Q
大学3年生
女性
カラオケの業種って何ですか?
カラオケ業界への就職を考えている就活生です。
カラオケボックスを運営する会社の業種は、サービス業や娯楽業だと思うのですがもう少し詳しく分類するとどうなるのでしょうか?
またサービス業は全体的に人手不足による規模縮小にあると思っていて、その観点から言うと同じ業種であるカラオケも将来性はないのでしょうか?
就職するうえで業界の動向として注目しておくべき点や、何かアドバイスがあればお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
業種はレジャー産業! 将来性も進化中
カラオケボックスを運営する会社の業種は一般的に「サービス業」のなかの「娯楽・レジャー産業」に分類されます。
会社によっては「アミューズメント業」や「飲食サービス業」などに含まれることもあります。
体験空間へと進化中! 新しい価値を考えよう
将来性については、新型コロナウイルス感染症禍で一時的に大きな打撃を受けましたが、ここ数年はエンターテインメント×テクノロジーの掛け算によって、再び注目されてきています。
たとえばAI(人工知能)による採点機能、スマートフォンとの連動あるいは個室をワークスペースや配信スタジオとして活用するなど、歌う以外の付加価値を持たせた新しいサービスが次々と生まれています。
単に「歌うだけの空間」から「エンタメを体験・デザインできる空間」へと変化してきているのです。
学生の就職活動においてはこのサービスを今後どう進化させていきたいか、人を楽ませる先にどんな価値を届けたいかという視点を持つと良いかと思います。
カラオケはサービス・娯楽業で今が転換期
カラオケボックスは、サービス業や娯楽産業に分類されます。
この業界は今、人々のライフスタイルの変化や新型コロナウイルス感染症以降の衛生観念の高まりを受け、大きな転換期を迎えています。
ただ歌う場所を提供するだけでなく、カラオケの枠を超えた新しい価値の創出が求められています。
みんなで歌うことに対して、抵抗感がある人が増えているというハードルを乗り越える必要があるのです。
新たな価値を創出するアイデアで勝負しよう
たとえば食事メニューを充実させてレストランとしての魅力を高めたり(シダックス)、個室という利点を活かしてコワーキングスペースやパーティ会場として活用したり(パセラ)する動きが活発化しています。
これからこの業界を目指すのであれば既存の枠にとらわれず、業界をどうすれば盛り上げられるかという新しいアイデアや視点をもつことが成功の鍵となるでしょう。「密室で何かをする」という観点で、仕事やイベントなど新しい使い方を開拓していくことが期待されます。
こちらの記事ではサービス業を9つの分類に分けてどのような職業があるのかを解説しています。サービス業への就職を検討している人はぜひ確認してみてください。
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