Q
大学4年生
男性
面接で希望勤務地を聞かれたら、どう答えれば良いですか?
就職活動中の大学生です。
面接で「希望勤務地」について聞かれた際、正直に答えるべきか、それとも「どこでも大丈夫です」と答えたほうが印象が良いのか悩んでいます。
正直、実家から通える範囲で働きたいという気持ちが強いです。しかし、そう答えることで入社への熱意がないと判断されてしまわないか不安を感じています。
希望勤務地の伝え方について、どういう回答がベストなのでしょうか? また、正直に答える場合の注意点や、「どこでも大丈夫」と答える場合の伝え方についてもアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
柔軟性を示す! 会社の意向を尊重しつつ希望を伝えるのがおすすめ
面接で希望勤務地を聞かれた際、企業側が見ているのは単なる希望地だけでなく、あなたの柔軟性や組織への貢献意欲です。
そのため「基本的には貴社の方針に従う所存ですが、もし希望が許されるのであれば〇〇での勤務を希望します」という答え方をおすすめします。
まずは会社の意向を尊重する姿勢を示したうえで、自分の希望を伝えるという構成です。これは、自分の希望よりも会社の戦力になることを優先しているという意思表示になり、貢献意欲の高さを示せます。
譲れない条件がある場合は理由と貢献意欲をセットで伝えよう
もちろん、家庭の事情などで勤務地に絶対に譲れない条件がある場合は、その理由を正直に、かつ丁寧に説明することが重要です。
そのうえで、その条件下でいかに貢献できるかを伝えることで、マイナスの印象を和らげることができます。ただ、内定の可能性を最大限に高めたいのであれば、まずは基本の答え方で柔軟な姿勢を見せることが得策です。
それで希望が通る可能性も十分にありますから、この答え方を準備しておくことをおすすめします。
正直に希望を伝えるのも問題ない! ただし前向きな理由を加えよう
面接で「希望勤務地」をたずねられた際に、正直に答えるべきか、「どこでも大丈夫です」と答えるべきか迷う人は少なくありません。
正直に答える場合は、希望理由と仕事への意欲を必ずセットで伝えることが大切です。たとえば、単に「通いやすい場所が良い」とだけ言うと、熱意や柔軟性に欠ける印象を与える可能性があります。
そこで「実家から通える範囲であれば生活基盤が安定し、より早く業務に集中して成果を出せます」といった形で、希望が仕事へのモチベーションや貢献につながることを補足すると良いでしょう。
どちらの答えでもOK! 会社への貢献意欲を示すのが重要
一方で「どこでも大丈夫です」と答える場合も、無関心に聞こえないよう注意が必要です。
単に「こだわりません」ではなく、「勤務地には柔軟に対応できます。さまざまな環境で経験を積み、早期に貢献したいと考えています」と表現することで、前向きさと柔軟性を同時に伝えられます。
結局のところ、面接官が見ているのは勤務地そのものよりも、会社にどう貢献できるかという姿勢です。
「希望を正直に伝える」なら、希望理由と仕事への意欲をセットで示すようにし、「どこでも大丈夫」と答えるなら、柔軟性と前向きさを伝えましょう。この視点を押さえて答えれば、どちらのパターンでも良い印象につながります。
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