Q
大学4年生
女性
タトゥーがあると就活は不利になりますか?
現在就職活動中の大学生です。
私は腕にタトゥーを入れているのですが、就活において不利になるのではないかと心配しています。面接の際は長袖で隠すつもりですが、企業によっては健康診断などで見られてしまうのではないかと不安です。
タトゥーがあると採用担当者にマイナスの印象を持たれてしまうのでしょうか? また、タトゥーを理由に不採用となるケースは実際にあるのでしょうか?
もし不利になりやすい場合、カバーするために就活中どのような点に気を付ければ良いのか、アドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
業界によっては不利になる場合も! 自身の志望業界の規則を確認しよう
タトゥーが就職活動に不利になるか、という質問ですね。結論から言うと、志望する業界や職種によっては、不利に働くケースがあるというのが実情です。
たとえば、官公庁や金融系といった、顧客からの信頼性や堅実さが特に重視される保守的な業界では、就業規則で「見える範囲のタトゥーは禁止」と定めている企業も少なくありません。
一方で、IT業界やクリエイティブ業界、美容業界など、個人の表現や個性を尊重する文化のある業界では、タトゥーがあること自体が問題視されないケースも増えています。
TPOをわきまえた対応が必須! 勤務に支障がないようにしよう
どちらの業界を目指すにせよ、最も大切なのは「勤務中に業務に支障がないか」という点です。
面接時などでは、衣服で見えないように配慮するなど、TPOをわきまえた対応を心掛けることが、社会人としての基本的なマナーとして求められます。
健康診断などで見られる可能性はありますが、それ自体が直接的な不採用理由になることは稀で、あくまで勤務中の状況が重視されると考えて良いでしょう。
不利になる可能性も! 世代間の意識差に注意が必要
タトゥーが就職活動に与える影響についてですね。その程度や場所にもよりますが、正直なところ、マイナスの印象を持たれる可能性は否定できません。隠せるのであれば、長袖などで隠しておくのが最も無難です。
その理由は、採用担当者である40代、50代の世代と、今の20代の皆さんとでは、タトゥーに対する意識に大きなギャップがあるからです。
若い世代にとってはファッションの一部かもしれませんが、上の世代の中には、未だにタトゥーに対して「反社会的」「不真面目」といった強い偏見を持っている人が少なくありません。
隠すのが無難! 専用の化粧品も検討しよう
面接の場で、タトゥーに対する考え方の違いを議論するわけにもいきませんから、無用なリスクを避けるためには隠すのが賢明です。
健康診断などで見られるのが心配であれば、小さいものであれば絆創膏、大きいものであればカバー力の高いファンデーションやコンシーラーなどで一時的に隠すといった工夫も考えられます。
大切なのは、あなたの能力や人柄が、タトゥーという外見だけで判断されてしまう可能性を、できる限り減らすための配慮をすることです。
以下のQ&Aでは、健康診断の結果が悪いと内定取り消しになることはあるか? の疑問にキャリアコンサルタントが回答してます。健康状態が気になる人はチェックしてみてください。
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