Q

大学3年生
男性

自社養成パイロットになるためには、「出身大学」が重要になってきますか?

将来自社養成パイロットを目指している大学3年生です。

自社養成パイロットの募集要項を見ると学部・学科不問と書いてあることが多いですが、実際の採用では出身大学の学歴がやはり重要なのでしょうか?

ネット上では「高学歴が多い」といった情報も見かけて、自分の大学では厳しいのではないかと不安に感じています。特に採用実績が多い大学などがあれば知りたいです。

もし出身大学が大きく影響する場合今からできる対策や学歴以外で特にアピールすべきことなど、何かアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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難関大が多いのは事実! だがフィルターではない

募集要項うえは「不問」とされていますが、現実として合格者の多くは東大、早稲田、慶応、同志社といったいわゆる難関大学の出身者が多いという傾向があるのは事実です。

ただしこれは「学歴フィルター」があるというよりも、受験倍率が非常に高く応募してくる層(母集団)のレベルがそもそもハイレベルであることが理由だと考えられます。

企業側もパイロットには高い学習能力と判断力を求めるため、結果としてそうした大学の出身者が目立つということです。

大学名で諦めるな! 「英語力」と「適性」で勝負しよう

地方の国公立大学や、理系以外の学部から合格した人もいますので難関大学でないからといって夢を捨てるのはナンセンスです。

今からできる対策としては、まず英語力の徹底強化(英語面接の対策も含む)が挙げられます。

次に協調性が問われるためチーム活動の経験を積むことも重要です。

さらに判断力、冷静さ、協調性を示すエピソードを準備するなど、面接対策にも全力を注いでください。

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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大学名より学力! 本質的な学習能力が問われる

出身大学の名前そのものよりも「そのレベルの大学に入学できる学力があるかどうか」が重要だと考えます。

つまり問われているのは本質的な学習能力です。特定の大学が有利というわけではありませんが、結果的に難関大学の出身者が多くなる傾向にあります。

私の知るかぎりでは九州大学など地方の国立大学や、明治大学の看板学部など優秀な学生が多い印象です。文系理系は問われません。

身体適性が最重要! 英語と健康管理を徹底しよう

ただし学力以上に視力や脳波、血圧といった身体的な適性が厳しく問われます。

どんなに優秀な大学の出身者であっても、自分の努力ではどうにもならない身体検査で不合格になるケースは少なくありません。

パイロットを目指すのであれば大学で英語の勉強に熱心に取り組むとともに、常に健康管理を怠らないことが何よりも重要です。

航空業界に興味がある人は、ぜひ次の記事もチェックしてみてください。航空業界の特徴やビジネスモデル、求められる資質や就職するためのやるべきことなどを詳しく解説しています。

パイロットになるのが難しい理由については、こちらのQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。パイロットを目指している人は、ぜひ参考にしてみましょう。

パイロットの採用倍率が気になる人は、次のQ&Aも確認してみてください。

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