歯科助手の志望動機の書き方|一般事務や類似職種との違いは?

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  • キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表

    Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う

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  • キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

    Rie Kuwata〇2018年にキャリアコンサルタントとして独立。企業対象の研修講師や各学校でのキャリアカウンセラーを経てハローワーク就職支援ナビゲーターを務め、年間約3,000名の相談を受けている

    プロフィール詳細
  • キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士

    Misako Sugihara〇石川県金沢市を拠点に15年にわたり就職支援に携わる。2年前からは転職支援も手掛けている

    プロフィール詳細

医療の現場で歯科医師をサポートする重要な役割を担う歯科助手。しかし、歯科助手を目指したいと思っているものの「具体的な仕事内容がよくわからないから志望動機がまとまらない」「差別化できる志望動機の書き方に悩んでいる」といった人も少なくありません。

歯科助手のおもな仕事は、歯科医師や歯科衛生士が診療を滞りなくおこなうための診療補助です。しかし、時には会計やレセプトの作成などを含む事務作業などもおこないます。そのため、一般事務と明確な志望動機の差別化ができず、悩んでいる学生も多いのではないでしょうか。

この記事では、キャリアアドバイザーの野村さん、桒田さん、杉原さんのアドバイスを交えつつ歯科助手の志望動機の魅力的な書き方を解説します。歯科助手を目指している人はぜひ実践してみてくださいね。

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歯科助手の志望動機は医院の特徴に合わせて書こう

一口に歯科医院といっても、それぞれに特徴や得意な領域があります。記事では、まず歯科助手の仕事内容や働く場所を詳しく解説します。歯科助手の仕事は、歯科診療所や訪問歯科など勤務先によって少しずつ異なるので、最初に押さえておくと志望動機が書きやすくなりますよ。

また、歯科助手に求められるスキルも診療科目によって変わってきます。たとえば、患者の年齢が低い小児歯科では子どもへの対応力が、治療が長期にわたる矯正歯科では患者のモチベーションを引き出すコミュニケーション能力が特に重要視されます。

そのため、志望動機は一つのテンプレートから作成するのではなく、志望する歯科医院の特徴に合わせて作成しましょう。また中盤では「歯科助手と仕事が重なることから一般事務との志望動機の差別化に困っている」という悩みに就活のプロであるキャリアコンサルタントが対策を解説しているので、ぜひ実践してみてくださいね。

さらに記事の後半では、診療科目別の志望動機例文も紹介します。自分の希望する診療科目の志望動機を見ながら、文章をブラッシュアップしてみましょう。

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そもそも歯科助手ってどんな仕事?

歯科助手のおもな仕事は、歯科医師や歯科衛生士のサポートです。具体的には、治療の準備や器具の滅菌、患者の誘導や対応など、診療がスムーズに進むように支援します。また、受付業務や会計、保険請求などの事務作業も担当します。

つまり、歯科助手は、診療から事務まで、歯科医院運営のあらゆる面でサポート役として活躍しているのです。

ただし、歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士のように直接的な治療や処置はおこないません。志望動機を書くときに「治療」について触れる際には、「治療のサポートをおこないたい」と書くなど、十分に注意しましょう。

歯科助手と間違えやすい職種

  • 歯科医師
    患者の口腔内の診断や治療をおこなう専門家。虫歯や歯周病の治療、入れ歯や矯正装置の作成など、口腔に関する幅広い治療を担当。
  • 歯科衛生士
    歯科医師の指示のもと、患者の口腔内の清掃や予防処置をおこなう専門家。歯石除去や歯のクリーニング、フッ素塗布など、口腔の健康維持と予防に関する処置を担当。

さらに、歯科助手は、歯科医院の運営における事務作業のスペシャリストでもあります。カルテ管理、会計、保険請求など、診療報酬にかかわる複雑な事務処理を正確かつ効率的におこなうことで、歯科医院の経営を支えています。これらの業務は、歯科医師や歯科衛生士の仕事とは異なる専門性が求められます。

診療のサポートから患者との信頼関係の構築、事務作業まで、多岐にわたる業務をこなす歯科助手は、まさに歯科医院を支える「縁の下の力持ち」といえます。

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歯科助手になるために、国家資格などの専門資格の有無は問われますか?

桒田 里絵

プロフィール

歯科助手になるために国家資格の有無を問われることはない

国家資格の有無を問われることはないですが、歯科助手は歯科医院の運営がスムーズにおこなわれるための事務、接客、医師や歯科衛生士のサポートを一手に引き受けることになるため、専門的な知識も必要とされます。

たとえば、医療機関に特有のレセプト処理などです。それらの知識について学び、その達成度を証明する民間資格として、「日本歯科医師会 歯科助手資格認定制度」「歯科アシスタント検定試験」「歯科医療事務管理士技能認定試験」などがあります。

これらの資格を取ることにより歯科助手に必要な基礎知識の証明になり、採用にも有利になります。前向きに取得を考えてみると良いでしょう。

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歯科助手の勤務先は2パターンに分かれる

歯科助手の職場

歯科助手の働く場所は、大きく分けて2つのパターンがあります。一つは歯科診療所、もう一つは訪問歯科です。それぞれの勤務先で求められる役割や仕事内容は異なるため、自分の適性や興味に合った選択が重要になります。

新卒から歯科助手を目指す際には、これらの勤務先の特徴を理解し、自分に合った環境で働くことが、長期的なキャリア形成に役立ちます。

ここでは、歯科診療所と訪問歯科それぞれの特徴と、歯科助手の具体的な仕事内容について詳しく見ていきましょう。

歯科診療所

歯科治療を受けるためには、歯科医院やデンタルクリニックに足を運ぶのが一般的だと考える人もいるでしょう。このような形態の診療は、外来診療と呼ばれています。

その外来診療の中で、私たちが歯のトラブルを抱えたときに足を運ぶ場所が歯科診療所です。歯科診療所には、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、審美歯科など、さまざまな専門分野があります

働く歯科助手に求められる知識やスキルも、これらの診療所の専門分野に応じて異なるケースがあるので、一つずつ見ていきましょう。

一般歯科

一般歯科は、虫歯や歯周病の治療、定期的な歯のクリーニングなど、幅広い歯科治療をおこないます。中でも歯科助手は、治療の準備や片付け、器具の滅菌、患者の誘導や対応など、診療全般をサポートします

もう少し具体的に、一般歯科での歯科助手の仕事内容を想像してみましょう。まずは患者を診療室に案内し、椅子に座ってもらうところから仕事が始まります。治療中は必要な器具を準備し歯科医師に手渡したり、歯科医師の指示に従って、吸引器の操作や器具の受け渡しをおこなったりします。

治療が終われば、使用した器具を片付け、滅菌処理をおこなうのも歯科助手の仕事です。また、レントゲン撮影や歯型取りなどの補助的な業務も担当します。

一般歯科は、幅広い年齢層の患者が訪れるため、コミュニケーション能力と柔軟な対応力が求められます。子どもから高齢者まで、それぞれの患者に合わせた声かけや説明が必要です。治療に対する不安を和らげ、リラックスして治療を受けられるように配慮することも歯科助手の仕事です。

野村 芳克

プロフィール

歯科助手は歯医者の右腕として患者の治療をスムーズに進めるため、手際よく診療室を整えレントゲンや器具の準備もバッチリにして不安を感じている人に対しても優しく笑顔でお出迎えし、安心な治療への雰囲気をつくる演出家だといえます。

小児歯科

小児歯科は、子どもの歯の健康を守るために特化した歯科診療所です。歯科助手は、子どもの不安を和らげ、リラックスして治療を受けられるようにサポートすることが重要です

具体的には、子どもが怖がらないように、優しく話しかけ、治療の説明をわかりやすくおこないます。時には絵本やおもちゃを使って、歯医者さんへの興味を引き出すことも。治療中は、子どもの様子を観察し、痛みや不安がないか確認します。泣いてしまった子どもには、優しく声をかけ、落ち着くまでそばにいてあげることが大切です。

また、保護者への説明や対応も歯科助手の重要な役割です。小児歯科では、子どもの成長に合わせた口腔ケアの知識が必要とされます。子どもの歯の状態や、家庭でのケア方法について、医師の指示に基づいて説明を求められることもあります。

桒田 里絵

プロフィール

小児歯科は患者が子どもなので、嫌がったり、じっとしていられなかったりするなど治療に支障が出る場合があります。子どもたちが落ち着いて治療を受けられるような環境作りや接し方の工夫が必要とされます。

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矯正歯科

矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの問題を治療する専門分野です。歯科助手は、ブラケットや矯正装置の取り扱いに関する知識が必要です

具体的には、歯科医師の指示に従って、ブラケットのボンディングや、ワイヤーの装着の準備をおこないます。また、定期的な通院の予約管理といった基本的な業務のほかに、歯科医師が患者の口腔内の写真撮影や歯型取りをおこなう際のサポートもおこないます。矯正装置の管理や、器具の滅菌も歯科助手の仕事です。

また、矯正治療は長期間にわたることが多い傾向にあります。そのため、歯科医師や歯科衛生士と連携し、患者が前向きに治療を受けられるようなモチベーションを維持するサポートも重要な仕事です。

杉原 美佐子

プロフィール

とにかく歯科助手は、患者の口には触れません。器具の準備と後片付けが仕事です。歯科医師や歯科衛生士は法律で業務が決まっていますが、歯科助手はそうした法規制以外が業務範囲なので、さまざまな業務をやる必要があります。

口腔外科

口腔外科は、口腔内の外科的治療をおこなう専門分野です。親知らずの抜歯や、口腔がんの手術など、より患者の身体に負担がかかる治療を担当します。

業務内容として滅菌された器具の用意をおこなう点などは、ほかの歯科診療所と変わりません。しかし口腔外科の歯科助手は、手術の準備や介助、術後の管理などが仕事に加わります。

歯科医師の指示に従って、器具の受け渡しや吸引器の操作をおこなうだけでなく、出血量の測定や、患者のバイタルサインのチェックも歯科助手の仕事です

また手術後は、患者の容態を観察し、痛みや腫れがないか確認します。術後の注意点を説明し、次回の通院予約を管理するのも歯科助手の仕事です。不安な様子の患者には優しく声をかけ、サポートすることが求められます。

口腔外科の歯科助手を目指しています。口腔外科では手術などがあると聞いたのですが勤務時間や勤務形態なども、ほかの歯科診療所と違いがあるのでしょうか?

桒田 里絵

プロフィール

ほかの歯科診療所との大きな違いはないが、勤務時間が延長されることがある

勤務時間や勤務形態に大きな違いはありませんが、口腔外科に特徴的なこととして手術と入院があります。

一般の歯科は勤務時間が延長されることはほとんどありません。口腔外科でも手術はある程度時間を決めておこなうと思いますが、想定外のことが起こる場合もありますし、術後の片付けも必要です。

また、そのまま入院となる場合もあり、入院手続きや家族の対応で時間外の労働となる場合も考えられます。

審美歯科

審美歯科は、歯の見た目の改善を目的とした治療をおこないます。ホワイトニングや、セラミック治療など、美容的な要素が強い分野です。歯科助手は、治療の説明や、患者の要望を的確に歯科医師に伝えることが重要です。

具体的には、シェードガイドを使って患者の希望する歯の色をヒアリングし、歯科医師に引き継ぎます。治療中は歯科医師の指示に従って、器具の受け渡しや薬剤の準備をおこなうことはもちろん、使用する材料や器具の管理、在庫チェックも歯科助手の仕事です

特に審美歯科では、院内の清潔で明るい雰囲気を乱さないために、歯科助手自身の身だしなみにも気を配る必要があります。清潔感のある服装や、明るい表情で患者に接することが大切です。

野村 芳克

プロフィール

審美歯科は、歯の美しさを追求する治療であり、歯の色や形を改善します。一方、矯正歯科は、歯並びや噛み合わせの修正をおもな目的とし、金属製のパーツや金属線などを使って歯を移動させて治療を進めていくという違いがあります。

訪問歯科

訪問歯科は、通院が困難な患者のもとへ歯科医師や歯科衛生士、歯科助手が訪問し、歯科治療をおこなうサービスです。おもに、高齢者や障がいがある方が対象となります。歯科助手は、訪問先での診療の準備や片付け、器具の管理など、診療のサポートをおこないます。

具体的には、訪問先に必要な器具や材料を準備し、訪問します。治療中の仕事内容は外来診療の場合とさほど変わりません。ただし、患者の自宅や施設で、診療スペースを確保し、治療の準備をおこなう点は訪問歯科ならではの特色といえます。

また、患者やご家族とのコミュニケーションを通して、信頼関係を築くことが大切です。患者の生活環境や、全身の健康状態を把握し、それに合わせた対応をおこないます。訪問歯科では、歯科診療所とは異なる環境での仕事になるため、柔軟な対応力と細やかな気配りが求められます。

桒田 里絵

プロフィール

訪問歯科では車で移動するため、運転するのは歯科助手の仕事であることが多いです。また、患者に持病や障がいがある場合がほとんどで自力で体を動かせない場合もあるため、治療が安全におこなえるようサポートをする必要もあります。

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歯科助手のおもな5つの仕事内容

歯科助手は、歯科医院という場において、患者と歯科医師の橋渡し的な存在であり、歯科医療の質の向上に大きく貢献しています。

「歯医者」に対して怖いイメージを持っている患者は少なくありません。実際に自分自身が、治療のときに歯科助手に安心させてもらった経験のある学生もいるはずです。歯科助手の存在があってこそ、患者は安心して治療を受けることができ、歯科医師は専門的な診療に集中することができるのです。

こうした患者とのコミュニケーションも含めて、歯科助手の仕事は大きく分けて、5つの分野に分類できます。一つずつ見ていきましょう。

①受付・会計

歯科診療所に入ったときに、歯科助手が受付で笑顔を向けてくれてホッとした経験のある人もいますよね。受付・会計は、患者との最初の接点となる重要な業務です。

初診の患者には問診票の記入をお願いし、保険証の確認や情報更新をおこないます。また治療後の会計業務では、治療内容や使用した材料に基づいて治療費を計算し、患者にわかりやすく説明します。特に自費診療の場合は事前に治療費の説明をおこない、患者の同意を得なければなりません。

さらに支払い方法の案内や領収書の発行も、歯科助手の大切な仕事の一つです。カード払いや分割払いなど、現金の管理や端末操作に注意を払い、正確に処理します。

杉原 美佐子

プロフィール

受付は、診療所によって歯科衛生士が兼務したり、歯科助手、医療事務員、アルバイトが担当することがあります。ただし、患者からは、歯科衛生士と助手の違いはわからないので、ある程度の歯科の知識は備えておいた方が良いでしょう。

②患者の誘導・サポート

歯科医院を訪れる患者は、治療に対する不安を抱えていることが少なくありません。そのため、歯科助手は患者の気持ちに寄り添い、不安を和らげながら、快適に治療を受けられるようサポートすることが大切です

診療室への誘導では、患者の歩行をサポートし、安全に配慮するだけでなく、小さな子どもが患者の場合にはリラックスした雰囲気づくりを求められることもあります。

治療中は、患者の様子を観察し、痛みや不快感がないか確認します。このようなコミュニケーションを通して、安心して治療を受けてもらえるよう患者との信頼関係を築くのも歯科助手の仕事です。

野村 芳克

プロフィール

新卒の歯科助手が最初に任されることの多い患者との直接コミュニケーションを取るサポート業務としては、受付業務や案内業務、問診、説明業務、応対業務、そしてアフターケアなど直接的にサポートすることが多い業務が挙げられます。

③歯科医師および歯科衛生士の補助

歯科助手が直接口の中を治療することはありませんが、医療現場に立ち会う場面は多々あります。歯科医師の指示に従って器具の手渡しや吸引、ライトの調整などをおこない、治療の補助をすることも歯科助手の仕事だからです。歯科医師や歯科衛生士と連携しながら、患者の体調変化にも注意を払い、異変があればすぐに歯科医師に知らせなければなりません。

治療後は、使用した器具の片付けや消毒、治療室の清掃をおこない、次の患者のために衛生的な環境を整えます。歯科助手の的確な補助は、スムーズな治療の進行と質の向上に貢献し、歯科医師や歯科衛生士をサポートするうえで欠かせない役割を果たします

桒田 里絵

プロフィール

歯科助手は患者さんの口の中に手を入れることはできません。たとえば、器具を手渡したり、詰め物を用意することはできますが、それを口の中に入れることはNGです。またレントゲン室に案内はできますが、撮影ボタンを押す行為はできません。

④治療用具の管理

歯科医院では、多種多様な治療用具が使用されるため、歯科助手はこれらの管理を担当し、院内感染の防止と治療の質の維持に努めます。器具の滅菌や消毒は定められた手順に従っておこない、滅菌状態を保つために定期的なメンテナンスを実施します。

また、新しい器具や材料の導入時には、取り扱い方法を習得し、安全性を確認することも大切です。このような歯科助手による適切な治療用具の管理は、患者に安全で質の高い歯科医療を提供するための基盤となります。日頃の丁寧な治療用具の管理は、医療現場を安全かつ清潔に保つうえで重要な項目の一つです。

歯科助手が使う可能性のある治療用具

  • ワッテ: 綿花のこと。綿栓にしたりアルコールに浸して消毒用に使ったりする
  • 滅菌ガーゼ: 吸水性が良く、血液などを吸収するのに使う
  • ロールワッテ: 綿花を丸めて作られたもので、治療の際に使う
  • 練板: セメント類を練るための台
  • スパチュラ: セメントや印象材を練るときに使う
  • リムーバー: 補綴物を取り外すための道具。先端がカギ状に曲がっていて、補綴物の縁に引っかけてはずす
  • シェードガイド: 歯の色の見本。補綴物の製作や、ホワイトニングの際に使う
  • 圧排糸: 歯肉を一時的に排除するために、歯肉縁下に入れる糸。歯肉縁下の形成や印象採得時などに使う

⑤レセプトの作成と処理

レセプトとは

医療機関が保険者に提出する月ごとの診療報酬明細書のこと

診察を受ける患者は、診療費の約3割を窓口で直接支払うことになります。残りの約7割は、患者が加入している健康保険組合などが負担し、この支払いに必要になるのがレセプトです。

通常、医院は保険者に対して診療報酬の支払いを請求するために診療後にレセプトを作成します。診療報酬の請求プロセスは月に一度実施され、1カ月間のレセプトを一括して送付する方法が一般的です。

作成したレセプトは審査機関に提出し、査定結果に基づいて修正や再提出をおこないます。レセプトの処理には期限があるため、計画的に作業を進めることが重要です。

杉原 美佐子

プロフィール

レセプトはお金に絡む仕事なので、正確に仕事をする必要があります。このレセプトによって診療所に診療報酬が入ってきます。不正または不当請求の場合、健康保険法違反となり、行政処分を受ける可能性があります。

一般事務と歯科助手の違いは? キャリアコンサルタントが解説

ここまで、歯科助手の仕事内容に触れてきましたが、事務の仕事としてなじみ深い一般事務との違いについては、「歯科助手の仕事って一般事務と似ているのかな?」と気になる人が少なくありません。

実際のところ、歯科助手と一般事務は医療事務の仕事という点では共通していますが、歯科助手は歯科医師の診療のサポートなど、より専門的な業務をおこなうのに対し、一般事務は医療機関の事務作業全般を担当するなど、業務内容はかなり異なります

歯科助手の仕事を正しく理解し、自分に合っているかどうかを見極めるためにも、一般事務との違いを把握しておくことが大切です。

そこでこの章では、キャリアコンサルタントの桒田さんに、一般事務と歯科助手の違いについて聞いてみました。

アドバイザーコメント

歯科助手は事務処理とプラスアルファの業務をする

医療機関における一般事務の仕事は予約、受付、レセプト処理、会計といった「事務処理を伴う職務」に限られます。一方、歯科助手は「歯科医師・看護師・歯科衛生士がおこなわない仕事の全てをおこなう」と考えて良いでしょう。

つまり一般事務の職務とは事務関係は共通していますが、歯科助手特有の多岐にわたる仕事がほかにもたくさんあります。

たとえば、患者を治療室へ案内する、治療に必要な器具をそろ
える、治療に使う用材を用意する、治療中の器具の手渡し、バキュームなどの治療補助、治療後の器具片付け・洗浄・滅菌処理、歯磨き指導(模型を使った説明のみ)、患者のケア・声掛け、院内清掃、広報活動、等々。

重要な役割を担っていることを理解して志望動機を作成しよう

助手という名称が付いているのはただ事務を受け持つだけではなく、院内のオペレーションを任される重要な役目があると認識すべき仕事であると考えてください。

志望動機を書く際は、これらの職務を通じて、入職後どのように歯科医院の運営とそこに来る患者さんの役に立つか述べることが大事です。事務スキルのアピールに終始しないようにしましょう。

歯科助手の志望動機に盛り込みたい3つのスキル

歯科助手の志望動機に盛り込みたい3つのスキル

  • 専門的な業務を支えるサポート力
  • 歯科医院の顔となる高いコミュニケーション能力
  • 作業を正確に進める力

歯科助手の仕事は、歯科医師の診療をサポートし、患者の不安を和らげるなど、医療現場に欠かせない役割を担っています。そのため、歯科助手を目指す際の志望動機では、単に「歯科助手になりたい」という熱意だけでなく、具体的にどのようなスキルを持っているのかをアピールすることが重要です。

この章で紹介する歯科助手に求められるおもな3つのスキルを理解し、具体的な経験や強みを関連付けることで、説得力のある志望動機を作成できるでしょう。

①専門的な業務を支えるサポート力

歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士の右腕として、治療がスムーズに進むようサポートする重要な役割を担っています。たとえば、治療の準備では器具の滅菌や必要な材料の用意をおこない、治療中は的確なタイミングで器具を手渡したり、患者の誘導をおこなったりします。

また歯科治療を含めた医療現場は、患者の容体が急変するなど時に予期できないトラブルに見舞われることも。こうした医療現場での業務をおこなう際に求められるのが、状況に応じた臨機応変なサポート力です。次の例を参考に、他者をサポートした具体的なエピソードを交えて、自分の持つサポート力をアピールしましょう。

サポート力のアピール例

  • 学生時代にバスケットボール部で後輩の指導に当たった経験を通して培った、相手の状況を素早く把握する的確なサポート力
  • ボランティア活動で障がいのある方の日常生活を支えた経験から身に付けた、相手に合わせて柔軟に対応するサポート力

また、歯科助手として安全で質の高い治療を提供するため、他人任せではなく、自分がしっかりとサポート役を務めたいという熱意も大切です。歯科医師・歯科衛生士と連携を取りながら、「自分のサポートで患者に最良の医療を届けたい」という思いを伝えることで、歯科助手としての適性の高さを示すことができます。

野村 芳克

プロフィール

サポート力は、不安や緊張を感じている患者に寄り添うときや、治療で使用する器具を手際よく用意するとき、治療中の患者の状態に目を配って必要に応じて迅速かつ適切な処置をするときなどに求められる力となります。

仕事で活躍する「臨機応変に対応する力」には特徴があります。特徴を押さえた上で、正しく面接官にアピールしましょう。

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②歯科医院の顔となる高いコミュニケーション能力

歯科助手は、受付での応対や会計業務、治療前後の説明など、患者と直接かかわる機会が多い職種です。つまりは歯科医院の顔となる存在として、患者に安心感を与え、信頼関係を築くコミュニケーション能力が求められます

次のようなエピソードと併せてコミュニケーション能力をアピールしましょう。

コミュニケーション能力のアピール例

  • ゼミのグループワークでリーダーを務めた経験を通して培った、メンバーの意見を引き出すコミュニケーション能力
  • カフェのアルバイトでの接客経験から身に付けた、顧客の要望を丁寧に汲み取るコミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、ただ伝えるだけでは内容があいまいでわかりにくい能力でもあります。そのため、学生生活の中のどんな状況で身に付けた力なのか、具体的にどのような場面で役に立つコミュニケーション能力なのかまで丁寧に伝えましょう。

コミュニケーション能力といっても、受付時の対応や治療時の声かけなどの具体的な行動だけが重視されるわけではありません。「医療スタッフと患者とのコミュニケーションの橋渡し役となることで、歯科医院全体の雰囲気づくりに貢献したい」というように、医院を支えるポジションとして、コミュニケーションを重要視していることを印象付けるのも効果的です。

桒田 里絵

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患者や医師とのやり取りといった一対一のコミュニケーションだけでなく、歯科医院全体を見渡してうまくつなげる必要のあるところを見つけ、自分がどう動く必要があるか判断してアプローチする能力が、歯科助手の仕事で特に活きる力だと感じます。

コミュニケーション能力は3つの力に分けられます。こちらの記事で3つの力を確認しておきましょう。

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③作業を正確に進める力

歯科助手の業務には、受付での保険証確認や予約管理、会計業務での費用計算、レセプトの作成と処理など、正確性が求められる事務作業が数多く含まれます。ミスが許されないこれらの業務を的確に遂行するには、几帳面さや集中力、強い責任感が必要不可欠です。

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作業を正確に進める力をアピールしたい学生は、次の例を参考に自分の強みを考えてみましょう。

作業を正確に進める力のアピール例

  • アルバイト先で任された金銭管理の経験を通して養った、ミスのない正確な計算力
  • MOSの資格取得に向けて勉強した経験から身に付けた、目的に向かって集中し続ける力

ただし、作業を正確に進められる力をアピールするときには、単純にスキルとして事務作業が得意であることを伝えるだけでは、仕事への熱意が伝わりにくい可能性があります。

「正確で誠実な事務処理をおこなうことが、患者からの信頼につながる」といった事務作業への熱意も盛り込むことで、歯科助手としての資質の高さを示すことができるはずです。

誠実さを伝える方法は以下のQAコンテンツでキャリアコンサルタントが解説しているので、併せてチェックしてください。

杉原 美佐子

プロフィール

歯科助手は、医療従事者です。いい加減な仕事は人体に影響を及ぼすので決して許されません。

歯科医師をはじめスタッフ全員、医療従事者としての使命を果たすべく仕事に当たっています。その意識があれば資格は違っても仲間と認められるでしょう。

歯科助手の志望動機で差をつけたいなら資格を取っておこう

歯科助手の志望動機で差がつく資格

  • 歯科助手資格認定制度(日本歯科医師会)
  • 歯科アシスタント検定試験(全国医療技能検定協議会)
  • 歯科 医療事務管理士®(技能認定振興協会)

歯科助手の志望動機を書く際、「ほかの候補者と差をつけるために、何かアピールポイントがあればいいのに」と考える人は多いでしょう。そんなときにおすすめなのが、歯科助手に関連する資格の取得です。

歯科助手の資格は、歯科医療の現場で必要とされる知識やスキルを証明するものであり、歯科助手としての適性や熱意をアピールする強力な武器になります。資格を取得している事実を志望動機に盛り込むことで、「歯科助手として働くために必要な知識とスキルを身に付けている」とアピールできますよ。

おもな歯科助手の資格としては、次の3つが挙げられます。

歯科助手資格認定制度(日本歯科医師会)

日本歯科医師会認定歯科助手とは、公益社団法人日本歯科医師会が設けている認定制度です。歯科診療の補助に必要な知識と技能を習得し、それを実践できることを証明します。

日本歯科医師会認定歯科助手資格には、「甲種」「乙種第一」「乙種第二」の3つの種類があり、甲種は17項目、乙種第一・第二はそれぞれ11項目についての訓練時間が基準として定められています

それぞれの条件については、日本歯科医師会の公式サイトで以下のように定められています。

歯科助手資格の種類

  1. 甲種
    甲種歯科助手訓練基準による訓練を修了した者(420時間以上)
    乙種第一歯科助手の資格を有し、3年以上の業務経験を有する者であって、補充研修訓練基準による訓練を修了した者
  2. 乙種第一
    乙種第一歯科助手訓練基準による訓練を修了した者(52時間以上)
    主として診療室内の仕事に従事する者
  3. 乙種第二
    乙種第二歯科助手訓練基準による訓練を修了した者(40時間)
    主として事務的な仕事に従事する者

上記の講習時間は訓練基準の目安ですが、養成校や地域によって、基準時間を超えて講習をおこなう場合もあるとのこと。歯科助手としての専門性の高さと、実践力の両方を兼ね備えていることを示せる資格といえるでしょう。

歯科アシスタント検定試験(全国医療技能検定協議会)

対象科目合格基準
3級歯科診療補助、歯科診療概論70%以上正答にて合格
2級歯科診療補助、歯科臨床概論、口腔衛生80%以上正答にて合格
1級歯科診療補助、解剖・生理学、歯科臨床概論、薬学、栄養、口腔衛生80%以上正答にて合格
歯科アシスタント検定試験(全国医療技能検定協議会)

歯科助手に求められる知識と技能を評価する検定試験です。1級から3級まであり、級が上がるほど難易度が高くなります。3級は歯科助手の基礎知識を、2級は実践的な知識とスキルを、1級は高度な専門知識と技術を問う内容になっています。

特に1級は、歯科助手としてのスキルの高さを示す資格として評価されています。受験者の経験年数や学習時間に応じて受験級を選べるため、自分のレベルに合わせてステップアップを目指せる点も魅力です

歯科医療事務管理士®(技能認定振興協会)

歯科医療事務管理士は、歯科医療の事務作業に特化した資格です。歯科レセプトの作成や管理、保険請求事務など、歯科医院の運営に欠かせない事務作業の知識と実践スキルを証明します

歯科医療事務管理士技能認定試験の公式サイトでは出題範囲を次のように掲載しています。

歯科医療事務管理士技能認定試験の出題内容

【学科・・・マークシート形式10問】
・法規(医療保険制度・公費負担医療制度などについての知識)
・保険請求事務(歯科 診療報酬点数の算定・歯科 診療報酬明細書の作成・医療用語などの知識)
・医学一般(生理機能・傷病などについての知識)

【実技・・・3問】
・レセプト点検問題(1問)
・レセプト作成(外来2問)

試験では、歯科診療報酬請求事務や療養費の支給申請、歯科用語の理解などが問われます。歯科助手の業務には事務作業も含まれるため、この資格を取得していることで、歯科医院の事務面でもスムーズに仕事ができることをアピールできます。

就活で差別化したいので、資格の取得を検討しています。歯科助手を目指す人におすすめの資格はありますか?

野村 芳克

プロフィール

自身の専門性や熱意をアピールできる資格の取得が有効

ほかの応募者と差別化するために資格取得を目指すことは効果的だと思います。

資格取得を検討する際は、以下の資格をおすすめします。
・歯科助手資格認定制度(日本歯科医師会)
・歯科アシスタント検定試験(全国医療技能検定協議会)
・歯科医療事務管理士®(技能認定振興協会)

これらの資格は、歯科医療の現場で必要なスキルを証明するだけでなく、就活の際にもアピールポイントとなりますよ。

資格取得を志望動機に盛り込むことで、あなたの歯科助手としての熱意や能力を一層強調し、選考書類や面接での差別化につなげることができます。

資格取得をゴールにせずやりたいことから選定していくと良いですよ。就活で取りやすい資格はこちらで解説しています。

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歯科助手の志望動機が思いつかないときの対処法

歯科助手の志望動機が思いつかないときの対処法

  • 通院の経験を軸にする
  • 医院の理念を軸にする
  • アルバイト経験を軸にする

歯科助手の志望動機を書く際、内容が薄くては歯科助手の具体的な仕事をイメージできていないのかと懸念されてしまう可能性があります。だからといって嘘をついたり、大げさに書いたりするのは避けるべきです。そうした嘘の志望動機は、採用のプロである人事にはすぐにバレてしまいます。

大切なのは、自分自身と真摯に向き合い、歯科助手になりたい理由を深く掘り下げることです。

ここでは、歯科助手の志望動機が思いつかないときの対処法を3つ紹介します。自分に当てはまる経験を軸に、説得力のある志望動機を作成しましょう。

通院の経験を軸にする

歯科助手を志望する人の多くは、自身の通院経験が職業選択のきっかけになっています。歯科医院で受けた治療や、歯科医療従事者の対応から感じた思いを振り返ってみましょう。

たとえば、「歯科助手の丁寧な説明や優しいサポートに感銘を受け、自分もそのような仕事に就きたい」と考えるようになったエピソードを紹介するのも良いですね。歯科助手の仕事ぶりを間近で見たことで、患者の不安を和らげ、治療をスムーズに進めるための重要な役割をはたしていることを実感したという経験は、志望動機として説得力があります

また、「歯科治療を通して口腔の健康の大切さを実感し、人々の健康を支える仕事に興味を持った」という思いを伝えるのも一つの手です。自分自身が歯科治療を受けることで、口腔の健康が全身の健康に大きく影響することを知り、歯科医療の重要性を認識したという経験は、歯科助手を志望するうえで強い動機になり得ます。

このように、通院経験を通して感じた歯科助手の仕事への憧れや、歯科医療の大切さへの気づきを、具体的なエピソードとともに伝えることで、歯科助手になりたい理由を深く示すことができます。

医院の理念を軸にする

志望する医院の理念や方針に共感できる点を見つけ、それを志望動機に盛り込むのも効果的です。医院のホームページ(HP)やパンフレットから、その医院が大切にしている価値観や取り組みを入念に研究しましょう

たとえば、地域密着型の医療を提供し、患者との信頼関係を重視している医院であれば、そのような姿勢に感銘を受け、自分もその一員として地域医療に貢献したいという思いを伝えることができます。医院の理念に共感し、歯科助手としてその実現に尽力したいという意欲は、採用担当者に評価されます。

また、先進的な設備や専門的な知識を持つスタッフがそろっている医院なら、その環境で歯科助手のスキルを磨き、成長したいという意欲を述べるのも良いかもしれません。最新の技術や知識を学ぶことで、よりレベルの高い歯科医療を提供できるようになりたいという向上心は、歯科助手としての適性の高さを示します。

医院の理念や特徴に自分の価値観を重ね合わせ、その医院で働く意義を見いだすことで、志望動機に説得力を持たせることができます。医院研究を徹底的におこない、自分なりの視点で医院の魅力を語ることが大切です。

医院の理念を調べたのですが、自分のアピールしたいポイントとは少しズレているように感じました。それでも必ず志望動機の中で理念に触れるべきでしょうか。

杉原 美佐子

プロフィール

無理に賛同する必要はないが、自分に合った応募先かをしっかり考えよう

理念に違和感があるなら、なぜそこの医院を志望するのでしょうか。

確かにどこの医院も理念は似たり寄ったりかもしれません。しかし、その理念のもと日々医院は運営されています。それに違和感があるなら、長く勤務することは難しいのではないでしょうか。

理念ではなくほかの理由で志望するなら、無理して理念に賛同することはないと思います。

たとえば、家から近い。私はそれが志望理由になっても構わないと考えています。家が近いのですぐに医院に駆けつけられる、仕事に集中できる、など納得できる理由はたくさんあります。

理念が大事だと就職指導を受けたから理念についてアピールするのではなく、自分は医院のどこに惹かれたのかよく考えましょう。

アルバイト経験を軸にする

志望動機が思いつかないときには、歯科助手としてのスキルや適性を軸に考える方法もあります。特に歯科助手の仕事内容と重なる部分のある事務職や接客業のアルバイト経験があれば、関連付けてアピールすることができるでしょう

ただし、アルバイト経験を志望動機に活かす際は、ただ経験を羅列するだけでなく、歯科助手の業務に役立つスキルを身に付けられた点を強調することが大切です。歯科助手の志望動機との共通点となるポイントを理解しておかなければ、内容が薄くなってしまう可能性もあります。

介護施設でのアルバイト経験

介護施設でのアルバイトで、高齢者の方々の日常生活をサポートする中で、身体に病気やけががある人への共感力を養うことができました。この経験を活かし、歯科助手として患者様の気持ちに寄り添い、安心して治療を受けていただけるようサポートしたいと考えています。

カフェでのアルバイト経験

カフェでの接客業務を通じて、お客様一人ひとりのニーズを察知し、適切な対応をおこなうことの大切さを学びました。この経験を歯科助手の業務に活かし、患者様のお口の健康を守るために、細やかな気配りと丁寧な対応を心掛けたいと思います。

このように、それぞれのアルバイトの業務のなかで、どのようなポイントが歯科助手の志望動機とつながるのかをしっかり押さえておきましょう。

事務職のアルバイト

事務職のアルバイトでは、複数の業務を並行して進める必要があります。これは、歯科助手の業務でも求められるスキルです。マルチタスクをこなす能力や、優先順位を適切に管理する経験は、歯科助手としての適性を示すうえで重要なポイントとなります

志望動機が思いつかないときには、こうした能力を活かして活躍できることを軸にしてみても良いかもしれません。

さらに、事務職のアルバイトでは、データ入力や表計算ソフトの使用など、パソコンを使った業務が多く含まれます。アルバイトで培った、正確な書類作成や管理能力、パソコンスキルなどは、歯科助手の業務に直結して役立つスキルです。

レセプトの作成や保険請求、カルテ管理など、歯科医院の運営に欠かせない事務作業に自信を持って取り組める点をアピールしましょう。

野村 芳克

プロフィール

事務職のアルバイトでは、同時に複数の業務をこなし、歯科助手も患者の対応や器具の準備などを同時進行でおこないます。また、両方の仕事では正確な書類作成やデータ管理が必要です。

就活をする際は、こういった点に関連した能力や経験を強調すると、適性のアピールにつながるでしょう。

接客のアルバイト

繰り返しにはなりますが、患者の不安を和らげ、快適に治療を受けられるようサポートする役割を担う歯科助手には、高い対人スキルが求められます。志望動機が思いつかないときには、コミュニケーションの大切さを実感した場面を洗い出し、志望動機の軸として内容を組み立てていくのもおすすめです。

また、接客アルバイトでの経験は、相手の立場に立って考える姿勢や、状況に応じて柔軟に対応する力を養うことにもつながります。接客経験で培った、相手の立場に立って考える姿勢や、状況に応じて柔軟に対応する力は、歯科助手として患者と向き合ううえで大いに役立つはずです

接客のアルバイト経験を振り返りながら、歯科助手として患者と向き合う際に、自分が何を大切にしたいのかを考えてみてください。

アドバイザーコメント

歯科助手のアルバイトで活きるコミュニケーション能力は「接遇スキル」

具体的には丁寧な話し方、感じの良い物腰、相手に対する気遣いです。これらは、基本的な接遇スキルで、当然、接客アルバイトでも歯科助手でも求められます。

場面に応じて適切な対応を使い分けることが求められる

共通なスキルを活かせるとはいっても、カフェやコンビニ、居酒屋ではなく、医療機関であることを念頭に置きましょう。例を挙げるなら、挨拶です。

お店の場合は、お客様が来店することは喜ばしいことなので明るい声で「いらっしゃいませ」と挨拶しますが、医療機関に人が来ることは喜ぶことではないので当然「いらっしゃいませ」は言いません。

また、大きな声で挨拶するのは非常に不適切といえるでしょう。落ち着いた声で「おはようございます」「こんにちは」と挨拶します。

明るく元気な笑顔も考えものです。笑顔は必要ですが、カフェの笑顔とはまた違った笑顔です。具合の悪い人に応対するのですから、安心して受診できるような雰囲気を醸し出しましょう。

そのために患者に対して、話すスピードを抑えて礼儀正しい言葉遣いで話し、動作は丁寧にして、体調に応じて気遣います。高齢者の場合は、特に配慮が必要でしょう。

過去の経験を振り返る方法として、自己分析が挙げられます。次の記事では、自己分析のメリットや具体的な方法、うまくできないときの対処法について解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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就活のプロに聞いてみた! 歯科助手の志望動機を書くためのコツ

歯科助手の志望動機は、自分の経験やスキルを歯科医院の特徴と結びつけることが大切です。しかしいざ書こうとすると「何を書けば良いのかわからない」と悩む学生は少なくありません。歯科助手の仕事内容は多岐にわたるため、自分の経験を活かせる部分を見つけ出すのは難しいと感じる人もいるでしょう。

また、歯科助手の志望動機は、一般的な事務職の志望動機とは異なる点もあるため、「歯科助手ならではの魅力をどう伝えれば良いのかわからない」といった悩みを抱える人も多いようです。

そこで今回は、就活のプロであるキャリアコンサルタントの野村さんに、歯科助手の志望動機を書くためのコツを教えてもらいました。

アドバイザーコメント

歯科助手の志望動機を書く際には4つのポイントを考慮しよう

①医療への情熱と貢献への意欲を示す
歯科助手の仕事は患者の健康と生活を支える重要な役割です。自分が患者の笑顔や健康に貢献したいという思いを明確に示しましょう。

②歯科医院での経験や興味を示す
歯科医院での経験や興味を具体的に述べることで、自身の関心や適性をアピールできます。経験がある場合は積極的にアピールしてみてください。

③チームワークやコミュニケーション能力を持っていることを強調する
歯科助手は歯科医師や歯科衛生士と密に連携して働くことが多いです。そのため、チームでの働きやすさや円滑なコミュニケーションが得意であることを強調できると、求めている人物像とマッチしていることへのアピールにつながるでしょう。

④自己成長や専門性向上への意欲を示す
歯科助手は、患者ありきで成り立つ仕事です。そのため、歯科助手としての成長を目指してスキルや知識を向上させるための意欲を示すことで、患者を全力でサポートするという姿勢があることを伝えられます。

これらの4つのポイントを踏まえることで、活躍できる人物だ、必要な人材だと思ってもらえるような志望動機が作成できるようになるでしょう。

そもそもの志望動機の書き方がわからない……という人は、こちらの記事も併せてチェックしてくださいね。志望動機の書き方を基本から解説しています。

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医院の特徴に合わせよう! 歯科助手の志望動機の構成

医院の特徴に合わせよう! 歯科助手の志望動機の構成

  • なぜ歯科助手を志望するのか
  • なぜその医院を志望するのか
  • 歯科助手としてどのように活躍したいか

歯科助手の志望動機を書く際は、志望する医院の特徴に合わせて内容を構成することが非常に大切です。単に一般的な歯科助手としての志望動機を述べるだけでは、場合によっては「歯科助手ではなく、事務職でも良いのでは?」「うちの歯科でなくても良いのではないか」という懸念を抱かれてしまう可能性があるからです。

歯科助手への思いが伝わるような志望動機を作成するには、志望する医院の特徴をよく研究し、その医院の方針や強みに自分の経験や志向性を関連付ける必要があります。

この章では、歯科助手の志望動機を構成するおもな3つのポイントについて、より詳しく見ていきましょう。

①なぜ歯科助手を志望するのか

歯科助手を志望する理由は人それぞれ異なります。そのため志望動機の冒頭で、なぜ歯科助手という職業を選んだのかを明確に伝えましょう。冒頭で結論を述べることで、面接官にあなたが何を言いたいのかを印象付ける効果もあります。

たとえば、「幼い頃から歯医者に通う機会が多く、そこで出会った歯科助手の仕事ぶりに憧れを抱いていたから」「家族が歯科医療関係者で、身近な存在として歯科助手の仕事に興味を持つようになったから」など、自分の経験やきっかけを具体的かつ詳細に述べることで、歯科助手を志望する理由が明確に伝わります。

また、歯科助手の仕事内容に対する理解を示すことも大切です。「歯科診療のサポートだけでなく、患者とのコミュニケーションを通じて口腔衛生の大切さを伝える役割に魅力を感じた」「器具の滅菌や院内の衛生管理など、診療を支える幅広い業務に携われる点に惹かれた」など、歯科助手の業務に対する理解と、そこに惹かれる点を具体的に述べることで、志望への熱意が伝わります。

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ライバルとの被りが気になるのですが、歯科助手の就活でよく見る「被りがちな志望動機」の例があれば教えてください。

前田 恵美

プロフィール

「歯医者に通った経験」がよくある志望動機

歯医者に通った体験から、歯科助手を目指すことは理解できます。そのため、一概に悪いとは思いません。

先生が丁寧に説明してくれ、歯科衛生士が優しくて治療の不安が消えた、というのはどれも事実でしょう。しかし、それではアピール力は弱いと思います。

なぜかと言うと、そうした体験がどうして歯科助手になりたいかを説明しないからです。

歯科医師でもなく、歯科衛生士でもなく、「歯科助手」を目指すのはなぜでしょうか。先生や歯科衛生士の印象が良かったのなら、なぜ歯科医師や歯科衛生士を目指さないのでしょうか。そこをきちんと説明する必要があります。

特別な資格は不要だからこそ、職務範囲を踏まえて志望動機を作るようにしましょう。

②なぜその医院を志望するのか

面接官が志望動機の中で知りたいのは、「数ある歯科医院の中から、なぜその医院を志望するのか」です。そのため、医院の特徴や強みを事前に十分に研究し、自分の価値観や目標と照らし合わせて、その医院で働きたい理由を述べましょう

医院のHPやパンフレットから情報を収集するだけでなく、可能であれば実際に医院を見学したり、医院で働く知人から話を聞いたりすることで、より詳細な情報を得ることができます。その中で、自分が共感できる点や学びたい点を具体的に挙げましょう。

たとえば、「地域に根差した予防活動に積極的に取り組んでいる点に感銘を受けました。私も患者の健康を長期的な視点でサポートしたいと考えており、この医院の方針に強く共感しました」「最新の設備を導入し、質の高い医療を提供している点に魅力を感じました。貴院の環境は常に新しい技術を学び、成長していきたいという私の目標とマッチしていています」など、医院の特徴と自分の志向をリンクさせて、具体的かつ詳細に説明することが大切です。

③歯科助手としてどのように活躍したいか

面接官は、あなたが医院にどのように貢献してくれるのかを志望動機から判断しようとしています。従って、志望動機の締めでは、採用後のイメージを持ってもらえるような言葉でまとめることが鉄則です。自分の強みやスキルを活かし、その医院で歯科助手としてどのように活躍したいかを明確に伝えましょう

たとえば、「これまでアルバイトでの接客経験から培ったコミュニケーション能力を活かし、患者に寄り添った対応を心掛けたい」「患者の不安を取り除き、リラックスして治療を受けられるようサポートしたい」「診療のサポートや器具の滅菌などを確実かつ効率的におこない、より円滑な診療に貢献したい」など、自分の強みと医院の特徴を結びつけて、具体的な活躍イメージを詳しく述べることが効果的です。

また、将来的なキャリアビジョンにも触れることで、長期的な視点で働きたい意欲を示すことができます。

あくまで一例ですが、歯科助手のキャリアには次のようなものがあります。

歯科助手のキャリアの例

  • 専門性の高いクリニックへの転職
  • 歯科衛生士へのキャリアチェンジ
  • リーダー、管理者への昇格

ただし新卒の場合には、その医院で長く働き、成長していきたいという意欲を見せるようにしましょう。

「将来は貴院が得意とする予防歯科の専門知識を深め、患者の口腔衛生管理により力を入れていきたい」「将来的には歯科助手のリーダーとして、後輩の育成にも携わっていきたい」など、その医院での長期的なキャリアを示すことで、面接官に好印象を与えることができますよ。

桒田 里絵

プロフィール

歯科助手の長期的なキャリアの視点として最も一般的なものは、歯科衛生士へのキャリアアップです。

就労しながらの資格取得は大変ですが、歯科衛生士となれば歯石除去やフッ素塗布、ブラッシング指導などができるようになり専門性もアップし、患者さんへの貢献範囲が広がりますよ。

キャリアビジョンの考え方・伝え方は以下の記事で解説しています。「キャリアビジョンは何ですか?」と直接的に聞かれることもあるので、以下の記事を見て対策しておきましょう。

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歯科衛生士の選考で「どんな歯科衛生士になりたいか」と質問されることがあります。医院側がこの質問をすることには目的があり、その目的に沿った回答を作成することが大切です。この記事ではキャリアアドバイザーと一緒に「どんな歯科衛生士になりたいか」の回答方法を例文付きで解説します。

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歯科医院の特徴に合わせて書こう! 歯科助手の志望動機例

歯科助手の志望動機は、歯科医院の特徴を理解し、自分の強みを活かせる部分を見つけることがポイントです。診療科目別の例文を参考にしつつ、オリジナリティのある志望動機を完成させてくださいね。

ただし、例文をそのまま使用するのはNGです。あくまでも参考として、自分の言葉で志望動機を書くことが重要です。また、志望動機で伝えたことは面接でも必ず聞かれるため、嘘偽りのない内容で作成しましょう。ここからは歯科助手の志望動機例を10選紹介します。

一般歯科の例文①

一般歯科の例文

貴院の地域に根差した歯科医療への取り組みに強く共感し、歯科助手として志望いたしました。私は、幼い頃から歯医者が身近な存在で、定期的な検診の大切さを学んできました。

そして、歯科助手の仕事に興味を持ち、患者とのコミュニケーションを通じて口腔衛生の重要性を伝える役割に魅力を感じるようになりました。

貴院のHPを見て、予防歯科に力を入れ、患者への丁寧な説明と指導を大切にしていると知りました。私も予防の重要性を理解しており、患者に寄り添った対応を心掛けたいと考えています。

また、大学での実習で学んだ知識と技術を活かし、診療のサポートや器具の滅菌などを確実におこない、歯科医師の先生方の負担を減らし、より円滑な診療に貢献したいと思います。

将来的には、予防歯科の専門知識を深め、患者の口腔衛生管理により力を入れていきたいと考えています。貴院で働くことで、地域の方々の健康を長期的にサポートし、歯科助手としてのスキルを磨いていきたいと強く願っています。

杉原 美佐子

プロフィール

構成はわかりやすく、とても良いと思います。しかし、歯科助手の仕事のどのような点に興味を持ったのかが気になりました。内容的に歯科衛生士と重なっているので、もう少し歯科助手としての仕事がアピールできると良いと思います。

一般歯科の例文②

一般歯科の例文

貴院の最新設備の導入と、質の高い歯科医療の提供に魅力を感じ、歯科助手として志望いたしました。私は、家族が歯科医療関係者であったことから、歯科助手の仕事に興味を持ち、歯科診療のサポートだけでなく、器具の滅菌や院内の衛生管理など、幅広い業務に携われる点に惹かれました。

貴院は、常に新しい技術を取り入れ、患者に最適な治療を提供されていると伺いました。私も、新しい知識と技術を吸収し、成長していきたいという目標を持っており、貴院の方針にマッチしていると感じました。

これまでのアルバイトでの接客経験から培ったコミュニケーション能力を活かし、患者の不安を取り除き、リラックスして治療を受けられるようサポートしたいと考えています。

将来的には、歯科助手のリーダーとして、後輩の育成にも携わっていきたいと願っています。貴院の一員として、チーム医療に貢献し、自分自身も成長していける環境で働くことを希望しています。

野村 芳克

プロフィール

歯科医療の関係者が家族や身近にいることを志望動機で述べる際は、「周りがそうだから」「周りに言われたから」と思われないために、自分の意思決定能力を強調して自身の興味や関心に基づくことが重要です。

たとえ家族からの影響やきっかけなどがあっても、自らの真の意志を示すことが肝要ですよ。

小児歯科の例文①

小児歯科の例文

貴院の小児歯科に特化した診療と、子どもたちの健やかな成長を支える姿勢に感銘を受け、歯科助手として志望いたしました。私は、子どもたちの健康を守ることに大きなやりがいを感じており、小児歯科の現場で働くことが長年の夢でした。

また貴院の院長の取材記事を読んで、子どもたちが安心して通院できる工夫が随所に見られ、痛みの少ない治療を心掛けていると知りました。私も、子どもたちとのコミュニケーションを大切にし、治療への不安を和らげるサポートをしたいと考えています。

さらに、大学での小児歯科の実習で学んだ知識と技術を活かし、歯科医師の先生方のサポートを確実におこない、円滑な診療に貢献したいと思います。

将来的には、小児歯科の専門知識をさらに深め、子どもたちの口腔衛生指導により力を入れていきたいと考えています。貴院で働くことで、子どもたちの健やかな成長を支え、小児歯科のスペシャリストとして成長していきたいと強く願っています。

桒田 里絵

プロフィール

取材記事を参考にするなら、志望動機の補足として使う程度にとどめたほうが良いでしょう。引用が多くなると、自身の中から出た自発的な動機かどうか疑わしいと思われるかもしれません。あくまでも志望理由は自分の中にあると考えましょう。

小児歯科の例文②

小児歯科の例文

貴院の予防を重視した小児歯科診療に強く共感し、歯科助手として志望いたしました。私は、幼い頃から虫歯予防の大切さを母から教わり、自身も定期的な歯科検診を受けてきました。そして、子どもたちの健康な口腔環境を守る小児歯科の仕事に魅力を感じるようになりました。

貴院では子どもたちへの歯磨き指導や食事指導など、予防に重点を置いた診療をおこなっていると伺いました。私も子どもたちや保護者の方々に寄り添いながら、口腔衛生習慣の定着をサポートしたいと考えています。

また、これまでの幼稚園でのボランティア経験から培った、子どもたちとの接し方を活かし、リラックスして治療を受けられるような環境づくりに貢献していきたいと思います。

将来的には、小児歯科衛生士の資格取得にも挑戦し、予防指導のスペシャリストとして活躍したいと願っています。貴院の一員として、子どもたちの健康な歯を守る仕事に全力で取り組んでいきたいと考えています。

杉原 美佐子

プロフィール

小児歯科に興味があることが伝わってくる良い例文ですね。そこで、何年後には歯科衛生士になりたいのか具体的な年数があるとぐっとアピール度は上がると思います。また、歯科助手の大事な仕事、器具の準備などにも触れるとより良くなるでしょう。

矯正歯科の例文①

矯正歯科の例文

貴院の高い技術力と、患者一人ひとりに合わせた丁寧な矯正治療に強く惹かれ、歯科助手として志望いたしました。

私は、歯並びの悩みを抱えていた友人が矯正治療を受けたことがきっかけで、矯正歯科の仕事に興味を持つようになりました。矯正治療によって、自信に満ちた笑顔を取り戻す患者の姿を見て、この仕事のやりがいを強く感じました。

貴院では、最新の設備と技術を用いて、患者のお口の状態や希望に合わせた最適な矯正治療を提供されていると知りました。私も、矯正治療に関する専門知識と技術を学び、歯科医師の先生方のサポートを確実におこなうことで、患者の笑顔を引き出すお手伝いをしたいと考えています。

また、これまでの接客業での経験を活かし、患者の不安や悩みに寄り添い、リラックスして治療を受けられるよう心を配りたいと思います。

将来的には、矯正歯科の専門的なスキルをさらに磨き、患者のQOL(生活の質)の向上により大きく貢献できる歯科助手になりたいと願っています。貴院で働くことで、矯正歯科のプロフェッショナルとして成長し、患者の人生を輝かせるサポートができればと強く思います。

野村 芳克

プロフィール

友人の歯科治療の経験を志望動機に盛り込む場合、患者の立場から見た医療サービスの重要性を理解する姿勢が必要です。

ただし、個人の経験は主観的で普遍性に欠けるため、医療への情熱や患者への共感を強調し、自身の志望動機が相手に通じているかどうかを客観的に見てみることも大切ですよ。

矯正歯科の例文②

矯正歯科の例文

貴院の矯正治療に対する真摯な姿勢と、チームワークを大切にする職場環境に心を動かされ、歯科助手として志望いたしました。

私は、自身の歯列矯正の経験から、治療過程の大変さと、治療後の喜びを実感しています。そして、矯正治療を通して患者の人生に大きな影響を与える矯正歯科の仕事に、強い魅力を感じるようになりました。

貴院は、カウンセリングを重視し、患者との信頼関係を築きながら、長期的な視点で矯正治療に取り組んでおられると聞きました。私も、患者とのコミュニケーションを大切にし、治療への理解と協力を得られるよう努めたいと考えています。

医療器具の管理や診療のサポートを的確におこない、歯科医師の先生方や歯科衛生士の方々と協力しながら、患者に最高の医療を提供できるよう尽力したいと思います。自身が実感したような治療後の喜びを多くの患者に届けるサポートを、歯科医助手として実現したいです。

桒田 里絵

プロフィール

自身の経験に基づいた点が良いですね。特に治療後の喜びを実感し、それを多くの患者に届けたいという気持ちが伝わり、仕事へのモチベーションが感じられます。自身の治療によって自分の人生がどう変わったかを具体的に述べるとより良くなるでしょう。

口腔外科の例文①

口腔外科の例文

貴院の口腔外科治療に対する真摯な取り組みと、チーム医療を大切にする環境に強く惹かれ、歯科助手として志望いたしました。

私は口唇口蓋裂の治療を通して、口腔外科医療のすばらしさを知りました。そして、口腔外科治療を通して患者の生活の質を向上させる仕事に、大きなやりがいを感じるようになりました。

貴院は、難症例に対しても諦めずに向き合い、患者に最適な治療を提供されていると伺いました。私も、歯科医師の先生方のサポートを的確におこない、治療の質の向上に貢献したいと考えています。

また、大学での解剖学や薬理学の学習で得た知識を活かし、患者の症状や治療方針を理解したうえで、的確な診療補助をおこなえるよう努めたいと思います。

貴院の一員として、患者の健康と幸せのために全身全霊で取り組み、口腔外科医療に関する知識とスキルを深めていきたいと願っています。チーム医療の一員として、自分の役割を果たし、患者に最高の医療を提供できるよう尽力する所存です。

杉原 美佐子

プロフィール

口腔外科の重要性や存在意義がわかっていれば、実体験がなくても大丈夫です。口腔外科の場合、一般的な歯科医院では対応していない診療や、より深刻な状態に対応することが多く、そこを理解しどれだけ患者に寄り添えるのかが大事です。

口腔外科の例文②

口腔外科の例文

貴院の高度な口腔外科治療と、患者一人ひとりに寄り添う姿勢に感銘を受け、歯科助手として志望いたしました。私は、祖父が口腔がんの治療を受けた経験から、口腔外科の重要性を認識し、この分野で患者のサポートをしたいと強く思うようになりました。

貴院では、豊富な経験を持つ歯科医師の先生方が、最新の設備を用いて質の高い口腔外科治療を提供されていると知りました。私は、診療のサポートや医療器具の滅菌・管理などを通して、歯科医師の先生方の負担を軽減し、より円滑な診療に貢献したいと考えています。

また、これまでの介護施設でのボランティア経験で培ったコミュニケーション能力を活かし、患者やそのご家族に寄り添い、不安を和らげる対応を心掛けたいと思います。

貴院の一員として、口腔外科医療に関する知識を吸収し、患者の健康と笑顔を支えるために全力を尽くしたいと願っています。チームの一員として、自分の役割を着実に果たし、患者に最良の医療を提供できるよう努力する所存です。

野村 芳克

プロフィール

歯科助手として口腔外科でのキャリアを志望する際は、「人間関係や労働環境への適応性」「技術や知識の向上への意欲」「患者へのサポートとコミュニケーション」「治療の効率化と安全性の追求」、これらを意識してみると良いでしょう。

そうすることで、口腔外科でのキャリアに対する熱意や適性をより具体的に表現することができますよ。

審美歯科の例文①

審美歯科の例文

貴院の審美歯科治療に対する真摯な姿勢と、患者の満足度を大切にする方針に共感し、歯科助手として志望いたしました。

私は、学生時代にホワイトニング治療を受けた経験から、歯の美しさが人の印象や自信に与える影響の大きさを実感しました。そして、審美歯科治療を通じて患者の笑顔と心の健康を支える仕事に、強い魅力を感じるようになりました。

貴院では、カウンセリングを重視し、患者のお口の状態や要望をしっかりと把握したうえで、最適な審美歯科治療を提案されていると伺いました。私も、患者とのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築きながら、治療への理解と協力を得られるよう努めたいと考えています。

また、これまでの接客業での経験を活かし、患者に寄り添い、リラックスして治療を受けていただけるような環境づくりに尽力したいと思います。

貴院の一員として、審美歯科治療に関する知識を吸収し、歯科医師の先生方のサポートを的確におこなうことで、患者の満足度向上に貢献できればと願っています。チーム医療の一翼を担い、患者の美しい笑顔のために全力を尽くしたいと考えています。

桒田 里絵

プロフィール

上記の例文では最初に医院の姿勢と方針への共感を述べていますが、ここは志望動機のキーとなるところです。

もしこの医院で治療した経験からの実感であれば良いのですが、これは引用なので補足として使い、自分の中から出た真の動機を最初に書くべきでしょう。

審美歯科の例文②

審美歯科の例文

貴院の高度な審美歯科治療と、患者一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイド治療に感銘を受け、歯科助手として志望いたしました。

私は、母が審美歯科治療を受けて自信に満ちた笑顔を取り戻した姿を見て、この分野の治療が人生の質の向上に大きく寄与することを実感しました。そのときから、審美歯科の現場で患者のサポートをしたいという思いを抱くようになりました。

貴院では、豊富な経験と高い技術を持つ歯科医師の先生方が、最新の設備と材料を用いて質の高い審美歯科治療を提供されていると知りました。私は、診療のサポートや器具の管理などを通して、歯科医師の先生方の負担を軽減し、より円滑で効果的な治療の実現に貢献したいと考えています。

貴院で働くことで、審美歯科の専門知識とスキルを磨き、患者の人生を輝かせるサポートができればと強く願っています。歯科医師の先生方やほかのスタッフの方々と協力し合いながら、患者の満足度向上と笑顔のために、誠心誠意努力していきたいと思います。

杉原 美佐子

プロフィール

最新機器は、見ただけでワクワクするので、やる気が出ます。しかし、肝心なのはなぜ最新の機器を導入しているのかを知ることです。

最新の機器でどのような治療が可能になるのでしょうか。歯科医師の方針を理解して、志望動機を作成するようにしましょう。

医院研究の成果を志望動機に盛り込んで歯科助手の内定をつかもう

歯科助手の志望動機を書く際は、志望する歯科医院の特徴をよく研究し、自分の経験や目標や強みなどと関連付けて表現することが非常に重要です。「なぜ歯科助手なのか」「なぜその医院なのか」といった細かい情報があいまいだと、一般事務職の志望動機と内容が重なってしまったり、ライバルとの差別化が難しくなったりします。

歯科医院の特徴は、一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、審美歯科などの専門分野や、予防歯科に力を入れているか、最新の設備を導入しているかなど、さまざまな観点から捉えることができます。まずは医院研究を徹底して、志望動機に盛り込めそうな要素を探してみましょう。

歯科医院の特徴と自分の強みや目標をうまく結びつけ、歯科助手としての適性と情熱を存分に伝えることができれば、内定獲得に大きく近づくことができますよ。

アドバイザーコメント

大切なのは自分の個性や情熱を伝えること

歯科助手の志望動機を書く際に大切なのは、自分の個性や情熱をしっかりと伝えることです。

たとえば、私の友人は自身の歯科治療を通じて、医師以外の歯科助手として患者の立場での感情や医院の重要性を痛感した経験があります。そのような実体験から、医療への情熱や患者への共感、チームワークや成長への意欲を具体的な場面を想定して志望先医院の志望動機の作成に活かしていました。

また、歯科医療に興味を持ち、医院での経験や研究を積んできた友人もいます。その友人はその経験を活かし、自らの志望動機として歯科医院へ伝えました。

あなたの思いを希望の歯科医院へ熱意を込めて伝えれば、必ずやチャンスをつかむことができます。志望動機は、あなたの人生観や価値観、そしてこれからのやる気を反映するものです。自分の思いをしっかりと込め、誠実に表現しましょう。

将来の歩みを意識して志望動機に織り交ぜよう

そして、歯科助手としてのキャリアを築くには、貴重な経験や学びが待っています。自分の強みや成長したい点を自己理解として明確にし、それを志望動機に織り交ぜることで、より魅力的な候補者としての地位を確立することができるでしょう。

自信を持って歩みを進め、将来への一歩を踏み出してください。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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