Q
大学4年生
女性
エントリーシートを入れる封筒は、茶色でも大丈夫ですか?
現在、就職活動をしており、ESを郵送で提出する企業があります。
市販の茶色い封筒に書類を入れて準備していたのですが、先日友人が「茶色い封筒は印象が良くなさそうだよね」と言っていて、今更ながら不安になっています。
白い封筒のほうが清潔感があって丁寧な印象になるのでしょうか? 茶色い封筒でも問題ないのか、もし失礼にあたらないのであれば、どのような点に注意して郵送すれば良いのかについても教えていただきたいです。
そのほかに、封筒の書き方や切手の選び方など、郵送に関する注意点があれば併せてアドバイスをお願いいたしします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
白封筒が一般的! 茶封筒でもマナーを守ればOK
ESなどの応募書類を送付する際は、A4サイズの書類が折らずに入る「角形2号」の白封筒を使用するのが一般的で、見た目もきれいに整います。
茶封筒がマナー違反というわけではありませんが、事務的な印象が強いため、できれば白封筒を選ぶと良いでしょう。
もし茶封筒を使う場合は、中身が透けない厚手のものを選び、書類が汚れないようにクリアファイルに入れてから封入するのがおすすめです。
送る際は宛名や封の仕方など細部まで気を配ろう!
宛名は黒インクのペンを使い、縦書きで「〇〇株式会社 御中」と丁寧に記載します。封筒の左下には、赤字で「応募書類在中」と書き、定規を使って四角く囲みましょう。
封をするときは、剥がれないようにスティックのりを使い、封かん部分には「〆」の印を記載します。
書類は、送付状、ES、その他の書類という順に上から重ね、左上をクリップで留めてから封入しましょう。郵便局の窓口で重さを量ってもらい、料金不足を避けて投函してください。
白封筒が推奨ではあるが茶色でも問題はない
結論から言うと、茶色の封筒でも大きなマナー違反にはなりませんが、一般的には白い封筒が推奨されます。なぜなら、白い封筒はビジネス文書の標準とされており、よりフォーマルで清潔感、誠実さといった印象を与えやすいからです。
就職活動では、A4サイズの書類が折らずに入る白い無地の角形2号封筒を使うのが最も一般的です。
茶色の封筒は、どちらかというと社内文書に使われるイメージが強く、ほかの応募者の白い封筒と並んだ際に、少し見劣りしてしまう可能性は否定できません。
しかし、もし手元に茶色の封筒しかなく、それを使う場合は、宛名ラベルをきれいに貼ったり、宛名を丁寧な楷書で書いたり、封筒自体にシワや汚れがないか確認したりといった配慮をすれば、それほど大きな問題にはならないでしょう。
書き方やマナーを徹底して良い印象につなげよう
封筒の書き方としては、縦書きのほうがよりフォーマルな印象になります。宛名は会社名、部署名を正確に記載し、部署宛てなら「御中」、担当者個人宛てなら「様」を忘れずに付けましょう。自身の住所と氏名は、封筒の裏面、左下に記載します。
封をする際は、のりや両面テープでしっかりと封をし、閉じ目に「〆」というマークを書くと、より丁寧な印象となるでしょう。
郵送する際には注意が必要です。A4サイズが入る角形2号封筒は定形外郵便となることが多く、重さによって料金が変わります。料金不足で返送されてしまうのを避けるためにも、ポストに投函するのではなく、郵便局の窓口に直接持って行き、重さを量ってもらって正確な料金分の切手を貼るか、その場で料金を支払うのが最も確実です。
また、中の大切な書類が雨で濡れたり、折れ曲がったりしないように、書類はクリアファイルに入れてから封筒に入れることを強くお勧めします。
宛名書きに使うペンは、黒色の油性のサインペンやボールペンを使用し、鉛筆や消えるタイプのペンは避けましょう。最後に、締め切りには余裕を持って投函するように心掛けてくださいね。
こちらの記事ではエントリーシート(ES)の書き方について詳しく解説しています。郵送する際の封筒の書き方も説明しているので、参考にしてみてください。
ESを書くときに文末表現を「ですます」にするか「である」にするかを悩む人も多いのではないでしょうか。次の記事では文末表現を使い分けるテクニックを紹介しているので、ぜひ確認してみてください。
以下のQ&Aでは、ESの送付状を手書きで作るべきか? の質問にキャリアコンサルタントが回答しています。併せて参考にしてみましょう。
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