Q
大学3年生
男性
農業への就職で後悔したことはありますか?
現在、農業関連の仕事や、個人農家への就職を検討している大学3年生です。
食に関わる仕事に魅力を感じていて、自然のなかで働くことに憧れを持っています。しかし、ネットで「農業 就職 後悔」といったワードで検索すると、厳しい現実についての意見も多く見かけ、就職に踏み切るのが怖くなっています。
具体的に、農業の仕事に就いて後悔したことはどんな点でしょうか? 「体力的なきつさ」や「収入の不安定さ」はもちろんですが、人間関係や技術習得の難しさ、休みが少ないことなど、皆さんが直面したリアルな厳しさを知りたいです。
就職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、今から心構えしておくべきことや、情報収集で注意すべきことなどがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
安易な理由はNG! 農業を体験して実情を知ろう
私の知人である就農支援者や農家の話を総合すると、「自然のなかでのんびり働けそう」といった安易なイメージだけで就農した人は、長続きしないケースが多いようです。
現実は、体力的にも精神的にも厳しい仕事です。
情報収集も大切ですが、それ以上に重要なのは実際に体験することです。
農業体験を適性の判断や志望動機の作成に活かそう
「収穫」や「梱包」など、農家のアルバイトは比較的簡単に見つかります。まずはアルバイトとして働き、農業という仕事の現実を肌で感じてください。
その経験は、本当に自分が農業に向いているかを見極めるだけでなく、実際に就職する際の志望動機としても、大きな説得力を持つと考えられます。
ミスマッチに注意! 体力面や働き方で悔やむ人が多い
農業の世界に飛び込んだものの、「思っていたものと違った」と感じる人がいるのも事実です。後悔の理由として多く聞かれるのは、「体力的な厳しさ」や「収入の不安定さ」「長時間労働」といった問題です。
また、個人経営の農家や小規模な農業法人の場合、人間関係の悩みや、技術習得の難しさに直面することもあるようです。
農家から直接集めた情報から農業をしたいか考えよう
後悔を減らすためには、憧れだけで判断するのではなく、現実的な情報を多角的に集めることが重要です。
インターネットの情報だけでなく、実際に現場を訪問したり、現役で働く人から働き方や給与の実態について話を聞いたりすることをおすすめします。
そうして得た情報をもとに、想定される困難を乗り越えられそうか、冷静に判断することで、「こんなはずではなかった」という事態を防ぐことができます。
こちらの記事では、農業の志望動機についてアドバイザーが解説しています。例文もあるので、参考にしてみましょう。
こちらの記事では、理系学生におすすめの職業を紹介しています。どのような基準で選ぶとよいか解説しているので目を通してみてください。
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