがある人もいるかもしれません。次の記事では、面接でよく使われる「前向きに検討」の言葉の意味や、使う意図を解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
こちらのQ&Aでも、面接で「前向きに検討する」と言われた相談者に向けて、その意図を回答しています。併せて参考にしてみましょう。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人