Q
大学3年生
男性
倉庫作業員は底辺の仕事ですか?
就職活動を控えている者です。体を動かす仕事に興味があり、倉庫作業員の仕事も選択肢として考えています。
しかし、ネットの掲示板やSNSを見ると「倉庫作業員は底辺の仕事」というような書き込みをいくつか見かけてしまい、少し不安になっています。
なぜそのような否定的な言われ方をするのでしょうか?
もし本当にそう言われる側面があるとしたら、倉庫作業員として働くうえで、そうしたネガティブな意見を払拭できるようなやりがいやメリットはあるのか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
極端な言葉を気にしない! どの仕事もやりがいがある
まず、「底辺の仕事」といった言葉は一切気にする必要はありません。それは、仕事の本質を理解していない人の、非常に偏った個人的な価値観に過ぎません。
どんな仕事にも、やりがいを感じて働いている人は大勢います。倉庫作業員の仕事は、自身の特性に合っていれば、天職になりえます。
勤務時間に注意! 自分の特性と照らし合わせよう
たとえば、体を動かすことが好きな人や、コツコツと定型業務をこなすのが苦にならない人には向いている可能性が高いです。
また、勤務時間がきっちり決まっていることが多いため、生活リズムを整えやすいというメリットもあります。ただし、24時間稼働の倉庫ではシフト制の場合もあるので、気をつけてましょう。
否定的な見方もあるがやりがいや評価制度に魅力がある
「倉庫作業員は底辺の仕事」というイメージから不安になる気持ちはよくわかります。そう言われる背景には、やはり体力仕事で単調な作業が多く、キャリアパスが描きにくいのではないかという懸念があるからだと考えられます。
しかし、倉庫作業には、社会の物流を根幹から支えているという大きなやりがいがあります。また、いかに安全かつ効率的に作業を進めるか、といった改善提案が評価されやすい職種でもあります。
こうした点にモチベーションを感じられるのであれば、非常に有意義な仕事といえるでしょう。
納得感が大事! 自分の軸で仕事選びをしよう
大切なのは、他人の評価ではなく、自身がその仕事にどのような強みを活かせ、そして誇りを持てるかという点です。
周囲のネガティブな意見に振り回されず、自身の軸で仕事を選択することが、納得のいくキャリアにつながるはずです。
こちらの記事では、仕事選びのコツを紹介しています。自分に合う仕事が見つからないという人はぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、流通業界のビジネスモデルや職種について解説しています。どのような仕事があるのかを確認しておきましょう。
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