Q
大学3年生
男性
「尊重」と「思いやり」の違いは何ですか?
就活の自己PRで、自分の長所として「相手を思いやる力」や「多様な価値観を尊重する力」をアピールしたいと考えています。
しかし、これらの言葉をきちんと理解できているか不安です。
「思いやり」と「尊重」の言葉の意味や、具体的な使い分け方がよく分かりません。面接官に伝わるように、どのようなエピソードを話せば良いでしょうか?
それぞれの言葉が持つニュアンスの違いや、自己PRに説得力を持たせるためのアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
尊重は関係への配慮! 思いやりは寄り添いとらえよう
似たようで、微妙なニュアンスが異なる両者です。まず、それぞれの違いを整理しますね。
辞書で調べてみると、尊重(Respect)は、相手の存在・価値観・意見を大切に扱うことと出てきます。
思いやり(Compassion / Kindness)は、相手の気持ちや立場を想像し、心を寄せることとなっています。
そのため、「尊重」を強調する場合は「違いを受け入れ、関係を円滑にする姿勢」、「思いやり」を強調したい場合は「相手の気持ちに寄り添って行動したこと」がわかるような自己PRにすると良いでしょう。
3つの意識で説得力UP! 再現性のある内容を話そう
また、自己PRに説得力を持たせるためのポイントは以下となります。
・誰に対して、どんな場面で発揮されたのかを明言する
・具体的な行動を説明する
・チームや組織など、周りへどのような影響を与えたのかを伝える
面接官が最も気にしているのは、「再現性を持って活躍してくれそうか?」という点になります。
そのため、入社後も強みを発揮できることを面接官にイメージしてもらえるように、具体的な行動と価値観、周りへの影響をセットで話せるように整理しましょう。少しでも参考になれば幸いです。
尊重は肯定! 思いやりは相手に合わせることを指す
「思いやり」と「尊重」は、似ているようで本質が異なります。
「思いやり」とは相手の心情を察し、先回りして相手が望む行動やかかわり方をすることです。一方、「尊重」とは相手の考え方やスタンスをそのまま認めることを指します。
重要なのは、相手に合わせて自分の行動を変えるかどうかです。「思いやり」の根底には共感があり、相手のために自分の行動を変化させます。対して「尊重」は相手の自律性を認める姿勢であり、自分の考えや行動は必ずしも変えません。
使い分けが必要! 必要とされる表現を見極めよう
たとえば、サービス業で顧客に接するときは「思いやり」が必要です。顧客を尊重するだけでは、ニーズを先読みした積極的な提案は生まれません。
逆に対等なビジネスパートナーとの交渉では、相手を「尊重」する姿勢が基本です。思いやりが過ぎると、言うべきことを言えず健全な関係が築けない場合があります。
自己PRでこれらの言葉を使うときは、自分がどのような状況に置かれているのかを常に考えながら、使い分けてください。この二つを混同すると、トラブルのもとになることもあるので注意しましょう。
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