Q

大学4年生
女性

歯科受付の面接で聞かれることにはどんなものがありますか?

今度、歯科医院の受付の面接を受ける予定の者です。

受付の経験はありません。志望動機や自己PRを考えているのですが、歯科医院ならではの質問があるのかわからず、少し不安に感じています。

どのようなことが聞かれるか、具体的な質問例を教えていただきたいです。

また、未経験でも面接官に良い印象を残すためには、どんなことをアピールするのが特に効果的なのでしょうか? 質問全体の答え方や対策のポイントなど、ぜひアドバイスがあればお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

プロフィールを見る

協調性や新しい業務への取り組み姿勢を探る質問が多い!

歯科医院の受付は、患者さんが最初に接する窓口であり、医院全体の印象を左右する重要なポジションです。面接では一般的な志望動機や自己PRに加えて、患者対応力や協調性を確認する質問が想定されます。

また、歯科医院は少人数体制で運営されることが多いため、人が入れ替わると大きな負担になるのです。そのため「長く働けるか」「未経験でも新しい業務を前向きに覚えられるか」はよく確認されます。

たとえば「医療用語やレセプト業務はこれから学ぶ必要があると理解していますが、前向きに勉強して早く戦力になりたい」と伝えれば、真摯な姿勢が伝わるでしょう。

未経験者は具体的なエピソードで差別化! 笑顔と丁寧さでアピールしよう

未経験の人が面接で良い印象を残すためには、笑顔と丁寧なコミュニケーションを強調することがポイントです。

歯科医院に来る患者さんは、多くが治療に不安や緊張を抱えています。その不安を少しでも和らげられる受付スタッフは非常に重宝されるでしょう。

答え方のコツは、抽象的な表現より具体的な行動で示すことです。

「明るく丁寧に接客できます」というだけではなく、「アルバイト先では顧客の名前を覚えて声をかけることを心掛けました」などの具体例を加えると説得力が増します。

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

プロフィールを見る

志望理由やトラブル対応に関する質問をされる傾向がある!

歯科受付の面接では、一般的な職種と同様の質問に加えて、歯科医院ならではの質問をされることがあります。

よく聞かれるのは、「なぜほかの職種ではなく歯科受付を選んだのか」「その中でも、なぜ当院を選んだのか」「受付業務において、あなたが最も大切だと思うことは何か」といった質問や、「もし予約が重複してしまったらどう対応しますか?」といったトラブル対応のシミュレーションなどです。

これらの質問に答える際は、「なぜこの歯科医院を選んだのか」「その中でどのような役割を果たしたいか」を明確に伝えることが重要な点となります。医院の特徴や理念を事前に調べ、自分の志望理由と結び付けると説得力が増すでしょう。

また、特に未経験の場合は「どのように業務知識を習得していきますか?」といった質問や、「治療に対して少し消極的な患者様には、どのように対応しますか?」といった、実際の場面を想定した質問をされる可能性も考えられます。

素直さと熱意を伝えてあなたの人柄をアピールしよう

歯科受付の仕事は、顧客への対応や予約管理、電話応対など多岐にわたります。そのため、コミュニケーション能力や臨機応変さをアピールすると良い印象を与えられるでしょう。

実際の業務をイメージし、自分がどのような対応をするか、何を心掛けたいかを整理しておけると良いですね。

何よりも大切なのは、「素直さ」と「熱意」をしっかりと伝えることです。たとえ経験がなくても、「新しいことを積極的に学びたい」という意欲や、顧客への細やかな気配りができる温かい人柄を伝えることで、あなたの魅力は十分に伝わるはずですよ。

こちらの記事では、受付事務の志望動機について解説しています。自信を持って履歴書や職務経歴書に記載できる志望動機を作っていきましょう。

こちらの記事では、歯科助手の志望動機の魅力的な書き方について解説しています。歯科助手を目指している人はチェックしてみてください。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア