Q
大学3年生
男性
公務員試験の面接カードはいつ書くのですか?
公務員試験の勉強を進めています。筆記試験の対策はしているのですが、面接カードがいつ頃配布されて、いつまでに提出すれば良いのかわからず不安です。
面接カードは、自己PRや志望動機など、面接で話す内容の土台になる重要なものだと聞きました。
どのくらいの時期から準備を始めるべきでしょうか? また、書くうえでのポイントや今のうちからやれる対策があれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
一次試験の後2週間程度で書くことが多い! 早めから対策を進めておこう
一般的には一次試験(筆記試験)の合格発表後に配布され、面接日までの1~2週間程度の準備期間が設けられることが多いです。ただし、自治体によっては筆記試験の前に提出を求める場合や提出期限が短いケースもあるため、必ず募集要項や案内文を確認しておきましょう。
準備の開始時期については、筆記試験対策と並行して少しずつ自己分析を進めておくことをおすすめします。
「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「長所・短所」「公務員としての将来像」などが問われることが多いため、早めに原稿のたたきを作り、筆記試験後は清書やブラッシュアップに集中できるようにしておくのが理想です。
簡潔かつ具体的なエピソードを盛り込んだ面接カードで心をつかもう
ポイントは、簡潔で読みやすいことです。面接官は多くのカードを短時間で目を通すため、長い文章よりも要点が整理されていることが好印象につながります。そして、具体的なエピソードを盛り込むことも大切です。
今できる対策としては、まず過去の経験を振り返り、学生生活で取り組んできたことや大切にしてきた価値観を書き出してみましょう。そのうえで、価値観を公務員として働く姿と結び付ける練習をしておくと、面接カード作成時にスムーズに書けますよ。
志した瞬間から準備開始! 自己分析を深めよう
公務員試験における面接カードは、あなたの志望動機や自己PRを伝える非常に重要な書類であり、採用面接はこのカードにもとづいておこなわれます。
提出締め切りは決まっていますが、その重要性を考えると、できる限り早い段階から準備を始めることが合格への鍵となるでしょう。
極端に言えば、公務員になろうと決意したその瞬間から、自己分析を始めて面接カードの作成を意識していただきたいです。
カードに記載する内容は、単なる事実の羅列ではなく、「なぜ公務員を志したのか」「その中でもなぜこの役所なのか」という動機やきっかけから、「自身のどのような能力や特性を、公務員の仕事でどのように活かせるのか」までを、具体的かつ説得力を持って記述する必要があります。
独りよがりな文章にならないよう、客観的に審査してもらえる指導者や仲間を作っておくと、なお良いです。
提出直前まで改善して最高のカードを完成させよう!
そして何よりも大切なのは、一度完成したと思っても提出期限のギリギリまで内容を見直し、改善し続けることです。
たとえば提出期限1カ月前に面接カードが完成したとしても、その後の1カ月で身の回りに起きた出来事や、入庁を希望する役所に関連する重大ニュースが起きることがありえます。
その場合は、それらを入れ込んだ内容にカードを更新していくべきでしょう。
この記事では、面接カードの書き方や作成時の注意点、質問項目別の例文を解説しています。この記事を参考にして、自分の魅力を引き出せる面接カードの書き方を身に付けましょう。
こちらの記事では、市職員採用試験の中に含まれる面接について回答例を紹介します。市役所についての理解を深め、対策を進めていきましょう。
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